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どうも、ここのサンカクです。 喋っていこうかなと思うんですけれども
あの今日、 日高屋に行ってきたんですよ。
で、 普通に飯食ってたんですけど
向かいの席にね、 子連れの2人の息子さんを連れた家族連れがいたんですよ。
で、 その息子ちゃんがね
これうまい!これうまい! ってずっと言ってたんですよ。
かわいいなぁと思って。 美味しそうにご飯食べてね、微笑ましいなぁと思ってて、俺もね、これうまいって思いながら
飯食ってたんですけど、 しばらくしたら
その息子ちゃんが、 これ美味しくなくなってきたって言い始めて
おもろいなぁと思って。 その、 これ美味しくなくなってきたって、俺人生で言ったことないなぁと思って。
そしたらお母さんが、 お腹いっぱいって言いなさいと。
あ、そういうなんか 感じなんだ。
お腹いっぱいって言いたくないから、 ご飯が美味しくなくなったって言ってるんだ、この子はと思って。
めちゃくちゃいいなぁと思ったのよ、俺その表現。 もうお腹いっぱいだから食べれないんじゃなくて、ご飯が美味しくなくなったからやめるって
めちゃくちゃいいと思うのよ。 自分のお腹のキャパの話をしてるんじゃなくて、食べ物が美味しくなくなった。
あんまりない考え方だと思うのよ。 感性が豊かだと思う、あの子は。
でもお母さんはね、 まっすぐね、お腹いっぱいになったらお腹いっぱいって言いなさいよと。
怒ってるわけじゃないけどね。 こう、お腹いっぱいって言いなさいみたいな感じだったわけよ。
それめちゃくちゃいいなぁと思ってて。 でも、
その反面ね、日本語ってやっぱ難しいなぁって 思ったわけですよ。
ご飯が美味しくなくなってきたなぁ。 なんでだろう。お腹がいっぱいだから。
じゃあお腹いっぱいって言わないといけない。 それが正解。
もちろん世の中の事柄にはね、正解があるかもしれないけど、 日本語っていろんなルートがあるし、いろんな答えがあると思うんですよ。
だからその息子ちゃんが言ってた、 もうご飯が美味しくなくなってきたっていうのも
正解だと思うわけよ、俺は。 もし俺の息子がご飯食べに行って、最初美味しい美味しい、うまいこれうまいって言ってて、
しばらくしたら、ご飯美味しくなくなってきたなぁって言ったらさ、 じゃあやめようかって言うと思うわけ。
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別にその人の教育方針に怒ってるわけじゃなくて、
そういうなんだろう、 あんまりその国語っていうものが俺は好きではないわけ。授業的なところね。
その決められた形だとか決められた感想っていうところを導くのが国語の授業だと俺は思ってるから。
それはだって受け取り手の感覚で変わってくるだろうし、 作者の人も1個の答えを書きたいわけじゃないだろうなって俺は思うから、
あんまり好きじゃないんです、そういうのが。
だから日本語ってやっぱ難しいなって。でもやっぱりね、自分の子供にはね、そうやってしっかりとね、
受け答えができる自分の意見をわかりやすく、誤解のないように伝えるように教育するっていうのは もちろん大切なことかもしれない。
でもその感性はね、潰しちゃダメかなって俺は思っちゃうわけよ。
で、家帰ってきて、この
そのことがね頭に残ったまま、 嫁の実家から
もう引っ越しをするらしくて、嫁の実家が。 荷物を整理しているところ、
もう着ない着物を送ってくれると。 スーツも送ってくれるって話で、
嫁のお母さん、義理の母のお兄ちゃんの着物と、
義理の父親の スーツをもらったわけなんですよ。
で、ものすごく綺麗に保存されてて、
さっきの言葉、その時によぎって、 日高屋で見たあの息子ちゃんのね、
もう美味しくなくなってきたっていう言葉が残ったまま、その着物を見てたわけですよ。
この時に普通の人だったら、 なんて言うんだろう。
誤解を招く言葉って何なんだろうって思ったわけですよ。 普通の人だったら、
大切に 保存してたんだねとか、
また着る機会を探して、いつの日かのために大切にしてたんだねとか、そういうことを言うと思うんですけど、
例えばじゃあ、 まるで新品みたい。これも褒め言葉になると思うんですよ。
でも、もしじゃあそれを 違う感性の言葉で言うとしたら、
うわぁ、思い出ないぐらい綺麗とかね、言っちゃうかもしれないじゃん、それって。
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でも、その人が言いたいのは、めっちゃ綺麗すぎるからだ。
このものに対して思い出ないぐらい、皿のものじゃね、これみたいなことを言いたいかもしれないじゃん。
でも、それって受け取り手にとっては、めちゃくちゃ、ん?ってなる言葉になっちゃうわけじゃん。
で、そのモヤモヤをね、俺は頭の中に抱えたまんま着物を見てたからさ、
めちゃくちゃ感動したの。うわぁ、俺が普段選ばない青色じゃん、と。
普段はね、自分に青色似合うんですけど、なんか青色を買うことがあんまりなくて、
服とかもそうなんですけど。青色だ、やったー!と思ってたんだけど。
で、めちゃくちゃ綺麗だし、質感もめっちゃいいし、最高だなぁって思ってたんだけど、その
微妙な感想を言うやつが俺の頭の中にいるのよ。わかる?
この、さっきの息子ちゃんのことを考えたまんまそれ見ちゃってるから、
褒め言葉なのか褒め言葉じゃないのかっていうギリギリのラインの生み出す脳みそがあるわけよ。
でもそれを口に出したらさ、その親族の嫁が目の前にいるわけよ。
言えないじゃん、俺それ。言えないけどモヤモヤってしてるから、多分ね、
あの、嫁的にはあんまり嬉しくなさそうだったのかなって見えたのかもしれない。
顔はね、あの、嬉しい表情はしてたと思うんですけど。
受け答えはね、なんか、なんだろう、
たどたどしい感じになってたのかなって、今となってはね、思うんですけど。
本当に難しいよね。そういうつもりじゃないのに、ね、受け取り手にとっては、
ね、嫌なことだってあるもんね。言葉だけじゃないもんね。思いやりだってそうじゃん。
ありがた迷惑とか言うじゃん。ね、ありがた迷惑ってすごい言葉だよね。
一旦ありがとうって言って終わればいいのに、
イライラしてるわけじゃん。イライラしてるから、ありがた迷惑だってなるわけじゃん。
やってくれるのは嬉しいけどさ、みたいな。
あるじゃん。よくなんか、旦那さんがね、あの日曜日に、
なんか、家事手伝ってくれたけど、洗い物した後のキッチンがびちゃびちゃだみたいな。
ね、その後私が拭くんだからさ、みたいな。
ちゃんとやってよ、みたいな感じになるわけじゃん。
ありがた迷惑だよ、そんなことしたら。ってなるわけじゃん。
ね、一旦ありがとうって言ってほしいよね。
俺はもう積極的にありがとうと言うようにしてるんですよ。
うん、普通の人より多分ありがとうっていう回数は多いと思う。
ちっちゃいことでもありがとうっていう教育をね、されたので、言ってると思います。
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だから、やっぱその感謝する気持ちが大切だなっていう。
その、組取り手のさ、その受け取り手の感情はもちろんあるかもしれないけど、
そこでありがとうが言えるか言えないかで、ね、そのイライラも和らぐのかなって思うわけですよ。
だからその、また最初の話に戻っちゃうけど、
その言葉の伝え方っていうところ。
ね、その人が思ってることを100%汲み取れとは言わないけど、
わかんないしね、相手が本当に伝えたいことって言葉だけでわからない部分もあるからさ。
もっと掘り下げていかないといけない部分もあるかもしれないけど、
でもできる限りこう、自分の中で咀嚼して、
あ、そういうことなんだなって理解した上で、
でもそれってこうなんだよって伝えてあげたら、ね、相手からも意見を渡しやすいしね、それだったら。
だから、なんて言うんだろう、伝えたいことは伝えるけど、
ね、それを汲み取る側っていうのも考えないといけないし、その逆もしっかり。
自分は受け取るだけじゃなくて、相手のことも考えてあげないと、
会話って成立しないなって難しいなって思った。
でもその中でもやっぱ個性っていうのは大切だと思うから。
自分の言葉であり、自分の耳であり、
ね、相手にもそうだし。
難しいね、日本語って。
ま、その日本語をね、喋ってラジオしてるわけなんですけど、
ま、この言葉がみんなにね、伝わってどう聞こえてんのかな。
ま、人それぞれ感想はあるだろうけど、
俺は伝えたいことを伝えたし、
みんながどう思ったかを教えてくれたら嬉しいです。
ということで、今日はこの辺にしようかな。
この放送は皆様の視聴、コメントによって成り立っております。
また次回も見に来てくれると嬉しいです。
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この放送はここの三角がお送りいたしました。
また次回、どこかでお会いしましょう。
じゃあね、バイバイ。