英語の表現の多様性
こんにちは。英語指導メンタリストのはじめ先生です。このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる決意についてお伝えしています。
今日のテーマは、英語はいろいろめんどくさいとお客さんに言われた話、です。
今日のレッスンは、私の講師のパトリシア先生と、ある男性がやっていたときに、パトリシア先生からヘルプがあったんですよね。
ちょっと説明して、みたいな感じでね。パトリシアさんもすごい日本語が上手なんですけど、やっぱりですね、こう何か言語化すると、日本語力がそこまでおぼつかないので、時々ヘルプが来るんですけれども、
今日はですね、ある男性のお客さんがですね、あなたパーティーに行きますか?ってなんて言うんですか?っていう話をしてたんですよね。
その方が聞いてきたのは、パーティーに行きますかっていうのは、Do you go to the party? なのがいいのか、Will you go to the party? Are you going to the party? なのか、どれを使えばいいかわからないって言うんでしたね。
聞いたとき、皆さんどれがいいと思いますかね。どれも日本語にするとね、あなたパーティーに行きますか?って訳しますよね。
まず最初の、Do you go to the party? ってやつなんですけど、これって皆さんどんな意味になると思いますかね。
多分お客さんが言ってたのは、実際にパーティーに予定があるんだけど、君は行くの?みたいなニュアンスで言いたかったみたいなんですけど、その場面で、Do you go to the party? はどうだと思います?
このDo you? っていうのをね、何にしますか?って訳しちゃうんだけど、Do you? っていうのは基本的に習慣的な動作っていうかね、そういったものを聞くんですよね。
Do you go to the party? って言ったら、あなたは習慣的にパーティーに行ったりする人ですか?みたいな雰囲気があるわけですよ。
例えば、I get up at 6って言ったときには、私は6時に起きます。
これ別にある特定の日のことじゃないですよね。昨日もそうだし、その前もそうだし、今日もそうだし、明日もそうだし、一週間後も多分そうだということで、
現在形って実は現在のことを言ってるんじゃなくて、現在の習慣のことを言ってるんですよね。
なので、Do you play tennis? って言ったら、あなたはテニスをやる人ですか?という意味になりまして、
Do you play the piano? だったら、あなたはピアノを弾く人ですか?
Do you speak English? だったら、あなたは英語を話す人ですか?というように、ある程度習慣的にそういうことをするかどうかってことを聞くことになるわけです。
なので、ある特定のパーティーに行くかどうかを聞くときに、Do you go to the party? っていうのはちょっと変な言い方になるんですよね。
で、じゃあ、今度は、Will you go to the party? っていうふうに言うのはどうかということなんですけど、これパーティー行く?みたいなね。
で、Will っていうのは未来形だっていうふうに習うので、未来のことだから、Will you? っていうふうに使ってもいいんじゃないかと思うかもしれないんですけど、
Well っていうのは未来なんだけども、どっちかっていうと、Well って名詞にすると意思という意味なんだよね。
だから、そういう意思がありますか?みたいな感じになるわけです。
で、Will you go to the party? は、あなたパーティーに行くつもりあるの?とか、あるいはパーティーに行くつもりあるんだったら行ってくんないかなっていう、なんかこう依頼みたいな。
例えば、Will you open the window? って言ったら、窓を開けてくれるつもりある?あるんだったら開けて?みたいな感じの依頼みたいな感じになったりするので、
この場合も、Will you go to the party? って言ったら、パーティーに行く気あるかな?あるんだったら行ってもらってもいいかな?とか、来てくんないかな?みたいなところにもちょっとなるわけなんですよね。
そう考えると、あるパーティーが予定されていてそれに行く気があるかって言ったら、やっぱり普通に言うと、Are you going to the party? っていうふうになるわけです。
これまたちょっと厄介なのはね、何々する予定だっていうのは、Be going to っていうのを習いますよね。
Be going to っていうのは、Be going だからそっちに進んでると。だから、to の先にあるものに向かって進んでるっていうことなんだよね。
だから、I'm going to the station って言えば、私は易というものに向かって進んでる。
I'm going to visit Okinawa next month とかだったら、私は沖縄を訪問するという方向に向かって進んでるということになるわけです。
パーティーに行くって言うと、行くって go だから、Are you going to go to the party? とも言えなくないけど、あんまり言わないから、Are you going to the party? の方がよく使っているような気がしますね。
行く行くが2回続くのが変な感じがするのかな。
Are you going to go to the party? なんて言うと、お前、あのパーティーに行くつもりなの?みたいなニュアンスにもちょっとなっちゃうかなという感じが若干しますね。
なんていう話をしてたらですね、じゃあ英語を話す人は単純にパーティーに行くかどうかということだけで、そんなに何種類も使い分けるんですか?って言われたんだけど、
はいって言うしかないんだよね。やっぱり日本語では分かれてないけど、英語では分かれちゃうわけなんですよ。
日本語があまり細分化してなくて、ニュアンスで場面の中でそうやって意味を汲み取っているだけなんだよね。
日本語ってすごい文脈の文化だから、行間を読み取る文化だから、言語化されてないところも文脈だとそうだよねっていう風になって、そこに大きく依存しているので、パーティーに行くっていう言葉がいろんな種類に使われてしまうわけですよ。
それこそどうもっていうのがいろんな種類に使われると同じですよね。
そういう話をしたら、はじめ先生それはめちゃめちゃ面倒くさいですねって言われて、確かにそうか面倒くさいのかもしれないなと思ったんですけれども、しょうがないですよね。
覚え方と文脈の重要性
とはいえ、パーティーに行きますか?ってDo you go to the party?って言ったところで通じますよ。
変だなとは思うけど、外国人がそういう慣れない英語を使ってるってそう言ったんだなぐらいにしか思わないから、それをそんなに気にしなくてもいいとは思うんですけれども、
やっぱり日本人って正しくなきゃいけないみたいに思うので、そこら辺はこだわるわけですよね、皆さんね。
それで言うとこだわる割に面倒くさいというか、どっちなんだみたいに思うんですけど。
そのお客さんがね、じゃあこれってどうやって覚えるんですかって言われたんですけれども、
まあそうですね、その理屈で覚えるっていうのもありかもしれないですけど、結局いろんな、たくさん英語を聞いたり読んだりしていく中で、
その文脈の中で、なんとなく感覚的に掴んでいくっていうところの方が、英語話者になった人の英語学習のプロセスとしては多いんじゃないかなと思うんですよね。
暗記でやってるわけじゃないというか、その場面で使い分けてるっていうところでしょうか。
どうか言うとね、これもどんだけ英語を聞いたりしなきゃいけないんだみたいなことは思ったみたいなんですけど、
まあでもね、言語習得をするっていうのは、どれだけインプットするかっていうところもありますし、そのインプットした後にアウトプットする量とかもあるんで、
まあそんなに一長一短にはいかないというか、理屈でわかっててもパッと出ないというのは結局そこですよね。
頭の中でこうこうこうって言われても、頭の中で思い出すと、
あ、今から言いたいのは、
習慣的な動作として聞くわけではなく、ある特定の日のパーティーに行く表現だから、
あ、これはAre you going to the party? の方がいいんだみたいなことをいちいち思考のプロセスで考えてるわけではなくてもパッとね、反射で考えてるわけなので、
まあまあその英語の習得ってそういうところはあってですね、
まあまあそこを面倒くさいと思うか面白いと思うかによるかなという感じはするんですよね。
言語のめんどくささ
まあでもね、言語なんてね、その国独特のめんどくささってやっぱりあるわけですよ。
日本語だってね、外国人が学ぶ言語としては超絶めんどくさいですからね。
もう意味のわからない謎ルールばっかりですよ。
なんか発音とかもね、組み合わせによってイントネーション変わるじゃないですか。
例えば今思い浮かんだのと、朝食べるパンね。パンはパンって言うじゃないですか。
だけどそれに今度ケーキがつくとパンケーキとは言えないね。パンケーキになりますよね。
あと今目の前に自転車があるんですけど、自転車は自転車だけどその後に創業がつくと自転車創業って言いますよね。
だけど創業って本当は創業なのに自転車がつくと創業になる。
今これ車の中で録音してるんですけど、例えば自動車なら自動車になりますよね。
その後ろに会社をつけると自動車会社とは言えないので自動車会社と、本当はがになってしかも音程も違うというね。
超絶謎ルールで意味わからないというね。
物の数え方にしても自転車は1台、車も1台、今履いてる靴は1足とかね。
靴が2つあるから英語にした時にa pair of shoesは分かりやすいけど、これが英語になった時にジーンズとかもa pair of jeansとかa pair of pantsって言いますよね。
だから英語の世界だとズボンとかパンツとかの足通す部分が1本2本って数えるんだよね。
意味がわかんないね。くっついてんじゃん上でとかって思いますよね。
あとメガネとかもね。a pair of glassesとかね。
普通にグラッシュでもいいんだけど、確かにガラス2枚入ってるけど、だけど一体化してるじゃんみたいな日本人とか思うじゃないですか。
そういう面倒くさいというのはお互い様なんですよね。
そういうところ面白いと思って学ぶか面倒くさいと思って面白くないと思うか、そこがマインドの持ち方次第じゃないかなと思いますが、
ぜひそういうのを楽しいなと思ってやってほしいなと思います。
ということで今日はこんな英語の豆知識みたいなお話をしてみましたが、
今日のお話が面白かったよという方は、いいねやコメントそしてフォローをお願いいたします。
またこのチャンネルでは人生のお悩み、英語のお悩み、ビジネスのお悩みのレターを募集しております。
どしどしレターをお送りください。
また占いの個人関係、または私が経営する英語教室ランゲットイングリッシュでの英語の個人レッスンに関しましてはLINE公式アカウントからお申し込みいただければと思います。
OK, that's it for today. Thank you for listening and have a great day.