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みなさん、こんにちは。杉田まりこと石川由加子です。
Good News for Citiesは、都市、建築、街づくりに関するさまざまなグッドニュースをザックバランに話す番組です。
はい、今回はゲストにお越しいただいております。
アーティストであり、ラッパー、スケーター、ライターといった色んな顔を持つKaz Skellingtonさんにお越しいただきました。よろしくお願いします。
どうもよろしくお願いします。Kaz Skellingtonです。
正しい発音。
Kaz Skellington。
声をちょっと低くして、Kaz Skellington。
Kaz Skellington。
よろしくお願いします。
はい、じゃあちょっとみなさんにも、Kazさんがどんな人か、簡単にどんなことを今しているかとか、ご紹介していただいてもいいですか?
はい、私はミュージシャン、アーティストでもあるんですけれど、自分で会社をやっておりまして、音楽活動以外には、Kaz Skellingtonっていう名義で音楽活動をやる以外には、ライター、編集者としてHipHopDNAっていうウェブメディアの編集をやっていたり、
あと、自分でHipHopのウェブマガジンのプレイヤーチューナーっていうメディアをやっておりました。
あと、スケートボードをすごくしております。
で、最近はスケートボードの記事のご依頼とかもいただくようになって、
そういうスケートボードについて語るっていう仕事も最近増えてきて、
本当にただ好きなことをどうにかして仕事にしようとしてる人ですね。
最高ですね。
ありがとうございます。
Kazさんはどんな子供時代を送ってたんですか?
どんな子供時代。
僕は小学校から中学校3年生までアメリカのロサンゼルスっていうか、カルフォルニアのオレンジカウンティーってとこがあるんですけれど、ロサンゼルスのちょっと下ですね。
車で30分ぐらい南に行ったところで育って、
そこでは最初ずっと音楽がすごい好きで、ギターも弾きたいって言って、
ちょっと最初難しくて辞めちゃって、
ずっとヒップホップを聴いてて、小4ぐらいからずっとヒップホップを当時のリアルタイムのテレビとかで流れてるものをすごい好きで聴いていて、
小学校5年生ぐらいからスケートボードを始めて、
それまでずっとテニスやってたんですけど真剣に、スケートボードが楽しすぎて、
やっぱり友達、当時スケボーのゲームとかもすごいやってたんで、
中学校の友達とかもスケートボード上手いやつがいけてるみたいな世界だったんですよ。
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なんでもう上手くなんないとつってスケボーをひたすら、
小6と中学時代はずっとスケートボードをしてましたね。
あとラップもしてましたね、当時からちょいちょい。
でも音楽活動を本格的にやり始めたのは、日本帰ってきてからって感じです。
なるほど。
やっぱきっかけは、アメリカにいた時に結構影響されたカルチャーがあったっていう感じなんですかね。
そうですね、なんかもう自然なんですよ。
むしろスケートボードをやったことない子の方が少ないぐらい、
もう流行ってるっていうか、当たり前すぎて。
で、ヒップホップとかもそうなんですけど、
たぶん日本で普通に過ごしてて、ヒップホップを見る機会って、
今だったらフリースタイルダンジョンとか行こうってあるとは思うんですけど、
なかなかなかったと思うんですけど、僕とかの場合はもう、
それが一番売れてる音楽みたいな感じで、それがポップスだと思ってたんですよね、そもそも。
売れてる音楽はもうヒップホップみたいな。
ヒップホップ聴いてない奴はもうイケてないと思ってたんで、小学5年生の時とかって。
そういう意味でもう当たり前のようにヒップホップ、
Dr. Dreとかスヌープドッグとかその辺をすごい聴いてて、って感じですね。
あとエミネムがすごいでかかったっていうのは、
なるほどね。
なんかもうメインストリームに本当にポップスとして踊り出たバーンってなった時期、
時代でもあったんですよ、ヒップホップが。
なんでなんかもう自然に、
ヒップホップかっこいいみたいな感じで入ったっていうよりは、
いやもうこれが音楽っしょみたいな。
なるほど。
イケてる音楽っしょみたいな。
デフォルトだったみたいな。
スケボーもそうですね。
もう本当にスケボーも、スケートやってない奴ちょっとダサいみたいな風潮が、
なんならちょっとクラスであったぐらい。
アメリカですよね。
アメリカですね。
日本ではもう絶対ないと思う。
今だったらちょっとあるかもしれないですけどね、少々。
なるほどね。
って感じですね。
やっぱ周りの環境ですね。
なるほどなるほど。
そういうヒップホップとか、スケボーとか、いわゆるストリートカルチャーみたいなところって、
私たちこのpodcastでもあんまり実は取り上げてこなかったテーマでもあって、
なんかスケート、スケボーと都市空間って結構こう、
接続されて話されることとかすごい多いんですけど、
私たちもまだまだ話せてなかったので、むっちゃ今日の話楽しみにしてたんですよ。
そうですね、もう街といったら僕的にはスケボーなんですよ。
街を見るときに思い浮かぶのはスケボーなんですけど、
どこまで話していいかっていうのも結構微妙なところもあるんで、
一歩間違えたら犯罪みたいなスケートボーディングも、
グラフィティーみたいなところもあると思うんで、要素としては。
でもなんか、中学生で帰ってきたのか。
でもかなり結構環境が違うところに、
特にヒップホップとかスケートボードに対する文化道というか、
06:00
また全然違う国に来たんじゃないかなと思って、日本語と。
やばかったですよ、最初。
そこはどうでしたか、そのギャップとか。
しかも最初ってやっぱ高校時期のために帰ってきたんで、
多感な時期なんですよ。
僕的にはプロスケーターになりたいと思ってたんですけど、そのとき。
プロスケーターになるぞって友達とかと、向こうのホーミーたちとずっと行ってて、
クルーみたいなのみんなで組んでて。
で、日本来て、でも当時ってインスタとかも別にないんで、
iPhoneとかもないから、もう友達がいなくなると、
スケボーって本当に誰に見せればいいのか分かんない感じになるんですよね。
今ってインスタグラムがあるから、みんなそこでつながってるんですけど、
それでスケートパークもそんなになかった時期だったんで、帰ってきたとき。
で、音楽もなんか、え、テレビ12チャンネルしかないんだ、みたいなとか、
え、ずっとヒップホップ流れてるチャンネルないの?みたいな、っていう感じだったんで、
最初すっごいストレスでしたね。なんかもう変頭痛とかなってたんですよ、ストレスで、毎日。
で、スケボーもそれで、最初なんか謎にゴタンダのビジネスホテルみたいなのに、
何週間か泊まってて、日本来たばっかの時、家がなかったんで。
で、もうゴタンダのその街中で、中学生がスケボーしようと思っても、電車にも乗ったことないし、
なんかもうわけ分かんないんですよ。ここどこだ?みたいな感じで。
で、ちょっと滑ってると、なんかおっちゃんに怒られたりとかして。
結構きつかったですね。今だったらなんか別に怒られても、
なんか、あいすみませんとか言って、なんかどっか行けばいいですけど。
スケーターの人は、どうやってそういう場所とかコミュニティを探すんですか?
もしアメリカと日本の違いとかがあれば、それもちょっと聞いてみたいです。
なんか定番のスポットっていうのはあるんですよ。
だいたいここはもう、例えばスケートボードの結局、じゃあ作品性って何かってなった時に、
スケートビデオを出すんですよね。スケートパートって言われるんですけど。
ストリートで自分が、自分の、ストリートを使って自分が何を映像に収めたかっていうのを、
YouTubeとかで、DVDとかだったんですけど、昔は。
それをYouTubeで公開して、
こいつこのスポットでこれやったんだ、みたいな、
めちゃくちゃ誰でもスケーターだったら知ってるようなスポットがあったりとかするんですよね。
なので結構見てて、これ名前がついさりとかするんですけど、そういう場所に。
そういう定番、いろんなビデオに出てきすぎて絶対にみんなが知ってるスポットってあるんですよ、結構。
そういうところか、あとは自分でスポット探しをわざわざするんですよね、スポットチェックって言って。
スポットチェック。
こういう、街中でこういうところないかなみたいな、自分が想像するようなところを、
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僕とかチャリとかで探したりとかして。
いいね、スポットチェック。
それもあるし、あとはローカル同士で結構情報共有っていうの、あんまりネット上に載せないように多分みんなしてるんですけど。
そうですよね、オープンにはなかなか。
オープンにはなかなか、釣り場所と同じ感覚かもしれないですね。
釣りする時とかもあんまり、自分が釣るスポットって公にしすぎちゃうとみんなそこに来るからっていう感覚もたまって、
スケボーもちょっとその感じはあるかもしれないですね。
なるほど。
でもLAとかの方がもうあります、確実になんかもう誰もが知ってる、もう名前言えばもう誰もがわかる場所ってあるんですよ、いっぱい。
ハリウッド16とか言ったら、もうハリウッド高校にある16階段のことなんですけど。
そこで何をやるかみたいなのによって、それも歴史的にみんなだんだんすごいものやるようになってくるんですよね。
なるほど。
で、この間堀込ユウト君のパート、スケートパートも最後のトリックがそのハリウッド16、誰もが見たことある16階段。
みんなやっぱそのヤバさを知ってるんで、場所を見たことあるから。
で、ユウトがハリウッド16で、あれ何だったっけな、キャバレリアルリップやったみたいなとか。
そういう定番スポットっていうのが多いですかね、結構意外とあるんですよね。日本でもあるし。
ちなみにね、こうなんか縄張りみたいな、縄張り式的なものもあったりするんですか?
ストリートで縄張り式みたいのはないんですけど、でもなんかそのローカルのスケーターっていうのはもちろんいるんで、
まあでもストリートの種類にもよるんですよね。すぐにキックアウト、追い出されるような、通報とかされるような場所ってやっぱりその溜まれないんで、
もう10分とか15分でそのトリック乗れるか乗れないかみたいな勝負になってくるんですけど、
キックアウトされない場所とかスケートパークとかだと、まあやっぱりローカルの人がいるじゃないですか。
なんかドコドコ公園のローカルとか、僕瀬戸川公園のローカルとか。
で、そこの縄張り式じゃないですけど、なんかそこのエチケットっていうのは各スケートパークにあるんですよ。
うん。
スポットによって。例えば、なんだろうな、瀬戸川公園とかだと狭いんで、あんまり、なんだろう、
結構周りをちゃんと見て譲り合いながら滑ったりとか、ゴミを、タバコはここで吸わないとか、
なんかそういうエチケットはあって、意外とそのローカルじゃない人が来たときにすごい散らかして帰ったりすることとかもあるんで、
そういう縄張りじゃないですけど、うわ、今日ローカルじゃないやつ多かったからすっげえ散らかってんじゃん、みたいなのがありますね。
ちなみに宮下パークのスケートパークとか行くんですか?
あそこは、行くってあんまり言いたくないんですけど、たまに行きますね。
行くって言いたくないのはなんでですか?
12:00
あれはもう、なるべく言葉を選んで言うと、くそ微妙なパークなんですよ。
めっちゃ選んでないけど。
言葉選んでないじゃん。
全然選べてないです。
どこら辺が微妙なんですか?たぶん前のは知ってますか?前のパーク。
前の宮下は最高でしたね、あれ。
何が違いますか?それ。
そもそもが、誰をターゲットに向けた、ちょっとくそ微妙とか言っちゃったんですけど、
ちょっと訂正させていただくと、怒る人がいるかもしれないので、本当に申し訳ないですけど、
僕らのために作られたパークじゃないんですよ、あれは。
というのは。
というと、スケーターってすごく大きく分けると、3種類に分けれるんですよね。
全部網羅してる人もいるんですけど、
例えばストリートスケーターっていう、階段とかレールとか、花壇みたいなのでガリガリやったりとか、
グラインドって言うんです、カーブトリックって言うんですけど、日本語で。
そういうのをやるストリートスケーターと、堀込裕人くんはストリートスケーターなんですよね。
で、もう一個がパークとかバートって言われる、ランプって言われるものなんですね、こういう。
バートはなんか、ハーフパイプの子ですね。
をバーチカルって言うんですけど、あんぐらいでかいやつをバーチカルバートって言って、
で、なんかちょっとこういうオワンみたいなやつのボールって言って、
で、結構そういうランプを滑る側のスケーターたちもいるんですよ。
例えば平野歩夢さんとかは、どっちかっていうとスケーターとしてはランプ側のスケーターなんですよね。
で、そのストリートスケーターとランプを滑る、まあランプっていうかパーク。
作られたこういうパークみたいなところをやる。
あとフリースタイルスケートボーディングっていうのがあるんですけど、今フリースタイルやってる人ってあんまり多分いなくて、
結構昔すごく流行った、70年代とか80年代とかにすごく流行ったスタイル。
で、まあちょっとそれは置いといて。
おそらくスケートボーダーって言ったときに、僕の勝手な観測ですけど、8割がストリートスケーターなんですよ。
パークスケーターのほうが少なくて、どっちかっていうと。
やっぱストリートスケーターの場合、別に何もなくてもできるんで。
ただ地面があればできるんで。
なんかストリートスケーターのほうがとっつきやすいっていうか入りやすいんですよね、しっかりと。
ストリートスケートボーディングがスケートボーディングカルチャーの本質じゃないですけど、
誰もやってなかった場所でやるとか、こういうスケートボードのために作られてない場所で、
自分が何をオリジナルなことを考えつくかみたいな、そういう観点が結構ストリートスケーティングってあるんで。
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結構そっちに惹かれる人が多いんですよね。
でもパークのスケーターももちろんすごくいっぱいいて、
で、宮下公園はもともとはストリートのパークだったんですよ。
そういうストリートスケーターが滑る用のパークだったんですよ。
なるほど。
階段があって。
じゃあ、こういうコート以外も階段とか見出せるパーツがあったってことなのか。
そうなんですよ。ピラミッドとかで、しかも中にもボールはあって、
いろんなスケーターが来て楽しめるパークだったし。
設計もすごく良かったんですけど、今の宮下公園はもうそのボールしかないんですよ。
一応一個ベンチはあるんですけど、申し訳程度に見えないところにベンチはあるんですけど。
もう明らかにストリートスケーター立ち入り禁止ですみたいな。
確かに。
なんかそのストリートスケーターってやっぱりちょっと、なんだろうな。
パークで滑ってる人、こういうのを滑ってるのって、結構年いってる層かすごく若い層かどっちかに分かること多いんですよ。
統計的に。
なんでだろう。
だから結構ストリートスケーターでゴリゴリやってますって人って、やっぱり新しい宮下公園にはあんまり入れたくなかったんだろうなっていうのをすごく感じる。
なるほど。
そうですね。
なるほどね。
ちなみに、宮下公園のスケートパークは予約とかしなきゃいけないんでしたっけ?お金かかるんですか?
いや、お金はかかりますね。渋谷区民だと2時間500円で、それ以外が2時間1000円で。
2時間1000円。
で、一応一個だけベンチがあって、僕は本当にそういうパークのボールとかこういうのって全く滑んないんですよ、僕って。
マジでストリートっぽいセクションしか滑んないんで、ベンチが一個だけあって。
フェンス内にあるんですか?
フェンス内にあるんですよ、一応。でもワックス塗っちゃいけないとか謎ルールがあるからすごく滑りづらいんですけど。
夜10時までやってて、かつ絶対にストリートスケーター他に来ないんだよ、あそこ。絶対に来ないんだよ、ストリートスケーター。
だから宮下行ってるみたいなこと言うと、え、宮下でお前滑るもんあんの?みたいなこと言われるんですよ。
なるほどね。
だから結構子供が多いっすね、子供と社会人。
35オーバーぐらいの人が基本的に宮下は多いっすね、すごい。
なるほど、面白い。
だから結構みんな昔の宮下がすごく良かったって。
そうか。
多分宮下コーンで全体的にリニューアルした時に綺麗面に、ホームレスの方とかも立ち入り禁止みたいな、思い出したりしてたあれもあったんで。
イメージが。
その場で生まれたストリートカルチャーをすごく整理して、綺麗にしましょうみたいなデベロップメントをしたんだろうなっていうのは、なんとなく感じますね。
面白いです。
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宮下ディスリーみたいになっちゃって。
私たちもやっぱ気になってたよね。
ちなみに僕はおそらくストリートスケーターの中では一番宮下コーン行ってます。こんなこと言いながら。
なんで行こうと、そのベンチがあるから行ってるんですか?
そう、もうベンチしか滑らないですよ。絶対にベンチしか滑らない。
空いてるからってことなのかな。
そう、空いてて、しかも夜10時までやってて、マジで誰もいないから100%練習できるんですよ。
なるほどね。
もう自分が普段、他のところだとちょっと、新しいトリックをやるときってすごく遅くやってみたりとかするから、他にいっぱい人がいるパークとかがやりづらいんですよね。
で、その中で、本当に自分しかいないんで、そのベンチを滑ってる人が。
すごくゆっくり行って、っていうものすごいみっちり練習を2時間、お金かけてできるんで、
ずっと脳内でちょっと文句を言いつつも、なんでワックス塗っちゃいけねえんだよとか。
なるほどね。
でも結構ワックスとヘルメットすかね。
ヘルメットか。
あそこヘルメット必須で。
なるほど。
ヘルメット普段つけないから、逆になんか怖いんですよね。
違和感が。
体重が頭にいっちゃって。
確かに確かに。
パークのスケーターはみんなヘルメット慣れてるからですけど、あとワックス塗れないのがすごい。
スケーターについて気になってたのが、前、我々が勤めてた会社の前も、
なんかね、それこそ宮下パークがなくなってからスケーターたちがよく来るようになった時期があって、
夕方になるとやってるんですよ、若い子たちが。
でもやっぱりそうすると、だんだん回を重ねていくとバレて、警察が来たりとかよくしてて、
警察と話してる風景をよく見てたんですよ。何回か。
やっぱりストリートスケーターの人って、周りにいる人とか、特に警備員、警察とかとどう対話してるんだろうなっていうのも気になってて。
結構僕はストリートで、あんまり練習はしないんですよ、ストリートで。
ストリートで練習するっていうのは僕的にあんまりしっくりきなくて、パークの方が滑りやすいんで確実に、スケートパーク。
スケートパークで練習をして、本番がストリートなんですよ、撮影とかするとき。
なるほどね。本番はそうやって誰かに見せたり、映像を撮るために一発撮りとか、本当に短いショークなんで。
そうですね。でも一個のトリックのりは結局1時間ぐらいかかったりとかするんで、スケボーって。
すごいなんか、ほぼ半分ぐらい運ゲーなんですよ。
やっぱりストリートの面白さって、どこも全部違うし、路面もちょっと違うし、
どんぐらい助走つけれるかも違うし、人通りの感じとかも全然、全部場所が違うから面白いんですけど。
なので、そういう意味で、それですぐパッて乗れちゃうような人もいるんですけど、本当に上手い人がと。
結構時間かかったりとかするときは、僕は結構一応周りの人にはすごく気をつけてますね。
人が歩いて、数十秒ぐらいでこっちに来れるぐらいのところに人がいるときは、もうすべんないみたいな感じで、結構周り見て、よし行こうみたいな。
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っていう感じで、なるべく撮影をしてるっていう感じですかね、ストリートは。
でも警察とか警備員の方はすごいお話をする。
でも僕は結構潔くすぐ帰りますね、やっぱり。
なるほど、そんなに揉めないで。
粘ることは絶対に、揉めるのはスケートカルチャーの今後としても良くないんで。
なるほどね。
削すと揉めるのがかっこいいみたいな時期、年齢の子とかもいるとは思うんですけど、そういうのを映像に収めると面白い、かっこいいみたいな。
でも僕は一応、禁止ですって言われて、結構名前書いたりとかするんですよ。
あと免許証見せたりとか。
でもみんな多分撮影っていう概念を知らないんで、練習してると思われるんですよ。
ここ練習しちゃダメだからって言われて、あ、そうなんすか、え?って言って。
すいません、今すぐ帰るんで、みたいな感じで名前書いて、免許証見せて。
で、多分番号もすごい控えられてみたいな感じですね。
で、結局また撮りたければ、次の日とか戻ってくればいいんですよ、別に。
なるほどね。
その場すぐ帰るのが重要っすよ、多分。
なるほど。その撮影カルチャーみたいなところも聞いてみたいんですけど、そもそも撮影したものをどういう風に使うのか、SNS、TikTokとか、まだ分かんないんですけど、何で撮影がそこまで大切なんですか?
なんかアウトプットの問題で、スケートボードがよくアートだって言われるんですけど、スケーターの中では結構みんな言うんですけど、それが何でかっていうと、結局スケートボード楽しいからやってるっていうのもあるんですけど、
結局は楽しいからやってるんですけど、なんかアルバムを作る、音楽ミュージシャンとしてアルバムを作る感覚とすごい似てるんですけど、
自分の限界、今の自分のこの限界を存在証明として世に出す、パッケージとしてこういうトリックをやって、こういう場所でこういうトリックを俺は選んでやりました。
で、曲も選んだりとか曲も一緒につけて編集して、なんかそれが自分の作品として世に出すっていうのがやっぱ一番プロップスが上がるんですよ。
なんかそれやってないプロスケーターって結局評価がそこまでされてないんですよね。大会で優勝とかすごい良い成績ずっとやってても、パートを出してないスケーターってやっぱスポンサーも大きいとこつかなかったりするんですよ。
でやっぱスケートカルチャー自身の購入してる側の人たちもパートを見ないともう判断できないんですよね、そのプロスケーターとかがどんぐらいすごいのかとかどういうスケーターなのかみたいな。
結局大会ってみんなあの絶対乗れるトリックをやってくるわけじゃないですか。
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自分が結構得意なトリックをみんなやってくるんで、そういうふうにアウトプット作品としてアウトプットをした時にやっと、このスケーターってこのトリックめちゃくちゃ上手くて意外とこういうこともすごくできて、
でこういう場所でもう攻めれるんだこいつを。
しかもこいつのスケートスタイルとこの音楽がすごく合うみたいな、なんかそのパッケージですね、僕はもうアルバム作るのと同じ感覚だと思ってます。
やっぱシングルだけずっと出しててもアルバム出してないアーティストってなんか僕的には、その作品のコンセプトの詰め方の度合いってやっぱ違うと思うんですよ。
シングルとアルバムのすごい、なんかどんなに大変だったか。アルバムってめっちゃ大変なんで。
アルバムってでもその数があって一個のテーマとかコンセプトを表現するってことなんですか。
そうなんですよね、そうですね。なんかやっぱシングルだともう1曲取って出しちゃえばもう終わりじゃないですか。
でもアルバムだとその曲の流れとか、ただ集めただけのアルバムもありますけど、でなんかジャケはこういうふうにしたい、内容のコンセプトはこういうふうにしたいみたいな、
すごいいろんな考えとか思考がこうやってギュッて合わせて、ギュッて一緒にして、これが今は出せる私の気持ちです、表現ですって世にプレゼンテーションをして、
でそれスケボーもそうですね、なんか今は自分はこういうトリックがすごく得意で、こういう場所を攻めたくて、こういう曲がすごい自分のバイブルにあってて、
でギュッてそれを3,4分ぐらい、だいたいみんなも3,4分撮るのにみんな半年とかかかるんで、
そうなんですよ、ギュッてしてこれが自分の新しいパートです、みたいな感じで、やっぱあれがパートがあるからこそスケーターは評価されるっていうのがありますね。
だから命かけるんですよね、あんなに。
最近だとなんかそれこそ短い動画とかさ、なんかTikTokとかが流行って、TikTokでもかなりいろんなタイプのスケーターの技とか上がってくることが多くなっているのではと思ったんだけど、
多いです、でも多いですね。
そういうTikTokの普及とか、ああいう映像メディアの普及みたいなものが、どうやって都市でスケートをするとか場所を選ぶとか表現するみたいなことに影響を与えたのかなっていうのが気になってて、
さっき言ってたみたいに3分とかさ、結構作品の強度を上げるみたいなパターンと、
すごいショートででも衝動的にできたものをあれやって軽やかに世界に発信できるみたいなところにいくと、どういうふうに表現とかやり方が変わってきてるのかなっていうのを聞いてみたかったです。
なんかちょっと事例で話すと、
スケートボードってすごく、ある意味業界としてちょっと閉鎖的なところが未だにあるんですよ。
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コア、コアインダストリーっていう言葉が使われるぐらいなんですけど、コアスケーターかコアじゃないスケーターかみたいなことを、サンフランシスコとかでは言われるんですけど、
結構例えばインスタグラムでこの短い動画がすごいバイラルになって、その人のフォロワーがすごく増えてみたいな若いスケーターっているんですよ。
それでプロスケーターに目つけられて、一緒に滑ろうよとかなったりとか、スポンサーをそれでついたとかもあるんですけど、結局それだけだとインスタ内の人でしかないんですよね。
インスタグラムで人気な人で終わっちゃって、なんか、例えばそっからインスタグラムの、インスタグラムフェイマスからもうスケーターとしてすごい評価されるようになった人で言うと、
例えばヒュンクマーっていうスケーターが若いスケーターがいて、ベルサッチプラグって言われてるんですけど、ニックネームで、インスタグラムのハンドルネームがベルサッチプラグなんで、その人は結構もうスタイルが独特って感じで、
インスタですごいフォロワーをゲットして、でも結構スケーターってもうすごい老若男女いるんで、30代オーバーぐらいの人ってインスタでの映像ってそんなに、なんだろうな。
だいたいみんな自分のパートにすごい一番すごいやつを、トリックを撮っておいて、インスタにはそんなに自分が本気出してない、まあこれはインスタにアップしてもいいかなって言われるインスタグラム用クリップみたいなのを投稿するんですよね。
結局インスタグラム用クリップをみんな見るんで、その人の本当の技量がわかんないんですよ。みんなちょっともったいぶって本気でやったやつは撮っとくんですよね。
もちろん最初の方は結局なんでかっていうと、こっちでインスタグラムで本気を出しちゃったとして、じゃあスケートパート実際に撮りました、一番みんなが期待する3、4分続けてみたいみたいなタイミングのパートを出しました時に、そのインスタグラムのトリックを超えれなかったら、もうそれ評価されないに決まってるじゃないですか。
ちょっとがっかりじゃないですかそれは。インスタで見るとこいつめちゃくちゃうまいのに、3、4分、もう命かけて撮りましたみたいなパート見たら、すごい期待ハズレだった。
長い映像が一個重要度の高い評価されるものなんですね。
やっぱりまとまってるってのもありますし、インスタだと、もう一個そのトリックがうまいだけかもしれないじゃないですか。
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やっぱりある程度まとまった3、4分のものだと、多様性を自分の中のトリックでどうにかして出さなきゃいけないんで、こういうトリックもやって、こういうトリックもやって、こういう種類のトリックもやって、みたいな感じなんですけど、インスタだと一個ポンと出したら、それがバイラルになる可能性もあるんで。
本当の意味でのうまさのショーケースができないんですよね、おそらく。
そういう意味で、ウェルサッチプラグっていうスケーターはインスタでめちゃくちゃバーンって爆発的にフォロワーが何十万人、五十万人とか増えて、
で、ちょっと年寄りの方の、まあ年寄りというか、割と自分より30よりオーバーぐらいのスケーターたちは、みんな、いやでもこいつ結局どんぐらい、ただなんかスタイルが面白いだけで、どこまでうまいのかわかんないよね、みたいな感じで。
そういう人たちで。
ちょっと怪異的なんだ。
そうなんですよ。で、やっぱりスケートボードのその情報、ストリートスケーティングの情報の中心にいるのってスラッシャーなんですよね。
スラッシャーマガジンで、スラッシャーマガジンっていう雑誌があるんですけど、もうスラッシャーがもうコアスケーティングの定義なんですよ、正直。
で、スラッシャーとかそういうのをフォローしてる人たちからすると、いやでもこの若者実際どうかわかんないしね、みたいな感じだったんですけど、
そのベルサッチプラグが一時期インスタから消えて、いなくなって、お、なんか全然最近トリックアップしてないなってなった時に、スラッシャーから自分のパートを出したんですよ、新しい。
おー。
初、多分フルパート初パートだったと思うんですけど、その人にとっては。で、スラッシャーパートをベルサッチプラグが出して、もう今までのインスタとかとレベル違うぐらい、誰でも説得できますぐらいのパートを出したんですよね。
なるほど。強度のあるものをガツンと出してきたのか。
で、やっぱりその、若い子たちでTikTokとか見てる人たちって、なんかそこまで、もしかしたら歴史も浅いから、何が上手くて何が上手くないのか分かんない、判断できない人たちも見てるかもしれないじゃないですか、SNSとかに。
で、わざわざYouTubeでスラッシャーのチャンネルで見る人って、みんなまあまあ分かってるんですよ、おそらく。
そういう、どっちも取りに行ったのがその人な気がしてて、その若いスタイル的にかっこいい、ちょっとハイプあるよねみたいな感じで、若い子たちも取りに行って、その後しばらくちょっとなんかインスタ休止して、スラッシャーパートボーン出して、
もう自分たちみたいな30オーバーのもう人たち、スケーターとかが、なんかうわ、こいつこんな上手かったんだけど、やば、しかもすげえいろんなスポットやってるなみたいな。
っていうので、なんか本当に評価された感じが。
なるほど、なんかこの後、このリスナーの人たちがフォローできるような、ちょっとインスタのアカウントとか、YouTubeのねアカウントとか、いろいろ教えてもらいたいです。詳細欄にリンクを貼りたいなと思いました。
33:04
スケーターのデジタルカルチャーみたいなところも、すごい疎かったので、我々もすごい面白いなと思って聞いていて、さっきの話にちょっと話を戻すと、スケーターの中にも3種類あって、いろんなコミュニティがあるっていうことだったんですけど、
そのコミュニティによっても、そういったこのデジタルテクノロジーの使い方とか、発表する場所とかも違うんだろうなみたいなので、あのディグりがいがありますね。スケートボード、めっちゃ面白い。
スケートボード、不思議なカルチャーなんだなって思いますね。海外のスケートのポッドキャスト聞いてても、やっぱなんかそのコアスケーティングインダストリー、コアの業界とそれ以外みたいなのが、いまだにちょっと分かれてるんで、
例えば、ユーチューバースケーターは、スラッシャーに掲載されないんですよ。
ユーチューバースケーターがいるんですか?
ユーチューバー、スケーターっていうよりは、ユーチューブスケーターって言われてる人たちがいて、
で、スケートボードを、ユーチューブで、今日はこういうスケートパークに来ましたみたいな、そういうユーチューバーをスケートボードを。
紹介したりとか?
そうですね。スケートボードを題材にしたユーチューバーの方たちとかが、スラッシャーに掲載されることって、本当にたぶん今までないかったと思うんですよね。
なるほどね。
で、いまだにそういうなんか、謎の新しいものを受け入れることに苦労してる謎の壁みたいのは少しあるなっていう。
でも今後すごい変わってきてるんですけど、そこは。すごいペースで変わってきてて、だんだんみんながそういうのをいろんなものを受け入れるようになってきてるって感じはしますけど。
それはなんかこういう、コミュニティを守るみたいな意識が強かったってことですか?
もうあると思いますね、たぶん。
特になんだろう、スケートボードはこういうものだ、こういう精神性だみたいなのをすごい押し出してたカルチャーだったと思うんで、そこはなんだろうな。
ストリートでバリバリやって、みたいな。でもスケートはダイって言うんですけども、すんげえ血だらけになってもなんか、みたいな、なんかそういうカルチャー感があったんですけど。
なんか今はもっと老若男女向けのカルチャーにだんだんなってきてるなっていうのは。
思って、なんか結構スケートボードってこうマッチョなイメージがどうしてもなんかあったんですけど、それも変わってきてるっていうことですかね。
変わってきてますね。でも結局なんか、今すごい老若男女、老若男女って言葉をよくいっぱい使っちゃってるんですけど、なんかすごい子供とおじいちゃんとかもやってるんですよ、スケートボードって。
おじいちゃんも。
すごいですよ、ロボコップみたいな格好のおじいちゃんいますよね、普通に。
見たい。
もう全身プロテクターつけて。
すごいね。
全然います。で、まあそういう人たちとかともパークとかで、えーみたいな、今の良かったですね、みたいなこと言ったりするんですけど、
36:01
まあそういう人たち、スケートはダイとか言って、なんかもうじゃあここの階段飛ぼうぜみたいなこと言うわけにはいかないじゃないですか、その2歳とか3歳の子供とかに。
いやもうこのレール行こうよとか言って、なんかそんなわけにはいかないんで。
でもだんだんやっぱりそういうパークでみんな、最近の子たちはみんなもう2歳とか3歳から滑ってるんで、なんかスケートパークで始まって、でスケートパークから出る時期が来るとは思うんですけどね。
結局やっぱりストリートの美しさみたいなのを拒める、あの高揚感ドキドキ感を拒める人ってあんまいない気がするんですよ、スケーターの中で。
なるほどね。
グラフィティーアーティストで、ずっと家で滑る人は別にグラフィティーアーティストじゃないじゃないですか。
でもそこも聞いてみたかった、ストリートのその快感とかそこに惹かれる理由は何なんだろうなと思って。
なんか、例えばスケートパークってもうスケボーのために作られてるんで、もう路面もすごくいい、このレッジ、カーブって言うんですけどこういうなんか下段、下段をガリガリみたいな、スライドするみたいな、ああいうのカーブって言うんですけど。
あれもなんかスケボーのために作られてるから、コーピングって言われる滑りやすいような鉄の、なんかあれがついてるんですよね、その鉄でコーティングされてて滑りやすくなってるとか。
なんかもう全部が滑りやすく設計されてる、練習のために設計されてるんで。で結局そこでできるの、できないトリックももちろんみんないろんなレベル感があるんですけど、できるのって当たり前なんですよ、それのために作られた場所に。
でもなんかストリートの場合ってマジでそのために作られてないから、そのために作られてないところで、自分が何をやるかの選ぶところに本当にオリジナリティって言ってるじゃないですか。
なるほど。
はい、なんか。
確かに。
まさにグラフィティとかも本当に同じだと思うんですけど。
そうね、確かに。
でどこの場所を選ぶかもやっぱり自分のオリジナリティになるんで。
でそのスケーターってやっぱりもともと、今は多分違うと思うんですけど、僕がやってた頃とかもなんか今もやってるんですけど、始めた頃とかもスケボーが僕はギリイケてるものになり始めたぐらいの時期だったんですけど。
やっぱ90年代とかってもうスケーターってイケてなかったんですよ、むしろ。
イケてないカルチャーでスケーボーやってることによってバカにされるとかって全然あったんですよ。
でなんかクラスになかなか馴染めないとかなんかすごい変なやつとかなんかちょっとみんなアウトローっていうかちょっとはみ出して居場所がなかった奴らが街でなんか会ってストリートで会ってストリートで仲良くなるみたいな感じのカルチャーだったんで。
みんなオリジナリティを出すユニークな自分のオウン、他の人っぽいスタイルじゃなくて自分のスタイルを出すっていうところに対するこだわりっていうのが、最近ちょっと多分若い子とか見てるとそこのこだわりなくなってる気がするんですけど。
39:01
特にやっぱ自分ぐらいとか自分より上のレジェンドのスケーターとか見るとその感じは超ありますね。
そういう人たちのインタビューとかも見てても。
でも面白いなと思ったのがそのストリートに出るとさっきカズさんもおっしゃってたけどそのスケーター以外の人、通行人だったりとか警備員とか警察とかいろんな人に考慮をしなきゃいけなかったりとか。
やっぱストリートに出るってことはそれ以外の人たちとも出会う同じ場所空間を共有するってことだなと思ってて。
なんか私はスケートボードしたことないんですけど、例えばサンフランシスコに行ったときとかに車走らせてたら車の後ろ急にここ走ってスケーターの中につかんできて坂道。
サンフランシスコめっちゃ坂道多いじゃないですか。
だから上に登るために道端の車が登ってるの見つかって。
あれスキッチって言うんですよ。
スキッチって言うんですか。
あれ何度かね。
スキッチって言うんですよそれ。
何度かやられたことがすごい面白いなと思って。
そこで出会うというか。
ある日サンフランシスコのミッションエリアっていう大沢だと思うんですけど、ドロレスパークの目の前の大きな坂にうわーってすごいたくさん夜にスケーターが集まってきて。
その来る車来る車を捕まえていろんなスケーターたちがスキッチって言うんですか。
スキッチして上に登ってみんなでうわーって降りるみたいな。
で下手な人もいれば上手い人もいてめっちゃ盛大にこけて流血してる人もいればみたいな。
それをもう公園のすぐ隣なんで普通に見れたりとか観戦というか一緒にレーみたいなしたりとか。
それはスケートパークの中で完結してたら生まれ得ない盛り上がりというかムードみたいな。
すごいいいなと思って見てました。
そのスラッシャーがサンフランシスコなんですよ。
そうなんだ。
スキッチしてダウンヒルをヒルボムって言うんですけど。
ヒルボム?
ヒルボムって言うんですけどあのヒルボムしようぜみたいな感じでみんな言うんですけど。
もうスラッシャーが行っている大会とかってそういう感じなんですよ。
勝手にその辺のダウンヒルで土地にレールとか置いてお構いなしにみんなすっげー大ゴケとかしながら。
ハロウィンの時はみんな仮装してそれをやったりとか。
意味がわかんないはちゃめちゃなカルチャーなんですけど。
まさにその感じが今言っていたダウンヒルの経験したあれがスラッシャーのやってることっていうか押し出してるスケーティング。
スラッシャーっぽいスケートカルチャーですねあれは。
一方でそれを日本であんまり見ないなって思うのはそういうカルチャーがアメリカに比べてあんまりないっていうのもわからないですけど。
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公園とかによくスケートボード禁止とかスケートボードできないようにチェーン付けられてたりとか結構そういう来てほしくない感がめっちゃあるじゃないですか。
一方で今回の宮下公園のスケートボードパークみたいな感じでストリートには行ってほしくないからわざわざそういうそれ専用の空間を区切って作るみたいなのが一つの潮流というか都市デザインの流れとしてあると思うので。
でもスケーターさっきのそのいろんなコミュニティー3つのスケーターのコミュニティーの話でいくとストリートで走ってた人は別にそういうパークにはいかないっていうのだったら、じゃあどうすればいいんですかっていう。
都市を作る。
イタチごっこっすよ。
どうすればいいんですかって。
みんなストリートスケーターもパークにはいくんですけど、結局練習なんですよね。
でまぁその練習、わざわざ作品出す、みんなが作品出すわけじゃないんで、ストリートスケーターだけど結局ずっとパークにしかもう行ってないわっていう人もできれば9割ぐらいなんですよ。
その中でも特別すごくやる気ある人が、よっしゃもう別にプロスケーターでもなんでもないけどパート取りますわみたいな、ちょっと手伝ってくれない?みたいなとかはあるんですけど。
でも絶対にいくらスケートパーク作ってもストリートに滑る人はいると思うんで、そこはイタチごっこっていうか、もしかしたら本当にスケートパークがいっぱいあったとして、
次の世代の子供たちがみんなスケートパーク生まれスケートパーク育ちみたいな子たちが逆に僕ぐらいの年になって、子供を生まれてまた、その子たちもスケートパーク生まれスケートパーク育ちみたいな感じのジェネレーショナルっていうか、
世代が交代してもずっとスケートパークがそんなにいっぱいあるんだとしたら、もしかしたら3世代後とかにはもうそもそもストリートで滑る人はいなくなってるかもしれないですけど。
でも今の段階でいうと、別に僕もストリートで滑りたい時は滑りたいし、でもスケートパークがほとんどですけど、結構集団で世田谷公園行ってて、スケートパークで修行、美学修行、かつみんな友達とかとハングアウトしてっていう感じだけど、
やっぱり作品を作るとか、今ちょうどミュージックビデオ、スケートボードとミュージックビデオ合わせたものを作ろうと思ってて。
で、やっぱストリートどっかいいスポット、ここいいな、ここいいなとか、自分で決めたりとか、なんかそこはやってない人からしたらマジでたぶん理解できないと思うんですよ。
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なんでスケートパークそこに作ってあげたのに、よくわかんないマンションの階段で滑ってんのみたいな。
でも僕からしたら、このマンションの階段ここしかないんだよみたいな。
ちなみになんかさっき言ってたそのSNSとかで、発表先はボーダレスというか、どこでもいい、どこの国からでも見れるわけじゃないですか。
そうなった時に、まあそれは作品性に関わってくるのかもですけど、別に例えば東京じゃなくても良くないとか、
そうですね、全然いいと思います。
もっと田舎というか道広くてっていう環境でも良くないみたいなのがあると思うんですけど、そこはどうですか?
それもスタイルによってマジで違くて、でもそうですね、スケーターがどこの都市で育ったかによってもスケートスタイルってかなり変わってくるんですよ。
例えば日本のブランド、海外のスケートブランドのライダーとかって、やっぱり例えばLAで育ったスケーターとかって、もう階段がすごく多いんですよ、日本に比べて。
飛べる階段が展示がなかったりとかで、みんな結構ハンマートリックって言うんですけど、めちゃくちゃでかい階段ですげえ回して飛ぶみたいなとかなんですけど、東京って飛べるステアがあんまないんで、
東京のブランド、スケートブランドのプロスケーターとかで、かつ僕ぐらいの年齢の人たちで、そんなにスケートパーク育ちでもない人たちは、もっと細かい、何て言えばいいんだろうな、すごい細かい東京っぽい滑りをするんですよ。
ダイナミックではなくて?
ではないけど、そういう路地裏をすごい行ったりとか、細かいトリックをバンバン何発も入れてったりとか。
おもろい。
で、大阪っぽいスケーターとかもいるし。
大阪っぽいあるんだ。
その感じはあるんで、でもそれってもちろん東京じゃなきゃ生まれないんですよ。絶対その。
それを他のところでその人が、例えばそのプロスケーターに、じゃあ他の地方でパート撮ってくださいって言われたら、たぶん今までと全く違うことをすることになるから。
それはそれでおもしろいかつ、たぶんちょっとクセ沼すると思うんですよね。
逆にだからもうLAのタンマートリックっていうか、めちゃくちゃでかい階段ばっかり飛んでる人とかが東京に来たときに、これがすごくおもしろいの一個あって、事例として。
だいたい東京のスケーターは、そういう細かい路地裏のお派みたいなのをやる人たちが結構東京では評価されるんですよ。
かっこいいみたいな。
で、もうアメリカのジョーズっていうニックネームがついてる、とんでもないぐらいでかい階段を飛ぶ、なんかやばいやつがいるんですけど。
ジョーズ。
ジョーズは、もうでかい階段を飛ぶと言ったら、もうジョーズみたいなぐらいで。
ジョーズが渋谷に来たときがあったんですけど、数年前、何年前かな。2014年とかだったかもしれないですけど。
に、ジョーズとその一行が渋谷の街を歩いてて、渋谷の道玄坂の途中にあるロイヤルホストとかがある。
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あるあるある。
とかあるじゃないですか。
ビルね。
ビル。あそこってなんか階段登って、ロイヤルホストとかに行くじゃないですか。
あの階段の手すりの、あそこのロイヤルホストの前から助走して、あの階段の手すりの上飛んで着地するっていうのを、そいつを、
そいつはもう全然そういう東京のスケーターの発想ではないから、
渋谷でとりあえず見つけた一番でかい飛べそうな階段を、しかもあんなところめちゃくちゃ人いっぱいいるじゃないですか。
めっちゃいるよね。
で、それでジョーズのチームメンバーがこうやって通行人全員止めて、
えー。
みたいな感じで。
それでジョーズが、2、3回でたぶん乗ったんですけど、それでなんか通行人と喧嘩とかにもなってて、
なんかおじさんがすごい怒ったりとかしてて、ジョーズに対して。
でもジョーズなんてそんな、たぶんマジ気にしないようなやつなんで。
うん。
なんかもう一番はちゃめちゃな、すごくはちゃめちゃなタイプの人。
すごいな、あんなところでできると思えない階段だよね。
思えないじゃないですか、あんな。
うん。
まあサイズ感的にはたぶんやる人はいるだろうなってぐらいではあるんですけど、
でもあの人、てかもう渋谷はそういうところじゃないじゃないですか、僕ら的には。
うんうんうん。
しかもなんかもう渋谷はそういうハンマートリックやるような街じゃないよね、みたいな感じですけど。
なるほど。
まあやっぱジョーズから見たら、あ、ここ飛ぼうみたいな。
面白い。
なんかそのコントラストがめちゃくちゃ出た回でしたね、あれはなんか。
あーなるほどね。
ジョーズみたいなスケーターが渋谷に来たらどうなるのか、みたいな。
あー面白いね。
YouTube、YouTubeの代言ではないですけど。
どこを見出すのかっていうの面白いね。
どこを見出すのかっていうのが面白かったですね。
えー面白い。
結局変わらねえんだ、やることはと思って。
なるほどね。
でも場所が変わるだけでもだいぶやっぱ変わりますよね。
変えるよね。
なんかそんなに人大勢いてみんな押さえつけた中でやったトリックってすごく迷惑ですけど、めちゃくちゃ迷惑ですけど、
ぶっちゃけちょっとなんか希少価値っていうか、それがちょっとクールな要素でもあったりするじゃないですか。
こいつこんなになんか、こんなに障害物があるところで普段普通の人は絶対できないよねっていうことをやった、みたいな。
なるほど。
なんか頭のおかしさ。
でも頭のおかしさは競ってるスポーツでもあるんですよね、たぶんおそらく。
面白い。
その聞いてみたいなと思ったのが、頭のおかしさみたいなとかストリート感とか、ちょっと予想しないようなことをするとか、なんかそういうカルチャーがあるなと思ってたんですけど、
一方で正式競技になったじゃないですか、オリンピックの。
そうですね。
その正式にスポーツとして点数が付けられて、そういうオリンピックのような国際的な土台に乗せられるってことは、今後のストリートカルチャーに、ストリートスケートカルチャーにおいてどんな意味があるんでしょうか。
結構いまだにオリンピック競技になったことを嫌がってるスケーターも結構いるんですよ。
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たぶんまあ、嫌がってる人もいれば、別にどっちでもよくねみたいな人もいれば嬉しいっていう人もいて、
例えばスラッシャーとかはオリンピックの情報を一回も掲載してないんですよ。
オリンピック関連のことを一回も取り上げてなくて、雑誌として。
世界で一番売れてるスケボーの雑誌が、一回もオリンピックについて何にも言ってないようなカルチャーでは、意図的だと思うんですけど。
でもなんか、そうっすね、例えば、僕は個人的には、なんかまあ良かったなとは思うんですよ。
なんか、まあどうだろうな、結構オリンピック後もっと厳しいんで最近取り締まりが。
そうっすね。
そうっすね。
てか見まで何の音だろうなとか、何やってんだろうあの人たちみたいなぐらいの温度感だったのが、
この人たちって階段飛んでるんだって理解されてしまったから、すぐ通報されるとかが。
なるほどね。
なんか増え、てかもう本当にここ半年ぐらいは通報っていうか、警備員早みたいな。
へー。
渋谷とか今マジやばいですよ。
みんな認知度が上がっちゃったからか。
そうっすね、認知度が上がって。
まあでもそうですね、どうなっていくんですかね。
でも大会の雰囲気とかも超変わったなっていうのはありますね。
もともとやっぱりスケボーの大会って昔からあるんですよ。
別にストリートスケーティングってものが生まれる前からスケボーの大会ってあったんで。
なんかそこが確実にスケボーのカルチャーの一部であることには絶対変わりはないし。
なんか結構ストリート以外はもうスケートカルチャーじゃないみたいな感じのことを言う人もたまにいるんですけど、
別にそんなことないんですよ。
大会ももちろんずっとあるもんだし、そのバートとかパークスケーティングもずっとあるもんだし、
70後半ぐらいからですかね、多分パークとかちょいちょいで始めたのっていうのは。
最初のZボーイズって言われるスケーターたちも、もともとサーファーたちだった人たちもやっぱり大会とかに出てたんで、そういう人たちも。
なんか大会っていうのは確実に絶対あるとは思うんですけど、なんか僕がちっちゃい頃ってなんかそこまでなかったんですよ、大会って。
なんかタンパープロ、タンパアムっていうでっかいスケーターたちにとってはもうなんか大お祭りみたいな感じで、
ちょっとはちゃめちゃで、どっちかっていうとなんかみんなで年に1回集まる年みたいな感覚で、
なんかもうなんならパーク内でプロとかみんなここで座ってお互い見てたりとか感じだったんですけど、
それがだんだんだんだん競技になってて、すごいシリアスになった、よりシリアスになったなっていうのを感じますね。
前までもっとなんかヴァイブズで、ただなんか別に優勝できなくてもいいし、ただみんなでなんかちょっと酒飲みながら大会点数付き合ってますみたいなノリになったと思うんですけど。
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ゆるゆるだったのがあって。
そうゆるゆるだったし、いまだにすごいやばい、そういうなんだろう、スラッシャーが開催している大会とかマジで意味わかんない、
そういうなんだろう、火の輪くぐったりとか、本当に意味わかんないことやってるんですけど。
そういうのはあるけど、なんかもう順番とかもないみたいな、そういう大会ももちろんあるんですけど。
なんか最近、その後にXゲームズSLSっていうものができて、ストリートリーグっていう大会のリーグができて、
お金もスケートボード業界にもっと落ちるようになってきて、
ナイキとかそういう大手企業がもっと参入してきたのが、ナイキがちゃんとしっかり参入したのが2004年とかだったんですけど、
なんかそこからアディダスとかもいっぱい、ニューバランスとかも参入して、
大きなお金がもっと動くようになってからすごく大会がシリアスになった気がしますね、そこは。
それがどう影響、ストリートにあるかって考えると、たぶん今後若い子たちは、ストリートで滑る子は、
大会で生まれて大会で座ってるみたいな子たちも超いるんで、
そういう子たちはあんまりストリートで滑らなくなるんだろうなって思います。
でもその子たち、そういう子たちって今もいるんですよ、本当に大会でめちゃくちゃ強い、マジうまい子たち。
でもやっぱりアメリカのプライムブランドっていうか、一応スケート業界の中ですごい中心的なブランドから、
スポンサーをそういう子たちがされてるかって言われたら結構微妙なんですよね。
結局やっぱストリートのパートとかを出してる人たちが、ブランド側も自分たちのスケーターとしてのブランドを守りたいじゃないですか。
スケートカルチャーでリスペクトされるブランドを、やっぱブランディングを持ってるから、誰をスポンサーするかってすごい気をつけてると思うんですよ。
その中でやっぱり大会でずっとやってますみたいな人、大会しか本当にやってませんっていう人たちが、そういうブランドにスポンサーされてるイメージはないですね。
これこないだちょうど話したんですけど、プロスケーターの友達と。
結局やっぱりパート出してない人たちは、スポンサーもよくあんまりついてないみたいな。
っていうことを言ってて、そのプロスケーターの友達が。
知らないことばっかりだったね。
お金持ってる新興ブランド、新しめに出てきたブランドで、どっかからファンディングされててお金を持ってますみたいな。
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人たちが結構大会上位、大会スケーターをすごいフォロー、スポンサーしたりとか、あとインスタグラム、インスタグラムプロみたいな。
をとりあえず認知度を上げるために、そういう新興ブランドがそういう人たちをスポンサーすることは結構あるって感じですね。
なるほどね。知らないことばっかりでしたね。
どっちがお金を稼げるのかっていうのも結構、すごい難しいところですよね。
確かに。
面白いな。
1時間話しましたね。まだ話せますね。まだ話したいことたくさんあるんですよ。
全然余裕ですよ。
テクニックとかもそうだけど、それに付随する、もちろん音楽とか、音楽の話はあんまり聞けなかったなと思って。
音楽とか、あとファッションとか、言葉遣いとかね。
そうだね。
すごいめっちゃディグリがいがあるなと思いました。
どうする、ゆうか君。1時間だけど。
そうだね。閉じようか。
続編とかね、やりたいぐらいですけどね。
確かに。音楽、ファッションあたりはちょっとやってもいいかもしれないね。
そうですね。
私のテーマで。
そうだね。
僕は全然、多分、呼んでいただければ、適当にしゃべるんで。
うんうんうん。ありがとうございました。
ありがとうございました。
もう一回名前言ってください。
Hey what's up this is Kaz Skellingtonです。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
最後なのにHey yo what's upって言っちゃった。
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次回もお楽しみに。