1. ごりゅごcast
  2. Keynote作りにも表紙作りにも..

プレゼン資料作るにしても、デザインの知識って役に立つよね、って思って、ちょうどいいタイミングだったんで読んでみたら、「ちゃんと文字でデザインを教えてくれる本」でよい本でした。

書籍リンク:https://amzn.to/31VYfrI

今回の話題についての詳しい内容や補足リンクはこちらから確認できます。

感想や質問、リクエストなどはTwitterのハッシュタグ #ごりゅごcast にお送りください。Anchorからのボイスメッセージも受け付けています。

収録機材や収録方法、各配信の概要などはScrapboxにて詳細を公開しています。

ごりゅごcast on Scrapbox

00:00
こんにちは、ゴリゴキャストです。今日は、デザイン入門教室っていう本を、俺が読んで、割と良い本だと思ったので、その話をします。
今、AmazonのKindle7周年セールみたいなやつで、結構いろんな技術書籍が安くなってる。
だいたい半額ぐらいになってるものが多いんだけど、その中でデザイン入門教室っていう本があって、
デザインの基本が学べる本っていうやつだよね。
で、はるなが、なんか良いみたいで買おうか悩んでるんだけどっていうのを言っていて、
ちょうどなんか俺も読みたいと思ってたっていうので、買って読んでみたんだけど。
本自体は2015年に出版されている本なので、全然新しくはないんだけど、中身見てもらっても古くなるような話では全然なくて、
デザインの基本っていうのが抑えられてるから、今読んでも全然問題なかった。
これがたまたますごいタイミング良くてね、ちょうどその日にね、車でオートマジックっていうさ、
はるながちょっと前にゲストに出て出てもらってってやったポッドキャストのそのデザインを、
ウェブデザインをその言語化した本みたいなのを書いた人がゲストとして出てた話だったんだけど、
まあそれはながらで聞いてちょっと難しくってだいぶついていけない部分も多かったんだけど、
ちょうどそういうタイミングでもあり、ちょうどね久しぶりに喋るっていうのでキーノートを作ろうと思っていた。
今度のKDP本。
11月2日。で、もちろん文字だけでもいいんだけどさ、わかりやすく伝えられるにはなんかそのデザインの能力があればいいかもしれないみたいなことをちょうど思っていたり、
あとちょっと前にさ、そのApple Watchの本とかを出した時に、はるなのデザインが大変良いみたいなことを作者の人たちが言ってくれたりして、
で、そのデザイン、表紙の教室とかってあったら需要あるんかなみたいなことを言ってたんだけど、
なんかね、ざっと読んだ感じ、少なくともこれを読んで読んであることを何回も読み返してこう真似してみれば、
KDPの本とかを良くすることはできるだろうなっていうことは思った。
レイアウトの基本ルールとかっていうので、だいたい普段自分が気をつけてやってること、無意識でやってたりとか意識してやってたりとか色々混ざってるけど、
そういった内容はほぼ全て書いてあるこの本に。
すごい基本的なところで端っこを揃えましょうとか、色はせいぜい3個、フォントもせいぜい3個までにしましょうとか、
03:03
あとグリッドレイアウトとか、そういえばHTMLとかCSS書いてた時に、時代にはグリッドのCSSとか入れたりとかして、
これは楽だみたいなことを思ってたなーってことを思ったり、構図の話とかも出てきて、
あ、そういえば写真を上手に撮れるようにしたいって言ってた時に、その構図とかもお勉強したな、日の丸構図っていうのは一般的にダサくなりがちで、
3分割の構図でこの辺に入れるといいぞみたいなのも、同じことがいわゆるデザインでも言えるわけじゃん?とかっていうようなことが書いてあったり、
一般的な標準の紙のマージンの幅っていうのはどのぐらいにしましょうとか、情報量を増やしたら賑やかになって減らしたら高級になりますみたいな、
少なくともだからポッドキャストで伝えられるようなデザインの仕方が書いてあるんだよね、ビジュアル的なことではなくちゃんと言語で伝えられるデザイン。
この手の本、有名な本で言うと、なるほどデザインとか、最近割と最近出たやつで言うと結局余白っていうような本が有名どころなんだけど、
それよりも前に出てたこのデザイン入門教室っていうのはイメージとして結構ね、文章量が多め。
その今言った2つの本よりもだいぶ文章量が多めで、お勉強が好きな人というかさ、文字をたくさん読んで理解したい人はこのデザイン入門教室の方がおすすめ。
俺的にはね、はっきり言ってこれですら絵が多すぎてもっと説明しろよって思う部分とか、そこもうちょっと掘り下げてよっていうようなこととかもまあ結構いっぱいあるんだけど、
少なくとも自分が知っている範囲では一番いい本なのかなーっていうのは思って、小ネタで言うとね、例えば図版とか写真ってジャンプ率っていうなんか比率を変えることで見やすさとか強調できたりっていうテクニックというものがあるらしいんだけど、
ジャンプ率の決め方として、こうトーサ数列とかトーヒ数列とかフィボナッチ数列を使うと綺麗に整いやすいよみたいなことが書いてあって、すごいね、ちゃんとデザインの本でフィボナッチ数列を出してくるとかってこうそういうお勉強をしてきた俺としてはやっぱ楽しくてね。
こんなところでそうだよね、デザインとか、そもそもフォトショップなんてもう数学の塊なんだし、こう当然ではあるんだけど表に出てこなくって分かんないことだらけだから、算数、数学、物理学がちゃんと役に立つっていうのはいいなって思った。
デザイン生まれの春菜的には逆にこのトーヒ数列とかトーサ数列とかフィボナッチ数列って言われても、ちんぷんかんぷんで何のことかその見当がつかないんやけど、もうフィボナッチ数列なんて許せんってやつでしょ、何のことなのか分からんっていう。
06:16
分からんのやけど、その結果これぐらいのジャンプ率って言われたら、ああまあこんなもんだよねみたいな。
だいたい感覚的にあるものがやっぱ自然界でうまく存在しているもので、数学としても美しいものだったりするっていうのが大体のデザインの鉄則なんだよね。
だって、黄金比とかでも結局はその昔の建物、建築物だったり絵画だったりっていうのがベースになって、これが。
黄金比のベースは元自然界でしょ。その自然界のものを無意識に過去の絵画とか建物が取り入れているので美しいけど、大元は自然界に存在している、そのいろんなものっていうのがだいたい黄金比で形成されているものが多くて、
なんでかっていうとっていうちゃんと数学的な話とかも出てきて、春名に黄金比聞いた時に勉強したからね。なんかそれについても書いてあるよね、この本の中に。本はあのね、黄金比が全然突っ込まれてなかったんで、俺は気に食わなくてwikipediaで調べた。
x²-x-1の正の解っていうのが黄金比の比率になるっていう。なんかありそうな気がするって思って。春名の場合、コンパスでの書き方はちゃんと覚えているやつなんだよね。
そうそう、書けるっていうのは知ってて、あとそのフォトショップの中にその黄金比のガイドが出るやつとかは入れてたりとか。
なんで真面目な話っていうか、結局大体のデザインというものは割と数学で言えることが多かったり、自然界に存在しているものが多かったり、そういうのを無意識にできる人は無意識にできちゃうんだよね。
理系の料理と全く同じだね。その感覚でできる人にはなんてことない話なんだけど、一応ちゃんと後付けっていうか理由があって、ちゃんと理由を学べばできないと思っていてもできる。
だからそのガンガン行こうぜ!じゃなくて、ちゃんとお勉強した上で何かを作りたいっていう派の人にはすごくためになる本だと思う。
一冊持ってても全然いいかなっていう感じで、今1018円とかになってるのかな?そのセールで。
Kindle版だし、本棚も圧迫しないし、iPhoneでちょっと読むのは厳しい雑誌レイアウト、固定レイアウトになるんだけど、iPadなら別に11インチとか10.5インチでもギリ縦にして1ページずつ読めば。
09:00
縦ならなんとか読める。横だと結構辛いっていうレベルではあるけど、俺の知っているレベルだと1回ザッと読んだだけでは情報量が多すぎて全然追いつけないので、何回も読まないと身についてはこないだろうなっていうのは思うんだけど、
例えば、自分の場合においてキーノートみたいなのを作ろうとする前に1回ザッと読んでみるとか、Kindleの本とかを作る、表紙を仮に作るんだとしたら、その前に読んで直すとか、やりたいことを直すとかはできそうだし。
あとはこの本の一番最初、チャプター1のデザインを始める前にっていう章がすごいよくできてて、そのデザインをする上での全体の流れみたいなのがまとめてあってすごくわかりやすかったから、細かくその本全部を読むというよりかこの第1章を読むだけでも結構価値あるかなっていうのを思った。
確かにね、俺最初にそこを読んでみてよかったから読んでいった。今のところ半分ぐらいを大体眺めたぐらいの感じではあるんだけど。
結局デザインするって言っても、そのデザインするの中に細かいステップが分かれていて、その辺が全部紹介されてるって感じかな。
それのイメージで言うとね、7割のところまではアウトライナーでできるんだよね。7割か8割かな。残りの2割ぐらいがそのデザインだなっていう感じがした。
俺が思っているデザインというのは残りの2割ぐらいの工程だけなんだなっていうのがなんかわかった気がした。
結局ね、情報整理して何が大事なのかとかを考えた上でそれをデザイン。
最後にそこはやっぱりビジュアライズする際に知識経験なんとかっていうのはいると思うけど、その前段階のことを特にデザインができない人も、感覚でやってしまう人もあまり意識していないんだよね。
あとね、こういうのを読んどくと、読んだ知識をつけて、例えば本の表紙とかをいろいろ研究してみたりすると、こういうテクニック使ってるんだみたいなのがわかって、それが1回わかってから見ることができるようになると、いわゆるデザインのセンスみたいなのってそうやって身についたりするんじゃないかなってことも思ったりした。
まあ、デザイナーの人も、これからそういう本の表紙とかスライド、登壇とかしてスライドを自分で作らないといけないとか、そのデザインの大きい小さいとかあるかもしれないけど、なんか形で見せる、ビジュアルでこう見せるみたいなことがある人っていうのは結構いると思うので、
そういう人にはおすすめの本、デザイン入門教室っていう本が面白かったよっていうお話でした。
12:02

コメント

スクロール