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スピーカー 2
「おはよう!たまむらタウン」 玉村町の石川眞男町長とともに 町政情報などをお伝えしていきます。
石川町長 早速ですがよろしくお願いいたします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。新年明けましておめでとうございます。
今年も皆さんとともに歩みを進める一年でありたいと思っております。
よろしくお願いいたします。
スピーカー 2
はい、よろしくお願いいたします。
さあ、今回はですね、まずはじめにお話を伺いますのが、
昨年の10月28日から29日に行われました 「たまむら映画祭」どうだったのか。
このあたりのお話を伺いたいんですが、いかがでしょうか。
スピーカー 1
この「第1回たまむら映画祭」。これはもうすでにここへ来るまでに20年ほど前から
映画の上映会を映画好きのお仲間たちと一緒に行っていました。
はい。
その中で、実際、井筒和幸監督とか、小枝博一監督、そして光石研さん等々にいろいろ来てもらって、
その交流を深めていく中で、この小さな町でも映画祭やってみたいねという声が出てきまして、
3年ほど前に企画はしたんですけども、コロナ禍で中断を余儀なくされたという中で、
昨年いよいよできたということです。
まず映画の作品の選定がなかなか良かったなと。
それはもう大ヒット作品とか、そういうもので映画祭やるのではなくて、
むしろ玉村町と関わりのある映画人、また作品、これを選べたなというところに、
この映画館のない玉村町での第一回たまむら映画祭として、いろんなバリエーションを持てたと思っております。
スピーカー 2
文化センター、小ホールで行うということでした。
その作品なんですけれども、この2日間で2本ずつ上映されたんですよね。トータルで4本。
スピーカー 1
まず1日目の『そっちやないこっちや』という、この映画は玉村町の飯塚出身の柳沢寿男監督。
もう作品時代は古いんですね。1982年ですけれども、しかし福祉施設をつくるまでのドキュメンタリー映画で、
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スピーカー 1
この映画を見た人から「すごい映画をかけていただいたね」「見ることができましたね」ということの反響は受けております。
このような素晴らしい作品を作ってくれた監督がいたんだということを知り得たということだけでも意味のあるものだと思います。
それから、2作品目は『逃げきれた夢』。これは主演が光石 研さんで、10年前に藤橋誠監督が、町映画というところで県立女子大学を拠点にした、
玉村町が9割ロケの『漂白』という映画を作っていまして、ここに友情出演ということで参加してもらったと。
その他にも、その翌年は、これまた玉村町出身の大崎章監督作品の『お盆の弟』。ここにも出演しまして、
その映画作品を作っているとき、本当に身近で芝居するところということですかね。
出演者との交流が深まる中で三石さんとの交流も深まってきたと。
スピーカー 2
なるほど、石川町長ご自身が光石 研さんと結構お話をする機会もおありになって、それで今回28日、10月の昨年のゲストトークにもつながっていったと。
スピーカー 1
私だけじゃないですよ。もっと映画好きな人もですね。
やっぱりそういう人間と20年、映画上映会やってきまして、この映画をやりたいねというときに形を作ってくれているのが、高崎映画祭の事務局のまたシネマンテーク高崎 総支配人の志尾睦子さんとの連携の中で、こういう作品集映画祭ができたということがあります。
スピーカー 2
そのゲストトークは光石 研さんと『逃げ切れた夢』の二ノ宮隆太郎監督だったんですよね。
スピーカー 1
それが28日、1日目です。ところがそのとき、29日に上映する予定の『『世界は僕らに気づかない』』の監督飯塚花笑監督、それから29日の『無限ファンデーション』を作った大崎章監督も28日に来ていただいて、
「重田家住宅」で懇親会って言いますか、第1回映画祭の上映作品の中の関係した映画人が集まって、2時間ほど玉村町の思いとか、映画人の生活、映画撮影の苦労の話をできたということは、非常に集まった人自身も喜んでいただいたし、
私たちもこの映画祭やってよかったなという感じしました。
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スピーカー 2
その10月29日、2作品また上映されたわけですが。
スピーカー 1
この『世界は僕らに気づかない』。これは群馬県前橋市出身の飯塚花笑監督の。この作品はゲイカップルがパートナーの婚姻届けを出すというシーンに玉村町役場も出ています。
それから玉村町のさまざまな麦畑の光景とか、ロケ地として採用されていますので、飯塚花笑監督とも結構身近な付き合いということで、さまざまな映画の相談とか、こちらの依頼とかするような関係になっています。
スピーカー 2
そしてもう1作品は『無限ファンデーション』。
スピーカー 1
はい、これがまた大崎章監督の作品なんですけれども、ロケ地には「糸井商事玉村工場」とか、「玉村高校」の屋上も使われていて。
これ改めて私も3度目に見たんですけれども、高校生ぐらいの人たちの青春の群像の感情というものが非常によく現れているという形で、しみじみ映画を見て、その後の監督とのトークセッションの中で深めることができました。
だからこの4作品のうち3作品の監督、そして出演者に来ていただいて、それぞれトークショーを繰り広げる中で、本当に映画を作ることの大変さもさることながら。その映画で表現しようとしているものの深み。それから見る人にとっては捉え方のまた違いと。
これもなかなか映画というものってそういうものかなという中で、この2日間は私たちにとっては本当に意味ある映画祭になったと思っています。
その後の反応も、それぞれのスタッフの人に来ていますので。街と関わりのある映画人。そして映画がこんなにあるのか。ロケ地も結構あるんだね。と、手掛けれているんだねということも私たち自身が認識いたしました。
で、俳優さんは俳優さんで、みんなそれぞれ別の仕事もありますから、撮影のとき行ってみれば「一瞬集まって。そこで芝居をして、また別の所へ帰っていく」という。だからその瞬間芸みたいなところがある。
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スピーカー 1
それはとても私たちには真似のできない世界かなと思って。そういった場を踏んでいる、例えば光石研さんが玉村町に非常に馴染んでいただいて、もう気楽に連絡もできるような関係になっていると。
逆に気楽にはしませんけれども、そういった形で彼の活躍を見ていくと、また違った思いで三石さんを見ることもできるし、また他の今度はこれから伸びるであろう飯塚花笑監督のこれから作ろうとしている映画の話も聞いていますので、
私たちとしてもどういった形で協力できるのかなということも今考えています。
スピーカー 2
はい。飯塚花笑監督、今後のこの映画祭って、お写真的なものとかで終わりになりますか?あと、ロケ地の誘致、この辺りというのはどうですか?
スピーカー 1
玉原町としてもロケ地協力ということで、県のフィルムコミュニシションにいろんな場所を提供しています。
そして、第1回たまむら映画祭が終わってみて、「次はどうするんですか?」という形の声もだいぶ聞いていますので、達成感を感じて、じゃあまたやりたいねという雰囲気になっているそうですので、
また楽しみで、私も1枚2枚加わっちゃいたいと思っている感じです。
スピーカー 2
はい、わかりました。それでは、『世界は僕らに気づかない』、飯塚花笑監督、この作品がLGBTを扱ったものだということで、
そんなところから、玉村町のそういった制度的なところが今年から新たに始まったものがあるということで、ここを伺いたいんですが。
スピーカー 1
文字通り、町はみんなで一緒に生きる場所だと思っています。
そういう意味で、玉村町では、性的マイノリティの人々が大切なパートナーとともに、自分らしく人生を送ることができるように、令和6年1月1日から「玉村町のパートナーシップ届出制度」を実施しました。
この性的マイノリティの人々は、政治人や性的執行に関する無理解や偏見などにより、日常生活のあらゆる場面において、困難さや生きづらさを感じることがあります。
この現状を踏まえて、多様性を認め合い、差別をなくしていくための啓発活動が全国的に進んでいます。
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スピーカー 1
玉村町でも様々な家族の形を尊重できるように、この制度を開始して、性の多様性について、さらなる理解の増進を図っていきたいと考えています。
スピーカー 2
はい、わかりました。
「おはよう!たまむらタウン」。この時間は、玉村町の石川眞男町長に町政情報などを伺いました。石川町長、ここまでありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。