応援団の背景
こんにちは、英語指導メンタリストのはじめ先生です。このチャンネルでは、思考を変えることによって英語力と人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、昭和の応援団とヤンキー文化の接点というお話です。
まず最初に告知をさせていただきます。つい先日一つイベントが終わったばかりなんですけどね、もう一つ、今度8月13日、お盆の真最中なんですけど、
水曜日の20時からスピリチュアルエキスポというイベントでですね、今度は理想の未来を引き寄せるAI×英語アファメーションで作る
マイ応援ソングというお話をします。何なんだっていう感じかもしれませんけども、
前に英語アファメーションのお話をしたんですけど、その英語アファメーションを活用してですね、AIで自分の応援ソングを作っちゃって、自分のテーマソングにしたらいいんじゃね?
っていうようなお話をしますので、興味がある方はですね、概要欄の
申し込みリンクからですね、ぜひこのイベントにお申し込みいただければと思います。
ちょうどね、その話をしようと思ったこの日に、応援団の話なんですけれども、今日ちょうどね、夏の甲子園の組み合わせが決まりました。
なんかね、日本にとっては甲子園という夏の風物詩じゃないですか。ちょうど昨日、教員時代の話をした時にふと言い忘れたことがあって、僕は夏に大変だったのがね、
応援団の顧問をしていた時期があって、3社面談の時期とね、高校野球の地区予選が重なるのでですね、応援団の顧問をやっていると、その野球のスケジュールによってですね、
3社面談のスケジュールが入れられないというのがあって、しかも一回勝ってしまうとですね、また次、また次、また次、甲子園まで行こうもんなら、いつになったら3社面談ができるんだ、みたいな。
そんなね、なかなか予定の立たない行事だったので、いろいろ大変だったことを思い出したんですけど、
僕のキャラクターから言うと、全然そういう応援団的なキャラじゃないわけですよ。
応援団とヤンキーの類似点
まあ、なんとなくわかると思いますけどね。そもそも剣道を長年やってきましたけど、僕はもともと大会計のノリというのがね、そんなに好きな方ではないんですけれども。
でもね、生徒さんたちのやってる応援団の練習とか、いろいろ、実際に相手チームとの対話とかしてて、結構ね、いろいろへえ?と思ったことがあったんですよね。
それ一体何かというとですね、応援団に来てる子って、今はまた全然違うんかもしれないんですけど、当時はちょっとアウトロー的な子がね、応援団やっていて、
普段の学校の指導の中ではね、なかなか服装のことなんか注意をされるんですけど、応援団の時にはね、それが大手を振って、ああいう応援団ファッションとしてできるっていうところがあって、
なんかちょっとヤンキーっぽい子が応援団長をやると。普段は服装のこととかで注意ばっかされているんだけども、応援団長としてやるときにはもうそれが認められてね。
で、よくやったななんて褒められて、まあそういったそのちょっとヤンキーっぽい子の活躍の場みたいな雰囲気もね、昔はあったわけなんですよ。
で、この他の学校との応援団のね、その事前の対面があるんですよね。試合の前に相手側の、まあ相手が一塁側だったり三塁側だったりするんですけど、そっちへ行ってですね、
応援団同士が対面をして、で、いろいろ打ち合わせをするんですけど、そのときその応援団長同士のですね、ガンの飛ばし合いが始まるんですよね。
バチバチで、あのよくあるボクシングが始まる前のあの、亀田兄弟のようなガンの飛ばし合いがあってですね、
てめえ舐めんなよみたいな感じのバチバチな感じがあるんですけど、まあその中でもですね、ちょっと大人な振る舞いをして、
よろしくお願いしますみたいなことをやってるんですよね。まあ、なんかその風景もなんとなく見ててね、なんか喧嘩起きなきゃいいなと思ってたんですけど、
それを見て、応援団の文化って本当独特だなっていうふうに思ったんですよね。で、ボクがちっちゃい頃にですね、あのドークマンという人の漫画でですね、
アーハナの応援団という、そのまあある大学の応援団の物語があったんですけど、まあそれも結構ね、はちゃめちゃで、その応援団の特徴というのはもう先輩に言うことは絶対服従みたいなね、もう4年生の命令は絶対、1年生はもうあの奴隷みたいな状況があってですね、
どんな理不尽なことでもまかり通ってしまうみたいな、そんなあの応援団文化のね、独特なものが出ていたんですよね。
で、その応援団の人たちは常にこう、もう肩で風を切るようにですね、カッポしていて、で、周りからはですね、ちょっと特殊な目で見られながらも、なんかその人たちは一つのコミュニティを形成してですね、
その中で自分たちの存在価値というものをアピールしていたというところがあるんですよね。で、1980年代にピークを迎えたヤンキー文化ですね、
ドラマで言えば今日から俺はみたいなとか、最近で言えば東京リベンジャーズで、過去に戻ってヤンキーの頃に戻ったみたいな話がありますけど、
あれのなんかも見ても皆さんわかると思うんですけど、あのヤンキー文化の独特なですね、コミュニティの雰囲気、
なんか社会からちょっと逸脱したアウトローなのに、集団のあり方としては極めてですね、封建的な縦社会、そして強固なルールがあってですね、
そのルールを破ったものの中では内部制裁があったりもするわけじゃないですか、閉めてやるみたいなやつとかね。
あの辺がすごく不思議だなーって僕ずっと思っていたんですよね。アウトローならアウトローでもっと自由にやればいいんだろうと思うんだけども、そうではなくてやっぱりみんなでね、
トトを組んで、そこにある種のコミュニティを形成していく。そういうのって、クランって言葉してますけどね、CLANって書くんですけど、
何々族的な言い方をするのかな。映画のアバターなんかでも、アバターっていうのかな、あれなんかでも出てくる何々族っていうのはクランって言うんですけど、
だからそのヤンキー的なクランっていうのが、いわゆる暴走族になっていたりとかね、いう風になっていたと思うんですが、このファッションとかはですね、応援団とヤンキーって極めて類似していると思いませんかね。
伝統的な応援団というのは非常に長い鉢巻きを巻いて、日の丸がだいたいついていたりとかしてですね。
楽覧に文字が裏地に何か書いてあるとかですね。もう本当応援団用の衣装っていうのをですね、学校の経費で作るんですけど、普通にヤンキーの衣装だよねみたいな。
特異な事件とコミュニティ
あれも不思議な感じですね。学校の予算でヤンキーの衣装みたいなものが作れるというね、非常に謎システムがあったんですけれども。
その、いわゆるヤンキーの、昔のヤンキーがですね、卒業式の時に、その卒業式のためだけに応援団みたいな衣装をあつらえてきて、それを着てきてしまって、先生どうするんだみたいなことって皆さん経験ありますからね。
このスタンドFMの界隈の人は若いからはないかもしれないんですけど、僕らは現実の教員の時にですね、これはちょっと先輩から聞いたぐらいの話なんですけれども、そういう事件がありましてですね。
あるヤンキーの生徒さんがですね、赤、青、白、黄、緑みたいな感じで、5色の特注の学団応援団みたいな長卵でですね、いろいろ金の文字で刺繍がしてあったりするんですけど、あつらえてきて、それで登場してしまってですね、ゴレンジャーと呼ばれて、その子たちを卒業式に入れるのか入れないのかみたいな問題で、大揉めに揉めながら、もう出さないわけにはいかないから、それで出してしまってですね、
後々また問題になったみたいなこともあったんですけど。まあまあそんな具合でですね、応援団とヤンキー部下というのは非常に似てるんですよね、その例の仕方、押すとかですね、声の張り方とかですね、あとマインド的に言うと、子よりも全体を優先するみたいなね、仁義とかね、個人主義じゃないんですよね。
ここはすごく面白いところだなというふうに思うんですよね。で、そのいわゆる、その俗と言われるクランというもの、これ一体何なのかなというふうに考えたんだけど、やっぱりその人間のつながりというのが非常に強烈にあって、で、義理となんか筋みたいなものがね、中心にどんとあって。
なんかやってることは全然違うんだけども、応援団というのは自分の学校の、例えば野球の応援とかで戦闘を立ってみんなをこぶしてですね、ムードメーカーとして学校の名誉のために戦うというのと、それに対してヤンキーというのはまたそれとは全然違う目的で、自分たちの存在価値を世に知らしめるみたいなところと。
まあ、本当に違いはあるんだけども、どこか根底にね、なんかすごく共通したものがあるのが面白いなーって思って見てたんですよね。
で、これとまた少し似た系統があるのが、昔のアイドルのシンエイタイというやつですね。あれもですね、なんかみんなあのハチマキみたいなものをつけてですね、で、まあ同じ掛け声をかけるわけだけど、「成功ちゃーん!」とか、「L・O・V・E、僕らの成功!」みたいなものをね、歌の間に入れるとかね。
あって、その中も結構ね、ルールがあってですね、厳しいと。で、そのレディース部門みたいのもあってね、その男性アイドルのシンエイタイも、なんかちょっとヤンキーと似たようなところがあってですね、まあなんかキーワードはね、「やる気と根性」とかね、そんな感じで、非常に厳しいルールがあるみたいなのがね、あったりして。面白い関連だと思いませんかね。
でもだんだんその、なんか応援団やる子がいなくなってきたんでしょうね。男子でもそういう、ああいう雰囲気の応援団にやりたいって子がいなくなってきて、応援団のメンバーを集めるのがね、なんか難しくなってきたんですけど、そうしてだんだん出てきたのはね、応援団のリーダーに女子がなるというね、のがあって、今女子がね応援団長の学校も結構増えているんですよ。むしろかっこいいみたいな感じでなってきていると。
ということで時代とともにね、その変わってきているかなというのがあると思うんですけど、これやっぱりその社会の中に漂ってきている雰囲気として、個人が全体のためにメッセ方向みたいなことをするとか、その集団をより優先するというよりも、個人を優先するようになってきたというところでの何か価値観の変化であるとか、まあいわゆるジェンダーレスの文化であるとかね、そういったところも影響してきているのかなぁなんて、ちょっと思ったんですよね。
また同時に、個人個人がちっちゃなクラン、コミュニティを作ることができるようになってますよね。例えばこのスタンドFMなんかでもメンバーシップをやれるとかっていう形で、形は変えていっても自分たちのクランを作っていくという、こういったものはより加速化していって、より細分化されていくんじゃないかなぁなんていうふうに思いました。
ということで今日はね、ちょっと思い出話から、応援団とヤンキー文化について語ってみましたけれども、これからまたね、高校野球が始まります。
いろんな学校のいろんな応援があって、非常に個性もね、そういったところも見ながら、今どんなふうに応援やっているのかなというのも、その辺も楽しみにして見ていけたらなと思っています。
考えてみればね、やっぱりこの高校野球って地域を一つにまとめる力もなんかありますよね。あれも一つのクランの形成に役立っているという点で、日本ってやっぱり集団志向なんだな、それが良い面もあるし悪い面もあるけど、でもやっぱり良い面でもかなりあるんだなというのを改めて感じました。
ということでね、いろんなお話をさせていただきましたけど、今日のお話が良かったという方は、いいねやコメントそしてフォローをぜひお願いいたします。また、英語教育、英語学習、あるいは子育て、あるいは人生のお悩みなんかありましたらね、いつでもレターで送っていただければ、またこの番組の中で回答させていただきますので、ぜひぜひお願いいたします。