This is はみだし系ライフの歩きかた。 I'm Yukari Peerless.
周りが決めた道からはみ出して、自分だけの生き方をする人を応援するポッドキャスト。 はみだし系ライフの歩きかた。
Welcome to episode 251. みなさん、こんにちは。ピアレスゆかりです。
2023年も後半に差し掛かってきましたが、みなさん、今年の目標とか抱負とか、覚えてますか?
私は毎年3つの言葉をキーワードとして選んでるんですが、この辺りでね、もう一度、今年のゴールみたいなのを見直してみる、いい機会なんじゃないかなと思います。
さて、今週のゲストは、インティマシーコーディネーターの西山桃子さんです。
桃子さんは、今期のブレネーブラウンブッククラブにも参加してくださっていて、
私も以前からインティマシーコーディネーターという仕事にとても興味があったので、ぜひお話を伺いたいなと思って来ていただきました。
今回久しぶりに長めのエピソードになっていますけど、本当に日本の映像業界について、インティマシーコーディネーターの舞台裏、
そしてそこから日本人の性質みたいな話まですごく盛り上がりました。
それでは早速、西山桃子さんとの会話を楽しみください。
今週のゲストは西山桃子さんです。どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
桃子さんはブッククラブにも参加してくださっていて、でもその時に初めてブッククラブ参加したいですって連絡をいただいた時に、
結構いろんな人からメールが来るので、別に怒っているわけじゃ全然ないんだけど、どういう方ですかっていうのを一応なんとなく単に興味があるんですよ。
どこでブッククラブのことを知ったんですかとか、そういう感じで桃子さんにメールしたらインティマシーコーディネーターをされているってことを知って、
えーってめっちゃ興味あるってその時からずっと思っていて、ここに手元にネットで見つけてきたプロフィールがあるんですけど、ちょっと読んでいいですか。
16歳の時にアイルランドダブリンに留学、現地の高校とカレッジを卒業後、チェコのプラハ芸術アカデミーで学ぶ。
2008年に帰国してアフリカ専門の撮影コーディネーターとして活動していると。
2016年からフリーランス、2020年に米国のインティマシープロフェッショナルズアソシエーションにて日本人で初めてインティマシーコーディネーターの資格を取得という、
超簡単なプロフィールなんですけれども、付け足すことはありますか。
ないです、全然。すごいシンプル。私、もともと本当にインティマシーコーディネーターの資格を取得するまで、今はインティマシーコーディネーター以外にもハラスメント相談院カウンセラーだったりとか、
ボディラゲージ国際協会の認定トレーナーだったりとか、アンコンシアスバイアス認定トレーナーの資格を取得したんですけど、
インティマシーコーディネーターになるまでは、よくある履歴書に書いてある資格欄というところに何も書いてない人だったから、本当にシンプルです。
のむちゃん、インターネットシークルデータって仕事知ってる?って言われて、
そんなの聞いたこともなかったし、
聞いたこともない、何それ?って言ったら、
ちょっと調べてみて。
で、今日本でトレーニングをするって話を聞いたから、
もし良ければその人知ってるからつなぐよって言われて、
で、ほらそんなやることもないし、
まあ1回やってみるかぐらいの感じで、
あ、じゃあ紹介してって言って紹介してもらったのがIPAの代表。
で、そこで急にトントントンってやることになった。
すごい。
じゃあちょっとここで知らない人のために、
インテマシーコーディネーターって何?っていうのを説明してもらえますか。
最近すごいなんかいろんな多角化してきてるなと思うんですけど、
基本的にはコーディネーターで、
俳優と監督演出の間に立って、
いわゆるベッドシーンだったり、性描写があるシーンだったりとか、
ヌーディティ、ヌードがあるシーンに立ち会うコーディネーター。
で、まずは監督からの制作意図、演出意図みたいなのを聞き出して、
このシーンをどういうシーンにして、どこまでの露出があって、
どういう行為をするのかっていうのを、
やっぱり台本を読んだだけだと分からないので、監督から詳しく聞いて、
ここのキスは例えば、下使えますか?使えませんか?とか、
ここ脱ぐってあるけど、どこまで脱ぎますか?とか、
ブラジャー見えますか?それともブラジャーも飛びますか?みたいなのを、
全部明確にした上で、俳優部にそれを、
監督のイメージはこのシーンはこうです、こうですっていう説明をした上で、
どうですか?例えばこのシーンで、ブラジャー外すけど、
トップは見えないにしても、もしかして胸が見えるかもしれないで、
いくかですか?みたいなのを、男性女性性別関わらず、
同意を取っていく。
で、それがその役者さんの中で、いろんなやっぱりバンダリってあるから、
境界線みたいなのを明確にした上で、
例えばここだったらいいけど、ここは嫌とか、
ここは触られたくないけど、ここは触ってもOKみたいなのを、
1回監督に話をして、この方とこういう話をしました。
こういうことだったら大丈夫ですっていう話をして、
監督の方が、じゃあこういうふうに撮ろうかとか、
っていうふうな感じで、撮影前までにある程度のシーンを、
みんな同じページに立って理解できるっていうところを、
手伝うコーディネーターですね。
そうか、面白い。
で、この視覚は2020年に撮られたっていうことなんですね。
それで日本にはまだ2人しかいないっていうのは本当なんですか?
その視覚を持っている人は。
今、私が把握している限り、
私ともう1人の人が一緒に視覚を取得したので、
2人なんだけれども、
今はやっぱり各自で撮られている方もいらっしゃると思うんですよね。
だからオフィシャルには、私が知っている私たちの団体からは2人。
なるほど。
今のところ多分日本で2人なんじゃないかな。
面白い。
で、このインテマシーコーディネーターっていう仕事、
これアメリカ、アメリカっていうか海外にはいつぐらいからあったんですかね。
2018年から映像の世界に入ってきたのは2018年。
それ以前はそういうのはなかったってことですよね。
なかったですけど、なんかこの舞台がやっぱり盛んな国、イギリスだったりとか、
アメリカのブロードウェイとかはやっぱりインテマシーディレクターっていう人たちが前から存在してた。
なるほどね。
インテマシーコーディネーターっていうのは、ディレクターっていうのは映像の世界では監督とか助監督しか使えないから、
インテマシーコーディネーターっていう名前に変わって、
2018年から広がっているっていうふうに。
なるほど。
そうですね、いわゆるラブシーンって、確かどこかの、
どこかのね、ももこさんがインタビューされてる記事で読んだんだけど、
台本を見たら、そこで2人は一晩を過ごしたってしか書いてなくて、
一晩を過ごしたってどういうことって、ただお話ししてただけそれとも、
私やっぱりアイルランド住んだ1年はすごい辛かったですね、最初の1年って。
今でも覚えてるのが、やっぱりやっぱりすごい日本人だったんですよ。
英語もそんな喋れないし、日本では喋れてたけど海外では喋れないじゃないですか。
その時に、もう本当にアイルリッシュの子に言われたのが、
彼女は本当にいつもただニコニコして、
I'm fineか大丈夫しか言ってないみたいなこと言われたときに、
ああ、本当にそこでやばいなって思ったんだけど、
じゃあどうしたらいいの?みたいなのは今でも覚えてるから、
だからそれがずっと引きずってますよね。
でも変えれてる気がしない。
でもすごい色々やってるじゃないですか、ももこさん今。
やってるけど、やっぱり夢がある人って羨ましいなって思います、私は。
夢ないの?ないの?
あります。私はないです。
私はなんか、たぶん仕事としては向いている。
仕事としては得意ではある。
ただ好きな仕事ですかって言われたら、たぶんそんな好きじゃない気もするんですよね。
なるほど。
でも向いてるからやってるし、需要があるからやってるだけ。
お金とか時間とかそういうの全然全く無視して、そういうの問題ないとしたら何をやりたいんですか?
いつも思います。何やりたいんだろう。
考えてるんだ。
何やりたいんだろうと思ったら、ドックシェルターとかで働きたいとか、
たぶんそういうことがやりたいのかもしれないとか、
だから全然そこにコンプレックスありますよね。
やりたいことをできている人っていうのが、
やりたいことが分かっている人っていうところに非常に興味がある。
どうやって見つけたのとか。
もう40過ぎて言ってるけど、
それぐらい、あんまり自分と向き合ってこなかったのかもしれないですよね。
なるほど。
その時やりたいことやってるでしょ。
これやりたい、これやりたいっていうのやってるんだけど、
じゃあ本当に大きいテーマとして、何がやりたいんだってなると、
そんなにやりたいことないかな。
本当は家にずっといたいんですよ。
これぐらいかもしれない。
もしれないところだから、比較的覚えておかないようにしてるのかもしれないです。
日本って結構、この十何年生きていくと、やっぱしんどいこと多くて、
日々しんどいなと思ってる、最近。
分かる。日本はね。
海外に住むとかいう選択肢はないんですか?
今はないですね。今はうち犬がいる。老犬を飼っているので。
老犬が元気なうちは、まだ日本にいようかなっていうぐらい。
本当でもそれぐらいです、日本にいる理由。
ただやっぱ仕事も日本であるし、
今後はどうなっていくかは分からないけど、今はまだ、この一、二年はまだ日本にいるかな。
なるほど、なるほど。ありがとうございます。
じゃあ、これから10個質問しますので、深く考えずに答えてください。
1番、飽きずに何度も見れる映画は何ですか?
飽きずに何度も見れる映画は、レインマン。
私、実はレインマンって見たことないんだよね。
じゃあ、今度見てみます。
いいでしょ?すごい名作ってみんな言うから。
あれで英語を覚えました、私。あれ何十回も見て。
最近見てないけど。
すごい。
2番、今何を読んでいますか?もしくは最後に読んだ本は。
今は、韓国のドラマがわかるなんとかかんとかみたいな本を読み出しました。
最近やっぱり韓国ドラマとか、私、経営コンテンツにすごい興味があって、
なんでこんなに面白いの作れるんだろうみたいな。
面白いですね。
それの本を読み出しましたね。
ちょっとこれ気になったんだけど、ももさん、韓国語も話せるんですか?
全然話せないんですよ。勉強してるんですけど。
ツイッター見たら、名前が韓国語になってたから、もしかして韓国語も話せる。
勉強してるんですか?
勉強してます。してるけど全然しゃべれない。こんなにしゃべれないもんかと思います。びっくりした。
私も無理だ。今から学ぶとか難しい。
なるほど。OK、じゃあ3番。財源の名は何ですか?
いつも心に太陽。
誰が言ったんだっけ?歌のタイトルでしょ?
これ全然わかんない。私、ドラマで昔見て西田俊幸さんとすごいクライアントのドラマだったんですけど、
遠山京子さんかなんかのドラマの。
遠山京子って久しぶりに聞いたな。
懐かしいですよね。
それのなんかタイトル、なんかの会話でいつも心に太陽って言われて。
いいっすね。
OK、4番。何が怖いですか?怖いものは何ですか?
幽霊。
私もダメだ。
あと、東京のマイネーション。
コーディネーターとか、出張が多いと一人でホテルに泊まるのって怖くないですか?
同業者は別のホテルの他の部屋に泊まってたりとかするかも。
寝るのは一人でしょ?
寝るのは一人でしょ?
そういうのは怖くないですか?
やっぱり気持ち悪いなっていうとこはあったりとかすると、部屋変えてもらったりとかする。
NOと言いにくいという話は以前にもしていますけれども、
今回やっぱりそうなんだなと実感しました。
これこのポッドキャストのスローガンの一つになるくらい何度も言っていますけれども、
正しいことはめんどくさいんですね。
めんどくさいことをいかにめんどくさがらずにやるか。
そしてもう一つ大切なことが余裕です。
余裕については第229回で話していますけれども、
変化を起こすためのすべての根源は、
余裕があるかどうかにかかっていると言っても過言ではないと私は思っています。
今回も皆さんからの感想をお待ちしています。
さて4月からのブレネーブラウンブッククラブがきのう終了しました。
次は7月からBrave in the Wildernessという本を読んでいきます。
Belonging。何かに属するってどういうこと?
自分軸で生きるってどういうこと?について学ぶ本です。
現在半分くらい先が埋まっています。
日本時間7月2日日曜日の朝10時から、
北米時間では7月1日土曜日の夜から開始です。
興味のある方はこのエピソードの詳細欄をどうぞ。
そして先週もお知らせしましたが、
バルネラビリティアノニマスの会を日本時間6月24日土曜日朝10時から、
北米時間では23日金曜日の夜開催します。
参加費は1000円です。
このエピソードの詳細欄にリンクを貼ってありますので、参加したい方はご連絡ください。
さてそれでは今週のポジティブです。
今週のポジティブはこれブッククラブで昨日シェアしたんですけれども、
昨日オペラのリサイタルに行くためにバスで行こうとしていたら、
自分がバス停の反対側にいるときにバスが早く来てしまって乗り遅れたんですね。
で次のバスを待ってたらリサイタルの開始1分前とかに到着とかになっててこのマップで。
で結構イライラしてて焦ってたんですけど、
私のマントラですね。
という呪文を唱えていたら予定よりも早くバスが来て、
しかもバス代を払おうとしたら料金箱が壊れてるから払わなくていいって言われて、
なんかすっごいラッキーって思いました。
やっぱりね、こういう風にいいことがあると思っているといいことってあるんだなと思った出来事でした。
それでは今週もお聞きいただきありがとうございました。
はみ出し系ライフの歩き方は、プロデューサー・ホストのピアレスゆかりが、
未成都のコースト・セイリッシュ領域であるカナダ・ブリティッシュ・コロンビア州・ビクトリアで制作しています。
はみ来のインスタアカウントははみ出し系です。
また、Facebookにもリスナーさんのグループ、はみ来コミュニティがありますので是非ご参加ください。
番組へのサポートは、PayPal、もしくは月ごとのサポートはPatreonで可能です。