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2021-01-12 36:20

【#37】都市とお金:導入編「まちを作るお金の仕組み」

みなさま、明けましておめでとうございます🎍 2021年もどうぞ宜しくお願いいたします。今月から、毎月一つのテーマを決め、毎週さまざまな角度から深ぼっていくシリーズ形式でお届けしていきます。

今月のテーマは「都市とお金」。まちを形作っていくお金の流れや仕組み、税金、地域通貨、自治区、グリーンリカバリー政策など、私たちが都市で生活するなかで、疑問に思うお金の使われ方や、生み出し方についてお話していきます。

今週は導入編として、「まちを作るお金の仕組み」について、大きく行政・民間に分けながら考えていきます。

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●おしゃべり中に紹介したリンクなど
・自治体のお金はどこから来て、どこに行くのか
https://www.city.kimitsu.lg.jp/uploaded/attachment/606.pdf
・京都市の決算書
http://www.pref.kyoto.jp/kessan/documents/r1kessan1.pdf
・Amsterdamのファイナンスレポート
https://www.amsterdam.nl/en/policy/policy-city-finances/
・世界の面白い税金
ドイツの営業税/ロンドンの渋滞税/日本の入湯税/アムステルダムの窓税/江戸時代の京都での間口税
・ドラッグ/カジノなどの税収について
・Monu 1 – Paid Urbanism / MONU #28 on "Client-Shaped Urbanism"
https://www.bruil.info/product/monu-1/
・木下斉さん主導の「都市経営プロフェッショナルスクール」
https://www.ppp-ps.net/
・amazonが都市を統治したら?How to Run a City Like Amazon, and Other Fables  
https://issuu.com/meatspacepress/docs/how_to_run_a_city_like_amazon_and_other_fables
・地域通貨
・クラウドファンディング
・コロナ復興政策/予算「グリーン・リカバリー政策」
ドイツの政策について
http://www.econ.kyoto-u.ac.jp/renewable_energy/stage2/contents/column0190.html














00:13
みなさん、こんにちは。プロジェクトディレクターの石川由加子と、
編集者・ライターの杉田麻里子です。
この番組は、都市というテーマが好きで好きでしょうがない2人が、
都市に関するさまざまなグッドニュースをザックバランに話す場所です。
はい、明けましておめでとうございます。
おめでとうございます。
はい、ちょっともう時間は経ちましたが、2021年になりましたね。
なりましたね。
いい年越しはできましたか?
はい、ゆっくりできました。
よかったです。
私はハプニングがあって、年越しした瞬間、外に散歩に行ってて、
帰ってきたのが1時半ぐらいだったんですけど、夜中のね。
2人とも鍵を持ってないことに気づいて、家から締め出される朝の1時半にっていう事件がありました。
それは隣の人に開けてもらったんですか?
親さん、車20分走らせて来てくれました。
ヤバいよね。
2020年、あれ?2020年幸先悪いなって思ってたら、
アメリカであんなことが起こったりとか、2021年も。
何が起こるか分からないというか。
そうだね。
っていう感じですが、頑張っていきましょう、2021年も。
ホットキャストもね、幸いなことに、いろんな方に聞いていただけるようで、
私たちもいろいろ頑張っていきたいなと思っているんですが、
半年ちょい去年やってみて、2021年ちょっと趣向を変えてやっていこうかなと思っています。
今月からね、どうしようかって2人で話してたんですけど、
毎月1個のテーマを決めて、それを毎週いろんな角度から深掘っていくっていうのはどうかなっていう風に思っているんだよね。
はい、そうですね。去年いろんなトピックを扱わせていただいて、いろんな方とも話させていただいた中で、
やっぱり週間に1回コンスタントにアップしてきたんですけど、
もっと深掘りたいみたいなのがたくさん出てきて、
1つのテーマに集中して、そのテーマの中で例えばゲストの方に来ていただいたりとか、
ちょっと雑談みたいな日がありつつ、もしかしたらもっと理論を深掘ろうみたいな日があるかもしれないし、
03:01
ちょっとね、もうちょっと深くライブしてみたいっていうので、挑戦してみたいと思います。
はい、まず記念すべき第1回目としては、
お金、都市とお金、お金についてちょっと考えていきたいなと思っております。
そうだね、新年そろそろお金の話をしましょうっていう。
下水話ではなく、なんかそもそも結構街を作るエンジンとして、いろんな形のお金って多分使われていて、
普段私たちも知ってるようで知らないことがたくさんあったり、
結構いろんな仕組みとか制度とかにあってたり、法律とかにあってたり、
税金ってどうなってるんだっけとか、いろいろ知らないことが多いなっていうところもあって、
私たちも勉強したいなって思ったので、お金にしてみようってことになりました。
はい、そうだね、なんか結構個人の建築家の方とかだったら、
結構お金に、予算とかにシビアにプロジェクトされていたりとか、
行政の方とかももちろんそういったコスト意識だったりとか、
不動産関係の方ももちろんお金のことは常に考えると思うんですけど、
私たちはそこまでプロフェッショナル、お金のプロフェッショナルっていうわけでもなく、
ただやっぱり一人の生活者として、特にフリーランスとかだと、
税金を自分たちで金額が送られてきて、
より税金とかどこにお金が行くんだみたいなことを考えるようになったなと思っていて、
そういった生活者の立場、一個人として気になるところとかも
お話しできたらいいのかなと思いました。
今回は最初の導入みたいな形で、
街を形作ってお金の仕組みってどういうものがあるの?
っていうのをちょっと2人で考えていきたいなと思って。
はい、そうですね。
お金って言っても結構大きいので、
競技のお金と、
競技のお金とちょっと大きいものと、
小さいものとで考えたいねっていう話をしてたんですけど、
例えば大きなお金みたいなところでいくと、
税金みたいなものはまず一つ大きなお金の資源となっている部分かなと思っていて、
行政が取り行うインフラの整備だったり、
生活の支援保障だったり、ビジネスの支援、文化の支援、
公共空間だったり防災防犯とか、教育とか福祉とか、
結構ありとあらゆる生活に関わることに、
そういったものが循環して使われているっていうところが1つあるかなと思うんですが、
06:03
どうですかね?
そうだね。行政のお金みたいなところだよね。
行政のお金も自治体のお金と国のお金と全然違うと思うんだけど、
確かに自治体のお金の使われ方、それによる街の変化みたいなので、
例えば私はアムステルダムに来る前に京都に住んでいたんですけど、
家の目の前でトイレの回収がずっと行われていて、結構立派なトイレ。
すごい立派なトイレなんだっけ?京都らしい。
これにどれくらいのお金が使われているのかなとちょっと調べたら、
普通にホームページに載っていたりとかしてびっくりしたことがあったんだけど、
多分京都のお金は大きなお金だったってこと?
結構ね、びっくりするくらいの値段だったんだけど、
でもきっとそのお金の使われ方も京都と今ゆか子の実家の杉並区とか、
例えばね、違うだろうし、その自治体のお金はどこから来て、
どういうふうに使われているのかっていうのをね、
なんかいろいろ調べてたの、今回のポッドキャストに合わせて。
意外とわからないよね。
そう、意外とわからなくて、でもわかりやすくて、
説明してくれている記事がいくつかあって、
何種類もあるんだよね、
例えば大きいのが一番大きいのが地方税で、
ここは住民と企業から徴収しました。
だからこそ、所得税に合わせて住民税って払うから、
高所得な人がいる、たくさん住んでいるとやっぱりそこの自治体もうるおうし、
企業もそこの自治体もうるおうし、
企業もそうだよね、たくさん企業がいて、
かつ売上がいいと自治体もうれしいみたいなところから、
地方贈与税だったりとか、消費税交付金とか、
国庫支出金とか、国から来るようなものだよね、
とかもあって、
それの割合のグラフとかを見てすごい面白いなと思って、
京都市の決算書とかも普通にウェブサイトに出てるし、
アムステルダムもそういったトランスパレンシーというか、
アムステルダム市がどこから来たお金をどういうふうに使ってるかっていうのを、
完全に市民に透明化しましょうっていうことをポリシーとして掲げて、
毎年レポートを出してるんだよね。
それとかもすぐ見つかったので、見てみると面白いなと思いました。
お住まいの街の決算書。
そうだね、それを見てみて、実際にわかるのかっていうのを確認してみたいな。
そうだよね、確かに。
お金あんまりうっといと、そもそも興味もないし、
なんか身近な例とかないですかね?
09:03
お金と街がここまで関わってるんだよみたいな。
そうだね、どうだろうな、でもなんか面白いなと思ったのは、
オランダで秋頃かな、3000ユール、もうちょっと多かったかな、
この予算をどのプロジェクトに投入するか、
住民投票を行いますっていうのを一斉にやってて、
主にNPOとかその地域を良くするようなプロジェクトがラインナップとしてはあるんだけど、
そこに住民はボートできるっていうのがあって、
それは結構面白い仕組みだなと思って、
かつすごく自分たちも身近に知っているローカルのプロジェクトとかにお金が配布される、
しかも投票で決まるっていうのは、
なんかそのローカルのプロジェクトを知る機会にもなるし、
なんか参加して予算の使い方を決めているっていう感覚がするなと思って、
それはなんかいい事例だなと思った。
そういうのももしかしたら日本でもあるのかもしれないけど、
最近実験したのだとそれが印象的だったかな。
確かに。それはいい事例だね。
なんか確かに住民税とか、どこに使われるのかみたいなのを決められるみたいな、
自分が例えば住民税を払うときにこれに使ってくださいみたいなのが決められる行き先があったと、
めっちゃいいなって思うな。
最近だとさ、あのふるさと納税みたいなもので、
夏だったからいろいろ駆け込みでやってたけど、
結構いろいろサイトを見てると、
その税金をどのジャンルに使いますか、みたいなものが選択できるんだけど、
結構なんか大きな、何て言うんだろう、
プルダウンで選ぶ形になってて、
安心、安全のマラソン、
人材の育成とか、それぐらいのことしか書いてなくて、
具体的にそれが何なのかっていうのが、
パッと分からない状態で選択しなくちゃいけなくて、
そういうところもせっかくいい機会だからさ、
もっと興味を持ってもらう仕掛けとか、
なるといいのになぁ、みたいなこと。
まあそうだよね、具体的に、結局なんか市民、住んでる人たちからしたら結構具体的な、
ここの、私が住んでいる外区のここのこれが、みたいな、
その方が関心が高かったりするもんね。
うん、確かに確かに。
あとなんかその、税金の話でいくと、つなげると、
税金の話でいくと、
ローマンマーズのっていうポッドキャスター、有名なポッドキャスターが出した都市に関する本、
これもニュースレターでちょっと紹介させていただいたんですけど、
それで読んでた時に、
税金、税金の話でいくと、
税金の話でいくと、
12:01
税金の話でいくと、
税金の話でいくと、
それで読んでた時に、
税金、税金と都市のインフラ、都市の景観だったりとか、
街並み、街並み、建物一つ一つとか、
インフラの在り方とかにすごい影響してるんだ、みたいな章があって、チャプターがあって、
例えば、ヨーロッパだったら、今でもちょっとよく見るんだけど、
昔、窓の数に合わせて税金がかかってた時期があって、
結構昔なんだけど、私何年だったかちょっと今パッと思い出せないんだけど、
だからなんかその時期にみんな窓を潰してたんだよね、
窓が多いと家がつまり大きくて税金が取られるみたいな論理で取られてたから、
潰してて、今も潰されたままになっている古い建物の窓とかがあって、
窓を凝らしてみるとあるの、そういうのが昔の面影みたいなのが。
それが面白いなと思ったのがあるし、
例えば今アムステルダムに住んでいるので、アムステルダムの例でいうと、
来たことがある人は分かると思うんですけど、
中心部とかすごく細長いカラフルなレンガづくりの住宅がひしめき合ってて、
そうそう、超ひしめき合ってるよね。
でもなんかファサードはすごい小さいんだよね、
入り口が小さくて、毎回5階とか6階建てが多いのかな、
一番上の階にフックがついてるんだよね。
あれ何なんだろうみたいな話をよくしてたんだけど、
それも建物の大きさじゃなくてファサード入り口の大きさに合わせて、
税金が取られてた時期に建てられた住宅で、できるだけファサードをみんな小さくしたくて、
なので建物の構造としては入り口が狭くて、すごい細長い、
奥にガーッと伸びていく住宅が増えた。
その結果として階段がどうしても細くなっちゃったから、
家具が上に乗せられ、大きなものを上に運べなくなって、
だから窓から入れるっていう方法になり、
だからフックがついてる。
カッシャみたいなのがあって、ベッドとか今でも引き上げてるよね、あれでね。
引き上げてるよね。
あんまり考えてなかったのが面白いなって思って、
ローマン・マーザーのコンクルージョンはアムステルナの美しい、
今みんなが美しいって思う街並みは、
誰か一人のアーキテクトのグランドビジョンとかで、
マスタープランとかで作られたわけじゃ全然なく、
税金が当時どういう風にかかったかであの形状になった。
いろんな他のファクターもあると思うんだけどね。
結構それってなんか考えたことなかったなって思って、面白いなって思って。
確かにそういう法律の税金をくぐり抜けるためのみたいなものが、
15:02
そうだね。
大きな景観に影響したっていうのではね、
なんかどうやら江戸時代も日本では、
京都はマグチ勢っていうのがあったみたいで、
だから京都も結構入り口がわかりにくくて、
中入ると大きな寮邸があったりとか。
わかりにくくなったりするみたいよ。
なるほど、知らなかった。
確かに京都の入り口なんかちっちゃみたいなね、多いよね。
うん、しかも高いの確かに。
古い建物そうだなとかさ、寮邸とかもそうだなと思って。
そうだね、それは面白いね。
なるほどね、考えたこともなかったです。
そういう意味ではなんかその税金とかどうくぐり抜けたかみたいなのも面白いし、
世界の面白い税金みたいなものも結構、
これを作ったんだみたいな、結構その社会課題とか、
社会情報とかがあったり、国独自の習慣とかがあるなと思って、
例えばさ、ヨーロッパもそうだけど、
ドイツとかは営業税みたいなのがあって、
要に営業する店舗は営業税を払わなきゃいけないみたいなのがあって、
だから結構お店とかやってないじゃない、日曜日。
それもある意味、街の風景を結構大きく変えるなとか思ったりとか、
ロンドンとかだと渋滞税みたいなのがあったり、
渋滞緩和のためにこの一定の時間帯は、
ロンドンの中心部は税金が課されるみたいなことにすることで緩和するみたいな施策を取ってたり、
日本だと乳糖税、お風呂、銭湯行くと乳糖税150円になりますみたいな感じで、
地方とか行くと、そういえば言われてたなと思い出した。
150円ぐらい乳糖税が基本的に温泉施設とか、施設にかかるみたいで、
それが年間で200億円以上ぐらいあるらしくて、
そういう温泉施設の整備とか観光とか、
施設の衛生を保つみたいなものに使われてたりするんだって。
知らなかった。
特殊税みたいなものを調べてみないと、その国の価値観とか課題とか、
そういうものが垣間見えて面白いなと思って、
そうだね。
ここら辺も見てみたいなと思う。
面白いね。
そうだね。面白いね。テンション上がるね、それは。
なんか過去のさ、昔の税金とか見ててもさ、
歴史に合わせてさ、こんな困りごとがあり、
苦し紛れにここから、ここに税金かけようみたいなさ、
なんかその社会風景とかがすごい見えてくるなと思って、面白い。
18:00
確かに。
あとは何だろうね、例えば税金とかでまだ言うなら、
結構アムステルダムで思ったのが、
未だにまだそのドラッグみたいなものが結構環境産業として、
すごくメインストリームを占めていて、
ある意味そのドラッグの税収みたいなものを、
アムステルダム市とかは結構儲けているというか、
結構あるんだろうなーとか思いながら、
見てたんだけど、
例えばそのドラッグだったり、カジノとかもさ、
アムステルダムにも結構一等地にドカーンってあるけど、
そうだね。
そういうものの税収って、どうなのっていうところもなんかね、
結構日本だと今横浜のカジノの建設が結構進んできて、
いろんな住民の意見が錯乱している状況だけど、
それっていい面もあるし、でも悪い面もあるっていうところで、
こういう税収についてちょっとこう、
みんながこう横道逸れてるんじゃないのって思うような税収を、
どう捉えるかみたいなものを考えてみたいなと思った。
そうだね。
例えばそのアムステルダムのドラッグ、
アムステルダムのドラッグでもらった税金がどこに行くのかとかね、
あんまり分かっていない。
そういうの調べてみても面白いかもね。
そうだね。
結構あると思うんだよね。
あるよ、絶対。
いろんなお金の流れが。
全部把握することはちょっと難しいけど、
興味を持ってみるっていうのはすごい面白いなと思ったな。
あとは、今行政の話、行政とか税金とか結構トップダウンのお金の流れ、
使われ方みたいな話をしてきたんですが、
例えばなんかボトムアップでお金、
クラウドファンディングとかを使った地作りの在り方とか、
それこそ一番最初に小さな意味でのお金、
狭い範囲でのお金みたいな形で、
例えば町南大会の中でどういうふうにお金が使われているのかとかね。
町南大会とか商店会、
普通に考えると教育費みたいなものをね、
お店とかから取ってて、
それをお祭りに使ったり、行事に使ったり、
防犯とかね、そういう警官保全みたいなのに使ってたりするけど、
なんかそれ以外の仕組みもなんか増えてきてるね。
さっき言ったみたいにクラウドファンディングみたいなものでもさ、
結構町作りのプロジェクトやってるし、
小さなお金とか、
自立的なお金の仕組みとかあるのかなっていうのは、
ちょっと調べてみたいトピックで。
21:02
そうだね。
町作りで実際にクラウドファンディング使った人のお話とかも聞いてみたいなと思って、
クラウドファンディング、町作り系のクラウドファンディングのプロジェクトは最近よく見るようになったなと思っていて、
それで例えばお店を作りますみたいなところから始まるのもあれば、
もっとなんか例えばプロポーザルみんなで考えましょうとかさ、
アーカイブのパブリケーション作りましょうとかいろんな種類があると思うんだけど、
最終的に地域創生とかさ、
地域活性化みたいなところにつながっていくクラウドファンディングプロジェクト、
結構多くて面白いなと思う。
あとはまあそういう小さなお金みたいなところでいくと、
結構その自治区とかさ、お金を使わない、
コミュニティの中でのお金を使わない仕組みみたいなものも気になるなと思ってて、
地域通貨とかもね、もう一気にバババーって増えたから、
今何があるのか把握できてないけど、
地域通貨とかも今どうなってるのかっていうものを見直したり考えたり、
世界ではそういうお金を使わない仕組みみたいなもので回っているエリアがあるのかとかも結構見てみたいなと思う。
なるほど。それは結構いいね。パンクだね。
そうそうそうそう。
でもなんかさ、コロナ禍でも思ったけどさ、
アムスとかでも結構フェイスブック、地域のフェイスブックコミュニティが結構アクティブで、
これが困ったとかちょっと困った、これを助けてほしいとか、
これが必要だから誰か持ってないとか、
そういう小さな助け合いとか、何か困りごとみたいなものを投稿して、
近くの人が助けるみたいな構造があったのを思い出して、
これも結構地域通貨的な使い方だなと思ったし、
ある意味、こういうローカルの中でのそういう関係性みたいなものって今後結構大事なのかもなと思って、
うん、確かに。
これもまたなんか違う通貨というか、違う価値の交換の仕方の仕組みみたいなものがもう生まれてるかもしれないね、コロナ禍で。
そうだね、たしかに。
ちょっとお金というところから話は逸れるかもしれないけど、今の話でいくと、
コロナ禍で、青紙バンクから買っていた女性たちが、
買っていた女性たち、青紙バンクから青紙の提供を受けたいと思っている女性たちが、
今コロナ禍でそれがちょっと難しくなってきて、
今、フェイスブックのグループコミュニティを使って、そういった情報をやり取りしたりとか売買するようになったみたいなニュースをきのちらっと見たんだよね。
結構面白いなと思って、そういうふうにそこできっとお金のやり取りとかも生まれるだろうし、
なんかね、どんどんミクロになっていくみたいな。
24:00
なんかあれだね、一回業者挟まれで直動して、
どうなんだろうね、私もちょっと見てみなきゃいけないなと思ったけど、
でも、そういうの絶対生まれてるよね。
オンライン上で何かできる仕組みもあるかもしれないし、
めちゃくちゃそういったローカルの仕組みもあるかもね。
そういうのもあるかもしれないし、
そういうのもあるかもしれないし、めちゃくちゃそういったローカルの仕組みもあるかもね。
そうだね、ローカルっていうところで言うと、
最近アムステルダム在住の方と主人の方とご飯をしたときに、
なんか私の家の近くにあるスーパーかワインショップかちょっとど忘れしちゃったんだけど、
お店になんか最近新しくラベルが導入されて、
そこになんでこの値段なのか、この商品はなんでこの値段なのかっていうブレイクダウンが
一つ一つもうけっしり丁寧に書かれるようになったみたいので、
すごい見てみたいなと思ったんだけど。
コストこれぐらい?餌代みたいなの書いてある?
そう、なんか生産者、原価にこれぐらい、生産者にこれぐらいの利益っていう商品だったりとか、
そうすることで間に入ったどれぐらいの中間業者が噛んでるのかとかが分かって、
だからこそこの値段なんですっていうトランスパレンシーだね。
でもさ、それって、それがあることで付加価値がつくから書いてるってことなのかな?
それを選ぶ理由になるってことなんだろうね、そこまで書いてるって。
最近、買い物は投票だっていうことをよく聞くなと思っていて、
一人一人の市民、生活者としては結構一番身近な投票の仕方というか、
一番身近な意思の表し方、社会に対してみたいなのをどこかで読んで、
確かに私自身も、例えばお肉一つ買うにしても、かなり冷凍された、プロセスされたお肉じゃなくて、
エリアで採れた自撮りだったりとか、ケージで大量生産された、
お肉になるためだけに生まれた鶏肉さんを買うのはちょっと嫌だなとかさ、
例えばね、そういう話だったりとか、フェアトレードの話もそうだし、
日々何を買うのか、その金は誰のどういった利益になっているのかっていうのを意識的に慣れるっていうのはいいことだなと思った。
確かに、普通のスーパーにもオランダは書いてあるよね。
結構卵とかもめちゃくちゃいろんな種類があったもんね、育て方とかね。
そうだね、お金面白いね。
ちょっと民間のお金みたいな話でいくと、
27:02
街づくりとお金って今回調べるので、Googleでざーっといろいろ調べてたんだけど、
やっぱあれだよね、木下ひとしさんみたいなエリアイノベーションアライアンスっていう、
街づくりとファイナンスのお話、記事とかが、彼のインタビューとかも含めてすごい面白くて参考になるなと思っていて、
彼は結構有名な方なので、木下さんの街づくりとファイナンスの話は皆さんも結構聞いているところはあると思うんですけど、
行政主導ではなく民間主導の街づくりっていうのを提唱してるんですよね。
木下さんの話とかは結構聞いたことありますか、ゆうか子さん。
昔聞いたなーって感じ。
結構大きいカンファレンスとかにいらっしゃってた。
そうだよね。
人気。
そうだよね。
私も一度しか直接お会いしたことがないんだけれども、
結構長い間民主主導、民間主導の街づくりサポートされていて、
前提として自主財源が3割しかない自治体に。
3割自治っていう言葉があって、
財政が悪化しちゃったりとかさ、あと人口が減っていく少子高齢化みたいなのかで、
やっぱりこう自主財源というのがどんどん確保するのが難しい小規模な自治体とかもあるのかで、
結構そのまあ色々お金に余裕があっていろんなことが試せる自治体と、
そうではないどんどん縮小していってしまう自治体っていうのがあって、
それをどう行政、まあ行政って言っても国に頼らずに自分たちでやっていくかみたいな、
その課題解決のアプローチは素晴らしいなと思っていて、
基本的には行政、自治体の自分たちで稼ぐ仕組みを作らなきゃいけないみたいなところで、
ケースバイケースでいろいろコンサルに入られてたりとか、
行政側が民間のこういろんな企業と、
自分たちが自分たちが自分たちが自分たちが自分たちが、
行政側が民間のこういろんな企業と一緒になってPPPだね、
プライベートパブリックパートナーシップで、
一緒にまあリスクを追いながらいろんなプロジェクトをやっていく。
例えば岩手県のオガールプロジェクトっていうものがあるらしくて、
私もまだ行けていないんですが、なんかこう民間がリスクを追って、
入居テナントによって施設を維持します。
テナントを営業して、そこでお金を生み出しますと。
【森】テナントが営業したエーグみたいなことなの?
【森】テナントが営業したエーグみたいなことなの? そうそうそう。そこに投資家も入り、金融機関からの資金も集めますと。
30:04
そういうアプローチって全部行政、100%行政でやってたら難しかった。
そこの施設の中に行政、公共施設っていうのも一部入っていて、
こう民が複合した使い方とお金の流れになっているみたいなプロジェクトらしく、面白いなと思って出ました。
なんかそういうのもね、ちょっとこう勉強して理解していきたいね。
【森】そうだね。そこで色々喋ってた中で出てきた言葉が、都市経営っていう考え方で、会社を経営するような形で、
まちも経営していかなければいけないっていう考え方なんだよね。
で、多分、結構フィロソフィーの問題もある、価値観とかもあると思って、大きい政府か小さい政府かっていう話と関係してるんだけど、
都市を経営するっていう考え方、フィロソフィー的に、たぶん、しっくり来るところと来ないところっていうのが私たちの中でもあって。
なんかね、具体的なプロジェクトとかもあげながら見てみれると面白いかもね。
戦略失敗したんだね、みたいなものだったり、これはどうやっていけるね、みたいなところをちょっと探し出していけると面白いかもしれない。
【森】そうだね。最近読んだ本で、英語の本なんですけど、アマゾンのように都市を運営したらどうなるかっていう趣旨の本で、結構フィクショナルな、ディストピアなフィクショナルライティングみたいな感じだったよね。
【森】アマゾンって企業のアマゾン?
【森】そう、企業のアマゾン。
アマゾン以外も、例えばFacebookが自治体として都市を運営したらどうなるのか、ピンタレストの場合はどうかみたいな、最近のテック企業が網羅されてて、
一人一人ライターというかサーチャーも違うんだけど、みんなそれを想像して、もしツイッターがこの街をガバンというか運営、経営したら統治っていうのかな、したらどうなるかみたいな、結構面白い。
データドリブンなところがあったりとか、みんな平等じゃなくて結構格差があるみたいな、ポリシーの会社もあれば、逆のところもありみたいな、面白いので、ちょっとお金と絡めて、そういうのも見てみても面白いかもしれないなと思いました。
33:01
いいですね。つきないですね。
あとは、ちょっと大きな話になっちゃうんだけど、コロナ復興のお金を各国がどう使うかって、今結構ホットになってきてるなと思って、結構ヨーロッパだとグリーンリカバリー政策っていって、復興に投じる資金みたいなものを持続可能な社会、
例えば温暖化対策だったりとか、SDGs、いろいろ今ね、いろいろ出てきてるけど、そういった施策に充てようってことで、EU全体でだいたい200兆円以上ぐらいかけている、予算を投じるみたいなのを宣言してるみたいで、
このポストコロナでどうお金を大きく使っていくか、どこに投じていくか、これ結構インパクトのあるものなんじゃないかなと思ってて、ここら辺もきちんと調べていきたいなと思ったんだけど、今のところ日本だと、このグリーンリカバリーはポストコロナの復興のお金としては、経済政策の柱としては位置づけられていないようです。
なるほど、なるほどね。
コロナ復興のお金はホットな話題でもあるし、結構イレギュラーというか、
まだクリアじゃないところがたくさんあると思うんだけどね。
たくさんあるよね。
こういうお金使ったらいいんじゃない?みたいなのを考えてみるのも面白いかもしれない。
面白い、面白い、なんかね、そういう本あったよ。
タイトル忘れたんだけど、なんかね、過去にこんなのにこんだけお金使ったの、みたいなことを告発しつつ、そのお金を代わりにこれに使ったら、みたいな、ちょっとフィクショナルな、フィクショナルというか、希望観測的なものも合わせた、面白い、子供も読みやすい、みたいな本があったんだよね。
ちょっと調べてまたリンク載せるけど、面白かった、なんかこのスタジアムを作るのにこんだけお金かかったの、みたいな。
オリンピックのいろいろ出てきちゃうよ。
出てきちゃうね。で、このお金をじゃあ例えばホームレス政策に回したらこんなことができました、とかね。
そう、結構ね、面白い、それ。
いいかもね、独断と偏見でこのお金ここに使いたい、みたいなのを考えてみるとか面白いかも。
それ絶対面白いと思う。きっと専門家じゃない目からするとさ、そこにはこういうカリクリがあって、こういうことすることで経済政策がなんたらなんたらってあるんだろうね、きっとそこは。
でも、ノンプロフェッショナルとしてそこから始めてみるっていうのはいいかもしれないなと思った。
ちょっとじゃあいろいろやってみるか。
やってみましょう。1ヶ月かけてちょっと調べてみましょう。調べたりとかインタビューしてみたりしてみましょう。
36:04
一緒にみなさんも勉強しましょう。
今後もこの番組では、としおテーマに様々なおしゃべりを繰り広げる予定です。
次回もお楽しみに。
36:20

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