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2021-03-03 14:17

619.電子書籍の作り方 共同編集本をKindleで作るための試行錯誤

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epubの書き出しが簡単なのはUlysses

Ulysses

最終的に、Pandocというツールを見つけてきて、これを使おうかな、という感じになっています。

Pandoc ユーザーズガイド 日本語版 - Japanese Pandoc User's Association

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こんにちは、ゴリゴキャストです。今日は、harunaさんと2人で作っている本が最終段階ぐらいになってきて、いろいろ今試していることなどを話したいと思います。
ちょうど1年前ぐらいかな、もう3月になっちゃったので、去年2020年の3月に
iPadオンリーのライフスタイルっていう名前で、KDP本を出版して
そこから次のやつを作るぞって言っていたんだけど、方向性が変わったり内容を再検討することになったり、いろんなことがあったりあったりあったりで、本来は3ヶ月後ぐらいに作りたかったものが1年経って
やっとだいたい、まあできたと言えるのかなというところにまで到達できた。
まあ1年後に出せたらいいかなっていう。
ギリギリね、本当はやっぱ1シーズン1回が理想で、可能ならば1シーズン1回だねっていうのを目指していきたかったんですが、そんな感じですごい苦労をしていて、今回またしても最終段階でいろいろ苦労をしておりまして。
前回の本は、2人ともがマークダウンで書く方が楽っていうのもあって、一章一章っていうのを一節一節に分けたテキストファイルベースでやり取りをして、ここに何か画像を入れるみたいな、とりあえず何かテキストでわかるように書いておいて、後からその作った画像を入れていくみたいな作業をして、
最終は電電コンバーターを使ってEPUB化したっていう感じなんだけど、今回は前回と一番大きく変えたのは対談フォーマットではなく、テキストのフォーマットで普通にテキストで書くっていうところで、それによって想像を大きく超える、まずそもそも書くという行為に手間がかかり、
前は対談だったので、ほぼ全部俺がやって、あとはよろしくっていう感じだったんだけど、毎度毎度、はるなさん、これってどうなって、どういう感じなんでしょうかって聞きながら話を進めるみたいな感じになっているので、そこでもまた苦労をして、
今度最終段階では、電電コンバーターで変換をしようとしたら、画像の相容量が大きすぎて、そのままでは受け取ってもらえず、電電コンバーターでのEPUB作成ができない、画像のサイズを減らすという方法もあるんだけど、
他にもし自分たちにとってもっと良い方法というものがあるなら、あるとしたら何がいいだろうって、いろいろ検討をしているところで。
その目的としては、EPUB形式に書き出しができれば、最低ラインクリアぐらい。
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超最低ラインは、Kindleにワードのファイルだったり、PDFだったり、HTMLだったりっていうフォーマットになっていれば、Kindleのパブリッシュツールみたいなところでアップロードして変換っていうのはしてくれるんだ。
ただ、自分のやりたいこと的に、できる限り一番根っこの部分まで理解して、Kindleに上げるということがやれるのが一番理想で、そうすると、例えばHTMLとか、HTMLならいいんかな、そういうところも、どのぐらいの間を取ったらいいんだろうっていうのがまだ決めかねているっていうことになるのかな。
普段、はるなが使っているエディターは、IAライターを使っていて、IAライターはPDFとかHTMLに書き出しっていうのはできるんだけど、そのEPUBに書き出しっていうのには対応してない状態。
例えば、IAライターで書いたから、そのままPDFにしてKindleでっていうこともできるんだけど、そうするとフォント指定とか何がどうなるのかとか全くわからんので、可能ならそこはせめてこっち側で何らかの対策をしておきたい。
さらに言うと、IAライターの場合、1個1個分かれているファイルがそれぞれ1個ずつしか書き出しができないので、その1から10までのファイルを全部連結して1個のPDFにするとか、1個のHTMLにするっていうのはちょっと難しいから、なんか自分で手動で結合みたいな、コピペして1個のファイルにまとめるみたいな。
大体そういう時に、ゴリゴさんはそういう作業をすると非常に高い頻度でミスるので、可能な限り作業に分類されることは減らしたいんだよね。
そういう意味で言うと、今持っているファイルのままEPUBに書き出しができるのってUlysses?
そう、が一番いいんだけど、Ulyssesは実は前段階で、はるなと2人で共有して書くという段階で不都合が生じてしまって、そのUlyssesはiCloudの中の基本的にUlyssesフォルダーの中しか読み書きが前提になっていないので、他の人と一緒にそのファイルを使って本を作る、マークダウンで本を作るということがあまり想定されていない。
一応、Ulyssesもそんな最近ではないけど、アップデートで外部フォルダーを読み込みっていうので、ドロップボックスだったりとか、iCloudのUlyssesじゃないフォルダーから読み込んでくる、フォルダーごと全部読み込んでくるっていうことはできるようになったんだけど、一つその難点があって、テキストファイルしか読めない。
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画像入りのものを人と共有しようと思ったら、要するに無理なんだよね。結局、Ulyssesは、もし一人でKDPで本を作るんだったら、今考える理想のツールではあるんだけど、誰かと一緒にやるとなると、結局そこではダメになってしまうので、使えない。使えないというか、今回はに限ってならいいかもしれないけど、今後のことを考えても、それで最終工程をやりたくない。
あともう一つ、これも今持っているテキストファイルから地味に一個ずつコピペの作業が発生するけど、Apple標準のPages、ワードみたいなやつ、あれでもEPUBで書き出すっていうことはできるし、
今確認した段階では、IAライターからフォーマット済みテキストでコピーっていう機能を使って、ペタッとPagesに貼ると、画像も書式っていうか、見出しのところは文字が大きくなってて、みたいなのも全部引き継いだまま貼れた。
Pagesでやると何がメリットかというと、PDFがすごい綺麗にできるんだよね。ちゃんと日本語のこともある程度考えられたテンプレートというものが存在していて、それに日本語を当ててあげると、少なくとも俺が知っている他のツールよりは見た目が整った美しいファイルができて、それ、Kindleで本を売るときには何の価値もないんだけど、
PDFを販売するなら、Pagesで作るのが一番いいかなっていうことは思ったりもして。
あくまで、IAライターとかUlyssesとかで書き出すっていうのは、なんかテンプレートファイル、テーマファイルみたいなのがあって、それに合わせて勝手に変わるだけで、自分で微調整できない。
見出しをもうちょっと一回り大きくしたいとか、色を変えたいみたいなことが自分ではできない状態ではあるから、そういう意味ではPagesの方がカスタマイズはできる。
ただ、PagesからEPUBを書き出した場合、中身自分で見ればいいんだけど、何も考えずにPagesで書き出しただけになると、結局書き出したHTMLというかXMLがブラックボックスのままになってしまうので、それをちゃんと一回ちょっと試してみて、中身どうなっているのかをちょっと見てみて、
もしそれが良さそうだったら、今後も最終工程、手間がかかってめんどくせーんだけどPagesがいいのかなっていう感じになってきている。
多分一人で作るだけなら、何を使ってもそんなに影響はないかなっていう感じなんだけど、今少なくとも2人、複数人で編集とかそういう作業をしていて、それが叶う方法で、かつその最終工程まで持っていける方法みたいなのを色々試しながら進めている。
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それもあって、進まなかった。
それも一応あるね、俺たち用の言い訳だけど、確かにね、その2人でやるのGitHub、前回はGitHub使ってなかったけど、今回はGitHubで現行の管理とかもしているしね、わからないなりにやっぱり一応メリットはあったなって思うし。
でもそのGitHubを使うまでは良かったんだけど、その使う上でのルール化が。
運用は非常にまだ、結局1年経ってわかったことはまだルールが足りなかったってことだね。
だから、あんまりうまくいってない。
そうですね。だから次を作るとしたらこのままではいかんぞっていうので、どうしようか考えないといかないけど。
GitHubのメリットとしては、相手の動きが見えるとか、その競合が起こった時でもその処理がしやすいとか、編集履歴がすごいわかりやすい。
ページ図とかワードとか、Googleドックスとかにもそういう編集履歴って言われる。
複数人で共同編集した場合に、この人がここをこれに書き換えたよとか、あとはそのコメントをつけるみたいな。
これはこういう意図があってここをこう変えてるよみたいな。そういうコメントとかも残しつつ、やりとりが進められるっていうので、
本の編集者と著者の人のやりとりにGitを覚えるべきだみたいなのが、2年前ぐらいに確かバズってて。
定期的にいろんな人が言っているよね。
実際使ってみて、編集履歴が見えることはすごくいいことだし、簡単にいつでもそのバージョンが戻せるとか、
あと競合があった時に簡単にどっちを残すとか、どっちも残さないとか、そういう選択も簡単にできるし、っていうのはいいなと思う。
GitHubを使っているっていうことを考えると、やっぱり最終工程をページで使うのは、すごい間違っている感じがして、
ここまですごく根っこまで全部見えるようにしていたのに、最後見えんくするのかいっていうのは思ってしまって、
やっぱり理想は、電電コンバーターじゃなくて、自分でEPUB変換のツールを作って、
ファイルを渡すとEPUBにしてくれるっていう仕組みを作ることが一番良いというのは、頭では一応思っているんだよね。
結局、EPUBにするっていうのは何なの?フォーマットっていうか、書き方?命令文が独特のやつがある?
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俺が知っている範囲でのEPUBファイルというものを説明すると、XMLの本専用のフォーマットみたいなものがあって、書籍専用っていうのかな。
それを画像と必要なCSSだったり、JavaScriptとかもあるんだったかなっていうものを全部ひっくるめて、
Zipで一つのファイルにまとめたものに.epubっていう拡張詞を付けると本になるという言い方になるのかな。
なので、原理的に割とコンピューターの根っこの部分に比較的近い要素はあって、全部自分で目視できるんだよね。
なので、自分で何らかのそういうツールとかを使って、自分でEPUBファイルを作成するっていうことも、そこまで難しいものではないと思う。
その場合、自分専用にしてしまえば、自分専用のCSSを当てるみたいなことも簡単にできるから、
編集者として本業にするんだったら、フリーの編集者としてやるんだったら、そういうコマンドラインを自分で作ってしまった方がいいとは思う。
そういうのを自動でやってくれるウェブサービスっていうのが、そういう伝電コンバーターっていう感じ?
そう、その伝電コンバーターは最後のコマンドラインっていう部分を全部作ってくれて、
ウェブの見やすいインターフェースで、誰でも簡単に使えるようにしてくれているっていう感じなので、
それを自分で作れてしまえば、確かにそっちのほうが良いは良いんだけどっていう、難しいね。
その辺りも、最終あとちょっとだけいろいろやりながら、今月中、3月中にリリースできるように進めていきたいと思います。
子供の卒園式の前に終わらせようと思うまでに、まずこっち側でできることは。
はい、ということで今日は春名さんと作っている本が、やっと1年越しで出来上がりそうな感じで、いろいろ苦労した点などなどについてのお話でした。
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