バーガンディチェリーの魅力
こんばんは、蜜のあじ子です。
昨年も、入学式に桜が残ってるという話をしたんですが、
どうやら今週いっぱいぐらいは、桜の花楽しめそうです。
そして、やっぱり花よりも食べ物、この時期にしか味わえない限定フレーバー。
今回のテーマは、バーガンディチェリー。
桜の香りの成分が、クマリンだよ、という話は、もう飽きたかなぁと思って、
桜ではなく、さくらんぼ。
サーティワンアイスクリームがお好きな方なら、このフレーバーは外せないと思います。
バーガンディチェリー。
チェリー味のアイスクリームの中に、チェリーの果実がいっぱい入ってる。
ちょっと癖になるフレーバー。
以前は季節を問わず、年中置いてある定番フレーバーだったんですが、
いつからか、春だけの期間限定フレーバーになってました。
ここ数年食べ損ねていたんですが、今年はちゃんとチェックして、
口にすることができました。
ダブルをトリプルにできるよ、っていうクーポンを持っていたので、
ちょっと小さめ、スモールサイズのダブルをトリプルにしてもらいました。
せっかく31種類もあるから、フレーバー悩んだんですが、やっぱり食べたかったので、
バーガンディチェリー、ワールドクラスチョコレート、バーガンディチェリー、
チョコを挟んでチェリーにしました。
さすがにトリプル一気には食べれないので、ドライアイスをつけてお持ち帰りです。
チェリー味は本当に子供の頃から好きで、独特の味、私の仲間うちではアメリカ味と呼んでるんですが、
子供の頃はチェリーのキャンディーが大好きでした。
なんてキャンディーだったかなーって、検索して見つけました。
黒いパッケージに色とりどりのキャンディー、チャームスサワーボール、
これこれ、この中にチェリーが入ってたんですよね。
他にも、ラズベリーとかライムとか、日本ではなかなか見つからない味が入ってて、
ザ・アメリカって感じです。
国産のキャンディーだと、さくらんぼの詩、
UHA味覚糖から出てたんですが、これ、終売してます。
終売した時に、確かツイッターで、残念っていう話をつぶやいたような記憶があります。
これも調べてみると、発売されたのは1979年、
終売が2021年。
40年以上もロングセラーだったんですね。
遠足のおやつに持って行ったのを思い出します。
香りと記憶
このアメリカ味の秘密は、さくらんぼの香料。
生のさくらんぼの果実を食べても、この香りはしません。
なぜなら、種の中に含まれる成分だからです。
桜を含むバラ科の植物、桃や杏なんかもそうですが、
種の中に含まれる仁の部分、ここには青酸、青酸カリの青酸、
その青酸配糖体のアミグダリンという物質が含まれていて、
これが分解されると、ベンズアルデヒド、あの独特の甘い香りが出てきます。
ミステリー小説やドラマで、青酸カリが出てくるシーンでは、
うん、アーモンド臭がする、なんて言ってますが、
アーモンドもバラ科の植物、つまり生の状態だと青酸配糖体を含んでます。
青酸カリは口にすると、胃液と反応して、シアン化水素を発生します。
このシアン化水素が猛毒です。
そしてベンズアルデヒドと似た香りがするんだそうです。
ちなみに青酸カリ自体は臭わないらしいです。
もちろん嗅いだことはありません。
チェリー味が好きな方は、漏れなく杏仁豆腐が好きだと思うんですが、
最近の杏仁豆腐には、アーモンドパウダーが使われてます。
つまり、青酸カリを飲んだ時のにおいと、杏仁豆腐と、チェリーのアメリカ味は、香りのそっくりさんなんです。
ミステリアスな香りのバーガンディーチェリー。
今年は4月と5月の限定フレーバー。
食べたことない人は、ぜひ食べてみて。
食べながら、高校生の頃、学校帰り、西新岩田屋のサーティワンに通い詰めていたことを思い出しました。
香りは記憶を呼び覚ます。
懐かしい、青春の香りです。
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お相手は、蜜のあじ子でした。
5月9日からのフレーバーに、キウイ杏仁豆腐っていうのがあるんだけど、
これも試してみたいよね。
うん。
やるなぁ。
バスキン・ロビンス。
