AIとプログラムの使い分け
5分で学べるハチコのAI実践カフェ。おはようございます。こんにちは。こんばんは。
この番組では、ママエンジニアハチコがAIでできたことや、おすすめのAI活用法をお届けしています。
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お好きな媒体でお楽しみください。さて、10月15日、水曜日。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
最近、AIの進化が本当にすごくて、もう、AIで何でもできそうだなって思う方もいらっしゃると思います。
でも、今のところですが、AIが得意なことと、AIではなくて、プログラムなどに任せた方がいいことがあります。
今日は、そんなお話をしていきます。ということで、今日のテーマはこちら。
そのタスク、AIに頼む?それとも…?
皆さん、AIにいろんなことを頼みたいですよね。本能些細なことから、結構、がっつりした開発とか、大がかりな自動化とか、本当にいろいろあると思います。
今日は、その大がかりな複雑なものというよりは、シンプルなタスク。
そうですね。タスクリストに各レベルくらいのタスクを、AIに任せた方がいいのか、それともプログラムを書いた方がいいのか、というのを考えていこうと思います。
タスク処理の判断基準
まず、AIが得意なこと、具体的なタスクの例なんですけど、
例えば、メールの文章から感情分析するとか、商品レビューを要約するとか、音声データを文字起こしする、こういったことは、AIが得意です。
感情分析とか要約とかは、人の感覚が関わる部分で、これまでの学習データに結構寄ってくるかなと思いますし、
音声データの文字起こしも、ただ音を文字に起こすだけだったら、プログラムでもいいと思うんですけど、
言っている内容の文脈から漢字に変換したりとか、句読点を打ったりとか、こういったところは、やっぱりAIの得意とするところかなと思います。
一方で、AIに頼まなくても、プログラムなどで処理した方がサクッとできる、みたいなこともあります。
例えば、計算ですね。もちろん裏でPythonとかを組んでもらって計算してもいいんですけど、結局プログラムでやってるじゃんって感じですよね。
あとは、例えばあるフォルダのファイル名をリストアップして、日付順に並べ替えるとか、売上データが入っているCSVファイルを渡して、
売上が10万円以上の業だけをリストアップしてもらうとか、こういうタスクは、AIにわざわざ頼まなくても、プログラムでやったほうがサクッとできる。
API料金もかかりませんしね。
じゃあ、これから今やりたいことは、AIに頼んだほうがいいのか、それともプログラムにやってもらったほうがいいのか、
そのタスクの背景もあると思うので、一概に必ずこれで判断つくというわけではないと思いますが、判断するコツの一つは、正解が一つかどうかを考えてみることです。
例えば感情分析とか文章の要約とか文字起こしって、必ず正解が一つではないと思います。
一方で、データを並び替えたりとか、データを抽出したりっていうのは、正解が一つですよね。
もし、シンプルなタスクがあって、それをどうやって処理しようかなと思ったときに、AIを使うのがいいのか、それともプログラムに処理してもらったほうがいいのか、一瞬立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。
もちろん、このコツに当てはまらないケース、例えば正解は一つだけど、AIに頼ったほうが絶対いいみたいなケースもあるかと思います。
それにね、じゃあプログラムで処理するってなったときに、そのプログラムをAIで書いてもらうみたいな、結局AIを使うじゃんみたいなこともあると思うんですけど、
一回ね、目の前のタスクがどっちに向いてるかなって考えてみるのは、今後AI活用していく上で、とても意味があることかなと思ったので、本日このテーマを選びました。
今日もここまで聞いてくださって本当にありがとうございます。一緒にAIで毎日ちょこっと進化していきましょう。
それではまたねー。
