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#180 帆立と牡蠣と『ディガー』、汝早く信仰の寸心を改めて(2026.11.3
2026-11-04 21:06

#180 帆立と牡蠣と『ディガー』、汝早く信仰の寸心を改めて(2026.11.3

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#180 帆立と牡蠣と『ディガー』、汝早く信仰の寸心を改めて(2026.11.3)

【報告】2026年11月3日 「ゆったりヨガ」開催致しました。
https://gingnang.jp/archives/35342

映画『DIGGER/ディガー』
https://digger-movie.jp/

Stand.FM配信のご紹介〜最近の16回をふりかえって
https://gingnang.jp/archives/35278
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サマリー

青森の寺で行われた「ゆったりヨガ」や、雨で進まない境内掃除について話した後、映画『DIGGER/ディガー』を取り上げます。映画では、石油採掘の危険を知りながら止めない社長が描かれ、便利な暮らしを支える側としての自分たちの責任が問われます。青森のホタテは高水温で水揚げが大幅に減り、広島の牡蠣も高水温や海中酸素不足などで大量死していると紹介されます。こうした問題を「自分一人ではどうにもならない」と片づける物語が、現場で暮らす人々の苦労を見えなくしているのではないかと考えます。最後に、日蓮の『立正安国論』の言葉を、自分の信じる物語を問い直す教えとして受け止めています。

ゆったりヨガと境内掃除
23時23分、11月3日火曜日、青森県五所川原市、法永寺住職、オーヤマダです。
今日でですね、180回目の配信になりますね。なんとか180回目まで来ましたね。
今日はですね、お寺ではゆったりヨガがありましたね。
今日、祭日ということで、祭日だとですね、結構参加者が少ない傾向にあってですね、
今日も僕含めて6人ですね、参加者が。
僕もなるべくですね、参加するようにしてるんですけど、今日も久しぶりにですね、参加できて、結構体がすっきりしたかなっていう感じしてますね。
やっぱり天気の方もですね、やっぱり雨降って晴れて、雨降って晴れてっていうのがやっぱり続いてて、
ずっと境内の掃除してるんですけど、なかなかですね、それがうまく進まないというか、
今日なんかも午前中ちょっと仕事してて、で午後から境内の掃除しようかなと思ってたんですけど、
今日も結構雨降っててですね、タイミングを逃すっていうのがあって、なかなか進まないですね。
僕もですね、明日あたりからバタバタとですね、いろんなことがあって、なかなかじっくりお寺にいるっていうことはできなくなっちゃうんですけど、
なんとかですね、お礼式までにはなんとか綺麗に携帯をですね、しておきたいなと思って頑張ってました。
映画『DIGGER/ディガー』と石油採掘
今日はですね、あのメキシコの監督ですけど、映画監督ですけど、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリキュー監督の新作ですね。
ディガーの話しようと思ったんですけど、イニャリキューって言えてますかね、イニャリキュー監督。
その話をしようと思ったんですけど、つい最近ですね、これ去年からなんですけど、去年一昨年、結構何年か前からか、
青森って結構ホタテが有名でですね、だけどそのホタテがもう不良が続いてるっていう、取れなくなってるっていうニュースっていうのはたびたび見るんですよね。
ムツワンのホタテなんですけど、夏の高い水温で大量に死んでしまうっていうことなんですよね。
なんか調べるとホタテっていうのは水温が23度超えると弱ってきて、大きくならなくなっちゃうと、26度超えると死ぬ危険が高いっていうことらしいですね。
たびたび今年もですね、ついこの前ニュースというか話題になってるのをテレビで見たんですけど、多い時には10万トン超えてたらしいんですよ、そのホタテの水揚げが。
だけど今年は1万トンぐらいだっていう話でしたね。
つまり海の温度がどんどんどんどん高くなってるってことですよね。
それやっぱり地球全体の気候の変化っていうものがあるっていうふうにして考えられるわけで。
やっぱりそういうニュースとか見ると、自分の生活、暮らしをまた見つめ直して、何とかしなきゃいけないなっていうふうにして思うわけですよね。
確かに数日前ですね、そのニュース見て、海が変わってきている、地球全体の気候が変わってきている、何とかしなきゃいけないなっていうふうにして思ったのが確かなことで。
だけどそのニュースを終わるとすっかりそれを忘れてて、そんなすっかり忘れた状態でですね、ディガー、映画ですね、ディガーを見に行ったんですよね。
これはタム・クルーズが主演ですね。監督はさっき言ったイニアリーという監督ですね。バードマンとかレベナントとかの監督ですよね。
今回のディガーはタム・クルーズが主演で、彼が演じるのは石油を掘る会社の社長ですね。
名前がディガーって言うんですけど、お金儲けのためにずっと石油を掘り続けて、地球に大きい災害を起こしてしまうっていう話なんですよね。
これが本当にネタバレが厳禁でですね、ネタバレしちゃうと全然面白くないのであんまり言えないんですけど、
ディガーっていうのはですね、何も知らない人じゃないんですよね。危ないことを知っててる人なんですよ。知ってるのに止めないっていう人なんですよね。
本当にひどい人なんですよね。やっぱり映画の中では完全に悪として描かれていくんですけど、そこにも2点3点と仕掛けがしてあって、
よくすごく計算された映画だなと思って、僕はとっても面白く見ましたね。
本国アメリカではずいぶん国標らしいですけどね。国標っていうのを作家展にとってそれがまたCMに使われてるみたいな感じの話を宇多和さんがしてましたけど、
なんかでも僕はとっても面白かったですね。
青森のホタテと広島の牡蠣の被害
その映画から帰ってきてですね、夜テレビ、ニュースですね見てたら、広島の柿のニュースがずいぶん何度も何度も流れてて、
広島の柿っていうのは全国で一番の生産量っていうことになってるんですよね。ところが去年ですね、養殖の柿が広い範囲で大量に死んで、
海域によっては9割が死んだっていう風にして言われてますね。それがですね、昨日ですね、11月2日ですね、例年より1ヶ月遅れで水雨が始まったっていうのはニュースですよね。
県はですね、いろんな対策を講じてきたんですけど、それでもですね、見た感じだと3割から4割ぐらい死んでるんじゃないかっていう話で、
去年ほどじゃないけど、まだまだ回復とは言えないっていうようなニュースでしたね。
これもやっぱりですね、高い水温ですね。それに加えて海の中の酸素が足りなくなっていると、海の泥から出てくる硫化水素っていう毒が関わっているようですね。
やっぱりですね、この気候の変化って水温の高い日から長く続くようになったっていうのが原因の一つっていう風にして言われてますね。
便利な暮らしと自分たちの責任
その映画ですよね、Dが見て、本当にひどい話だなっていう風にして感じてですね、やっぱり自分でもこう、なんかできることがあるんじゃないかとか、何とかしなきゃとか思うんですよね。
それに続けてですね、柿の話ですね、ニュースで見てですね、やっぱりこれも気候が変わってきていると、自分でこうなんとかできることがあるんじゃないかとか、何かしなきゃいけないとかってやっぱりその時は思うん
ですけど、
次の日になるとすっかり忘れちゃってますよね。当たり前の生活がいつも通り続いていくっていう。
この映画の中でも、ディガーがですね、10分ぐらいの長い演説をするシーンがあるんですよね。
一つここ、大きい見どころになっていると思うんですけど、その中でですね、ディガーが、自分が悪いっていうのは認める、だけど石油を掘らせてきたのはあんたたちじゃないかっていうようなことを力説するんですよね。
ずるい言い訳だなって思う一方で、やっぱりですね、半分は事実、本当のことなんですよね。
例えば冬になれば、僕らは灯油のストーブをたかなきゃいけないし、車がなきゃ暮らせないし、遠くからいろんなものが運ばれてきてお店に並ぶと。
やっぱり僕らはそういう暮らしの中にいるんですよね。それが暮らしていくためにはとっても必要なこと。
だけど、その豊かさとか便利さが、売りの変化と全く関係ないとは言えないわけで。
そのことを知った時に、それでも僕はこれまでと同じように生きていくのかっていう、ここですよね。
その演説シーンの中で、たくさんの長州がいるんですけど、その長州の中に、あからさまにマネキンがたくさんいるんですよね。
人形がたくさんいて、このマネキンっていうのは全く僕自身だなっていうふうにして見てましたね。
現実を見えなくする物語
この監督がですね、これは映画.comのインタビューなんですけど、この映画で問いたかったことに関して答えている部分があって。
そこではですね、私たちは自分自身にどんな物語を語っているのか。
そしてなぜ人が語る物語を自分の真実のように信じてしまうのか。
こういうことを問いたかったっていう話されてるんですよね。
ここで言う物語っていうのは、つまり小説とか映画とかっていう話じゃなくて、
僕らが物語をどういうふうにして受け取っているのかっていう、そういった筋書きのようなものを物語っていうふうにして言ってると思うんですけど。
例えば僕一人が何かしたってもうどうにもならない話だっていう物語ですね。
それを信じている人もいるだろうし、そのうち国や技術が何とかしてくれるだろうっていう物語もあるわけですよね。
あるいは海のことっていうのは海で働く人の問題でしょっていうような物語もあるわけで、
どれも嘘じゃないし、半分は本当なわけで。
だから信じやすいし、それ信じていると安心できるっていうところがあるんですけど、
その物語を信じることで、僕らは何かを見ずに済ませているってことなんですよね。
映画の中でも現場で働いている人、石油を採掘している現場の人が、
ディガーに今すごく危険な状態であるっていうことを説明する場面があるんですけど、
ディガーはなかなか理解できないというか、何とかごまかそうとするという。
だけど現場にいる人は危ないっていう証拠としてディガーに写真を見せるんですけど、
ディガーはその写真が光ってて見えないっていうふうに言い切って、その話を終わらせちゃうんですよね。
こことかも結構印象的なシーンで、つまりディガーはディガーの物語の中にいて、
その中にいると、そういった現場の人の声っていうのはなかなか耳に入ってこないっていうことだと思うんですよね。
ホタテ漁師の工夫と「どうせ」の物語
またもう一回、さっきの青森のホタテの記事に戻ると、こういう記事があってですね。
あるホタテの漁師の方へのインタビューなんですけど、
5年前にホタテの水揚げが130トンあったそうなんですよね。
ところが今は8トンになってしまったと。
130トンと比べるともう6%ほどになってしまったってことなんですよね。
こういう話を聞くと、やっぱり気候変動っていうのはもう地球規模のものだし、
自分一人が何とかできる問題でもないだろうっていうふうにして考えてですね、
どうにもならないよっていうふうな気持ちになってくるんですけど、
それはやっぱり僕の物語なわけなんですよね。
その方は今本当にいろんな工夫をしてですね、
従業員の方もいて、やっぱり自分も従業員も食べていかなくてダメだっていう。
だから何でもやれるものやってみようっていうふうにして、
いろんな工夫を重ねている方なんですよね。
その方にとってはやっぱり僕らの、いやもうどうにもならないよねっていう物語は使えないわけですよ。
つまりですね、地球規模の大きな問題だし、
僕一人が何かしようと思ったってそんな変わるもんじゃないよねっていう物語を、
僕自身が生きる時、
実際にそこで暮らしを立てている人たちの苦労であるとか苦しみであるとか生き様であるとか、
そういうことをですね、見ずに済んでるってことなんですよね。
だからそのニュースを見て、その時は何かいろいろ考えるけど、
終わればすぐに僕らは忘れることができるっていうことなんだと思いますね。
そのことを知ってはいる、知識として知ってはいるけども、
ちゃんと受け止めてないっていうことですね。
じゃあ受け止めるっていうのはどういうことかっていうふうにして考えるわけですけど、
受け止めるっていうのはその事実によって、
自分が固く信じて手放したくない、
その自分の物語の方が揺さぶられていくっていうことなのかもしれないですね。
その揺さぶられたところから少し動き始めること。
なかなか自分が信じている物語から抜け出すっていうことが、
一歩外に出るってとっても難しいことだなと自分でも感じますけど、
どうせっていうのも一つの物語でしかなくて、
そのどうせの物語から一歩外に出てみる、
そういったことが受け止めるっていうことなのかもしれないですね。
そういうふうにして考えるとですね、
日蓮の言葉と信じる物語の問い直し
収束ですね、日蓮正人の生きた時代っていうのは鎌倉時代ですね。
地震とか飢饉とか疫病とかが続いて、
たくさんの方が亡くなっていった時代に来た方で、
その時に日蓮正人はどうせっていうような気持ちに物語を生きてなかったですよね。
なんでこうなんだろうっていうふうにして、
いろいろ物点を調べ上げるわけですよね。
そこで立証暗黒論っていう書物をですね、幕府に提出するっていうところに至るわけですけど、
その立証暗黒論の結びですね、後半の方に有名な遺説があって、
何時早く信仰の寸進を改めて速やかに実情の一前に来せよっていう、
あの遺説がありますけど、これはつまり、
自分が信じている物語を問い直せって言ってるわけですよね。
自分の信じている物語を問い直す。
自分はどんな物語を信じているんだろうか。
そしてその物語のおかげで、僕は何を見ずに済ませているんだろうか。
というところでですね、今日は終わりにしたいと思います。
今日はですね、その映画のディガーの話と、それから青森のホタテとか、
広島の牡蠣とか、まあそんな話をしてみました。
最後まで聞いてくださった皆さんありがとうございます。
それではさようなら。
21:06

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