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毎度、ごりでーす。
今日ね、ちょっと人と話をしていたらですね
狩猟で、僕はいつもやってるのは巻き狩りなんですけども
ずっと追っかけてって打つんじゃないの?っていう話をされて
ちょっと認識違うんだっていう風に思ったので
いつもね、自分がやってる猟のスタイルっていうものを
ちょっと話をしてみたいなと思います。よろしくお願いします。
えーとですね、僕はですね、巻き狩りという集団で
犬を使ってやる猟をやってるんですけれども
ずっと獲物を追いかけていって打つっていうスタイル
を想像された方は多分こうイメージですけども
跨ぎですよね一人で犬を何とか連れて
獲物を追わせて最終的に追い詰めて打つ
というスタイルを想像されたんだと思うんですね
いやいやそんなことしないんだよっていう風に言ったんですよね
そしたらその方そうなんだ
そうか遠くにいる動物をスナイパーみたいに
ダーンって打つんだよねって言われたんですけども
僕たちの猟体ではそういうこともしないんですね
全然違うスタイルなんです
まずね僕がやってる狩猟の方法というのは巻き狩りと言って
数人から十数人の集団で行う狩猟のスタイルなんですけれども
犬を猪が寝ていそうなところにかけて
犬が寝ている猪を見つけてワンワン言って追い出すと
その追い出した猪が我々鉄砲射手ですね
撃つ人たちが待っているところを通って行くので
そこを撃つということなので
猪と人間の距離っていうのは近い時にはもう本当に数メートル
目と鼻の先ですねもう足元まで来る場合もあります
遠くても50メートル以内ですね
50メートルだとちょっともうギリギリ
僕たちの猟体ではスコープを使いませんので
03:03
みんなオープンサイトと言って小説小文でやりますので
50メートルだと結構ギリギリですね
まあ本当に腕の良い方だと当てるかなっていう感じですけども
そうならないような僕らのところでは
針と言いますけど竜間と言ってね
そういうところに立ったりします
ではですね今日ちょっとですね
その僕たちの猟体のスタイルっていうものを
ちょっと頭からお話ししてみたいと思いますね
そうですねまあ本当に朝からやってみましょうか
はいどうもおはようございます
はいどうもじゃあ旅入って山に入っていきましょう
そしたらですね今日は僕はね
普段犬を飼っていないので
犬を飼ってる方から一頭借りて
山の見回りに行きたいと思います
どうでしょうねこの一箇所目
足跡がいくつかあるんですけども
これは古いですね2,3日前ですかね
もうこれはここの近くには犬死者いませんね
犬の反応もほぼほぼないです薄いですね
薄いですね
ちょっとね奥の方まで見てみましょうか
はい次の場所に来ました
ここはやや新しめの足跡があるような気がします
でも犬が反応しませんね犬が反応しないので
ここもちょっと弱いかなと
1日古いかなという感じですね
ちょっとチェックはしておきますが
期待は薄いです
3箇所も行ってみましょうか
1箇所目2箇所目からすると
少し奥山の方に入ってきた感じですかね
ちょっと高めのところに入ってきました
どうでしょうか
茶畑の奥ここすごいですね
はみ跡って言って猪が餌をもりもりね
食べた跡がありますね
これは割と新しい気がします
割と新しいですね
でもどうですかね猪の跡はあるんですけども
犬はいまいち反応しないですね
むしろ反対のヤブの方を気にして
チラチラ見てる時々足を止めて
06:03
耳を立ててねピーンとそっちを見て
どうも鹿がいるかなというような雰囲気ですね
ワンって鳴いちゃう前に
次の場所行ってみましょうか
という感じで4箇所5箇所6箇所とね
何箇所か見て行って
そのうちの一箇所少しだけ新しい足跡
多分今日だろうという足跡があったんですけれども
もう時間もお昼に近づいてきました
僕たちの両隊では朝から各々見切りと言って
見回りをして猪の痕跡を探して
お昼になったらみんなで弁当場でご飯を食べながら
情報交換をして
今日はどこの山を攻めようかという話し合いをします
はいさあ本当皆さん今日も集まって
今日は10人ぐらい来ましたね
まあうちの両隊だとほぼほぼフルメンバーに近いですかね
僕の方もねさっき今日はこうだったよって話を
セコ町に話をして犬はね
飼い主さんに返してあるところです
どうもね話を聞いてみると自分が見たとこよりも
他の方が見たところの方が明らかに良さそうな気がします
それはもう聞いてなるほど犬がもう
そっちを向いてワンと鳴いた
もうこれはほぼほぼ間違いないですよね
なのでそこを今日はやるんじゃないかなと思いながら
ご飯食べちゃいましょうかね
ご飯食べてますさあなんとなくね
今日どこやるかっていう話が続いております
まあ結局やっぱりさっき言ったとこですかね
まあいつもの池の上
池の上でまあちょっと
みかんとかねレモンの畑があるところ
そこから下に向けて犬が吠えたということでね
もうその下にはもうタケヤブとカヤッパがあります
あとアラシャバラもありますね
なんでイノシシが寝る場所としては
アラシャバラがありますので
そこら辺で寝てる可能性は高いですね
まあ多分そこになるでしょう
はいやっぱりそこになりましたね
そこのアラシャバラに寝てるんじゃないかということで
犬を今日は今からそこにかけるよということが決まりました
さあ無線機なんかのね準備をして
09:02
各々張り場と言ってね
一般的には竜間という風に呼ばれる場所なんですけれども
僕たちの領帯ではそこの場所は竜間と言わずに
張り、張り場と言いますね
まあ張り込むの張りですね
そんな感じで待ちます
で張り場は基本
鬱ですね
一般的には鬱と言いますけれども
僕らの領帯では鬱と言わずに
実は野手と言います
全然違いますね野手道
獣道のことですけれども野手道
で野手道が見えるところに
自分は少しだけ位置を変えて
まあ見通しのいい自分からは見通しのいいところ
そして向こうから来るイノシシからは若干見にくいところを選んで
自分の張る場所を決めます
はい
で大体今日は犬を追っかける人が2人
セコですねセコが2人張り場は8人です
そうですね
まあ自分は見回りをして
まあ今日はね自分もここは見回りをしてて
イノシシの足跡を見て
見てますのでどこがいいかなと思いながら
まあ自分だったらここに立ちたいなと思っている場所があったんですね
でもですねそこはちょっと他の方に譲りました
理由はですねその方は僕と同期で
領帯に入ったんですけどまだ売ってないんですね獲物をね
なのでもうぜひともその人に
発物をプレゼントしたいというそういう感覚でね
たぶんここ来るんじゃないかっていうところはその方に譲って
まあその方が外した場合とかね
蹴取られて別の野手を通ってきた場合は
僕のところに来るかもしれないそんな場所にね
僕は立たせてもらうようにまあちょっと言っておきました
でまあ今そこに来てるんですけどもね
僕が立っているところは沢の真横ですね
イノシシは沢の向こうの山を降りてくる
ずっと降りてきて僕の待ってる目の前の沢を下りますね
下って登ってくる登ってくるところを打つ
というような場所に僕は立ってます
ちょうど大きな杉の木が立ってますので
その杉の木の後ろに隠れてるそんな感じで立ってます
12:06
まあただねそこからは上から降りてくイノシシはすごくよく見えますので
今日はここでしっかりとね
今日はここでしっかりと見ていましょう
はいさあそしたら皆さん張り耳にもつきましたので
犬をかけるよという無線が今入りました
もう無線が入ってからはもう臨戦態勢ですから
もう鉄砲いつでも構えることができるように
準備をしておきます
まあそうですね
この地点でね鉄砲に弾を入れてはあるんですけども
それは僕の鉄砲は薬室と言ってね
引き金を引くとドカンと出てしまう場所に弾を入れなくても
断層というところに2発弾を入れることができます
のでそこには2発入れてあります
でもう一発は薬室を開いた状態で
今待ってる状態です
弾はいつでもその薬室に放り込むことができる
そういうところでスタンバイをしてますね
どうでしょうかねまあ今から
そうですねセコが犬話すよ犬が鳴き始めたから話すよ
ということで今言ってますね
もうこっちは片づを飲んでもう身を置きせずにね
じーっと待っていようと思います
犬が離れてから犬が離されてから3分ぐらいですか
ものすごい鳴き声が僕のところからも聞こえますね
ワンワンワンワン言ってます
もうこれは確実にいた
今無線が入りました2匹出たって言ってますね
2匹いるよと
セコが見たそうですね2匹
1頭は僕の方にもう1頭は
はいはいあの同期の方の方に行ってるそうです
今もう発砲音聞こえましたね
2発目3発
これはもう誰かイノシシ見てそこ
今1頭取れたそうです
もう僕のところに来る手前の針の人がもう
1頭仕留めたという
本当でも今その方が言ってますね
無線で
5匹だったよと子供を連れてたよということなんで
15:01
子供がまだまだウロウロしてるかもしれませんね
これは子供が来るかもしれないし
最初に2頭出た大きいのが2頭出たって言ってましたんで
大人のイノシシが僕の方に来るかもしれませんね
ちょっと待ってみましょう
実際にはこんな声は出しませんけどもどうでしょう
今山の上の方から
小イノシシですよね
ウリボウがね今3匹降りてきてます
僕の方に向かって降りてきてますね
もうこれ完全に僕の目の前に来ますよ
今僕薬室に弾入れてませんまだ
今入れちゃうと多分ウリボウ気づくんで
もう本当に撃てる距離まで来るまで待ってます
もう本当に上からずっと降りてきて沢に向かって
多分反対側の山に行こうと思って逃げてるんでしょうね
ずっと来ましたね
もう本当に目の前の沢に今からウリボウが降りるとこですね
弾入れます
撃ちます撃ちました
3発撃ちましたが
当たったのは1発でしたね
3頭ウリボウが上から降りてきたんですけども
先頭の1頭だけに当たってあと2頭はもう
じりじりに逃げてしまいました
ちょっと無線入れときましょうかね
どうもゴリです今1頭止めましたウリボウです
2頭は逃げちゃってどこか行っちゃいましたけども
僕の後ろじゃなくて前に行ってるんで他の方のところにかかるかもしれないので
対応よろしくお願いします
よろしくお願いします
今ね他の方も了解っていう返事をくれました
さあ目の前にウリボウがいますねとりあえず
沢があるので沢の中につけときます
水の中にねつけておきましょう
すぐに元の位置に戻って
もう1頭大きいのが出てるって言ってましたよねさっきね
それが来るかもしれないので待ちましょう
今隣の針あの道義の方のところで音が鳴りましたね
1発2発3発目なりました
4発目4発目4発目なりました
どうですか当たりました取れましたか
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はいはいなんと外れちゃったよということなんで
もしかしたらこっちにその大きいの来るかもしれませんね
ちょっと待ちましょう
はいここもねしゃべらないですよ実際にはね
でもね来てます
はいはいはい大きいの70キロぐらいの大きいの来ましたね
はいはいでもゆっくりですね犬が後ろから追っかけてないので
すごくゆっくり降りてきてますね
さっきの売り棒とほぼほぼ同じ道を通ってきてるようです
上から静かに降りてきてますね
まだやっぱり僕ね弾をおっとさっき3発打って
僕薬室に入れずに今いますね
このまま薬室に今弾入れちゃうと
イノシシに反応されるんでギリギリまで頑張ります
一発勝負ですねもう本当に弾を入れて
入れたらイノシシ動きの向きを変えると思うので
それに合わせて打つしかないので
今ちょっと本当に緊張感漂ってます
ちょっと今ね他の無線からいっぱい話が来てますけど
うるさいんで無線切ります
音声を小さくしておきますけども
もうね目の前あと数メートルまで
イノシシがゆっくりゆっくり来てますね
ちょっとただね今自分の立っているところからは木が邪魔で
そっちにガバッと出ていくと
イノシシが派手に逃げてしまいそうなので
イノシシが僕が隠れてる木から
右側に出るまで待っていようと思っています
右に出ました弾込めますよ
弾入れました狙います
ガチャンと閉めます打ちます
外れましたねちょっと待ってくださいね
しっかり外れましたねちょっと走ります
イノシシも今逃げてますので
ちょっと当たってるみたいですね
血を引いてるように見えますので
当たってるかもしれません
ちょっと弾を入れながら走ります
ちょっとごめんなさい僕ね本当にね
体重くて平田くん言えばデブなんですけど
デブなんで走るのしんどいですね
弾入れながら走ります
イノシシが大きい木の向こうに
イノシシがいて見えないですね
出てくるかな出てきましたね
撃ちますよトーンと
もう一つ
当たらなかったですねこれねまたね
ちょっとまた逃げましたねまた走りますよ
イノシシ逃げてますんでまた弾を
21:02
もう残りの弾
今日僕のポケットに入ってる残りの弾
あと一発ですね
ちょっとまずいかなと思いつつも弾を
手に持って走っております
イノシシを追っかけて
イノシシは沢を渡って
崩れた小屋の横を歩いてますね
そこからは枯れ沢をこのイノシシは
たぶん上がっていくんでしょう
ちょっと歩きづらいけど何とか上に
入って撃ちたいんですけども
見えないですね
ちょっとよしよしちょっと今登りますね
登ってよし見えますね
よし弾入れましょう弾入れて撃ちます
外しましたね
もうこれさっぱりしましたもうね
弾ないですからこれ以上打てませんので
イノシシはね
思ってるよりも元気ですね
こんな山の坂道登っていっちゃいましたね
竹の林の中ですね
かなり急な荒れた妄想の中を
イノシシ上がっていっちゃいましたね
もう姿見えないですね
全部今日の弾がなくなってるんで
それで全弾撃っちゃったということですけども
いやいやいやいや
とりあえず無線入れましょうか
ゴリです
全部一発当たったと思うんです
一応引いてるのは確認したんで
よかったんですけども
致命傷にはならずにそのまま
イノシシが逃げてしまったみたいです
他の方のところに引っかかればいいんですけども
もう針から外に出てる状態なので
もうこの先イノシシは
大きいのは戻ってこないと思います
ウリボウが戻っていったんで
針の中にウリボウはいるかもしれませんけど
もう犬がつかなければ終了でいいと思います
じゃあ終了で
それじゃあ皆さん脱法でよろしくお願いします
ご安全にお疲れ様です
じゃあお昼ご飯食べたところに戻りましょうか
気をつけて
はいどうも
てな具合で
今日イノシシ
僕はウリボウ1頭
他の方が大きいやつですね
これは大きかったですね
80キロぐらいあるのかな
すごい大きいイノシシ1頭を取っていただきました
どうでしょうこんな感じで巻き狩りやってます
追っかけてないんですよね
僕たち施工ではないので
24:00
針の人たちは基本イノシシを追っかけません
僕の場合は
打って当たらなかったイノシシを
追っかけて走ってはいるんですけれども
犬がねもうついてなかったので
それ以上追っかけることができなくなってしまいましたね
本当に惜しい思いをしてますね
隣の同期も完全に外しましたし
良かったのは上のベテランが
今日の一番大物を打ったってとこですかね
すごいね
結構話で聞いたら結構距離ある
30メートルぐらい30メートルから40メートルぐらい離れてるところを
走ってるイノシシを打ったっていうことなんで
場所も想像できますし
あそこは狙いにくそうだなと思う場所なんですけども
すごいですね
さすがとしか言いようがないです
こんな感じの量をやってますね
追いかけるとか遠くのものを狙うってことは一切なくて
本当僕が打ったのは目の前
2,3メートル
2,3メートル急ぎかな
でも5メートル以内ですねで打ってます
ベテランの方が僕の上で打った時には
それは20メートルぐらいの距離だったって言うんで
うちの領場では離れてる方ですかね
本当に基本目の前にイノシシが来てくれますので
こんな感じの狩猟をやってます
巻き狩りなんとなくイメージつきましたかね
追っかけてる
僕たち鉄砲持った状態の人が
ずっとイノシシを追っかけて歩いてるわけでもないですし
遠くを狙って打つってこともほぼない
そういうスタイルですね
まあ両体によってね
使う犬によっても
全然違う動作や
作法があるとは思うんですけどもね
僕たちの両体ではこんな感じの狩猟をやってますよと
言葉だけでどこまで伝わったのか
わかんないですけども
少しでも雰囲気をね
味わうことができたらいいのかなと思って
今日はそれをやってみました
もっとねしっかり撮れてる時のシーンを
提供できればいいんですけれども
リアリティというところで
余分に撮れてることは想定したくなかったので
今日は一刀と一つの売り棒ということで終わりました
こんな感じでね
巻き狩りをやってます
今の僕の巻き狩りを聞いてね
イメージが湧けばいいのかなと
27:01
湧かなかったら湧かなかったで
またyoutubeとかでね
いろんな動画が出てますので
そういうのを見てもらうのも一つなのかなと
ただあれはね
何重とある失敗の中の一つの大成功を
映し出してることなのでね
あまりこう鵜呑みにしない方の方がいいのかなと
思ってはいます
とりあえずもうちょっとね
まどまらなくなるので
今日はこれで巻き狩りの僕たちのやり方を
ちょっとお話をしてみました
それではどうもありがとうございます
失礼します