1. はみだし系ライフの歩きかた
  2. Ep. 251 インティマシーコーデ..
2023-06-12 1:10:44

Ep. 251 インティマシーコーディネーターって何? コンセント(同意)と、ノーと言えない日本人

今週のゲストは、インティマシーコーディネーターの西山ももこさん

インティマシーコーディネーターの仕事の内容と、コンセント(同意)について、そしてノーと言わない日本人、日本の映像業界の闇など、盛り上がりました!

「自分軸で生きる」とはどういうことか?

ブレネー・ブラウン ブッククラブ 日本時間7月2日開始 

ヴァルネラビリティ・アノニマス:日本時間6月24日朝10時から(北米時間23日夜)

参加希望者はメッセージください。定員10名です。

ヴァルネラビリティ・アノニマスとは?

ゆかりのニュースレターに登録する

ゆかりの英語ニュースレター Dual Perspectives

今週のポジティブ、今週のブレイブ、エピソードの感想などはメールでこちらから送ってください。

「ブレネー・ブラウンって誰?」

☆ゆかりの Instagram 

☆はみライ Instagram 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

いつも聴いて頂いてありがとうございます!

今週もみなさんからのコメント、ご質問を募集しています。また、このポッドキャストをより多くの方に聴いて頂くために、ぜひシェアして下さい。

Facebook 非公開グループ「はみライコミュニティ」年齢性別関係なくご参加下さい♪

はみライ公式SHOPもオープンしました!

Patreonでの毎月サポートも募集中です!

不定期でのサポート用に、ペイパルアカウントも作成しました。お好きな金額でサポートできます。こちらからどうぞ

Apple Podcastにて☆とレビューをつけて下さった方にははみライステッカーをお送りします☆住所をお知らせ下さい。

はみライのスポンサーに関するお問合せ、感想メールなどはこちらから

はみだし系ライフの歩きかた(はみライ)はプロデューサー・ホストのピアレス ゆかりが未譲渡のコーストセイリッシュ領域であるカナダブリティッシュコロンビア州ビクトリアで制作しています。

番組の感想、ゆかりへの質問、今週のポジティブ、今週のブレイブはhamidashikei@gmail.comまでどうぞ。

番組へのサポートは、ペイパル、もしくは月ごとのサポートはPatreonで可能です。いつもサポートしてくださっているパトロンのみなさんありがとうございます。

インティマシーコーディネーターの舞台裏
This is はみだし系ライフの歩きかた。 I'm Yukari Peerless.
周りが決めた道からはみ出して、自分だけの生き方をする人を応援するポッドキャスト。 はみだし系ライフの歩きかた。
Welcome to episode 251. みなさん、こんにちは。ピアレスゆかりです。
2023年も後半に差し掛かってきましたが、みなさん、今年の目標とか抱負とか、覚えてますか?
私は毎年3つの言葉をキーワードとして選んでるんですが、この辺りでね、もう一度、今年のゴールみたいなのを見直してみる、いい機会なんじゃないかなと思います。
さて、今週のゲストは、インティマシーコーディネーターの西山桃子さんです。
桃子さんは、今期のブレネーブラウンブッククラブにも参加してくださっていて、
私も以前からインティマシーコーディネーターという仕事にとても興味があったので、ぜひお話を伺いたいなと思って来ていただきました。
今回久しぶりに長めのエピソードになっていますけど、本当に日本の映像業界について、インティマシーコーディネーターの舞台裏、
そしてそこから日本人の性質みたいな話まですごく盛り上がりました。
それでは早速、西山桃子さんとの会話を楽しみください。
今週のゲストは西山桃子さんです。どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
桃子さんはブッククラブにも参加してくださっていて、でもその時に初めてブッククラブ参加したいですって連絡をいただいた時に、
結構いろんな人からメールが来るので、別に怒っているわけじゃ全然ないんだけど、どういう方ですかっていうのを一応なんとなく単に興味があるんですよ。
どこでブッククラブのことを知ったんですかとか、そういう感じで桃子さんにメールしたらインティマシーコーディネーターをされているってことを知って、
えーってめっちゃ興味あるってその時からずっと思っていて、ここに手元にネットで見つけてきたプロフィールがあるんですけど、ちょっと読んでいいですか。
16歳の時にアイルランドダブリンに留学、現地の高校とカレッジを卒業後、チェコのプラハ芸術アカデミーで学ぶ。
2008年に帰国してアフリカ専門の撮影コーディネーターとして活動していると。
2016年からフリーランス、2020年に米国のインティマシープロフェッショナルズアソシエーションにて日本人で初めてインティマシーコーディネーターの資格を取得という、
超簡単なプロフィールなんですけれども、付け足すことはありますか。
ないです、全然。すごいシンプル。私、もともと本当にインティマシーコーディネーターの資格を取得するまで、今はインティマシーコーディネーター以外にもハラスメント相談院カウンセラーだったりとか、
ボディラゲージ国際協会の認定トレーナーだったりとか、アンコンシアスバイアス認定トレーナーの資格を取得したんですけど、
インティマシーコーディネーターになるまでは、よくある履歴書に書いてある資格欄というところに何も書いてない人だったから、本当にシンプルです。
ももこさんの経歴
プロフィールによると、最初アイルランドに6年留学、その後チェコに行ってまた留学。
その次、日本に帰国されてからアフリカ専門のコーディネート会社に就職というところが、なぜいきなりアフリカ専門のコーディネート会社になるのかなというのが面白いなと思ったんですけど、それはどういう経緯でそうなったんですか。
私は基本もう全部なり行き、本当に何にも計画していってこなかったから、アイルランドの彼氏終わって、どうしようかなと思ったときにちょうど友人から、友人がバックパックで旅行していて、チェコから手紙が届いて、チェコってすごく芸術が盛んだし、桃子もきっと好きだよみたいなことが書いてあったから、じゃあ行こうかなと思って。
チェコにちょうど行ったら芸大が入試が来週からあるよみたいなこと言われて、じゃあ受けてみるって言って、一回また戻ってきて、受けたら分かったんで、戻ったっていうだけ。
で、そこで普通にダンスやって、ダンスをやってたんです私ずっと。ダンスをやって、私これじゃ食べていけないなと思ったときに、ちょうどチェコって撮影がすごく多かったんですよ、やっぱりきれいだし、物価も東欧だから安い、人件費も含めて安いから、撮影がすごく日本のも含めて多くて、
そこで初めて撮影のバイトをして、これだったらできるかもと思って、日本にひとまず帰ろうと思って。
で、やっぱりヨーロッパに住んだ人ってわかると思うんですけど、ヨーロッパってすごく居心地がいいから、ずっといれるわけですよね。
仕事をそんなにがむしゃらにやらなくても。でも、やっぱりキャリアっていう意味では、私はここで日本食屋さんで働いたりとかしてて、あと観光客に向けてとか、だけど、このままやっても仕事のキャリアにはつながんないなっていうのと、
なんでしょうね、やっぱり日本急に帰りたかったんですよね。で、ちょうど結婚するタイミングがチェコ人の人だったんで、その彼が香港に転勤になったんですよ。
あ、じゃあ私日本帰るわって。で、日本帰って就職したら、ただ単にリクナビネクストみたいなので募集してたのが、アフリカのコーディネーター。だからアフリカ行ったことなかったですよ、それまで。
すごい。でも、アイルランドにいらっしゃったから英語とかもできたわけでしょ?
そうそう。
で、ヨーロッパにも行ってるから、外国の経験はあるっていうことですよね。
それだけ。
本当に今回いろいろ聞きたいことがあるんですけど、ももこさん、でも日本に帰ってきて、コーディネートの会社に入ったのが、いわゆる映像業界に入った最初なんですか?
別にフィルムスクールに行ったとか。
行ってない。
そういうのじゃないんですね。
全く興味がない。もちろん見てるとか、もちろん本も好きだし映画も好きだったから、一番最初にやっぱり映画のトム・クルーズの遥かなる大地へって見たときに、これ聞いたもん、トム・クルーズの。
それ見て、英語勉強しようと思ったんですよ。
トム・クルーズか。
トム・クルーズかっこいい。
トム・クルーズみたいな人と結婚したいみたいな。
わかる。
なるほどね。
結婚した人は全然違いましたけどね。全然普通にチェコ人だったけど。
映画とかも好きだったっていうのはあるけども、全然映像の仕事したいとは思ったこともなかったし、
海外ロケコーディネーターからインティマシーコーディネーターへ転換する経緯
日本帰ってきて、やっぱり私の特技としては言葉があったから、そこを活かす仕事ができたらなみたいな感じで、
一番最初に日本帰ってきて、やっぱり派遣みたいな感じでやったりとか、
制作会社とかに契約社員みたいな感じで、6ヶ月ぐらいは日本帰ってきたとき、やっぱり試行錯誤じゃないですか。
そうですね。
だから、アフリカのコーディネート会社に落ち着くまでは2009年、だから1年弱ぐらい、6ヶ月ぐらいは日本でテンテンとしながらって感じでしたね。
ということ、その後8年間アフリカ、インドでのロケを行ってきたと。
海外ロケコーディネーターみたいなお仕事だと思うんですけど、そこでなぜインテリマシーコーディネーターに転換しようと思ったんですか。
今も私アフリカやってて、来週もアフリカ行くんですけど。
見ました、フェイスブックで。
フェイスブックで、いいなって思いなってるんですけど。
でも、やっぱり私その当時って、2000何年からだ、9年から2020年ぐらいまで、本当に月に最低1回、多い時は3回ぐらい海外で。
すごい。
もう行って帰ってきて、行って帰ってきてもやってて、それ自体は私全然苦じゃなかったんですけど、
私もともとバラエティ好きだし、バラエティに対してアホ臭いことやってるとか思わないんだけど、
ただやっぱり男性社会ですよね、基本は。
男性社会の中で、本当にロケに来る人ってほとんど男性なんですよ。
私もそんなの意識もしたことなかったし、当たり前にやってたんだけど、
年々求められることが、例えば日本の会議室で話し合ったことを、アフリカで現地で取ってこい、みたいになってる。
でもリアルって違うじゃないですか。
あそこに合わせていくっていうのがすごくしんどくなってきちゃって、何言ってんだろう、この人たちみたいなことが増えてきちゃってるんですよね。
だから現場でもあれやりたい、これやりたいって言って、昔って私やっぱりなった頃ってまだ全然自分ができない、まだ初心者だみたいなところがあったから、
お客さんが言うことだったりとか、スタッフが言うことは、すべてに癒やしを言って、すごい彼らをMake them happyみたいな感じで、
何度もやってあげなきゃいけないって思ってた部分があって、日本に帰ってきて特に。
やっぱり日本でのキャリアもないし、日本でちゃんと仕事をキャリアを積んでいくには、やっぱり日本での成果を残さなきゃいけないみたいな思いが強かったから、
何でもイエスって言ってて、そうするとお客さんから指名がすごい増えますよね。西山さんに任せれば。
イエスマンからの脱却とコミュニケーションの難しさ
あの人に頼めばやってくれるって。
そう、あの人だったら何でもやってくれるみたいな。
とりあえず誰も取らせてくれるコーディネーターだよね、コーディネーターとしてはすごい多分良かったと思うんですけど、
やっぱり自分の中で、なんで私この質問してるんだろうなとか、
例えば答えを持っていくわけですよ。
こういう答えが欲しいなみたいな。
それでやっぱり現場で見解になったりとかして、
いやもうだったら言ってもらった方が早いじゃないですか。
引き出そうとするんだけど、やっぱり引き出そうとしても、
特に相手は専門家だったりすると、もっと素敵な話が聞けるのに、
その話じゃなくて、いや違う、いや違うみたいなのに、
入れなくなってきちゃったんですよね。
私も海外、ちょこっとだけ私も、私はたまたまここに海外に住んでるので、
やっぱりそういう案件とかがたまに来るわけですよね。
昔私もそういうのを引き受けたりしてたんだけど、
日本のテレビとは、特にバラエティは私仕事しないって決めたので、
ドキュメンタリーみたいな人はたまに来て、
一回ビクトリアで電気バスの取材とかやって、
その時はすごく普通に楽しかった。
私もいろいろ学べた、電気自動車ってこんなことなんだとか、
これ15年くらい前の話ですけど、
そういうのはいいんですけど、バラエティになると、
やっぱり面白いものを撮りたいっていう目的で来る、
私すごい覚えてるのが、
このビクトリアの、私島に住んでるんですけど、
海の沖の方に巨大イカがいるっていう伝説があるとか言って、
それを撮りたいって、そんな話聞いたこともないし、
テレビ業界のチャレンジ精神と自己の成長
絶対無理って私は思って、それは引き受けなかったんですけど、
そういう話がすごく多いでしょ、日本のテレビって。
多い。例えば深海魚を捕まえたいって言うんだけど、
深海魚って上がってきたら死んじゃうから、
深海魚って近いところにいるから死んじゃえよ。
それを3日で撮りたいとかってなると、
分かる分かる。
でも私それは結構好きで、チャレンジでもいいよね。
ひとまずやってみようよみたいな。
昔もやっぱりライオンがカバに襲われてるシーン撮りたいんだよ。
カバがライオンに襲われてるシーンは、カバがいっぱいいる国立公園だったから、
カバが物語でライオンで襲われたりしないかなとか言われて、
しないだろうけど、分かんないから行ってみようって言って、
たった2日間で撮れたんですよ。
すごい。
今でも世界から問い合わせが来ます。
あの映像貸してくれないかみたいな。
何があるか分かんないから、くさいなと思うんだけど、
そういう場合で私は人を傷つけないから、
しんどいのはいいんだけど、
やっぱりアフリカ人の人とかの街頭インタビューとかも、
私が全部声かけてインタビューしたりとかってやりながら、
そしたらなんか面白くねえなとか、
それは英語でやってるんですか?
英語でやってたりとか、フランス語圏だったらフランス語の通訳でたりとか、
なるほど、なるほど。
面白くねえなって言われちゃうんだ。
そう。なんか失礼だなってことが、
すごい私も年を重ねてって、
多分許容範囲がどんどん狭くなってきたっていうか、
自分の好き嫌いが多分出てきたっていうところがあって、
いやもうちょっとこのアフリカテレビしんどいな、
ほんとしんどいなって思ったときに、
ほんとに偶然タクシーの運転手さん、
夜乗ったタクシーの運転手さんが、
今日僕もう何十年か、
40年この仕事したんですよみたいな、
私の仕事を辞めた理由
今日が最後なんですみたいな人に会って、
その人がもう忘れもしないで、
私なんか楽しかったですか?仕事どうでした?って聞いたら、
本当に幸せな40年間でしたみたいな感じの話をされたときに、
私40年後この仕事やってて、
同じこと言えるかなと思って、言えないって。
確かに。
それでやめようってちょっと一回思って、
休憩というかね。
休憩しようと思って、2020年のそれが2月ぐらい。
で、もうお客さん決めたらすぐ動くタイプだから、
お客さん全員に、
コーディネーター業休みますみたいにバーって送って、
西山休みますみたいな感じになり、
2020年の3月が最後のロケだったんですね。
パンデミックの直前。始まる直前だよ。
もう最後。
すごいタイミングですね。
タイミング良かったですよ。
だからあっち行ったときに、やっぱりそのところはもうコロナがちょっとだけ広まったから、
私たちアジア人見てコロナとかって言われたぐらいの、
ほんとギリギリのタイミングで、
最後のロケ行って帰ってきたらもうシャットダウンじゃないですか。
で、それでまあどうしようかな。
超良いタイミングって言ったらちょっと変な話。
辞めようと思ってたタイミングで、
もう強制的シャットダウンだから、
あれ多分、辞めるって言ってもきっと続いちゃってたかもしれないし。
あと1個だけお願いとかね。
そう。
頼むよとか言われたら。
わかる。
わかるわかる。
だからそういう意味ではすごく、ほんとに千切りが、区切りがついたときで、
そのときになんか朝、電話がかかってきたんですよ。
イギリスから。
はい。
私の友人の。
で、友人から、
インテマシーコーディネーターとは
のむちゃん、インターネットシークルデータって仕事知ってる?って言われて、
そんなの聞いたこともなかったし、
聞いたこともない、何それ?って言ったら、
ちょっと調べてみて。
で、今日本でトレーニングをするって話を聞いたから、
もし良ければその人知ってるからつなぐよって言われて、
で、ほらそんなやることもないし、
まあ1回やってみるかぐらいの感じで、
あ、じゃあ紹介してって言って紹介してもらったのがIPAの代表。
で、そこで急にトントントンってやることになった。
すごい。
じゃあちょっとここで知らない人のために、
インテマシーコーディネーターって何?っていうのを説明してもらえますか。
最近すごいなんかいろんな多角化してきてるなと思うんですけど、
基本的にはコーディネーターで、
俳優と監督演出の間に立って、
いわゆるベッドシーンだったり、性描写があるシーンだったりとか、
ヌーディティ、ヌードがあるシーンに立ち会うコーディネーター。
で、まずは監督からの制作意図、演出意図みたいなのを聞き出して、
このシーンをどういうシーンにして、どこまでの露出があって、
どういう行為をするのかっていうのを、
やっぱり台本を読んだだけだと分からないので、監督から詳しく聞いて、
ここのキスは例えば、下使えますか?使えませんか?とか、
ここ脱ぐってあるけど、どこまで脱ぎますか?とか、
ブラジャー見えますか?それともブラジャーも飛びますか?みたいなのを、
全部明確にした上で、俳優部にそれを、
監督のイメージはこのシーンはこうです、こうですっていう説明をした上で、
どうですか?例えばこのシーンで、ブラジャー外すけど、
トップは見えないにしても、もしかして胸が見えるかもしれないで、
いくかですか?みたいなのを、男性女性性別関わらず、
同意を取っていく。
で、それがその役者さんの中で、いろんなやっぱりバンダリってあるから、
境界線みたいなのを明確にした上で、
例えばここだったらいいけど、ここは嫌とか、
ここは触られたくないけど、ここは触ってもOKみたいなのを、
1回監督に話をして、この方とこういう話をしました。
こういうことだったら大丈夫ですっていう話をして、
監督の方が、じゃあこういうふうに撮ろうかとか、
っていうふうな感じで、撮影前までにある程度のシーンを、
みんな同じページに立って理解できるっていうところを、
手伝うコーディネーターですね。
そうか、面白い。
で、この視覚は2020年に撮られたっていうことなんですね。
それで日本にはまだ2人しかいないっていうのは本当なんですか?
その視覚を持っている人は。
今、私が把握している限り、
私ともう1人の人が一緒に視覚を取得したので、
2人なんだけれども、
今はやっぱり各自で撮られている方もいらっしゃると思うんですよね。
だからオフィシャルには、私が知っている私たちの団体からは2人。
なるほど。
今のところ多分日本で2人なんじゃないかな。
面白い。
で、このインテマシーコーディネーターっていう仕事、
これアメリカ、アメリカっていうか海外にはいつぐらいからあったんですかね。
2018年から映像の世界に入ってきたのは2018年。
それ以前はそういうのはなかったってことですよね。
なかったですけど、なんかこの舞台がやっぱり盛んな国、イギリスだったりとか、
アメリカのブロードウェイとかはやっぱりインテマシーディレクターっていう人たちが前から存在してた。
なるほどね。
インテマシーコーディネーターっていうのは、ディレクターっていうのは映像の世界では監督とか助監督しか使えないから、
インテマシーコーディネーターっていう名前に変わって、
2018年から広がっているっていうふうに。
なるほど。
そうですね、いわゆるラブシーンって、確かどこかの、
どこかのね、ももこさんがインタビューされてる記事で読んだんだけど、
台本を見たら、そこで2人は一晩を過ごしたってしか書いてなくて、
一晩を過ごしたってどういうことって、ただお話ししてただけそれとも、
セックスシーンとコンセント
一緒に寝たので寝たとしたら服は脱いでいたのとか、そういうのを確認するっていうね。
それやっぱり確かに言われてみればそうだし、
例えば自分がそれに出ている俳優として、それを読んだ時に、
頭の中に浮かぶイメージっていうのは人それぞれ違うわけじゃないですか。
この2人はここでセックスしたんだなって思う人と、
楽しく話してたのかなって思う人と、
それが違うからその認識をみんなで確認するっていう、
それはすごく大事だなと思いますね。
あとテレビを見てて私もよく思うのは、
セックス&シティのドラマがすごい好きで、昔からずっと見てるんですけど、
やっぱりあれでもタイトルに入ってるから、もちろんセックスシーンっていうのはたくさん出てくる。
だからということはその当時、あの番組でもそういう人はいなかったってことなのかな。
いなかったんでしょうね、あの当時は。
で、だいたいわかるのが、ほとんど、私が見てるのは北米、たまにヨーロッパとか、
北米圏のテレビドラマとかだと、ほとんど女優さんっていうのはブラをつけてる。
いわゆるセックスシーンでも。
で、たまにつけてない人とかいて、本当に胸が見えてる人とかって、わぁすごいとか思うんだけど、
で、やっぱりああいうのって、ギャラに差が出るんでしょう?出場によって。
それはそういうことはないんですか?
それはね、たぶん契約だと思うな。
あと、やっぱりどういうコールを受けてるか、キャスティングするときに、
なんかこの、もともとキャスティングする際にこの役はそういう尿度があります。
特に北米はガイドラインが厳しいから、
オーディションのときにちゃんと情報開示してるかどうかっていうのは結構大事になってきて。
逆に、主役の人がそれをするのか、それとも全然、
例えば何だろうな、ストリップバーのシーンとかで、
ストリッパーの人とかだったら、それが仕事だからオーディションする時点で、
もうある程度の肌を見せるっていうのは、
分かってきてるわけじゃない。
言わないとダメですよね。
でしょうね。面白い。
だから、エキストラの方でも私たちはやっぱりヒアリングするし、
例えば普段はポルノスターって言われてる、
ポルノに出てる方でも、
普通の商業映画に出られるときはまた話は違うだろうから、
そこは必ず聞くようにしているし、
北米は比較的ガイドラインがすごくしっかりしていると言われているから、
映画文化の違い
分かりやすい。
アメリカで一番最初にインテルムチーコーディネーター入れたのはHBOなんですよ。
私結構面白いなと思ったのが、
私たち日本の場合、映画の方がそういうシーンって多いなと思うんですよね。
いわゆる日本で言うと濡れ場。
地上波ではできないものを映画でやってるイメージがあるんだけど、
アメリカの人と話したときに、
アメリカは映画は家族で見るものだと。ファミリーとか。
なるほどね。
テレビは選ぶものだと。
だから逆に過激なものとか全然いいと。
確かに私たちの感覚とは逆だったんですよね。
それは面白いですね。
確かにうちもそうですね。
例えばみんなで家族で見るときはもちろん、
レーティングっていうのはちゃんとチェックするから、
うちの息子は高校生なんで、
子供番組だけじゃないですけど、
ちょっとしたバイオレンスとかアクションムービーとか別に構わないですけど、
さすがにR指定っていうのになってるやつだったら、
私は見ないします。家族で。
でも子供が寝た後に夫と2人で毎日ドラマとか見るのは全然R指定とかで、
もちろんセックスシーンとかすごいバイオレンス、
うちの夫がそういうアクションとか好きだから見て、
確かにそれでも面白いですね。
気づかなかった。
反対なんですね、日本とは。
反対です。
日本は本当に映画はテレビでできないことをやるみたいなイメージがちょっとあったりするから、
やっぱり日本はすごく多いですよね、シーンが。
面白い。
なるほどね。
日本人の同意性とNOという権利
やっぱりインディマシーコーディネーターって、
最近日本語でこのカタカナ語がどのぐらい広まってるのか、
いわゆるコンセント、
同意を取るっていうことですね。
だから、監督はこういうふうに撮りたいって言ってるけど、
大丈夫ですかって聞いて、
人によっては嫌だって思う人もいるわけじゃないですか。
今回も桃子さん、いろんな媒体に取材をされているので、
いくつか読ませていただいたんですけど、
静岡新聞の記事にちょっと読みますね。
同意を取るということは簡単なことではありません。
日本では幼少期から協調性が大事と教えられ、
NOと言えない空気があると思います。
その中でNOと言ってもいいし、
一度同意したとしても、
翻してもいいということをもっと伝えていきたい。
私自身も俳優がNOと言える空気を本当に作れているのか、
常に考えなくてはいけませんっていうことをおっしゃっていて、
いや、もうその通りですって思ったんですけど、
やっぱり日本って協調性とか和を尊ぶ文化なので、
みんながじゃあいいよ、これで行こうよって言ってるのに、
一人だけ私嫌ですって、なかなか言いにくいですよね。
本当に私もこうやって言ってて、
私が多分NOってもっと軽く言いたいって思ってるんですよね。
やっぱりこうやってNOって言おうよ、
NOって言うことも権利だよっていう話をしつつ、
自分がじゃあNOってちゃんと言えてるかっていうと、
すごくハードルが高くて、
例えばこの間フランスに行ったんですよね、
IPAって私の所属してる団体がリトリートのワークショップをやってて、
フランスで世界中から20人くらい集まって、
みんなインティマシーコーディネーターでワークショップをやるんですけど、
すっごい楽しかったんですけど、
例えばワークショップが始まった時に、
やっぱりその中でもみんな、
コンセント(同意)と、ノーと言えない日本人
私ちょっとこの音楽が合わないから、
すごいデプレッシングな感じになるとか、
みんなすごいシェアするわけですよ。
でも私からすると、
それ音楽、そんなシェアする必要ある?みたいな気になっちゃって、
日本人は別に嫌だったら我慢すればいいみたいな。
ここでNOっていうことで、すごい場の空気が悪くなっちゃって、
授業が止まっちゃうじゃん、みたいなのをやっぱり気にする。
で、別に私がここはシェアする場所じゃないと思って、
別にここでしなくてもいいとか、
いろいろやっぱりいろんな制御を、コントロールをすごいしてるなと思って、
なんでみんなはこんなにハードルが低いんだろう、NOっていうのが。
自分の意見を言うのが、これが好きとかこれ嫌だとか、
私はこれをこう思わないのか。
でもやっぱり私たちってその訓練をされてきてないから、
すっごくハードルが高くて。
すごい日本人すり込まれてますよね、なんかその協調性みたいなの。
そうそう。
なんか、自分が嫌なことを、
嫌って言っていいんだってびっくりする人が結構いるんですよね。
多い。
で、例えばこの音楽ちょっと嫌だとか、
それだとレベルが下っていう言い方も変だけど、
で、例えば本当に嫌なことはもちろん言っていいんだけど、
やっぱりそういう下の方のレベルのことだとなかなか言わないっていうか、
文化の違いなんでしょうけど。
文化の違い。
だから私もメールとかで、
例えば誰かがAって言ったことに対して、
嫌っていう反論をするときに、
私仕事だったら全然気にならないでNOって言えるんですけど、
やっぱりプライベートな部分になってくると、
私はこう思うんだけどどうですかって反対意見を言うことにすごく考えちゃう。
これを言うことであっちが気分が良いんじゃないかなとか、
なんか別にそんなこと考える必要ないのに、
勝手に想像してNOを言うのをためらったりとか、
確かにね。面白い。
面白いなと思います。
でも、コンセント同意っていうのは、
私もやっぱり、
インティマシーコーディネーターの役割
最近はもちろんセックスの時の同意とか、
そういう話はすごい増えてきてると思うんだけど、
それよりもっとささいなこと、
ささいなことって言うかと思ったけど、
本当に体に触るとか、
全然性的なあれじゃなくて、
私すごく覚えてるのが、
これ多分パンデミックの前だか3年ぐらい前に、
たまたまあるお店に入って洋服を試着してたんですよ。
で、うちの夫もいたんですけど、
その人が夫と友達の人で、
3人でワイワイ喋ってて、
私がジャケットみたいなのを着て、
これサイズ合ってるかわかんないみたいな、
私が言ったんですよ。
その人はちょっと男性の方で、
もちろんその人はインティマシーコーディネートで、
なんでもないんですけど、
私の近くに来て、
サイズが合ってるか見るって、
肩のところの服を触ろうとした時に、
May I touch you?って聞いたんですよ。
Oh, of course!って言って、
その人がチェックしてくれて、
これだったらもう違うサイズの方がいいね、
みたいにやってくれたんだけど、
その後で帰った時に、
うちの夫に、
He asked me if he can touch me?って、
なんかすごい滅多に聞かれないから、そういうこと。
その時すごく印象に残って、
それ以来私はその人の印象っていうのがすごく良くなったんですよ。
でももちろん洋服屋さんの店員さんだから、
試着音の手伝いをするとか、
たぶんしょっちゅうやることだから、
私もそれは当たり前だと思ってたんだけど、
その人は聞いてくれたっていうのが、
やっぱりすごく尊重されたような気になったんですよね。
で、また別に違うあれでは、
これは本当今年の2月ぐらいに、
ちょっとしたプロジェクトを撮影して、
カメオでちょこっと出たんですよ、ビデオに。
で、私ともう一人若い、
12歳の女の子と喋ってて、
そういうシーンだったよね。
そしたら監督、カナダ人の監督が来て、
その女の子は私の孫娘っていう接点だったんですよ。
で、そのシーンでは喋ってて、
私はその子をハグするっていうシーンがあったんだけど、
監督がやってきて、
それを私に教えてるときに、
もちろんローカルのめっちゃちっちゃい劇団の、
それも全然大きなお芝居でも、
本当なんか趣味みたいなレベルでやってるビデオの撮影で、
その人がごめんねって、
インテマシーコーディネーターいないんだけどさって言って、
その12歳の女の子に、
Can I touch you?ってもう一回、
その人も聞いたんですよ。
で、その子の肩を持って、
日本のボディタッチ文化
こういうふうに動いてみたいなのをやってて、
すげーって、私すごい、
そのときも感心した記憶があって、
日本人として、
私も結構いろんなとこで、
どちらかといえば、
意識高い人みたいに言われてるかもしれないけど、
自分の意識、人に触れて、
私はその許可なしに人を触ったりとかしないけど、
やっぱりまだ意識が薄いんだなって、
自分でもすごく思ったんですよ。
自分自身がね。
うん、思う。
私自身も今でも思う。
子供だったらこう、
頭触っていいとか思っちゃうもんね。
なんかこう、
今だったらやっぱり気になることとか増えてきたから、
撮影現場行って、
やっぱ日本はボディタッチする文化じゃないのに、
人に触るのってすごく抵抗がないっていうか、
急に触ったりとかしてくるじゃないですか。
あれとかも多分、
なんなんだろうな、
私本当にそれこそCMの撮影があって、
それはインテルマシーコーディネーターじゃなかったんですけど、
性的暴力について
全員小学生だったんですよ。
で、体操服着た女の子とか男の子がいて、
それを制作、男性のスタッフが何にも躊躇なしに、
触るからちょっとやめてっていう話をしたりとか、
この間も他のPVで、
女性のモデルさんに男性の監督が普通に触る。
それも結構ヌードに近いからですよ。
だからやっぱり、
何だろう、仕事はプロフェッショナルだから、
そこは良いっていう、
よく分かんない暗黙のりばがあるのかなって、
私は最近ちょっとすごく思ってます。
いや、そういうのって、
どうやって変えられるんでしょうね。
言っていくしかない。
言っていくしかないか。
だから時代が違うから、
だけど触られてる方も別に嫌じゃなかったりとか、
当たり前すぎて。
だから私が一人過敏な人みたいになってるんだけど、
でも結果、多分どこかでみんな気付いていくから、
なんか嫌だったなとか、
あの時実は、
今良い思い出に残ってることと悪い思い出に残るかもしれないから、
ひとまず言い続けていくんだけども、
私もある意味ではすごく監督が、
すごい気になる部分があるなって思いつつも、
やっぱり、以前やっぱ知識がないときとかは、
なんか結構有害なものを垂れ流してた側ですし、
やっぱりこのマスコミ業界にいて、
子供に怒られたことがあります。
撮影時のルールやガイドライン
本当に子役の子に、
それもそのCMの時に、
言葉遣いですよね。
私たちの雑な、なんて言うんだろう。
そういう言い方は良くないんじゃないですかって子供が言われて、
すごいパニックって言ったから、
わーっと喋っちゃったけど、
良くなかったよね、
制作スタッフ同士喋ったことを聞いた子供が、
そういう言い方って失礼ですよね、みたいな。
本当にごめんね、みたいな。
やっぱね、声響きますね。
本当に気をつけなきゃいけないなって思います。
自分で。
言葉遣いとか、特に年下だったらね、
なんか本当、ため口で、
お前さ、とかって言っちゃいそうな気もする。
特にそういう、
自分が仕事で、子役とかだったら、
たぶん、すごい嫌な扱われ方されてる子役の人とか、
いっぱいいるんじゃないかな。
いると思う。
お前扱い。
お前ってなんだよ。
プロフェッショナル仕事してる。
それは、やっぱりそういうのバウンダリーですよね。
うん。
でも、習ってきてないよね、バウンダリー。
習ってない。
習ってない、習ってない。
なんか、持たない方がいいこと、みたいな。
だから、たぶん、
インテルマシーコーディネーターも最初の頃は、
なんて言うんだろうな、
インテルマシーコーディネーターを入れたがる役者は、
なんと、本物じゃない、みたいな。
っていうのがあったりとか、
体張ってやるのが、本当の役者だよとか、
ああ、やだ、そういうの。
今でも、そういうメンタルの人は、
少なからずもいるし、
前張りとかも、
張らなきゃいけない、みたいな感じで言われる時もあるから、
張ります。
でも、それ自体は、なんていうのかな、
規制とかはないわけでしょ?
日本はない。
海外はあるんですか?
アメリカはあります。
アメリカのサグの、ユニオンの作品であれば、
必ずモデスティ画面と前張りのようなものは、
バリアとかつけてください。
それなしの撮影はNGです。
っていうのもガイドラインに明記されているから、
役者側の対応
そもそもそんな、
じゃあ、なしでやりましょうか、みたいな話にならないし、
例えば、それを出さなきゃいけないシーン、
アメリカだったらどうしよう、ニューヨークシーンとか、
世紀を出さなきゃいけないシーンだったら、
それはそれなりのちゃんとライダーで同意紹介はしているし、
例えば、人工世紀を作ったりとか、
人工陰謀を作ったりとか、
そこをお金かけたりとか、
そういうのを出せる方はボディラブルを使ったりとか、
そういう対応が何個かあるけど、
日本の場合は役者本人が、
それをやることが、やっぱあれだよねって、
体張ってるよねって影響を持ってる人もいるし、
役者自身も、
監督が言うことは何でもやりますっていうスタンスで、
本当は嫌かもしれないけど監督が前張りなしって言うんだったら、
私はやりません。
って方もいらっしゃる。
私、TikTokでインテマシーコーディネーターの人を一人フォローしてるんですけど、
その人が本当にすごく色々シェアしてくれて、
それこそいわゆる前張りって、
例えば、彼女はもちろん全部ネタバレできるわけじゃない、
全てが自分が働いたやつじゃないけど、
例えばこのシーン、私はこの人はこういうのをつけてると思うな、
みたいなのを結構裏側を見せるみたいな感じで、
こういうのがあるんだよ、ここがテープでね、
その人が言ってるのは、もちろん隠すっていうのも大事なんだけど、
センセーション、感覚が通らないようにする、相手の。
例えば、裸同士で抱き合うシーンとかでも、
触れ合う部分が感覚が通らないように、
それだけの厚みがないとダメだみたいな話とかしてて、
すごい面白いですね、そういうの。
私も何かしらいつも買ってますよ、Amazonで。
今、シリコン、やっぱり私も同じように、
結局前張りを隠すっていうのは基本の基本だけども、
そこでお互いに不快感、
例えば、触るシーンとか手にするシーンとかあるから、
そこをお互いが触られても気にならない、
触る方も気にならないようにしないと、
そこで演技化したものになっちゃったりするのが、
本当に役者に申し訳ないんで、
基本シリコンだったりとか、バリカーだったりとか、
パッドとか見えないようにそこに仕込んでおいて、
日本の映像業界の課題
そしたら触った時にお互いに感覚はない、
でもちゃんと触れるみたいなのは、
基本的に作りたいなと思って、
だから本当はAmazonとか楽天とかで買うものばっかりしてますね。
桃子さんは前張りっていうのも作ってるんでしょ?
作ってます。
サイトを見ました。
サイト作ってるけど、商品化できてないんですけどね、まだ。
そうなんだ。
じゃああれはプロジェクトなんですか?
あれはやらなきゃいけないなと思っています。
やらなきゃいけないんだけど、
やっぱりコストもかかるし、
そこまでの需要があるのかっていうところと、
確かに一般の人が買うっていうものでもないからね、確かに。
あとやっぱりね、日本は予算がないんですよ。
本当になくて、
じゃあ例えば前張りを1枚1000円で買うかって言ったら、
みんな買えないのよね。
だって繰り返して使えないでしょ?
使えない。
胸とかならまだできるかもしれないけど、
正規とかは繰り返して使えないですもんね。
1人1個1回ずつみたいな感じでしょ?
そう、1回どこじゃなかったらトイレ行くたびに貼り替えたりとかしたりとか、
消耗品なんですよね。
海外ではやってる人たちもいるけど、
その人たちは多分、そもそも海外だと予算がちゃんと下りる、
衣装だったりとか、前張りについてモデスティガーメント。
でも日本は本当に予算がないから、
そのモデスティガーメントに対しての避ける予算がないわけですよ。
ものによってだけど。
だからなかなか商売、商売というか売れない?
買えない。
買えない人たちに売るのもあれだし、
これがもっと安く作れる方法ができてきたら、
みんな買えるから、
それこそマスクとか整理用品みたいに、消耗品として売ってほしいですよね。
そうなんですよ。
消耗品として人が買えるぐらいの金額に落ち着けるようになったら、
売りたいなと思ってるけど、
今だとどうしても一枚千円とかしちゃうから、
これを売ってみんな大変なんじゃないかなと思っちゃいますよね。
なるほどね。
北米と日本の業界の違い
今一番の課題は何だと思いますか?っていうのを聞きたかったんですけど、
なんかちょっとすでにいくつか答えていただいたんですけど、
何だと思います?今一番これが問題。
日本で?
そうですね。
やっぱ予算と時間がない。
予算と時間、時間ね。
時間がない。
例えばアメリカのが、
僕だけのが2日、3日とかね。
本当にアメリカの作品とかだと、
1日シーン例えば3個とかなんですよ。
時間かけて3個。
で、例えば80話とかだったら、
本当に1年近くかけて。
分かりますね。
ですよね。
私がやっぱ地上波とか入ると、
30分とかだったら、
1ヶ月半とかだったら、
すごい。
ほぼ1日中仕事してるでしょ?
ほぼ朝からかもね。
朝5時半集合、
例えば6時集合、
終電前、もうタクシーでなんか払えないから、
終電前には帰らされるから、
それを毎日やるわけですよ。
ちょっと待って、残業代出ないんですか?
日本ないと思う。
すごい。
ほぼない。
制作会社に勤めてる人、
私ね、
あまり話さないので、
よく分からないんですが、
一番下の弟が、
テレビの制作会社に、
勤めてるらしいんですよ。
母から話が入ってくるだけで、
よく分かんない。
仕事に追われてるから、
ゆっくり話す時間もないのかなと思うんですけど、
いや、
私もカナダのこの辺の業界の人しか知らないですけど、
もちろんこの辺も、
1日は長いけど、
絶対残業代出るから、
とりあえずそれなりのお金にはなる。
その代わりみんなバーンアウトとかしちゃうけど、
ちょっと今回休むとか、
今回パスとかそういう人いると思うんですけど、
でもそれなりにお金は出るから、
いいんですけど、
日本はそんなのも出ないんだ。
私が知ってる限り、
CMとか、
例えばミュージックビデオとか、
海外ものを日本で撮影するときは、
またちょっと冗談、
あれが違うかもしれないけど、
日本のもので日本で撮影するときに、
もうだからデイレートじゃないですか、
例えば私の1日のギャルはこれですって言ったら、
もう日本の場合24時間ですね。
1日って言ったら8時間とかじゃなくて、
で、返さなきゃいけないから返すみたいな感じだと思うんですよ。
本当にそれが多分おっしゃったように、
常に追われてて、
例えば韓国の、
韓国の影響家で働いてる人と喋ると、
例えば6ヶ月の撮影したら、
韓国人の人は3ヶ月ぐらいは休む。
やっぱりバーンとしちゃうから。
でも日本は私たち、
昨日私も最後の現場があったんですけど、
みんな次の仕事も決まってて、
もう7月からすぐ入りますとか、
だからやっぱ本当に追われてるの。
すごいな。
働く女性と子育て
いや、だって本当私だから、
私は本当業界の端っこにいる人なので、
そんな大きな声でいろいろ言えないですけど、
北米の業界でもやっぱりバーンアウトっていうのは問題になってる。
やっぱりね、もちろん残業出るけど、
やっぱり夜2時まで仕事とかね、
撮影をしちゃったらそういうことってあるから、
それどうなのっていうやっぱり意見もあるし、
やっぱりその子供がいる人とか全然仕事できないわけですよ。
だから保育園とか入れ、
お迎えに絶対間に合わないし、
だから子供ができたらみんな休まないといけない。
特にもちろん当たり前だけど、
女性ばっかり休んじゃうとかなって、
やっぱりそういうアフェアじゃないっていうのは、
すごい問題になってると思うんですけど、
日本の労働文化について
私もそういうの変えたいなと思ってるんですけど、
24時間仕事っていうのはさすがにね、
日本、やっぱ恐ろしいですね。
そういうところが。
やっぱお金がないから。
なんでお金がないんだろう。
国としてお金がないじゃないですか。
とにかく上がっていかない。
こういうもんだってみんな思っているし、
やっぱすごく疲弊してる部分もあるし、
ただやっぱり私は日本の業界の、
日本の作品でもすごくいいところはある。
変わろうとしてる人たちもいるし、
行き違いには言えないけど、
とにかくお金はないことは確かです。
ない。
あるって聞いたことない。
でもお金がないと、
先立つものがって言うけど、
お金がないとなかなか変えられないんじゃないかな。
だからやっぱりアメリカの案件とかやると、
でもそれはそれで私は結構問題点も見えたりとかして、
例えば私がアメリカの案件を受けたときに、
じゃなくても、
例えばプロダクションの仕事として受けたときも、
例えばやっぱりアメリカの人たちは守られる。
でも現場のローカルはやっぱりローカルルールでやってる感じで、
例えば金曜の夜とかにこれやっといてみたいなこと言われると、
結局月曜の朝までローカルは準備しとかなきゃいけないとか、
あれ撮りたい、これ撮りたいって言われたのを、
やっぱりこっちが全部やっていくっていうところとか、
最近だとやっぱりアメリカのユニオンの人を雇用すると高いから、
最低限だけアメリカから連れてきて、
あとはもうアウトソース他の国からやったりとか、
こういうやり方も結構みんな相まぬってくるんだな、
よくないですよ、それは全然。
でもやっぱりそういう風潮にもなってきてるんだなっていうのを感じる。
確かにそれはある。
私バンクーバーはホントハリウッドノースって言ってすごい。
最近すごいですよね。
すごい盛り上がってて、
私が住んでるこのビクトリアっていうところは島なんですけど、
そこもスタジオを今建ててるから、
もっと誘致したいとかいうそういう話も聞くし、
私もそういうので、
私は文化コンサルタントみたいな感じで関わったんですけど、
やっぱりちょっと名前出すとやばいから言わないけど、
日本から人を連れてきたりとかするんですよね。
分かる。
その日本から連れてきてる人たちは、
権利が守られていないっていうのは、
私もこの間発見したので、
いや、それやばいです。
だからね、どっちもフェアじゃないし、
日本の人が外国の人と日本で働く時も、
やっぱりそういう風に同じような条件になるべきだと私も思うし、
もちろん日本の人が外国で働く時も、
同じ条件であるべきだと思うし、
結局やっぱり日本人のノーと言えないとか、
週末使ってやりますとか、
上がやってくれないっていうのもあるしね。
なるからやっぱりノーと言わない文化を利用されているよねっていうところもあるから、
私は自分の現場で自分がプロデューサーになる時は必ず、
グローバルな仕事における問題点
例えばすぐ延期になるとかがあって、
すぐポストフォームされるから、
そうなったら営業報酬ちゃんとしてっていう。
交渉はやっぱりする。
で、交渉するとちゃんと降りてきたりするから、
ここでいい人になって、
OK、また連絡してみたいな絶対払われないから、
そこはやっぱり注意するようにしてますね。
やっぱりね、日本人はノーと言わない。
ちょっと前ですけど、ハリウッドの俳優さんに来てもらった時に、
その時はリプレゼンテーションの話だったんですけど、
日本の文化がちゃんと表彰されないっていう話で、
で、その人がやっぱりハリウッドとかのプロデューサーとかと話をすると、
やっぱり中国、チャイニーズ系の人の話とかはすごく聞くと。
なんでかっていうと、彼らうるさいから。
ここがおかしいとか、ここがちゃんとできない、
これはどういうことだって言うと。
で、ジャパニーズはどうなの?
なんでジャパニーズカルチャーはちゃんとやってくれないの?みたいに言うと、
だって日本人何も言わないもんって言われたみたいな話があって、
そりゃそうだよねって黙ってるから、やっぱりいいふうに扱われちゃう。
リコリコしてね。
リコリコして、やります、やりますって言っちゃうからね。
しょうがないなってなっちゃう。
結局やらない。
私も結構いつも反省するのが、結局やっちゃうの。
なんかどっかで辻褄合わせちゃうから、
どうしても仕事を終わらせなきゃいけないみたいな感覚も身についちゃってるから、
これ誰もやらないじゃん、じゃあ私がやらなきゃ意味ないみたいな、
自己犠牲みたいなのが慣れすぎちゃっていて、
そこで結局彼らの無謀な要望とかも応えてるのは、
本当にいけないなって思います。自分で。
変えていかないといけないなっていうのはすごくありますね。
いやー、なんかちょっともっとまだまだ話したいことがあるんですけど、
とりあえずちょっと質問コーナーに行きましょう。
はい。
これはみんなに聞いてる質問です。
これまで直面した最も大きな試練は何でしたか?
そしてそれをどうやって乗り越えましたか?
試練って、なんか全部忘れちゃうんですよね。
毎回、ロケとかも毎回、絶対行かないと思うんですよ、現場で。
この人の仕事絶対やんないと思うんだけど、
終わると楽しかったねみたいになっちゃって、
試練を試練として乗り越える、なんかもう完全に乗り越えちゃうっていう、
でもそれはマインドコントローラーのかもしれないですね。
だから自分とあんまり向き合ってないのかもしれないんだけど、
でもやっぱり試練ってなんだろうなって考えたときに、
やっぱりなんかこうアイデンティティをちゃんと、なんていうんだろうな、
主張するっていうことがやっぱりできないから、
対外的な選択
私やっぱりアイルランド住んだ1年はすごい辛かったですね、最初の1年って。
今でも覚えてるのが、やっぱりやっぱりすごい日本人だったんですよ。
英語もそんな喋れないし、日本では喋れてたけど海外では喋れないじゃないですか。
その時に、もう本当にアイルリッシュの子に言われたのが、
彼女は本当にいつもただニコニコして、
I'm fineか大丈夫しか言ってないみたいなこと言われたときに、
ああ、本当にそこでやばいなって思ったんだけど、
じゃあどうしたらいいの?みたいなのは今でも覚えてるから、
だからそれがずっと引きずってますよね。
でも変えれてる気がしない。
でもすごい色々やってるじゃないですか、ももこさん今。
やってるけど、やっぱり夢がある人って羨ましいなって思います、私は。
夢ないの?ないの?
あります。私はないです。
私はなんか、たぶん仕事としては向いている。
仕事としては得意ではある。
ただ好きな仕事ですかって言われたら、たぶんそんな好きじゃない気もするんですよね。
なるほど。
でも向いてるからやってるし、需要があるからやってるだけ。
お金とか時間とかそういうの全然全く無視して、そういうの問題ないとしたら何をやりたいんですか?
いつも思います。何やりたいんだろう。
考えてるんだ。
何やりたいんだろうと思ったら、ドックシェルターとかで働きたいとか、
たぶんそういうことがやりたいのかもしれないとか、
だから全然そこにコンプレックスありますよね。
やりたいことをできている人っていうのが、
やりたいことが分かっている人っていうところに非常に興味がある。
どうやって見つけたのとか。
もう40過ぎて言ってるけど、
それぐらい、あんまり自分と向き合ってこなかったのかもしれないですよね。
なるほど。
その時やりたいことやってるでしょ。
これやりたい、これやりたいっていうのやってるんだけど、
じゃあ本当に大きいテーマとして、何がやりたいんだってなると、
そんなにやりたいことないかな。
本当は家にずっといたいんですよ。
これぐらいかもしれない。
もしれないところだから、比較的覚えておかないようにしてるのかもしれないです。
日本って結構、この十何年生きていくと、やっぱしんどいこと多くて、
日々しんどいなと思ってる、最近。
分かる。日本はね。
海外に住むとかいう選択肢はないんですか?
今はないですね。今はうち犬がいる。老犬を飼っているので。
老犬が元気なうちは、まだ日本にいようかなっていうぐらい。
本当でもそれぐらいです、日本にいる理由。
ただやっぱ仕事も日本であるし、
今後はどうなっていくかは分からないけど、今はまだ、この一、二年はまだ日本にいるかな。
なるほど、なるほど。ありがとうございます。
じゃあ、これから10個質問しますので、深く考えずに答えてください。
1番、飽きずに何度も見れる映画は何ですか?
飽きずに何度も見れる映画は、レインマン。
私、実はレインマンって見たことないんだよね。
じゃあ、今度見てみます。
いいでしょ?すごい名作ってみんな言うから。
あれで英語を覚えました、私。あれ何十回も見て。
最近見てないけど。
すごい。
2番、今何を読んでいますか?もしくは最後に読んだ本は。
今は、韓国のドラマがわかるなんとかかんとかみたいな本を読み出しました。
最近やっぱり韓国ドラマとか、私、経営コンテンツにすごい興味があって、
なんでこんなに面白いの作れるんだろうみたいな。
面白いですね。
それの本を読み出しましたね。
ちょっとこれ気になったんだけど、ももさん、韓国語も話せるんですか?
全然話せないんですよ。勉強してるんですけど。
ツイッター見たら、名前が韓国語になってたから、もしかして韓国語も話せる。
勉強してるんですか?
勉強してます。してるけど全然しゃべれない。こんなにしゃべれないもんかと思います。びっくりした。
私も無理だ。今から学ぶとか難しい。
なるほど。OK、じゃあ3番。財源の名は何ですか?
いつも心に太陽。
誰が言ったんだっけ?歌のタイトルでしょ?
これ全然わかんない。私、ドラマで昔見て西田俊幸さんとすごいクライアントのドラマだったんですけど、
遠山京子さんかなんかのドラマの。
遠山京子って久しぶりに聞いたな。
懐かしいですよね。
それのなんかタイトル、なんかの会話でいつも心に太陽って言われて。
いいっすね。
OK、4番。何が怖いですか?怖いものは何ですか?
幽霊。
私もダメだ。
あと、東京のマイネーション。
コーディネーターとか、出張が多いと一人でホテルに泊まるのって怖くないですか?
同業者は別のホテルの他の部屋に泊まってたりとかするかも。
寝るのは一人でしょ?
寝るのは一人でしょ?
そういうのは怖くないですか?
やっぱり気持ち悪いなっていうとこはあったりとかすると、部屋変えてもらったりとかする。
自己探究
見れたりとはしないから、それぐらいかな。
OK、5番。今までに人に言われたことで心に残っている言葉はありますか?
いいことでも悪いことでも。
私、最近すごい若い友人にご飯を食べてたんですよ。
ご飯を4人で食べてて、一人の友達が、これやりたいんだよねって。
仲いいんですよね。仲いい友達で、これやりたいんだよねって言うときに私が、
いや、そんなの別にやんなくていいんじゃない?みたいな話をしてたんですよね。
で、こう話をしてるときに、一人若い子がいて、その子が、
いや、みん子さん、それは違いますよと。
やりたいっていう人に対して、それをやんなくていいっていうのは、それは違くないですか?
言われたときに、本当に自分の中に数えれないぐらいのバイアスがあったりとか、
アンコンシュアスバイアストレーナーとかって言っときながら、
やりたいこと
バイアスがあるんだなっていうのが、最近心に留めてること。
人をそうやって、自分の価値観で、やんなくていいんじゃーんとかって、
面白いから言ったりとかするのはやめようって、すごい思ってます。
すごい。でも、その人がそう言ってくれたっていうのがいいですね。
ほんとありがたいよね。
ありがたい、ありがたい。
これからどんどん気づかないとなっていくじゃないですか。
そう、これからどんどん私、歳とっていくんで。
ねえ、ほんと。
そう。
やばい人になりそうで。
なりそうなの。歳とっていくし、
自分がやっぱり知識をつけていくとか、
周りから感度高いよねみたいなことを言われてたりとか、
こうやって取材を受けたりとかしていると、
自分が性になってくるのが怖い。
ただし、思い込まないようにしよう。
いや、それすごい大事だと思います。
怖いですよね。
私も気をつけよう。
ありがとうございます。
自己表現と日本文化
6番、無人島に島流しにされました。
1個だけ何か持って行っていいと言われましたが、何を持って行きますか。
まあ、人とかスマホとか船とかはダメです。
あ、ダメなんだ。
ダメ。
本。
あ、本。何の本?なんか分厚い本とか。
活字だったら何でもいいかな。物語がいいです、私。
小説が好きなんで、
なんか結構、本当に私の人生活字になんか救われてきたなっていうところがあって、
イントラクションコーディネーターになってから、
やっぱフェミニズムと出会って、
で、これがなかったら私の仕事への向き合い方とかはまた違っただろうなと思うし、
やっぱあの言葉に救われたなみたいなこと絶対あるじゃないですか。
だから本を持って行きたい。食べ物は欲しいですけどね。
そうね。ありがとうございます。
7番、どんなことがあなたを脆く感じさせますか。
どうだろうな。
やっぱりこう、
自分が、やっぱ日本にいると自分の表現ってそんなにしなくて済む?
だから例えばブッククラブに行ったときもなんとなく思ったんですけど、
やっぱ皆さんをシェアするっていう気持ちを、
それが私多分すごくいいなって思うときとアンコンフォトブルななって感じるときがあって、
やっぱりその、なんていうんだろう、自己表現っていうところが、
なんかこう、どうなんでしょうね。
弱いからこそいろんなところで脆いなっていうのは。
なんかこう、当てられたくないなっていう。
なんか授業で当てられるときみたいな。
刺されたくないみたいな。
なんですかね。
なんか別に私をシェアすることはそんなにないって思っちゃうだけなんですよ。
うんうんうん。わかります。
私もそう考えがち。
別に私がシェアをしなくてもいいよねって。
うんうんうん。
それ多分なんか日本人っぽい考えっていうか、
なんか私の意見はそこまで大事。
もちろんその、どうしても言いたいっていうことがあったら私も言うけど、
なんか皆さん何かないですかとか言われたときに、
いや別にちょっとここからこうかなと思ったけど、
まあ私の意見今言わなくてもいいかなってやっぱり思っちゃうときはある。
労働環境と海外旅行
大体はそうだから、
あ、海外こうやって海外との仕事をしてるときとかに、
なんかこうどうだろうなっていう、
なんかいろいろ考えるとこありますよね。
最近すごく思うし、
そこでなんかすごい人としてのなんていうんだろう、
いいのかしらみたいなのは。
うんうんうん。
そうね。
わかりますわかります。
だから結局、
で、そうやっているうちに気がついたら何もシェアしていないっていうことがあるわけでしょ。
実は私何も言ってないなみたいな。
で、周りの人からあなたって何も言わないよねとかたまに言われたりとかして、
別に言いたくないわけじゃなくて、
ただなんていうの言わなくてもいいって自分が勝手に思っちゃってるっていうかね。
そうそうそうそう。
わかりますわかります。
私私なんか私だからダンスをやったときに、
なんかやっぱ私たちはこの群衆で踊るのはすごく得意だけど、
海外の人ってうまかろうがうまくなかろうが私ってやる女学校でも、
でもなんかやっぱり私とかは別に、
分かります。
最後でいいよみたいな感じで。
分かる分かる。
そのうち順番回ってくるからみたいな思っちゃう。
それでいいこともあるし、
でもなんかそれが本当に良かったのかなっていうのは最近やっぱ思うかな。
急に帰れないけど。
そうですね。
なんか協調性をやっぱり大事にするっていう話さっき出ましたけど、
それと同時に謙虚さっていうのもすごく日本で美徳にされてる。
私が私がって前に出ていかないのが美徳みたいな。
ゆかりさんどう?って言われたときにこうやってみんながすごいって思うのがかっこいいし、
それが美徳みたいなやっぱりそういうすり込みがあるんですよね。
それは日々それに。
壊しながら戦いながら。
戦わないといけないんだけど。
すごくよくわかります。
8番、自分の力で変えられることが一つあるとしたら何を変えますか?
今の業界の労働環境。
これは変えたいです。
私も変えてほしいです。
9番、今ハマっているものは何ですか?
今ハマっているものは、
ハマらないんですよ。
だけど今韓国。
めっちゃハマってます。
韓国行ったりしてるんですか?
毎月行ってましたね。
仕事で?
アフリカへの毎月1週間韓国に遊びに。
ネットワーキングとか人に会いにとか。
毎月1週間すごい。
近いんですけどね。
1時間半ですし、私なんか好きなんですよ、あの街が。
エネルギーがある感じがして。
で、経営コンテンツ。
コンセント(同意)と、ノーと言えない日本人
今本当にコンテンツに関しては最先端って感じですよね。
何ですかね、あれがすごい興味あるから、
今それがハマってます。だけど韓国は全然ハマれない。
面白いけど全然してくれない。
なるほど、なるほど。
じゃあ最後の質問です。今何に感謝していますか?
最近、今あるものにちゃんと感謝しなきゃなって思ってます。
本当にこの数日で考えてたことが、
私感謝してるって思ったんですよね、自分に対して。
今すごく結構、ずっと私はそうだと思うんですけどね、
比較的ラッキーに生きてきて、
で、一昨日もフランスから帰ってきて楽しかったのに、
もうなんか嫌になっちゃってるわけですよ、日本に。
いやー、もう仕事したくないしな、みたいなのが。
で、いろんなことに感謝をしてないなっていうのを感じたから、
この今あるものに全てに感謝を、
本当は私はしないといけないよねっていうところをすごく思ってるとこちょうど。
だから感謝しよう習慣。
うん、しよう習慣。なるほどね。
おとといフランスから帰ってきて、
昨日の夜も遅くまで撮影してたんでしょ?
撮影してました。
で、来週からアメリカに。
時差ボケとか、もうならないんですか?
絶対時差ボケです。全然寝れない夜。
すごい。
全然寝れないけど、寝れないから仕事するか、みたいな感じ。
寝れないから仕事するかっていう日本人の人、私も何人も知ってます。
すごくわかる。
やらなきゃいけないし、と思って。
でも本当に何かこう、ないものを、なんだろうな、
特にイントミューシーコーディネーターって特に今数少ないから、
世界でもいろんなとこでいろんなドラマがある話をこの間聞いて、
そういう時に私もやっぱり日本で例えば独占したいとか、
私がやりたいみたいな気持ちが出てくるとやっぱり危険だなと思っていて、
シェアをする。業界をヘルシーに保つためには人数を増やす。
私はやっぱり本質として業界を変えたいと思ってるから、
私がイントミューシーコーディネーターであるかどうかっていうよりは、
これをやることで変えていくっていう本質を見失っちゃいけないなと。
イントミューシーコーディネーターについて
感謝してないなっていうところからいろんな考えが出てきて、
ちょっと今反省中。
すばらしい。
すばらしいですね。
気がついたら1時間以上喋ってて、
もっと喋れそうな感じなんですけど、
多分ちょっとこの後もっと喋ると思うけど、
とりあえずホットキャストはこの辺にしておきます。
本当に楽しい話、面白い話をありがとうございました。
今週のゲストは西山桃子さんでした。ありがとうございました。
ありがとうございます。
さて桃子さんとの会話いかがでしたか?
いやー盛り上がりました。
実は収録が終わった後も30分ぐらい業界をどうやって変えるかとか、
いろいろとポッドキャストでは言えない話を延々としてしまいました。
日本には和を尊ぶ文化があるので、
ポジティブな出来事
NOと言いにくいという話は以前にもしていますけれども、
今回やっぱりそうなんだなと実感しました。
これこのポッドキャストのスローガンの一つになるくらい何度も言っていますけれども、
正しいことはめんどくさいんですね。
めんどくさいことをいかにめんどくさがらずにやるか。
そしてもう一つ大切なことが余裕です。
余裕については第229回で話していますけれども、
変化を起こすためのすべての根源は、
余裕があるかどうかにかかっていると言っても過言ではないと私は思っています。
今回も皆さんからの感想をお待ちしています。
さて4月からのブレネーブラウンブッククラブがきのう終了しました。
次は7月からBrave in the Wildernessという本を読んでいきます。
Belonging。何かに属するってどういうこと?
自分軸で生きるってどういうこと?について学ぶ本です。
現在半分くらい先が埋まっています。
日本時間7月2日日曜日の朝10時から、
北米時間では7月1日土曜日の夜から開始です。
興味のある方はこのエピソードの詳細欄をどうぞ。
そして先週もお知らせしましたが、
バルネラビリティアノニマスの会を日本時間6月24日土曜日朝10時から、
北米時間では23日金曜日の夜開催します。
参加費は1000円です。
このエピソードの詳細欄にリンクを貼ってありますので、参加したい方はご連絡ください。
さてそれでは今週のポジティブです。
今週のポジティブはこれブッククラブで昨日シェアしたんですけれども、
昨日オペラのリサイタルに行くためにバスで行こうとしていたら、
自分がバス停の反対側にいるときにバスが早く来てしまって乗り遅れたんですね。
で次のバスを待ってたらリサイタルの開始1分前とかに到着とかになっててこのマップで。
で結構イライラしてて焦ってたんですけど、
私のマントラですね。
という呪文を唱えていたら予定よりも早くバスが来て、
しかもバス代を払おうとしたら料金箱が壊れてるから払わなくていいって言われて、
なんかすっごいラッキーって思いました。
やっぱりね、こういう風にいいことがあると思っているといいことってあるんだなと思った出来事でした。
それでは今週もお聞きいただきありがとうございました。
はみ出し系ライフの歩き方は、プロデューサー・ホストのピアレスゆかりが、
未成都のコースト・セイリッシュ領域であるカナダ・ブリティッシュ・コロンビア州・ビクトリアで制作しています。
はみ来のインスタアカウントははみ出し系です。
また、Facebookにもリスナーさんのグループ、はみ来コミュニティがありますので是非ご参加ください。
番組へのサポートは、PayPal、もしくは月ごとのサポートはPatreonで可能です。
内緒話とはみ出し系のお知らせ
いつもサポートしてくださっているパトロンの皆さん、ありがとうございます。
番組のスポンサーは随時受け付けておりますので、是非お問い合わせください。
今週のポジティブ、今週のブレイブ、エピソードの感想はいつでも歓迎ですので、はみ出し系アットgmail.comまでどうぞ。
また、ゆかりのニュースレターは毎週サブスタックにて配信していますので、詳細欄からご登録ください。
はみ来を気に入ってくださった方は、是非お聞きのポッドキャストアプリで、はみ来のレビューを書いていただけると嬉しいです。
レビューを書いていただいた方には、はみ来ステッカーをお送りしますので、住所を教えてください。
さて、ここまで聞いてくださった方に、今週の内緒話を話します。
今週の内緒話は、実は今すごく私は眠いということですね。
私は毎日昼寝をする人間で、いつでもどこでも昼寝ができるというのが私のスーパーパワーなんですけれども、
今日はこの後、午後にZoomのイベントがあるので、ポッドキャストを早めに仕上げて配信して、
それからZoomのイベントの前に昼寝をしようと、昼寝をするべきであると決めたので、
今ちょっとぼーっとしながらこれを書いて読んでおります。
でもね、もう6年もやっていると、ポッドキャストってチャチャっと取れるようになったので、本当に便利な世の中になりました。
この後、昼寝します。
というわけで、今週も黙らない女、黙らない人でいてくださいね。
バイバイ!
01:10:44

コメント

スクロール