九州国立博物館の文化のお仕事見学ツアー
数々の人気ポッドキャストやアリーナイベントを成功させてきた、元日本放送のプロデューサー、石井ヒカルさん、初のビジネスショー、「自分でやらない方がうまくいく!」が、PHP研究所から出版されました。
これを記念して、10月21日、水曜日、午後6時30分から、JR博多シティ8階、丸善博多店で、石井ヒカルさんをゲストにお迎えして、ポッドキャストラボ福岡の公開収録を開催します。
さらに、石井さんの本を買った方には、その後のサイン会にも参加できます。イベントの参加申し込み、お問い合わせは、丸善博多店、092-413-5401、092-413-5401までどうぞ。
10月21日、水曜日、午後6時30分から、皆さんの参加をお待ちしています。
ポッドキャストラボ福岡。
この時間は、日替わりコメンテーターが独自の切り口で、多様な視点を提案するキャッチアップ。
木曜日は、クリエイティブプロデューサーの三好豪平さんです。久々のスタジオ登場です。
そうですね。お邪魔します。
おはようございます。
おはようございます。
嬉しい。
いやいやいや。やっぱりリアルで会話するのが一番ですよ。
幸せ。
今日、撮ってくる時、涼しかったっていうか、肌寒いくらい?
もうね、待ってましたです。やっと汗をかかずに来ましたよ。
汗かいてたんだったからね。
そうそう。
こんな快適な朝があるんだと思いながら、清々しく参りました。
秋が深まっていきそうな感じで、秋はいろいろ魅力がありますけども、今日はどんなものを紹介してくれるんでしょうか。
まさしくね、文化の秋ということで、文化イベントを一つご紹介させてあげたいと思います。
今月末10月25日の日曜日に、九州国立博物館で開催されるイベントをご紹介します。
イベントタイトルは、「文化のお仕事見学ツアー&トーク at 九州国立博物館」ということでございまして、
これ、実は僭越ながら、私が企画をお手伝いさせていただいている企画でもあるんですけど、
文化施設を支える仕事と保存の意義
このコーナーに親しんでくださっているリスナーの皆さんに是非ご紹介したい。
三好、推しのゲストトークもありますので、そういうイベント、ここからその内容を順番にご紹介したいと思います。
まず、このご紹介するイベント、「文化のお仕事見学ツアー&トーク」というイベントの概要と背景からご紹介したいと思います。
このイベントは、福岡の地元で日々活動を続けていらっしゃる美術館とか博物館、あるいは図書館といった文化施設を応援する企画として開催するものなんですね。
このイベント自体は、このコーナーでもこれまで何度かご紹介してきた福岡のガス不動産といった暮らしのインフラ事業を展開されている株式会社明治産業という、
僕もいろんな文化イベントでご一緒させていただいている企業さんなんですけど、こちらの協賛もあって実現したものになります。
この明治産業というのがなかなか面白くて、自分たちの街の美術館とか博物館といった文化施設だったりとか、
地元の人々が地道に行っているような文化的な活動の一つ一つもまた、
彼らが事業として取り扱うガスとか不動産と同じように人々の日々の暮らしを豊かにして、その暮らしの熱量、エネルギーを高めていく大切なインフラではないかという。
文化はインフラであり、エネルギーの熱源であるという。そういうような思想のもと、文化に関わる様々なCSR活動を継続されているという企業なんですね。
今回のイベントでは、そうした文化施設による日々行ってあるようなお仕事に注目していくものになります。
文化施設の日々のお仕事ってなると、その多くが実際のところは中々注目される機会が少ないわけですよね。
見えてないものの方が多いと思うんです。でも実際は、僕も仕事を通じていろんなそういう現場に立ち会うんですけど、
そうした日々のお仕事の中にこそ、僕らの想像も及ばないような驚くべき専門性だったりとか、緻密さが宿っていたりとか、
僕らの知らないところでこんな情熱を注いで、日々お仕事に取り組んでいらっしゃる方達がいたのか、みたいな驚きがあるわけですね。
今回、九州国立博物館さんとこの企画でご一緒するにあたっては、そのテーマを文化財の保存というですね、
これをキーワードにして、それらにまつわる施設がやっていらっしゃる活動であったりとか、取り組む人々に改めて光を当てて注目していくというようなイベントになっていきます。
こうして自分もこの企画を組んでいくにあたって、ちょっと個人的にやっぱり意識せざるを得なかった背景もありまして、
今年初めに文化庁が国立の博物館とか、あるいは美術館に対して自己収入目標を設定して、
見立つ場合には閉館も含めた再編の検討も必要になってくるよ、みたいなそういうことが話題になってニュースになりましたよね。
ここでやっぱり問題視されるのが、どの館も今後そういうことになっていくと収入ノルマを達成するために、
やっぱりその集客とか収入に重心を置いたような企画というものを優先して取り組まざるを得なくなるんじゃないか。
それによって本来のミュージアムの役割である調査とか研究とか、あるいは資料の収集とか保管といった、
本来であれば根幹の事業になるようなそういったものにまで影響が及ぶんじゃないかという問題点なわけですね。
そうした調査研究や文化資料の保存や保管という業務ほど、また短期的な成果評価が難しいものでもあるわけですよ。
いうことでやっぱりそういうところの背景の中で、だからこそ私たち福岡のこの地までその余波が届いてしまうより前に、
いち早く僕ら市民の一人一人が地元の文化施設で日々行われているようなそういった仕事、
普段光の当たる機会の少ないそうした業務の意義だったりとか価値だったりとか、
そこに情熱を注いでいるスタッフの皆さんの顔を一つ一つ覚えておくことはきっと意味があるんじゃないかなと思うわけですよ。
バックヤード見学と藤原辰史のトーク
そういうこともあってこの企画したわけですけども、そういうの抜きにしてもね、
そうした知られていない仕事を実際に専門家の人たちに聞くってやっぱり面白いので、
そういうこともあってやっていくのがこの文化のお仕事見学ツアー&トークというイベントになります。
10月25日に九州国立博物館で行われるこのイベント、そのツアー&トークという名の通りですね、
午前の部では普段入れない九州国立博物館の施設のバックヤードまで見学して回るような特別な施設見学ツアー、
そして午後の部ではスペシャルゲストと休泊スタッフの方々によるトークイベントがそれぞれ開催されることになります。
で、午前の部に関してはですね、情報解禁した翌日に即座に40名の定員が参るようになりました。
早っ!
40名ってそんなに少ないんですか?
まあね、やっぱりバックヤードとかで普段入れないところに入っていくからね。
そうか。
ちょっと注意掛けなきゃいけない。
でもあったんですけど、この公表はね、たぶん今後もまたやっていきましょうみたいな話にもなるんじゃないかなと思うんですけど、
で、午前の部はそういう形でもうちょっとお受けはできないんですけど、
今日ここからご紹介するのは、まだ参加申し込みの間に合うですね、午後のトークイベントについてご紹介します。
ちなみに午後から、午後だけでも申し込めるってことね。
そうです。そうなんです。
なるほど。
はい、いうこともあって、これがまさに三好の推しをですね、ゲストにお招きすることができた、超おすすめのイベントでもあるんです。
誰をお招きするんですかね。
ここからご紹介してまいりますよ。
10月25日2時開演となるこの午後のトークイベントなんですけども、
ゲストは藤原達史さんというですね、京都大学の教授で歴史学者として活動されてある方ですね。
藤原達史さん、1976年生まれで、普段は農業の歴史とか食、食べることの思想史のご研究を専門とされてある方でですね、
中でもナチズムであったりとか、戦争、戦時化における食と農業の関係であったりとか、
技術とか飢餓をめぐる研究であったりとか、あるいは僕らが普段子供の頃に慣れ親しんでいた給食っていうものが持つ、実は権力と教育みたいなものの二側面を深めるようなね、研究だったり。
いろんなアングルで迫っていらっしゃる方なんですけど、これまでそういったアングルで様々な著書はもちろん、新聞とか様々なインタビューなどでも、その知見に基づいた歴史観だったりとか、
その世界の捉え方によって発される極めてヒューマンで、人間的でね、熱のこもった執筆とか発言が本当に魅力的な歴史学者さんなんですよ。
東京とかだとトークやるっていうのはすぐ満員おれになるくらい人気の方なんですけども、今回こういう形でお呼びができましたというものになります。
『分解の哲学』から文化財保存を考える
そんな藤原さんなんですけど、歴史や私たちの世界を捉える際の、ご自身の言ったら分析概念の一つとして、分解っていうキーワードを用いられるんです。
分解ですね。これが藤原さんの代表作ともいえる著書で、分解の哲学っていう本があるんですけど、ここに詳しく記されていて、これが本当にこの時間でようやくしようがないくらい豊かなので、ぜひともちょっと興味ある方はお手に取ってみても欲しいんですけど、
ここで少しだけその入り口の一つに触れてみるとすると、私たち人間というのは、そしてそれを取り囲む自然といった生態系みたいなものの中においては、そこから生み出されるものとかことは常に基本的に生み出されるっていう生じる、想像されるみたいな、そういったことばかりが想像的な営みとして捉えられがちなのですけれども、
藤原先生はそれまでのね、食とか農業技術といったものの研究を踏まえた上で、実はその生み出すのと同じぐらいに、実は何かが廃棄されたり腐敗していったり、朽ち果てていったりね、発酵してまた次なる想像の土壌になっていくっていうこっちのプロセスですね。
生み出されるんじゃなくて、もう朽ちていく。こっちの方にも実は意義があるんじゃないかということで、このまさしくこの朽ちていくプロセスが分解っていうプロセスなわけですね。この一連の分解の作用というものに注目していくわけです。で、その分解的な価値観をひとたび一回手にするとね、いろんなことの暗示としてね、これも分解って言えんじゃねえみたいなですね。
いろんな世界を捉え直すキーワードになりうるっていうのがね、びんびんに使えるキーワードになっていくわけですけど、ここでその一例をちょっと挙げてみるとするならば、私たちがね、これまで役に立つとかね、創造的であるみたいなこととして振り分けてきたいろんな物事があると思うんです。で、これとは別にもうそれ以外の無数のね、この世界のどこかで打ち捨てられて、目もくれられることもなかったような、クズのようなね、物たちや出来事たちっていうのはたったあるんですね。
なんだけど、これらにも正しくその分解の目線ね、そういったものにも価値があるんじゃないかっていうその目線でもって、正しく目を向けて耳を澄ますことができるようになるのではないか。そういうことが例えば言えるわけです。で、そうしたものを拾い集めて、誰かに語るに値する歴史をもう一度紡ぎ直すことができるんじゃないかっていうのが、藤原先生の歴史学者としての実践的な姿勢の根っこにあるものなんですね。
実際その藤原先生はご自身の歴史学者としてのそういう姿勢とか活動を、歴史のクズ拾いっていう風にね、定義されたりするわけです。で、ここで共有したいのは、こうしたこの分解っていうキーワードから始まる思考が、私たちが価値あるものとかね、あるいは歴史みたいなものを見つめる時の新たに視点になり得るっていうことなんですね。
で、そうして九州国立博物館の文化財の保存っていうテーマと結びつけてみようと思うわけですね。歴史の中で無数の先人たちがその価値を見出して、数百年あるいは数千年と未来に託され続けて、今の旧博に収蔵されてきたその文化財の数々をここまで述べてきたような分解の視点で捉え直してみると。
数百年数千年先の現在まで残されてきたものが私たちの手元にあること自体の意味とか不思議であったりとか、あるいはそうした文化財も私たち人類も含めた大きな生態系の一部として捉えた時に未来の学問とか知識の新たな土壌として次なる発行の瞬間まで正しく保管して活用可能にしていくっていうことのためには私たちが今何をなせるのかみたいなこととかね。
そういったことをですね藤原先生とあと九州国立博物館の現場で実際にそういったお仕事に当たってらっしゃる職員の方たちが対話を繰り広げていくようなそういうようなトークイベントになると思います。めっちゃ面白いものになると思います。
なるほどね。今の世の中でも循環っていう考え方っていうのが大事にされてるじゃないですか。持続可能とかいろんな言い方はあるけど、でもやっぱりその共通する部分はありますよね。
まさしくね。循環とか巡るみたいなそういうイメージも当然引き連れてくるものになりますね。
結局分解されたものがまた生み出していくっていうことですよね。
これはねやっぱり文化っていう言葉がカルチャー、カルティベート、もともと農耕の耕すっていう意味から来てるってこともやっぱりね連想したりするわけですよ。
いうようなことでねもう豊かにねこうやって連想が広がっていくようなねこういった機会になりますトークイベント。
なんと参加無料でございます。お席があれば当日飛び込みも受け止めることができればと思ってはいるんですけども、とはいえ確実にご参加いただきたい方は現在受付中のその事前予約がお勧めでございます。
ご関心いただけた方はですね九州国立博物館のホームページの中の真ん中ぐらいに最新情報というページがありますのでこちらから本イベントの紹介ページをたどっていただいてそこからお申し込み可能な午後の部への申し込みをいただければと思います。
ということで本日は九州国立博物館で10月25日日曜日に開催される文化のお仕事見学ツアー&トークというイベントについてご紹介させていただきました。
リスナー名作劇場についてはエンディングで紹介します。
九州国立博物館のキャッチアップをお送りしました。
数々の人気ポッドキャストやアリーナイベントを成功させてきた元日本放送のプロデューサー石井ヒカルさん初のビジネスショー
自分でやらない方がうまくいくがPHP研究所から出版されました。
これを記念して10月21日水曜日午後6時30分からJR博多シティ8階丸善博多店で石井ヒカルさんをゲストにお迎えして
ポッドキャストラボ福岡の公開収録を開催します。
さらに石井さんの本を買った方にはその後のサイン会にも参加できます。
イベントの参加申し込みお問い合わせは丸善博多店0924135401までどうぞ。
10月21日水曜日午後6時30分から皆さんの参加をお待ちしています。
ポッドキャストラボ福岡