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こんにちは、英語指導メンタリストのはじめ先生です。
このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる技術についてお伝えしています。
今日のテーマは、AIがお笑い芸人に追いつくのはいつだ、というお話です。
昨日の放送で、英語奥義を成立させるためにはどんなやり方ができるのでしょうか?ということで、AIにヒントをもらいました。
AIの考えるネタが、めちゃめちゃ寒いんですよね。
人間が人間たる理由って、やっぱりユーモアなんだなって改めて昨日思ったんですよね。
その笑いのセンスって、やっぱり相当高度だなって改めて思いましたね。
ずっと言葉を通じて、言葉をご飯の種にして生きてきて、どうやって自分の言いたいことを英語で伝えるか。
英語に限らない場合もあるんですけど、そのコミュニケーションにおいてどうやって上手に相手を伝えるか。
そこを考えているけど、お笑いってそれよりも何次元も違うところがありますよね。
理屈通りに正しく言っても、全然面白くないじゃないですか。
そのおかしみというのは、どういうところから生まれてくるかというのは、
実はすごい不確定なパラメータや要素がいっぱいあって、文化的な要素もあれば時代的な要素もあるし、場合によっては地域的なものもあったり。
時代というより大きい流れではなくても、たまたま今のタイミングで受けるかどうかみたいなものもあるじゃないですか。
そこをAIが言語化できて、それで同じように人を笑わせることができるようになるのかといったら、これはなかなか難しいような気がするんですよね。
AIがいろんなデータを分析することによって学習して、それによってある種の個性を持たせるということはできてきているわけでしょうね。
今チャットGPTの中でもGPTsと言われるもの、自分でキャラクターを設定すると、それのように動いてそのように役割を果たしてくれるというものがあるので、
お笑いタレントになってくださいと言って、どんどん教育をしていけば、そうなってくるのかもしれないですよね。
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例えば、ある誰かのお笑いの芸人のいくつかの資料を分析できるような資料を、
例えば漫才師だったら漫才師の実際に漫画をやっているところの文字起こしデータであるとか、そういったものを入れていくとかして、
それがどんな特徴があるかというと、分析させると、例えば今テレビに出なくなりました松本ひとしさんの言葉の切り返し方みたいなものを分析させていくと、
彼の口調はこうで、だいたいこんな切り口でこんな発話をして相手を笑わせるとか、そういう分析が多分できると思うんですよ。
これは僕が自分のキャラクターを覚え込ませるGPTを作った時に、自分の話し方をそのまま学習してくださいと。
それは何のためかというと、ブログをAIに書いてもらうためなんですけど、
AIが僕の分身として働いてくれるようにするために、僕の口癖とかを徹底的に学習させたんですよね。
それは音声配信のデータを文字を起こししたものから分析をさせて、僕の話し方を客観的に分析してみてくださいと言うと、
これがすごい上手に分析してくれるわけですよ。
その話し方で、こういうお題でブログを書いてください、文字数は何字以内とかやると、出してきてくれるんですよね。
それが本人を超えるのかといったら、まだ超えはしないと思うんだよね。
ただ、ある程度のレベル感で良しとすれば、めちゃめちゃ時間が短縮できるから使うけど、
自分が本当に伝えたいコンテンツみたいなものをAIが先回りして、自分よりもさらにすごい形で伝えてくれるかというと、
中にはそういう場合もあるかもしれないですよ。
だけど一応、一人の人間として長い間キャリアを持っているようなことに関しては、
まあそう簡単に折り抜かれることはないと思うし、
いろんな仕事の中でもお笑いって、そう簡単に覆せないような気がしますよね。
通常の、我々が日常的にやることであれば相当AIにとって変わられても支障がないんだと思うんですけど、
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お笑いに関しては、なかなかAIが真似するのは難しいんじゃないかなというふうに思っています。
お笑いだけじゃなくて、アートとかもそうかもしれないですね。
アートの綺麗な絵の魔法であるとか、有名な画家の作品の魔法的な作品というものはできるかもしれないんだけど、
これからAIがどのくらい変化するかによるんだけど、
結局AIというのは良い意味で一番妥当な、極論に走らない、極めて常識的でな、だけどめちゃめちゃ説得力があるという回答をくれていると思うんですよ。
なんだけど、人間の生活の中にある様々な情報やいろんなものが、全部そういう健全で間違いのないものであったらいいかというと、僕はそうはやっぱり思わないんですよね。
お笑いもアートもそうなんですけど、やっぱり本来でいえばこうやっていったらいいよねっていうある種の常識みたいなのがあるとしたら、そこをいかにちょこっとずらすかみたいなところが結構重要だったりするわけですよ。
特にアートの世界なんかでは、他人との差別化というものが作品の中でされていないと、やっぱりそれって売れるアートにならないと思うんですよね。
で、そのアートの個性というのは言語化されなくても、やっぱり見る人に同じような印象を与えたり、それを見る人が何らかの行動の変容を起こしたりとかっていうようなものだと思うんですよね。
同時にお笑いっていうのも、現実を見る目ですよね。そのまんま現実として目の前のことを受け取るんではなくて、それをどういう視点で見たら面白く見えるかっていう、そういうことを鍛えてる人たちだと思うんで、それが同じようにAIにできるかというと難しいと思うんですよね。
AIというのはどうしてもバランスを取ったデータとして再現性があるものがAIの発言の中に出てくるんで、アートとかお笑いみたいにちょっとエッジが効いてないとダメとかね、そういったものはなかなかAIといえども難しいんだろうなと、そんなことを今日は思ったんですよね。
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あと、やっぱり便利な道具が出てきたから人間の仕事がすごい潰されるかというと、結局そうでもなかったりするんですよね。昔、産業革命時に自動食器、自動の織物の機械、あれが出てきたら、その旗織りの職人たちがその機械をぶっ潰していったっていうね、そんなこともあったんですけれども、今ね、それと似たような状況だと思うんですよ。
今みたいに普通にコンピューターが普及したのだって1990年代の中頃以降じゃないですか。なのでね、やっぱりAIが出てきてまだほんの数年で、本当に我々の生活を色々変えてきてますけれども、
AIをね、やっぱり使う側でないといけないよね。AIの下辺になってしまうんではなく、下辺ではなくマスターであれというところですかね。というわけでね、本当に進化しているAIなんですけれども、笑いがね、AIが本当に笑える、腹を抱えて笑えるほど、笑いがAIから紡ぎ出せる日が来るんでしょうね。
ということで皆さんもね、ちょっと考えてみていただけるといいと思います。今日のお話が良かったという方は、いいねやコメントなどよろしくお願いいたします。