リスクを回避する介護のスタンス
毎度ごりです。よろしくお願いします。 今日も仕事帰りですね。また車の中で
録音してます。 スマホに向かって喋っております。
ああ、今日も暑くて
合計で2時間ぐらい 散歩に
一緒についてまわりましたかね。 いやー、もう
くたくたですよ。 自分一人でね2時間歩くんだったらまあいいんですけども
やっぱこう解除しながらね 2時間歩くとなるとね
なかなか緊張感保ったまんま2時間行かないといけないですからね。
まあ割と
今日も歩数が満歩計というかね アプローチかな
つけながら仕事してますけど 今日も1万5千歩ぐらい
歩いてますね
なかなかの歩数ですよね1万5千歩
歩くっていうのはね、機能訓練
っていう形で 歩くための訓練的な
僕は一番それが好きじゃないパターンなんですけど
まあ外歩きましたって書いてあると記録に書いてあるとねご家族さん喜ばれることが多いので
ね割とそういう感じで
散歩っていうね施設の周りを一緒に歩きましたなんてね 書いてあると
ありがたいなっていう風なご意見が多いのでね 頑張って歩いておりますが
それよりも何よりもね 気分転換ですよ気分転換
ショートステイにお泊まりに来てるわけですから
まあお泊まりに来たくてね
来てる方は別にいいんですよ そういう人はお泊まりに来たいよって言ってきてる人は
ちょっと外散歩したいで一緒に誰か歩いてくれんかしんって言ってくれるんでね
いいよってそれは自分でね 言える人はいいんですけれども
自分からなかなかこう表出できない方っていうのが結構多いんですよね
でまあこれがね多分ですよ多分ですけど
お家の方でね お母さん一人で歩いたら危ないから
でねお父さんこの間も自転車で転んだでしょ
どこ行ってたのっていう声が
その散歩に行きたいって言わない人たちからはなんとなくそんな言葉が聞こえてきそうな
お家でのね声がね聞こえてきそうな気がします まあなんでこっちがお散歩どうですかって聞くと
ああありがとう 家の方じゃ全然歩かんもんでね
こうやってあのこういうとこ来て一緒に歩いてくれれば外も歩けるもんで行ってくれたら嬉しいやーなんてね
いうふうに言ってくれます
まあねえ 本当にまあ確かにね
外出て歩いて転ぶ っていうことを
まあ どこまでネガティブに捉えるかっていうことになっちゃうわけですよね
本人は歩きたいわけですから だから
言い方一つかなぁと思うんですよ 危ないからやめてじゃなくてお母さんじゃあ今度一緒にお散歩しようよ
私が散歩に行く時にお母さん一緒に散歩行く それまで我慢できるみたいなね聞き方でぜひ言ってくれたら
あの あんなに縮こまってないのかなぁとも思うんですすごい縮こまっている方
多いですよねあれもダメこれもダメ あれやっちゃダメこれやっちゃダメ
ものすごいやれることを取り上げられて 制限されて
それが故にこう 縮こまっちゃってね
でも人間って制限っていうか抑制か抑制されればされるほど 反発跳ね返りの力は大きくなるんでね
自由な活動を実現する介護のアイデア
やっぱりあんまり 抑えつけない言葉でね抑えつけないほうがいいと思いますよ
言葉でコントロールするって本当に 後が怖いですよね
すごい反発してものすごい 過発になったりするんでね
やっぱりこう 何かしら本人がやりたいよって言った時に
まあいいよ ただなんか困ったことあったら困っちゃう前に言ってよっていうぐらいだね
あの 道わかる?一緒に行こうか?とかねそういう声かけとかね
あのそういうのがいいかもしれませんね まあ例えばもう最近だとね
自治体でいろんな取り組みがあって
いわゆるお出かけしちゃう徘徊老人っていうね 言い方しますけども徘徊してる人
に対して
まあいろんな
まあ取り組みですよね あっちこっちにその人の顔写真と
名前と住所が登録されていて
まあ連絡網的な機能を果たす時もありますよね
で なんかこの人困っちゃってるなぁみたいな
があると これはこの人だからケヤマネさんがこの人なんで
ケヤマネさんに電話しようとかご家族に電話しようとかいろいろなパターンが対応 のパターンがあるんですけども
あと gps 端末ですよね まあそういうのを持ってたりとかする
そうすることであの 自由にね外に出て
本人の思う活動ができるっていうね そういうのがやっぱりいいですよね僕もあの徘徊するようになったら
ぜひ gps をくっつけて放流しておいてもらいたいと思う た口ですよ
うーる歩き回ってね疲れ果ててやれやれって座った頃に あの
おいじいちゃん迎えに来たよーって言ってくれるぐらいでいいですよ 動いている最中まあ本人が困ってたらお困りですかっていうねお声がかければ
いいんですけども
介護における制約と自由のバランス
まあ これがね割とこう
ai とかね そういうことがこう
うまいこと 活用されて
なんとかね困る人が 減るといいなーって思います
結構ねー
うろうろしたいんですよね みんな
まああの1日中椅子に座って 何するわけでもないテレビの前にボーッと座ってこれテレビは見たくて座ってられる人
だったらいいんですけども そうじゃない場合
あの 出かけちゃダメ買い物もダメね遊びに行くのもダメ
なんだなぁあれととにかく ダメダメダメダメ
車もダメもちろんね車も乗っちゃダメ
お財布なんか取り上げられちゃったりしてね
がんじがらめ 家の家なのか刑務所なのかわからない
そんな状態になっちゃっていると まあ割と
認知症のサポート
わーっとね動き出したりとかする人いますよね でもやっぱり自分が自分自身がね考えた時に家にいたきゃ家にいるし出かけたけりゃ
出かけるわけで その人の本当にやりたいこと
のサポートっていうのは意外とできてないのが今の介護のシステム だったりしますからやっぱその gps 端末とかも
介護保険できっちりねサポートできるような仕組みに今後なると思いますけれども 徘徊することがねすげー悪いみたいな感じになっちゃってるのが個人的には不服なんです
よね いいじゃん歩きたけ歩けばって
本当にそんな感じなんですよね まあ
本当に 認知症になるとその人
じゃなくなるとはよく言うんですけれども あの
誰もが 若いまあ例えば20歳を基準として考えて20歳の頃の自分と
80になった人が同じなわけがないので ねあの歯も悪くなれば足も曲がってきて背中も曲がってきて髪は白くなり
シワもよりね声もうまく出ないねメガネは分厚くなる 言うてて悲しくなってきましたね
まあでもねそれが普通なんですよね衰えるのが普通 衰えるのが普通なんですよ
できないことが増えていく で
明るく楽しい認知症生活
できないながらもやりたいわけですよね 人間って
で そのやりたいことを奪われたらできないことが増えている上にやりたいことを奪われたら
やっぱりつらい よなぁって思います
だから 認知症
ていうね 診断を受けた時に
ご本人にもねはっきりね おじいちゃん認知症になっちゃった
だけど大丈夫 私っちがいるから
ねなんか困ったことがあったら全部ね周りの人面倒いいだよ 昔はね私私たち子供がねあなたにお世話をしてもらったんだから
ねお腹が空いたのかトイレに行きたいのかわかんない おぎゃーおぎゃー泣いてた
そんな時にね 何も文句も言わずにね
おしめかえたりおっぱいくれたりしたね
そういうことやってくれてただもんね その恩返しをするで
困っちゃったことがあったら何でも言ってくれりゃいいよ っていうぐらいの声かけをぜひね
あの 病院に
行ってきちんと受診の時に
先生含めてねそういう話が できたら本当にいいんじゃないかなーって思っております
もちろんねそういうふうにやってくれている人もいっぱいいるとは思うんですけども なーんでかねー
やってない人も多いですからね ぜひぜひぜひ
頑張ってそういうふうに 明るく楽しい認知症生活
ねあの髪の毛が白くなるのと同じことだぐらいがね 言い方をぜひぜひしてあげてほしいですね
いいのよ忘れちゃってもわかんなくなっちゃってもいいのよ 転んじゃったっていいじゃんぐらいの
あのそんな感覚 赤ね赤ん坊の頃あなたはどれだけ転んでましたかっていう感覚ですよね
どんだけ心配させましたか でも
あの痛かったねー 次は気をつけようねーとかね
上手になったねーとかいうそういうポジティブな声かけを親はしてたと思いますよ だから自分たちもねぜひね
できないことがあるとトイレの失敗をする
歩いてでも転ぶ躓く ねものを忘れる
そういう食べ方が汚くなったとか そういうことがあってもね
あのいやこっちに気づかなくて悪かったよって言ってくれりゃねあの 困る前に言ってくれればいいよ
いいよいいよって言う声かけをして
欲しいなって 思いました
それじゃあ今日はこれで 終わり