00:00
5分で学べるハチコのAI実践カフェ。おはようございます。こんにちは。こんばんは。この番組では、ママエンジニアハチコがAIでできたことや、おすすめのAI活用法をお届けしています。
もしこの放送を気に入っていただけたら、いいねやフォロー、ぜひよろしくお願いいたします。さて、今日は昨日、変数の話をしたので、今日はその仲間、兄弟、対となるようなキーワードについてお話していきます。
ということで、本日のおすすめキーワード。このコーナーは、AIやバイブコーディングに関連のあるキーワードを一つピックアップして、さくっとわかりやすくお話しするコーナーです。
定数の概要と利点
今日のキーワードは定数。定まった数で定数です。昨日、変数についてお話ししました。変数は一言で言うと、データを入れておく箱と説明したんですけども、この定数もデータを入れておく箱に変わりはありません。
変数と何が違うのかというと、変数の場合は中に入れるデータがいろいろ変わります。でも定数は変わりません。一回入れたら、蓋をしちゃって、もう中身を変えませんよというイメージですね。
例えば、消費税の税率みたいなものは、この定数に入れておくと良さそうな値です。いやいや、もう消費税率なんて決まってるんだから、普通に式の中に10%だから1.1倍するような式を書いてあげたらいいんじゃないの?と思われるかもしれません。
ですが、長い目で見た時に、どうでしょう。消費税率ってこれまで何回か変わってきましたよね。もし、例えば3%の時に中の計算に全部1.03とか書いちゃっていたら、この税率が変わった時に、いっぱい書いたところは全部修正しなくちゃいけなくなります。
でも、定数として消費税率を準備しておくと、税率が変わった時も、その箱に1.03と書いてあったところを1.05って一箇所書き換えるだけで、中のプログラムは変えなくていいということになります。
あと定数にしておくと良さそうなもので言うと、例えば自動でスプレッドシートから値を取ってきますみたいなプログラムの時に、その値を取るセルのアドレス、行とか列とかそういうのを定数に持っておくと良さそうですね。
システムができた後に、例えば列の左側に何かデータが入ったりとか、スタートの行が変わったりということはよくあることなのでおすすめです。
あとよく見かけるパターンとしては設定ファイルですね。プログラムを書いて、自分の大事な設定、APIキーとかパスワードとかそういったものをファイルに書くときに、それを別のファイルに変えてGitに上げないみたいなことをすると思うんですけど、その設定ファイルも定数を設定しているということになります。
ということで、定数に向いているもの、定数にした方がいいものは、プログラムの中でその処理の一連の流れの中では値が変わらないんだけども、長い目で見たら変わる可能性があるものだったり、環境に依存するもの、そういったものを定数として箱を用意してその中に値を入れてあげるという仕組みにしておくと、プログラムがすっきりしてきたり、セキュリティ的に良かったりします。
ということで、変数の話もしたので、ついとなる定数についてもお話ししてみました。
今日もここまで聞いてくださって本当にありがとうございます。一緒にAIで毎日ちゅこっと進化していきましょう。
それではまたねー。