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This is はみだし系ライフの歩き方。 I'm Yukari Peerless.
周りが決めた道からはみ出して、自分だけの生き方をする人を応援するポッドキャスト。 はみだし系ライフの歩き方。
Welcome to Episode 268. みなさん、こんにちは。ピアレスゆかりです。
日本はまだまだ寒い日が続いているようですが、体調など崩されていないでしょうか。
さて、今週はみんなの大好きなバウンダリーの話を再度したいと思います。
日々生きていく上で、毎回私が実感するのは、様々な学びは練習ということです。
いろんな本やコースなどで、生きるためのヒントみたいなことを学んでも、人間って気をつけていないとすぐにその教えを忘れてしまいますよね。
なので、このポッドキャストでは過去に話したトピックでも、定期的に何度でも取り上げていきたいと思います。
今週、ブレネブランブッククラブではバウンダリーについて読んでいったんですが、やっぱり難しいですね。
バウンダリーとは日本語にすると、一言で言うと境界線のこと。
過去のエピソードですと、第180回で話していますが、一番簡単な説明は、何がOKで何がOKじゃないかをはっきりさせることです。
また、最近ではシーズン6の第253回、罪悪感と文化的プレッシャーというエピソードでも話していますが、
バウンダリーとは自分にとって大切なことを提示して、相手に引っ張られないことでもあります。
いくつか例を挙げたいと思います。
例えば、職場で上司や同僚から仕事を頼まれるときに、自分のキャパシティ以上のもの、
このキャパシティというのは能力という意味でもあり、時間とかスケジュールといった絶対的な余裕という意味でもあります。
引き受けないこと。これはできません。これは時間がないので無理です。
今、他の仕事でいっぱいなので、他の人にお願いしてくださいということ。これがバウンダリーです。
もう一つ、例えば、遠くに住んでいる友達が自分の住んでいる町に来ることになったとき、
止めてもらっていい?と聞かれたときに、
人を止めたらいろいろお世話で自分が大変になりそうだとわかっているので、
会いたいけどうちに止めるのは難しいなと断ること。これもバウンダリーです。
そして、会社や学校で自分と仲良い人がプライベートなこと、もしくは仕事や勉強のことで悩んでいて、
なんとかしてサポートしてあげたいけど、そうすると自分もその問題に引っ張られそうなとき、
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その人に優しく接してあげて、休み取った方がいいよとか声をかけてあげつつも、
その友達の問題に巻き込まれないように距離を置くこと。これもバウンダリーです。
難しいですよね。でも毎回毎回100%完璧にバウンダリーを引ける人はそういないと思います。
だから毎日が練習なんです。
あなたの日々の生活の中で、もしくは仕事関係で、誰かを恨んだり、
なんで私ばっかりとか、もやもやしたりするとき、そういうときはほぼ間違いなく、
あなたがバウンダリーがきちんと引けていないからです。さっき話したことに少し戻ります。
バウンダリーとは単に断ること、NOということだけではありません。
数分前に言いましたが、自分にとって大切なことを提示することです。
提示という言い方は分かりにくいかもしれません。要求と言い換えてもいいと思います。
自分が必要なことを要求すること、それもバウンダリーです。
例えば、家事や子育てを手伝ってくれないパートナーに、何も言わずに一人でもやもやするのは、
パートナーに手伝ってもらうことを要求していないからですよね。
これは第253回で話したことですが、繰り返しますね。
バウンダリーをきちんとするということは、自分を大事にすることです。
自分を大事にすること、自分の軸を作っていくということは、他人をがっかりさせることが増えるということでもあります。
でも、一番がっかりさせちゃいけないのは自分なんですよね。
昨夜のブッククラブで、バウンダリーが難しいのは、断ったり、NOと言ったり、助けを求めたりすることで、
人にがっかりされたり、嫌われたりすることが怖いからじゃないかという話になりました。
みんなに好かれたいと思うのは人の差がだと思うので、それ自体は悪いことじゃないと思います。
私だって人に好かれたら嬉しいです。でも、世界中の人全員に好かれることっていうのは不可能ですよね。
じゃあ、人に好かれないことがどうして怖いんでしょうか。
それは私はこれでいいと思えていないからではないでしょうか。
バウンダリーを引くようになって、自分を大事にして、自分にとって大事じゃないこと、もしくは自分がしんどくなることにはNOと言うようになると、
最初はそのことについて怒る人も出てくるでしょう。
でも本当にこれは何度でも繰り返したいんですが、
あなたにとって大事なことを尊重してくれなくて、あなたがやりたくないことをやることを主張してくる人、
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というのはあなたにとってそんなに大事な人なんでしょうか。
本当にあなたのことを信頼してくれて尊重してくれる友人や同僚や上司や家族だったら、理解してくれるはずです。
最初は戸惑われるかもしれませんが、根気よく一貫してバウンダリーを引いていけば、きっと理解してくれるはずです。
そして以前のエピソードでも何度か話していますが、会社や組織で信頼されるのはきちんとしたバウンダリーを持っている人なんですね。
あの人はできないときはちゃんとできないって言ってくれる。だからあの人が引き受けてくれるときは本当に任せられると思ってもらえるんですね。
そして自分の軸がしっかりできてきて、私はこれでいいと思えるようになると、
全員に好かれなくても別にいいやと考えられるようになります。
私も今は別に会う人全員に好かれなくても構いません。
私は自分が好きだし、人から好かれるってことが自分の中の優先順位の中でどんどん低くなっていくんですね。
そしてきちんと一貫してバウンダリーを引く練習をしていくと、
NOと言っても個人的に受け止めずに付き合える人だけが自分を好いてくれるようになります。
さてどうでしょうか。バウンダリーのコンセプトは最初はなかなか理解が難しいかもしれませんが、何度も掘り下げて考えていくときっとピンとくると思います。
質問やコメントご相談がある方はぜひメールしてくださいね。
さてそれでは今週のポジティブです。
今週のポジティブは新しい人に会う機会が今週は2回ありまして、どちらもとてもいい刺激になったということですかね。
やっぱり人との出会いって気分を上げてくれますよね。
今年はなんかもっともっといろんな素敵な人と出会えるといいなぁと思っています。
それでは今週もお聞いただきありがとうございました。
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さて、ここまで聞いてくださった方に今週の内緒話をお話します。
今週の内緒話はですね、我が家のドアの閉まり具合で季節の変わり目がわかるんですけど、これ皆さん経験ありますか?
うちのですね、ベッドルームのドアが温かい時期だと、たぶん木が固調するんですかね。
で、ドアが閉まらなくなるんですよ。
でもね、最近年明けに寒波が来て一気に寒くなって以来、ドアが閉まるようになりました。
だから木がこう、なんて言うんですか、膨らんだり縮んだりしてるんだろうと思うんですけど、なんか不思議ですよね。
皆さんのお宅でもそういうことはないですか?なんか不思議だけど、面白いなと思いました。
というわけで、今週も黙らない女、黙らない人でいてくださいね。
Be brave, be kind, but don't be silent. Your voice matters.
Stay safe everyone and thank you for listening. Bye!
