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2024-09-09 12:14

[第90回]フランス植物療法士に聞く世界にひとつだけのオリジナルハーブティーはどう生まれる?|ガロン・カオリさん(薬剤師・フランス植物療法士)

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▼映像はこちら
https://youtu.be/Ywxl_zY9jbg

■今回のゲストは、
悩みに合った自分だけのハーブティーをブレンド『ドラッグストア・フィトリート』の店主、ガロン・カオリさんをお招きしました。(全4回の2回目)

【ゲスト】
◉ガロン・カオリ(梅屋香織)
薬剤師・フランス植物療法士。約10年間の調剤薬局勤務を経て、2014年に渡仏。フランスパリ第5−11大学共同のDIU Phytothérapie aromathérapieを修了し、パリの老舗薬草専門店「エルボリストリ デュ パレ ロワイヤル(Herboristerie du Palais Royal)」に植物療法士として勤務。並行してパリにキャビネを持ち、個人コンサルテーションやアトリエ、セミナーを開催。日本、フランスにて漢方薬・中医学の研鑽も重ね、22年、渋谷区神宮前に植物の個性が集まるコンセプトドラッグストア「ドラッグストアフィトリート」を開業。フランス植物療法士の知見を生かし、手軽に行える植物セルフケアを提案。著書に『ハーブではじめる植物療法の手引き』(グラフィック社)がある
https://www.dgsphytreat.com

*本番組でお届けしている医療、健康などの情報については、専門家への取材や出演者本人の体験、見聞をもとにしておりますが、特定の企業、製品等を、具体的に推奨するものではありません。特に医療品や医療機関の選択に当たってはご自身でご判断いただくか、かかりつけ医にご相談されることをお勧めいたします。

【番組への感想はこちら】
https://forms.gle/QJQvRqLD8fM8RJfn9

【目次】
OP
カウンセリングの内容
お店のこだわり
ガロン・カオリさんの紹介
フランスでの生活
パリの老舗薬草専門店での仕事
ED

【出演者】
◉石崎勇太
1981年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。
幼少期からテニスを始め、高校時代にはインターハイ、全日本ジュニアに出場。
大学時代には体育会硬式テニス部主将として1部リーグで活躍。全日本選手権、インカレ出場。
卒業後大手建設会社、広告代理店を経て、現在はGODAIグループが運営するGODAI白楽支店 支配人。
『すぽきゃすTV』の前身番組『すぽきゃす』の企画・立ち上げ、インタビュアーとしてGODAIのコーチ・スタッフや各界で活躍しているスポーツ・健康の専門家にインタビュー。
時にはスポーツアスリートのマネジメントやメンタルサポートを行い、テニススクールのコーチとして熱心な指導はお客様に高く評価されている。
プライベートでは二児のパパ。育児に奔走中!
https://godai.gr.jp/

◉早川洋平
新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、コシノジュンコ、髙田賢三など世界で活躍する著名人、経営者、スポーツ選手等ジャンルを超えて対談。13年からは海外取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を世界へ発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。
公共機関・企業・作家などのパーソナルメディアのプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を超える。『We are Netflix Podcast@Tokyo』『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良「大人の放課後ラジオ」などプロデュース多数。
https://yoheihayakawa.substack.com/

【関連キーワード】
#ドラッグストアフィトリート
#ハーブティー






サマリー

フランスの植物療法士であるガロン・カオリさんは、オリジナルハーブティーの調合過程やその考え方について、彼女自身の経験を交えながら語ります。カオリさんは薬剤師のバックグラウンドを持ち、ハーブと人間を同じ指標で考える独自のアプローチでクライアントに個別対応しています。また、彼女の経験、薬剤師としてのキャリア、フランスでのハーブの学びにも焦点を当てています。

00:01
スピーカー 3
すぽきゃすTV
タメになる健康エンタメ
この番組は、スポーツを通じて
人々の健康生活の実現を目指す
GODAIの提供でお送りいたします。
YouTube版では、エクササイズ動画もお楽しみいただけます。
スピーカー 1
こんにちは、早川洋平です。石崎勇太です。
タメになる健康エンタメ、すぽきゃすTV、今回もやってまいりました。
石崎さん
よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
突然ですが、今日が第何回かご存知でしょうか?
スピーカー 2
えー、第何回だ?
もうすぐ100回ぐらいになりそうだけど、まだいってないか。
スピーカー 1
そうなんですよ。80回代。
スピーカー 2
80回代。
スピーカー 1
でも、もうあっという間。
すごいですね。
今まで石崎さん、何かを100回以上続けてきたことはありますか?
スピーカー 2
100回以上?
僕がやってた前身のポッドキャスト、あれ100回超えてましたっけ?
スピーカー 1
もちろん、超えてました。
あれぐらいかな?
いや、でも本当にすごいですね。
僕が言うのもあれですけど、自分で番組をこうやってお手伝いさせていただくのもそうですが
自分で主体的にやっていくって、今はご一緒させていただいていますけど、
よくやってましたねって自分でも思いませんか?
スピーカー 2
あまり意識しなかったですけど
まあでも早川さんの見よう見真似とかで、そういったことが楽しかったんですよね。
楽しかったからそのままできちゃったっていう感じなんでしょうね。
スピーカー 1
やっぱり好きこそものの上手になれということですね。
ということでですね、このすぽきゃすTV前身のすぽきゃすの部分も配信されてますので、
ぜひ石崎さん一人時代も、みんな視聴してもらって。
よく喋ってましたね。
さあ、ということで前回に続いて
神宮前でドラッグストアフィトリートを経営されて、
オリジナルハーブティーの調合
スピーカー 1
オリジナルハーブティを調合しているガロン・カオリさんにお話を伺ってまいりました。
今回第2回をお届けしたいと思います。
それでは第2回をどうぞ。
どうぞ。
話しながらでちょっと恐縮ですが
ここにカオリさんの裏側みたいなカルテっぽいカウンセリングシートがありますけど、
これは何を聞いていったり見たりするんですかね?
スピーカー 3
まず一番本人が気にされているところで
この人体図があるんですけど、
どこにエネルギーが寄りがちなのか、
負荷がかかりがちなのかとか、
どこが足りないのかなっていうのを見るんですよ。
でもお伺いすることってそんなに変わったことじゃなくて、
睡眠の状態とかお腹の調子とか
そういう普段感じてらっしゃることからヒントを得ています。
実は私の調合理論って
ハーブと人間を同じ指標で見てるんですね。
スピーカー 1
ハーブと人間を同じ指標?
スピーカー 3
同じ性質で当てはめてるんですよ。
なので足りない性質を補ってるだけっていう感じです。
それもうちょっと具体的にどういうことなんですか?
おーっとですね、
状態的に結構体が強い方だと思うので、
もう少し休息できるようなモードに持っていく。
いわゆる冷やすっていうものを対応しています。
スピーカー 1
石崎さん的にはどんな感じの悩みを相談したんですか?
スピーカー 2
まず仕事で体を結構動かす、
テニスコートにも立ちますし、
また今夏場、結構直射日光を浴びるので。
焼けましたよね?
もうめちゃくちゃ焼けちゃって、
どちらかというと自然にヒアリングをしていただきました。
スピーカー 1
本当にインタビューですよね。
スピーカー 2
その時に感じたこと、スッと出てきたのがリカバリ。
ちょっと回復的なところを自分からポロって言う感じで
欲していたものが出てきて
自分で言いながら、
あ、なんか引き出されたっていう感じがしたんですよ。
スピーカー 1
これ僕と交代ですかね。
スピーカー 3
いやいやいや、
でも私は逆にいただいたって感じがしました。
リカバリというキーワードもらったなっていう。
スピーカー 2
あと何回もこの番組で喋ってますけど
お酒好きなので。でも体のことも気にしてるんですよ。
その飲んだ分、汗は出してるんですけど、
先ほどおっしゃったお腹の中とかで
ケアできるようなものっていうところで。
そっちもリカバリになっちゃうんですけど。
スピーカー 3
そうです。
スピーカー 1
そうすると来た方に応じて
当然パーソナルでいろんなことをヒアリングしながら見ていくのだと思うのですが、
それはその方の見た時に何か
顔色とかいろんなこともあるし、
オーラもあるかもしれないし、
あとは話してる中で本人から具体的に出てくる悩みもあると思いますし、
本人が気づいてない何かをちょっと感じ取って
引き出しながらということもされている?
スピーカー 3
そうですね。
そこまでいけるといいですね。
本当に相談の仕方も出てくるワードも人それぞれで、
だからその方に合わせて
本当に1対1でハーブを調合することに集中するというか。
スピーカー 1
ちょっといいですか?
僕も10種類、11種類調合してもらって、
ホーリーバジルは確か僕も入ってたと思う。
赤松も入ってたと思うんですけども、
違うものも、さっきキンモクセイの話もあったり。
これちなみにちょっと読みますね。
マダガスカル、シベリアニンジン、ホーリーバジル、カシスリーフ、
マリアアザミ、キンケリバー、赤松、キンモクセイ、
クミスクチン、スギナハイビスカスということで、
本当に、この組み合わせだけでも何百万通りもありそうですけど。
僕自身も調合してもらって嬉しかったのが、
当然体質改善とか悩み改善もできているんですが、
一番実は嬉しかったのが、好きな香りあります?というように
いわゆるハーブを楽しむうえで一番シンプルに、
効果効能も大事なんだけど、それ以前に好きとかも聞いてくださった。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 1
まさにお名前もカオリさんで
その辺って、ご自身で意識されてるかもしれないですけど、
改めてここのサービスそのものかもしれないですが
何かこだわってることってあるんですか?
スピーカー 3
こだわりはやっぱりハーブに対する姿勢みたいなものです。
結局香りも、変な言い方ですけど
別に早川さんのことを思って聞いたのではなくて、
スピーカー 1
実は体質を知りたいから聞いてるんですよ。
スピーカー 3
自然に考えて、人間の鼻というのは危険を察知したりしてるので、
逆に鼻で拒否するようなものは入れたくないんですよね。
なので体質の段階でこうやって組み立てていき
すんなりいけばいいんですけど、
例えばキンモクセイがお好きって言ってくださったので、
別に私が何かを見て、キンモクセイですって差し出したわけじゃなく、
香りの好みを言ってくださる方はそれをまず入れるんです。
早川さんの場合は最後に何を入れようかなって迷ったんだと思うんですよ。
それでちょっと聞いた感じです。
そのパターンもあります。
スピーカー 1
ここで、ガロン・カオリ、何者なんだと。
カオリさんの背景
スピーカー 1
もちろん、ハーブの専門店ということですけど
先ほど肩書きでさらっと言っちゃいましたが、
薬剤師、フランス植物療法士というバックグラウンドがあって。
この辺りが当然このお店のユニークネスと繋がってると思うんですけど、
どういうバックグラウンドなのでしょうか?
スピーカー 3
そうですね、もともと私は薬剤師として日本で普通に薬を扱う薬局で働いていたんですけど、
自分がちょっと疲れちゃって。
お仕事好きだったので、すごい働いて、
週7とかで働いていて
20代の時に体調を崩してしまって。
病院も行き、それでよくはなったけれど
これを継続させていくにはどうしたらいいのかなって考えた時に、
漢方とかアロマとかに出会ったんですよね。
その延長でハーブもそこにあって。
飲んでみた時に、ちょっと薬剤師的な感覚で言うと
これってもともと薬だったんだよなっていう、
フランスでの学び
スピーカー 3
薬草っていうことをやっぱり感じて。
もうちょっと勉強したいなって思うようになった時に、
どうやらフランスでは、いっぱいハーブとか精油とかが使われてるんだっていうことを聞いて、
じゃあ行かなきゃな、行こうという、
そういう流れで。
スピーカー 1
そうすると、ガロン・カオリさんということで、
ご主人がフランスの方ということですね。
その辺も今ちょっと繋がりつつあるんですけど、
日本で薬剤師さんとして働いていて
ちょっと体調崩されて、
ハーブ、漢方とかいろんなことに興味を持たれて、
そこからフランスへ飛び立つ。
その時はもう結構今みたいに具体的なゴール見えてたんですか?
見えてないです。
正直どんな心持ちだったんですか?
スピーカー 3
フランス行きたい。
スピーカー 1
フランス語は?
スピーカー 3
勉強しました。
スピーカー 2
へーすごい。
スピーカー 3
もうそれしか。
スピーカー 1
で、実際にいきなり向こうの
例えば薬局で働けたのか、
何か専門学校みたいなものか、どういう感じですか?
スピーカー 3
もちろん日本でも少しハーブの勉強をしたりしていて、
あとフランス語を勉強する中でフランスの本を読んだりとかはしていたんですけど、
フランスの大学で薬剤師とか医師向けの専門のハーブの講座があるんですね。
それに行くことができたので、
それでハーブの勉強はしました。
スピーカー 1
それで何年くらい?
スピーカー 3
半年くらいなんですよ。
専門講座があって、
週1回とかで、皆さん働いていらっしゃる方で
ドクターとか獣医師さんとか
スピーカー 1
助産師さんとかがいらっしゃるような講座です。
実際に僕も職業は違えど
フランスで日本人の方で、
いろいろ切り開いていった方をたくさん知っているので
いかに大変かっていうことを存じているつもりなんですけど、
そういう意味では香里さんもいろいろご苦労あったんですか?
スピーカー 3
大変でしたね。
最初はわからないし、
フランス語は勉強してはいましたけど
論文とかも書かなきゃいけないので。
論文を書くっていう技術を使って、
フランス語を勉強したみたいなところもありますね。
スピーカー 1
実際、薬局でその後勤務はされた?
スピーカー 3
薬局ではないんです。
ちょうど同時に、
私が薬剤師の経験がありましたが
日本の薬剤師は
フランスでは薬剤師としては働けない。
ちゃんとやっぱり大学を出ないとダメなんですけど、
フランスのエルボリストリという、
薬草の専門の薬局で、お店があるんですよ。
そこで働くことになりました。
健康と水分補給
スピーカー 3
そのカテゴリーの名前なんですか?
ハーバリストと思っていただければ。
スピーカー 2
この言葉が合ってるかわからないですけど、
今日、僕初めてお会いして、
性格が猪突猛進。
スピーカー 3
そうですか。
決めたことにはガッとやりきる。
スピーカー 2
ハマったことにはガッとやりきる方なのかなと。
そういうエネルギーがないと、
なかなかフランスって。
スピーカー 1
本当ですよ。
スピーカー 2
いけないかなと。
スピーカー 1
猪年?
スピーカー 3
犬なんですよ。
でも、ひとつ前。
そうですね。
スピーカー 1
さあ、エンディングのお時間ですが、
ずっと喋ってると喉が乾きます。
ちょっと笑ってくださいね。
わざとらしすぎて。
いきなりでかい。
でかいですね。
やっぱ水分補給ね。
スピーカー 2
これはいい入れ物ですね。
ありがとうございます。
スピーカー 1
そうなんです。
これね、手前味噌で恐縮なんですけど、
ちょっと前というか
結構前ですが
父の日に
子供からもらって。
実際は奥さんからですが
子供たちからもらって、
これ1リットルです。
結構、水分補給ネタ多いですけど、
1日やっぱり2リットル必要とか
言うじゃないですか。
これどうですか?
ちょっと見ていただいて。
スピーカー 2
メモリが入ってるから、
どれくらい飲んでるのかが
分かるっていいですよね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
意外と飲みすぎ、飲まなさすぎって
結構あるから。
これは目盛りあって、
あと8時、9時、10時、11時って、
これはどこまでやるかってありますけど。
スピーカー 2
時間が書いてある。
スピーカー 1
しかも裏面も書いてあるから、
夜の7時まで使えるんで、
僕普段全然意識してないですけど、
多分150mlごと1時間っていう事ですね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
僕はこれをだいたい1日2本飲めば
2リットルいってるだろうみたいな。
スピーカー 2
水って定期的に飲みましょうって
言いますもんね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
なので僕はこれにちょっと
沖縄のミネラルの豊富な塩を。
やっぱ塩分、必要じゃないですか。
あとレモン汁入れてっていう感じです。
でもすごい印象的だったのが、
ファッションデザイナーの
コシノ・ジュンコさんに以前
インタビューさせていただいた時に、
ジュンコ先生が
本当に30分おきぐらいに
秘書の人が水を持ってきて
飲んでいらっしゃったので。
だからやっぱり水飲むの大事だな
っていうふうに思いつつ。
はい。
ちょっと今回はたまには健康にいいものを
この1リットルのマイボトルをご紹介しました。
はい。
はい、ということで
今週もご視聴いただいてありがとうございました。
また次回お目にお耳にかかりましょう。
それでは。
スピーカー 3
それでは。
この番組は提供、GODAIグループ
プロデュース、キクタスでお届けいたしました。
12:14

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