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こんにちは、GreenFielderです。
ちょっと先週末から風邪をひいてまして、
最近ちょっと外でのジョギングとか山歩きとかできてないんですけれども、
ちょうど風邪をひいて休んでいるのがいい機会だなと思って、
久しぶりに日本のNHKのドキュメンタリー番組とか気になるものをまとめて見てみようということで、
NHKのオンデマンドでいろいろとドキュメンタリー番組を見てみました。
どうしても見ちゃうのが山岳系といいますか、
主に見たカテゴリーとしては、別の方のLISTENで聞いているポッドキャスターの方のいろいろなエピソードを聞く中で、
中東情勢って本当のところどうなってるんだろうと思って、中東情勢に関連するドキュメンタリー番組を見たり、
あとは先ほど申し上げた山岳系、山の絡みのNHKのドキュメンタリーの番組を見ました。
平出さんと中島さんの挑戦
今日はその山岳系のドキュメンタリーの中で、前からどうしても見ておきたいと思っていた平出さん、中島さん、日本を代表するアルピニストだったわけですけれども、
その方に関するドキュメンタリー映像を拝見しました。
ご存知の方多いと思いますが、このお二人は昨年、カラコルムのK2の西壁という、過去誰も踏破したことがないルートでのK2登頂を試み、
途中で雪崩によってお亡くなりになってしまったわけですけれども、
このお二人のK2の西壁挑戦のドキュメンタリーを見たんですけれども、
その前に同じくカラコルムのシスパーレという山に登っているんですね。
そのシスパーレの登頂に関するドキュメンタリーの映像も拝見しました。
結局そのシスパーレとK2というのは平出さんの中では繋がっていて、
両方見ることで初めて彼が何をどう考えて、その二つの山を目指したのかというのがよく分かりました。
非常に、こう言ってはなんですけれども、どちらの挑戦も素晴らしかったなと思います。
もともとシスパーレの時に平出さんは4度目の挑戦で登頂しているんですよね。
それまでの3度はいずれも途中で断念しているということなんですけど、
それまでの3回、特に3度目の挑戦で一緒にパートナーとして登っていた谷口けいさんという、
日本を代表する女性アルピニストだったんですけれども、この方が3度目の挑戦の後、
北海道の山で残念ながら滑落死をされてしまったということもあって、谷口さんと果たせなかったシスパーレの登頂というのを
4度目には中島健郎さんとパートナリングして再挑戦というのが、そのドキュメンタリー映像のメインテーマだったんですけれども、
私は谷口けいさんに関する本も読んでいます。
とても素敵な女性だったというのを、シスパーレの映像を見る前から存じ上げてはいたんですけれども、
その谷口さんに対しても、自分が登頂することで花向けにできるという思いもかなりあったみたいですね。
登頂後に下るところでは、かなり平出さんも体力を消耗していて、相当きつい帰路だったみたいなんですね。
最後ようやく下山をして、ベースキャンプまで帰ってきてからのシーンというのは、私もジーンとくるものがありました。
アルピニストの生と死
一方でK2の時の、最終的にはお二人とも帰らぬ人となってしまったわけですけど、
お二人のご家族も映像の中で登場していて、ご遺族となってしまった家族の方々もすごく健気にインタビューに応えられていて、
これはちょっと違う意味で心が揺れたといいますか、動かされた映像でした。
やっぱりアルピニストって、自分の生を死とのギリギリのラインを進んでいることで、生への感覚を得られるみたいなことを大体皆さんおっしゃるんですね。
その境地に立つのって、それ自体がすごいことだなと思ってしまいます。
振り返って私はどうなのかなと思ったときにということなんですけどね。
そういう話を、そういう方々の人生、ストーリーを聞いていると、私は今、長距離をトレランないし、マラソンでもいいんですけど、
どこまでの長さを走れる、歩けるのか、というところでの自分なりの限界への挑戦というふうに称してますけれども、
そういうアルピニストの方々の挑戦という言葉に比べると、なんとも小さな話な気もします。
しますけども、それは何でしょう、個々に難しさのレベルって違うと思っているんですよね。
なので、私の挑戦は挑戦で、どこまでできるかということをトライすることにも意味があると言いますか、
あまりに高みを目指してやらないぐらいだったら、身の丈にあった限界というと変な話ですけど、
そういう自分自身にとってはとてもチャレンジングな目標を掲げて、それに向かって自分を動かしていくということ自体が自分の人生を豊かにしてくれるんじゃないかなと思っています。
だからなんだということなんですけど、ぜひ私としては、登山をやる人もやらない人もですけど、
平出さんと中島さんのシスパーレ登頂への挑戦、そしてK2への挑戦というNHKのドキュメンタリー映像は、ぜひ一度見ていただきたいなと思っています。
今日は以上です。ありがとうございました。

