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#1763 形式と日本化
2026-10-30 04:45

#1763 形式と日本化

#1763 形式と日本化

アレクサンドル・コジェーヴは、20世紀フランスの哲学者であり、独自のヘーゲル解釈(『ヘーゲル読解入門』)で知られています。

今日は彼が説いた日本化についてお話します。

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笑倍繁盛チャンネル、望月まもるです。本日もよろしくお願いします。
アレクサンドル・コジェーヴという方がいるんですけどね。この方は、20世紀フランスの哲学者さんなんですよ。
でね、ヘーゲル・ドッカイ・ニューモンというですね、そういう本、解釈本ですね。こういう本を出している方なんですけども、この方がですね、
日本化っていうですね、日本についてですね、お話ししてるんですよ。
で、日本化っていうのは、これ何なのかというと、歴史の終わりの完成形って言うんですよね。
どういうことだって。コジェーヴはですね、アメリカやソ連ですね、まあ要は資本主義とか共産主義がですね、歴史の終わり、歴史の終わりっていうのは、人間が欲望を全うして、
闘争が消滅して動物的な状態になってしまうか、戻るか、あるいは理性的な相互承認ですね、人と人が相互承認に達する最終段階ですね、人間に、まあ人間らしい人間ということですね、に到達しているというふうに考えて
たんですね。
だから、共産主義にしても資本主義にしても、歴史の終わりっていうのは、まあ動物になるか、本当に人間になるかっていう、そういうことですね。
しかしですね、彼は後にですね、歴史の終わり以降の純粋な形式主義、これスノビズム、スノビスムって言うんですけどね、この純粋な形式主義が体現されている場として日本を上げたんですね。
何って、日本はすでにですね、ポスト歴史時代に、歴史時代に生きていると彼は言うんですね。
で、コジェイブはですね、日本人が実用性や目的とは無関係に形式ですね、儀式とか作法とかですね、そのものを楽しむスノビズムを極めた存在だと、こういうふうに説いたんですね。
具体例としては何かというと、作道とか能とか生け花とか剣道とか柔道だとか、こういうやつですね。
で、こういった伝統芸能をですね、要は欲望とか闘争とかそういったものがないですね、完璧な形式の追求、つまり剣道柔道とかそういうものは闘争がありますけどね、そうではないよね。
作道とか花道だとか能だとか、そういった伝統芸能なんか特にね、これは純粋にこの儀式、作法、形式ですね、これを重んじている行動の典型とみなしたわけですね。
で、コジェイブはだからこの日本においてはですね、歴史的活動、変革、戦争、革命はすでに終わっていて、残っているのはこの形式的な活動でだけだと解釈したんですね。
日本人は何かを否定したり変えたりする負の力ではなくてですね、すでに与えられた形式の中に留まる能力に長けていると。
この状態は歴史が終了した後に、歴史っていうのは先ほどの人か獣かっていうですね、これ終了した後に人間がこの形式にちゃんと留まろうとしている、スノブになることで動物に戻ることなく人間性の形式を維持し続ける
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未来像として描いたんですね。
で、このコジェイブはですね、この状態を日本化って呼んでてですね、西洋がこれから向かうべきだと、あるいは到達するんだっていうモデルとしてこの著書の中で提示したんですね。
でもですね、面白いのがね、日本をコジェイブ知らなかったんですよ。
彼が描写した日本は実際の日本社会っていうよりは、ヘイゲルの読解に基づく概念的なものなんですね。
そういうふうに言われてるんですね。
でも実際どうなのかなと、今は思うわけですよね。
形式的なものっていうのは確かに日本の中には多数存在してるなとは思いますけども、
ずっとお話ししてる中ではやっぱりその獣化というか、原子炉の影響を受けすぎちゃってるっていうね、こういう一面も否めないですからね、本当にね。
なので、今後日本がですね、獣になるか人としてですね、本当にこの最終形態を維持しちゃんとできるのかなんていうのはですね、
今後見ていかないとどうとも言えないんじゃないの?というふうには思います。
ということで、本日も最後まで聞いていただき誠にありがとうございます。また明日お会いしましょう。それではバイバイ。
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