消費されるアイドルの現実
こんにちは、英語指導メンタリストのはじめ先生です。このチャンネルでは、思考を変えることによって、英語力と人生を劇的に好転させる秘訣についてお伝えしています。
今日のテーマは、「消費されるだけの人」になってしまわないために、というお話です。
テレビを見るとですね、なんとか48系のアイドルのグループが時々出ています。 以前ほどの熱狂はなくですね、また出てるなぁぐらいの感じに皆さんなっていると思うんですけど、
まあ本当に一部の熱狂的なファンはもちろんいろんなメンバーのことも知っていると思うんですけど、
大抵の皆さんは、まあほとんどよくもうわかんないという、年齢的にも年上の人はわかんないんじゃないかなと思うんですよね。
例えばAKB48なんかでも本当に初期メンバーの神セブンみたいなメンバーだったら、なんかね、名前が出るじゃないですか、前であっちゃんとかね。
だけどもうその後何度も何度もメンバーの入れ替えがあって、卒業があって、というともう何が何だかよくわかんないという感じで、印象にも残らなくなっていると思うんですよね。
まあなんかAKBだとか欅坂だとか、そういう名前だけが動いているみたいな感じですね。
ここのね、憧れのAKBになりました、欅坂になりました、乃木坂になりました、これを通じてアイドルになるという夢を実現することができてですね、
そういう意味では人生の一番キラキラした瞬間を手に入れた人というのも多いと思うんですけども、
それが一瞬で終わってしまったり、あるいは大して有名にもならず、知られもせずですね、そしてあっさりと芸能界から忘れ去られていくという方が圧倒的に多いわけじゃないですか。
これについて皆さんどう思いますかね。
大きなグループのそういうアイドルだけでなくて、昔から芸能人というのはプロデュースされて、売り出されて、その後消費されるわけですよね。
消費されて人気がなくなると、また身を引いていくというような感じになる。
その自分が一番輝く時を商品として、商品してもらうことというのは全然いいと思うんですよ。
それはそれでいいと思うんですけど、問題はその後ですよね。
人生長くてですね、その後どうなるんだということがあるわけです。
後になってもね、残っている人もごくわずかにはいますよね。
その残っている人たちってどんな点が違うのかというと、やっぱりね、ちょっと軸を持っている感じがするっていうのかな、そんな感じがしませんかね。
大量生産されるアイドルと対比してずっと残っている芸能人ってどんな人がいるかというと、やっぱり自分で何かをプロデュースしている人たちだと思うんですよね。
歌手とかですよね。それも一発屋でなくて、例えば今たまたま思いついた山下達郎さんだとか矢沢栄吉さんだとかね、山下達郎さんの奥さんの竹内まりやさんとかもそうだったりするんですけれども、
こういう自分の軸を持った発信の内容みたいなものを持ち続けている人っていうのは、やっぱり長く残るんじゃないのかなというふうに思うんですよね。
で、このことって別にアイドルに限らず、私たち例えば会社員とかでもそうだと思うし、自営業者とかでもそうだと思うんですけど、
例えば会社員であれば、自分の労働力と時間を提供することによってそれに対する対価をもらうわけですね。
その過程でいろんなやりがいとかも見つかったりしながら自己実現をしていく人もいるし、一方で非常に疲弊して搾取されているような感じをしながら、
ひいひいと苦しみながら職業生活を最後まで全うする人もいるわけですよね。
基本的に会社というのは職業をやっている間はいろんなことの面倒を見てくれたりするわけなんですけど、
終わってしまえば退職金をもらったらそれでおしまいなわけですよね。
その後どうやって生きるかというのは完全に本人に任されているんですけど、
その時に何をやればいいんだろうと思う方もいらっしゃると思うんですよね。
だからAKB48とかああいったグループの中でもこうやってダンスをやるんだよと、
完全にマニュアルで仕込まれて、どんな風に首を振ったら可愛く見えるかとか、
プロデュースの重要性
そんなことまで多分仕込まれると思うんですよね、徹底して。
それでアイドルという商品として自分を社会に提供していくということになるわけです。
これはまた社会人も一緒で、自分が社会の中で役立つために何らかの一定のスキルを得て、
その会社の中での立ち振る舞いを覚えて、どうやったら成果があるかということを覚えながら、
そこで自分を提供していくということになるわけです。
なんだけどその枠の中から外れてしまうとAKB48というブランディングがなくなってみると、
そこで培ったものというのはもちろんあるにしても、
一人でピンでやっていくとなるとなかなかうまくいかない人が多いと思うんですよね。
そういう人とグループから出ても活躍できる人の違いというのは何なのかなというふうに思ったときに、
大半のAKB的なアイドルの人というのはそのメンバーになることがゴールになっていると思うんですよ。
そこで脚光を浴びて、何とかグループの何年生なんですと言って、自分にファンがついてという。
それがやっぱりゴールになっていたと思うんですけど、そうでない人というのはやっぱりどこかですね、
もっと違うものを見ている。
それはあくまでプロセスであって、そこを踏み台にして次のステップを考えているみたいなね。
そんな感じの人が多いんだと思うんですよ。
そこにやっぱりですね、自分のゴール設定だとか、そういったものが違いとして現れてくるんじゃないのかなと思うんですよね。
先日また別のサウン中なんかで見てたのかな。
山田裕樹さんという俳優さんがいらっしゃいますけど、
あの方はうちの子供がちっちゃい頃見ていたゴーカイジャーというね、戦隊モノに出てきたゴーカイブルーだったかな。
なんかをやってた方なんですよね。
それも言ってみれば若い俳優を登用して、ゴーカイジャーという一つのグループになってバーッと有名になっていくということなんですけど、
アイドルグループと違って俳優さんの場合は一つの作品ですから、
それを終わった後にどういう風になっていくかというオーディションをいろいろ受け続けていったりすることになると思うんですけど、
彼のインタビューで言ってたんですけど、
彼は俳優になる前にいろんなエキストラの仕事をやっていたらしいんですけど、
そのエキストラの時からとにかく自分が目立とう、とにかく人と違うという風に思われようと思って、
人一倍ダンスを頑張っていたというような話がありましたけれども、
芸能界に限らずグループの中での一人として集団に貢献するというのと、
自分の成功というものを求めるというのは時々相反する要素があるわけですよね。
例えばAKBの40何人いるような中で一人だけダンスが違っていたら、それは弾かれてしまうわけですよ。
なんだけども、その俳優さんみたいな形で他の人との違った輝きみたいなものを持っていないと選ばれないような世界というのもあるわけですよね。
別にそれをどっちを選んでもいいと思うんです。
主体的な生き方
AKBみたいなところにいて、自分がアイドルとしてプロデュースしてもらって、
自分がアイドルとしての夢を叶えるという。
でもそれは振り返ってみれば何か消費されてしまった形になっているのかもしれない。
だけども、それはそれで自分が人生の幸せな時を得たのであれと思えば、
それはそれでOKだという考え方もあると思います。
一方、そういったものには属さない。
自分は自分で自分をプロデュースして、自分のブランドというものを立ち上げていくみたいな、その俳優さんみたいなパターンですね。
そういう生き方ももちろんあるわけで、
これは自分のビジネスをやっているという人はそれに近いのかもしれないですけれども、
こんなふうに芸能人を例えていろいろ見ていくと、いろんな生き様みたいなのが見えてくるかなというふうに思います。
特に芸能人というのは人から消費されてしまって、
本来生きたかった自分を生きられずに苦しむ人というのが多いので、
人には命を絶ってしまうような人もいるわけです。
一方で、ずっとその芸能界で長く残っている人というのはどんな人かというと、
もう究極、本当に自分の軸をしっかりと持って、自分の世界観を持っている人だと思うんですね。
なので、自分がどんな場にいても、そういった自分がこう生きるという軸みたいなものを持っている人って、
終生、幸せでいられるんじゃないのかなというふうに思ったんですよね。
皆さんどうですかね。
誰もがそういうものがまだあるというふうになっていないかもしれないですけど、
人に言われたことをやるという人生ではなく、やっぱり自分から主体的に取り組んでいくという、
そっちの人生にしていかないと、人生消費されたり搾取されているような気がしてしまうと思うんですよね。
ぜひ皆さん、同じ会社員での仕事をするにしても、
そこの自分の気持ちをどういうふうに持つかによって、全然変わってくると思います。
主体性を持たずに、言われるがままに生きているような感じだと、
消費されて終わりになってしまったりする可能性もありますから、
やっぱり自己との対話をしっかりしながら、自分がどうやって生きるのかということを考えていただきたいと思います。
考えていただきたいなんて、やらそうなことを言っちゃいましたけどね。
というわけで、今日も聞いていただいてありがとうございました。
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