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#1653 価値の価値観
2026-07-12 07:49

#1653 価値の価値観

#1653 価値の価値観


自分のサービスの「価値」をどこで測っていますか?

技術の高さ?資格の数?他と比べた優位性?

実は価値って自分が思っているより
はるかに多層的なものなのです。

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笑倍繁盛チャンネル、望月まもるです。本日もよろしくお願いしまーす。
自分のサービスの価値っていうのをどこで測ってますか? 技術が高いか低いかとか、資格をいっぱい持ってるかとか、他と比べた優位性であったりとか、
何なんでしょうね。実は価値っていうのはですね、自分が思っているより、まあ遥かに多層的なもの、ミルフィーユみたい、こんなものなんですね。
まずね、虫の目っていうのはね、この目の前の一人のお客さんをぐっと近づいてみるっていうですね、近くで見る目なんですけども、それでちょっと見てみましょうか。
一人のお客さんが自分のところに来てくれるまでにね、何があったかなっていうのを想像してもらいたいですよね。
ネットで調べてくれたかもしれないし、誰かに聞いたのかもしれないし、言う気出して予約してくれたから来たんだよね。
当時は少し緊張して扉を開けたかもしれないしね。その人は何を持ってきたのかなっていうことなんですよね。
肌こりとか腰痛だとか、サロンとかだったらウエストが太いとか体重が重いとか、症状とか悩みだけでもないかなと思いますよね。
その悩みを抱えて過ごした時間とか、誰にも言えなかった不安とか、バカにされたことがある思い出とか、嫌な思い出とか。
これで良くなるかなっていう、小さいけども切実な希望とか、こういったものを持ってきてくれてるんですよね。
多くのサービス業の人たちが触れているのは、特に希望の部分なんですよね。
すると技術だけじゃないんですね。お客様の体や症状や悩みだけでもないんですね。
そのお客様の生活とか感情とか、未来への期待とか、こういったものに接しているのがサービス業に従事する方たち、特に施術者なんですよね。
ところがですね、商売始めたばかりの人はここで止まっちゃうんですよ。
良くしてあげたとか、今日は効いたとか、解決できたとかね。
このぐらいで完結させちゃうんですよね。
ところがですね、虫の目をもっと近づけるとですね、まだ見えていないものもあるんですね。
それは何かというとですね、その人が帰った後の生活がどう変わったかなんですよ。
痛みが取れたらどうなるのかと。
久しぶりに孫と散歩できたとか、ようやく飼い犬ちゃんと散歩に連れて行くことができたとか。
悩みがなくなったから家族に笑顔を見せられたとか、動けるようになったから前向きに仕事に臨めるようになったとか。
施術者が提供するサービスの価値というのはですね、院の中とか相談室の中とか、それが終わってないんですね。
その人の人生の続きの中でですね、脈々と生きてるんですね。
だからこの続きまで自分が想像できるようになると、自分の仕事の本当の価値に初めて気が付けるんですね。
で、次がですね、鳥の目なんですね。
鳥の目っていうのは高く上がって広い視野で見る目ですね。
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自分の商売っていうのはさ、社会の中でどんな役割を果たしているのかね。
あの、鎮骨院の先生が地域の高齢者の痛みをね、取り続けるってことはどうなのかというと、
その人たちが自立した生活を送れるっていうことに繋がりますわね。
で、自立した高齢者が増えるとどうなるかというと、家族の負担減りますね。
で、地域の医療費も減りますね。
で、だからご家族もさ、仕事とか子育てに集中できますよね。
なんだろう、元気なもんだから子供を預かってもらえますよね。
って感じでね、自分の商売っていうのは目の前の一人に届いているだけではないんですよ。
その一人を中心にしてですね、波紋のように広がる連鎖とか因果とか、そういったものの起点に立ってたりするんですね。
で、経済学者のですね、アダム・スミスさんという方がいて、僕この方結構好きなんですけども、
道徳感情論の中でこんなこと言ったんですね。
人間は他者ですね、自分以外の他者の境遇に関心を持ち、他者の幸福を自分のことのように感じる能力を持つ。
こういうふうに言ってるんですね。
商売の価値っていうのはこのですね、他者の幸福を自分のことのように感じる能力っていうのが形になったものなんですね。
なので技術やサービスっていうのはですね、その器表現方法に過ぎないんですよ。
器の中身は何かというと、他者への関心なんですね。
これは愛とかね、いろんな表現はされてますけどね。
でね、もう一個、この鳥の上で見えるものっていうのがですね、先ほどもちょっとあったんですけどね、時間軸のもっとグンと広げたやつですね。
今日来てくれたお客さんが10年後にどうなっていくかって話なんですよ。
通ってくれた結果ですね、健康でいられたりとか経営が安定したりとか、人生の選択肢が広がったとか、お客さんの10年後の姿もまたね、今日ですよ。
今日自分が行ったサービスの本当の価値なんですね。
虫の目と鳥の目、両方で見えたことを整理しましょうか。
価値ってのは4つの層があるんですね。
1個目が機能的な価値ですね。これは痛みが取れるとか問題解決するとかいう直接の結果ですね。
2番目は感情的な価値ですね。
安心したとか信頼できたとかまた来たいと思ったっていう感覚的なものですね。
3番目は生活的な価値ですね。
その後の日常がどう変わっていったかっていうですね、お客さんの生活上の変化ですね。
4番目は社会的な価値ですね。
自分を中心にして周囲の人とか地域だとか、どういう良い影響が広がっていくかっていうことですね。
起業したての人とか、まだ商売に慣れてない人はね、1だけを頑張って売ろうとするのよ。
痛みが取れるとか問題解決するとかね、こんなの当たり前すぎるの。
そんなの当たり前すぎるの。
お客さんが財布を開く理由っていうのは2から上です。
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だからそこまで至れるかどうかってところは、修行でございます。
松下幸之助さんはですね、商売っていうのは世の中に価値を提供することだよと。
利益はその結果としてついてくるものなんだよと言ったんですよ。
利益ばっかり追いかけると、売れた、痛みが取れた、問題解決した、これ1だけになるんですね。
でも価値を追いかけると1から4まで全てが動くんですね。
だから自分のサービスの価値っていうのを1だけで考えない。
枠が狭いですからね。
そこだけではなくて、お客様のその先の人生まで想像してみる。
その周りまで想像してみる。
そのお客さんが社会の中でどんな役割を持っているのか。
それからあとは自分もまた社会の中でどんな役割を持っているのか。
こういうものを想像するんですね。
虫の目で深く見たり、鳥の目で広く見たりすると、
この価値の4層がよく分かるようになるし、それを体験できるようになってきます。
すると自分の仕事の本当の価値を本当の意味で語れるようになってくるわけですよ。
この語れる言葉が正当な価格への最も力強い根拠になるんですよというところなんです。
ということで本日は価値は4層あるよと虫の目で見てみました。
この虫の目、鳥の目というのはバカの壁で有名な養老さんがこの本を書いていて、
この本も非常に面白いので機会があったら読んでみてください。
ということでまた明日お会いしましょう。
それではバイバイ。
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