2025-01-11 09:42

第86回 ネイティブに聞いてもわからないことがある

ネイティブに聞けば、何でも英語の質問に答えてくれると思っている方いませんか?実はネイティブだからこそ、わからないということはたくさんあるんですよというお話をしてみました!

今日の放送に出てくるTikTokの動画はこちらです!
 Kevin’s English Room

https://vt.tiktok.com/ZS6up29nD/

このチャンネルでは、英語指導歴・易者歴ともに30年以上の経験を元に、考え方を変えることによって英語力を劇的に向上させたり、人生を大きく好転させる秘訣をお伝えしています♪

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こんにちは、英語指導メンタリストのはじめ先生です。
このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、ネイティブに聞いてもわからないことがある、というお話です。
皆さん、YouTubeとかTikTokに出てくるKevinさんって知ってますかね?
Kevin's English Roomっていうチャンネルかな?
メガネかけてて、顔は日本人だし、日本語も普通に喋るんだけど、アメリカ育ちなのかな?
英語はネイティブなんですよね。
多分、その彼の友達2人と3人くらいでコンビでやってる、ちょっとコミカルに英語学習のことを伝えてるチャンネルがあるんですけど、
たまたまその中で出てきた動画がすごく面白くて、あのチャンネルめちゃめちゃ面白いのでね、
これから話す動画も概要欄につけておきますので見ておいていただきたいんですが、
その動画の一つにですね、ネイティブが予備高校をしたったらっていう設定で、
で、生徒さんが質問するんですよね。
先生、Enjoy playing tennisは言えるのに、Enjoy to play tennisはなんで言えないの?っていう風に聞いたら、
ああ、そうなんだよね。これみんな間違えるんだよね。これをすごく要注意だよ。
絶対にEnjoy playing tennisは言うけど、Enjoy to play tennisは言わないからね。
こう、みんな引っかかりやすいところだから気をつけるように、みたいに予備高校主的に言うんだけど、
生徒さんが、それってなんでそうなるんですか?って言われたら、
なんでって言っても、みたいな感じで、そういうものなんだよ、とか言うんだよね。
で、じゃあそれってどうやったらわかるんですか?って言った時に、
えっとね、Enjoy playing tennisは聞いたことがあるけど、Enjoy to play tennisは聞いたことがない。
っていうだけで、参考になんねーとか言われてるっていう動画なんですけど、
これって結構ね、やっぱりあるあるなんですよね。
我々日本語喋ってる時に、ほぼほぼ無意識に喋ってるから、
手におは、ここにとかここへとか、その違いって説明できないですよね。
ここに来い、ここへ来い、その違いはなんですか?って言われたら、
別にどっちでもいいじゃん、とかって思うんですけど、
だけどよく考えてみるとね、ここに来いとここへ来いと、
あそこへ行くとあそこに行く、微妙なニュアンスの違いがあると思いませんか?
なんだけど、それをうまく言語化できないで使い分けてるっていうところがあると思うんですよね。
ちなみにこのここに来いとここへ来い、ちょっとネットで検索してみると、
ここへというのは、どっちかというと方向性を表しているのに対して、
ここにというのは具体的な場所を表していると。
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言われてみるとそうですよね。
あーなるほど、そう言われてみればっていう感じなんだけど、
それを特にね、意識しないでやってるじゃないですか。
これ英語の前置っていうとに近いのがtoかな?
toっていうのは目的地をはっきりと表してそこに到達することを前提としている
ある種の矢印みたいなものであるのに対して、forっていうのは
なんとなくそっちの方へっていう方角を表しているみたいなね。
それに近い感じなんだろうけど、
それと同じようにじゃあ今度はenjoy playing tennisは言うけど
enjoy to play tennisは言わない。
これやっぱネイティブはうまく説明できないと思うんですよね。
だってそういうふうに言わないもんとしか思っていない。
我々は母国語っていうのはですね、膨大なインプットの中で
ある種の暗黙値っていうのかな、その理屈でないものとして
なんとなく法則性みたいなものをですね、
無意識的な知識として体に蓄積していて、
なので感じるのは違和感なんですよね。
前回もちょっと話した歯が抜けたような違和感とか
気持ち悪いみたいな感じだと思うんですけど。
だからネイティブ的に言うとenjoy to play tennisは
普通やっぱ言わないよねっていう説明にしかならないわけです。
それが役に立たねえっていう言葉が最後に出てきているように
外国人が習得しようと思うと、
それを知的に理解しようと思うんですよね。
そこがギャップになってしまって難しいということもあるんですけど、
でもやっぱり外国を学ぶとなると
そこをやっぱり教えてほしいと思うわけですよ。
今回のenjoy playing tennisは言うけど
enjoy to play tennisは言わない、
これが一体何でかってことなんですけど、
それはプレイングに代表されるING系と
それから2プラス同士の原型の不定詞、
その決定的な違いがあるということなんですよね。
中学校で多分多くの人がですね、
同士のING系、これを同名詞と言いますけど、
これが何々すること、
2プラス同士の原型の不定詞の3つの意味の中に
名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法とかあるんだけど、
何々すること、何々するための、
代表的なのを習うじゃないですか。
そういう3つの用法の中に名詞的用法を
何々することっていうのがあるから
ING系と同じような意味はもちろん、
そんな風に教わった人も多いんじゃないかと思うんですけれども、
でもね、やっぱり表現が違えば意味が違うっていうところがあるわけですよ。
わざわざ違うんだからね。
じゃあ一体そもそも何なのかっていう話なんですけど、
皆さんING系って聞くと英語を勉強したことのある方なら
何か動いてる動画のようなイメージがあるんじゃないかなと思うんですよね。
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プレーンテニスって言ったらテニスをしてる状態が浮かぶんじゃないかと思います。
というようにING系というのは実は脳の中にある記憶像なんですよね。
過去に何かしたことがあったりする、あるいは見聞きしたことがある
その記憶像になるわけです。
だからINGと何々しているっていうふうに今進行中みたいな感じで捉えられるんですが、
何かしているという記憶像なので基本的に過去の経験に基づくんですよね。
だからI enjoy playing tennisって言った場合には
過去に記憶しているテニスをしているという状況を楽しむっていうことになるわけですよ。
だからその人がおそらくテニスを経験していてそれが楽しいって言ってるってことなんだろうね。
それに対してto play tennisっていうのはプレーンテニスの方に向かう、そこにたどり着くという意味なので
これから何かをするとかっていう未来思考的な部分があるんですよね。
なのでだいたいto不停止っていうのはこれから何かするっていうような
未来思考的な動詞と一緒にくっつくわけですよ。
例えばI hope to、これから何かしたいと望むとかね。
あるいはdecide、決心するとか。
plan、計画するとか。
これから何かしようという時にはだいたいtoとの組み合わせになるわけですよ。
もうすでに過去の経験をしたことがあることを決定するっていうのは変でしょ。
これから何かしようっていう感じだからtoになるんですよね。
なんでenjoyの時にはingでないといけないのかってことなんですけど
enjoy toって言ったら何か行為そのものを楽しむんじゃなくて
行為に向かう過程を楽しむみたいな話になっておかしくなっちゃうんですよね。
やっぱりI enjoy to play tennisって言ったら
テニスそのものをすることを楽しむのではなく
テニスをするという行為にたどり着くまでのプロセスを楽しむみたいな感じになるんですよ。
そんな人いないですよね。
テニスをするためにたどり着くプロセスって言ったら何だろう。
例えばテニスシューズを履くとか、ラケットをバッグから出すとか
そこを楽しむってことはまあまあないわけじゃないですけど
やっぱりテニスを楽しむって言ったらテニスを動画のように動いて楽しむわけだから
そこの違いだと思うんですよね。
こういうふうに説明したところで忘れちゃうんですよね。
理屈で覚えたものって忘れちゃうんですよ。
なので結局何がいいかって言ったらケビンさんが言ったように
これは聞いたことがある、これは聞いたことがないっていうレベルになるほど
たくさんインプットをしないとダメなんですよ。
だからちょっとだけ理屈で覚えようってしない?
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その分たくさんいっぱいいっぱいいろんな英文を読んだり聞いたりしましょう。
この方が英語は実は習得が確実なんですよね。
これ勉強で暗記でこうやってやろうとしても知的にやろうとしてもなかなかうまくいかないので
ぜひたくさんの英語に触れるっていうことを心がけていただけたらなと思います。
というわけで、今日も聞いていただいてありがとうございました。
今日の放送が良かったという方は、いいねやコメントをよろしくお願いいたします。
OK, Thank you for listening and have a great day.
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