2024-05-29 10:31

第30回 言語が無かったら人の思考はどうなるのか?

もし私たちが言葉を持っていなかったら、私たちの思考はどのようになるのか?そんなことを想像しながら、言語習得について何が重要なのかを考えてみました!

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こんにちは、はじめ先生です。このチャンネルでは、思考を変えることによって英語力と人生を劇的に好転させる方法についてお伝えしています。
今日のテーマは、言語が無かったら人の思考はどうなるのか、というお話です。
なんかね、めちゃめちゃ哲学的な感じがしちゃうかもしれないんですけれども、
今日はあるオンラインイベントで英語の学習の仕方について話をさせていただいたんですが、
そのプレゼンを作っている時に、人間の言語習得のプロセスについて改めて考えたんですよね。
赤ちゃんの時に言語というものをどう認識していくかというそのプロセスなんですけれども、
その前にですね、そもそも私たちの日常生活において、我々の頭の中に浮かんでくる思考、考えというのは、ほぼほぼ言語化されている場合が多いと思うんですよね。
言語化は明確にしていないかもしれないけど、言語を伴ってそこに感情がくっついているみたいな感じだと思うんですけれども、
言語なしに考えるということが多分あまり想像しにくいんじゃないかなと思うんですよね。
だけど赤ちゃんの時に、自分たちが当時の赤ちゃんの時の意識を持っているわけではないのでわかんないんですけど、
全く言語というものを習得していない頃にどうやって言語を獲得していったんだろうということをちょっと想像してみたんですけど、
例えば赤ちゃんに自分が戻ったとして、さまざまな体の不快感を感じると思うんですよ。
例えば、お腹が空いたというね。でもそれもお腹が空いたという定義がないんですよ。
身体的欲求として、例えば尿位とかそれに近いような感じの、言語化しなくてもわかるような体のある種のインパルスというのかな、
それとしてそういうものを感じた時に、それが不快でその感情を放出するために泣くということをしますよね。
これは多分本能的に他にやりようがないからするんだろうけど、
そうなった時に自分の親が来て、どうしたのどうしたの、お腹が空いたのとかご飯マンマンとかいうことを言って、
その膨大な体験の中で自分がその不快感を感じた時に泣くと、自分の世話をしてくれる優しい人がマンマンと言ってくれると。
その後に自分の不快感を満たしてくれるようなものが与えられて心地よくなるという風になった時に、
そのプロセスをマンマンと言うんだろうと言って、自分がそれを求める時にマンマンという記号を使うと通じるんだという風にわかるという、
それが多分言語の一番最初のところだと思うんですよね。
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だから言語というのは、いろんな複合的な要素に対してのある種のシンボルなんですよね。
そこが相互理解しやすいように、意思の疎通の媒介として生じたものが言語になるわけで、
それが膨大に積み重なっていって、いろんな文章を言えたりとかになってきたというような経緯があるんだと思うんですけれども。
そういった言語なしの思考というのが可能なんだろうかということをふといろいろ考えてみたんですけれども、
みなさんどうですかね。
我々がいろいろ日常の精神活動をしている時に、漠然とした不安とか、何となく漂っている感情みたいなもの。
それを常に味わっていながら、それの正体がわかんない時ってやっぱりあると思うんですよね。
それって言語化できていないけれども、何か思考というか浄土としてはあるみたいな状態って結構あると思うんですけど、
それを言語化できるかできないかっていうのは、その象徴みたいなシンボルみたいなものをいかに知っているかっていうところが重要になってくるんじゃないかなと思うんですよね。
そこがボキャブラリー、語彙力不足の人は言葉が拙いとかってなってくると思うんだけど、
でもやっぱりそれってただ単に語彙の問題じゃないと思うんですよね。
それ以上に複数の語をつないで論理的に自分の言いたいことを表現する力っていうのはどうやったら身につくんだろうってちょっと素朴に疑問に思ったりしませんかね。
私は高校生の英検の指導とかよくするんですけど、英検のテキストで面白い話があったんですよ。
目の不自由な人で展示を読んだり、展示を自分で書くっていうのかな、打ったりできる人と、その展示の読み書きを習っていない人でどんな差が出るかっていう実験というか研究をしたっていう話があって、
皆さんどうなったと思います?展示ができる人とできない人にどんな差があられたと思いますかね。
その実験では、展示の読み書きができる人とできない人に文章を書かせてみたみたいなんですけれども、
そこで得られた傾向というのは、やはり展示を習っていない、読み書きを知らない人の文章というのが、
やはりどこか無秩序というか、とっちらかっていて、何が言いたいのか伝わりにくいというのに対して、
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ちゃんと読み書きを、展示を習った人たちの文章というのは非常に筋道が立っていて、
深い複雑な思考、論理的な思考というのができているということなんですよね。
なので英語の学習において、特に会話が大事なわけではないですけど、
会話の練習だけでいいかというと、やっぱりそれだけじゃないんだよなという感じがするんですよね。
日常の用を足すぐらいのことであれば、たぶん会話中心でいいと思うんだけれども、
やっぱり複雑に思いを伝えるという風になってくると、やっぱりそこは読み書きというものもしっかりやっていかないと、
その辺って強化されないんだろうなというふうに思ったんですよ。
日本の英語教育に関して言えば、読み書きにフォーカスされすぎていたというので、
今スピーキングがより必要だよという話にはなるんですけれども、
そこにバランスを書いちゃいけないんだなというか、やっぱり小学校に上がって読み書きを習って、
私たちの言語能力というのはたぶん爆発的に伸びていったと思うんですよね。
やっぱり読書量のある人というのは、一般的に英語力も高い傾向がありますし、
日本語の読解力も高いし、英語の読解力も高いという傾向があることを考えると、
やっぱり読み書きの能力を高めるというのはすごく大事なんじゃないかなというふうに思うんですよね。
ただ読み書きの能力を高めるときに、特に読みの能力を高めるときに、
あんまり縦箱の隅をつつくような、いわゆる伝統的に言われる正読みたいなやり方が正解かというと、
そうじゃないんじゃないかなという気がすごくしているんですよね。
文章をすごい分解して、これが主語で、これが動詞で、これが後語で、これが何とかでみたいなことを言ったり、
これが何々、何とか用法だみたいな。
それをやっていくと、ちょっとね、僕はまた違う話なんじゃないかなというふうに思っていて。
我々赤ちゃんじゃないんだけれども、赤ちゃんのときに言語習得をしていったような自然なプロセスというのかな、
やっぱりいろんな情報を膨大にインプットしていく中で、
その中で全体の文脈からこういうことを言っているんだろうなって判断して語彙を増やしていくとか、
そういう判断することによって、そういう論理的な思考力を高めるっていうことのほうが、
言語能力の育成には役に立つんじゃないかなというふうに思うんですよね。
なので、最後に結論みたいな形で、皆さんに一言アドバイスをさせていただくとすると、
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英語を話せるようになりたい。だから会話を練習します。それはもちろんOKなんだけれども、
同時に英語の文章を読むとかですね、そういったことも同時にやっていっていただきたいなと思うんですよね。
そのほうが高品位な英語を身につくとか、そういうこととはちょっと違っていて、
結局そうしたほうが言語習得はより効率がいいんだと思うんですよ。
なのでね、多分英文を読むってことに対して皆さん結構心理的な抵抗が結構あると思うんですけど、
これね、やっぱりやってみるといいんじゃないかなと思うんですよね。
なかなかうまく読めないっていう方もいらっしゃると思うので、
次の回かなんかにどうやったら英文をもっと読めるようになるのかというお話もしたいと思ってますので、
お楽しみにしていてください。ということでね、今日のお話以上となります。
またね、聞いていただいてありがとうございました。
今日のお話が参考になったという方は、いいねやフォロー、コメントなどお願いいたします。
またこのチャンネルでは質問とかも受け付けています。
英語の質問、あるいは人生そのものに対する質問、あるいは私ビジネスやってますのでビジネスの質問なんかでも大丈夫です。
OK, thank you for listening and have a great day.
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