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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、人間皆孤独というお話をしたいと思います。
前回ですね、人間に対する執着というテーマでお話をしました。
人とか物とかこととかですね、いろんなものに依存しながら人間は生きていくしかないけど、
特性のものに依存すると、バランス悪いよね、危ういよね、と。
特に人というのはコントロール不可能なので、他者というのはコントロール不可能なので、
かなり振り回されているというか、思い通りにならなくて気を病むよね、みたいなお話をしました。
その中でですね、20代半ばから28歳ぐらいにかけて、
その人への執着、めちゃくちゃ人に執着してたのに、人への執着を立ってですね、むしろ
激しくね、孤独になっていった、孤立していった、みたいなところをですね、
あんまり背景を説明せずに、さらっと話したんですけど、聞き直してみるとですね、
20代半ばに一体何があったみたいな感じになってたんで、ちょっとね、今日は、
自分が人依存みたいなところから変わっていった、きっかけになったエピソードみたいなのをお話ししたいなと思っています。
20代前半ですね、僕22歳ぐらいかな、福岡市に移住してきました。
同じ福岡県のですね、田川というところで生まれ育ったんですけども、そこからですね、福岡市内の方に引っ越してきました。
で、福岡市内に来てからライブハウスに勤め、そしてバンド活動を、新しいバンドを結成してですね、バンド活動を始めっていう感じで、
バンド界隈のですね、お友達っていうのはたくさんできていったと。
で、その中でですね、お付き合いしてた方がいて、当時、同棲をしてですね、その方はバンドメンバーでもあったんですけども、
なので、バンド界隈のコミュニティと、当時お付き合いしてた人と、全部ひっくるめてコミュニティみたいになってたんですよね。
で、僕が25歳ぐらいかな、もうバンド一本でというか、もちろんバイトしてたんですけども、
バンドメインで何か活動していくみたいなのにちょっと限界を感じて、仕事に就こうと。
で、専門学校で資格を取ろうと思ってですね、25以降専門学校に行くための資金を貯めていました。
そうなってくるとですね、昼夜問わずバイト断売ということで、ライブハウスにもあまり行かなくなるし、
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友達と個別に飲みに行くみたいな時間もお金もないということで、やむにやまれずというか、合理的な理由でですね、
季節ごとに割と友達みんな集めてイベントをやってしまうっていうことをやり始めたんですね。
春に花見をして、夏にキャンプに行って、冬は忘年会をしてみたいな感じで、
あとは秋は包丁屋だったかな、一緒にお祭りに行ってみたいな感じで、季節ごとにみんなで何かすると。
大体30人規模とかでですね、そういうイベントをやってたわけですね。
僕が基本的に主催ということでやって、当時お付き合いしてた方も当然一緒にいると。
参加者のみんながいるみたいな感じで、みんなでコミュニティみたいになってたわけですよね。
そんなある日ですね、僕がお付き合いしてた彼女と別れようかなと思ったと。
というのもバイト断売で、いわば一緒に住んでるんだけども、ほとんど家にいるときは寝るって言ってもね、
ゆっくり寝る時間もなくて、仮眠をとるみたいな生活で、ほとんどパートナーとしてゆっくり対話をするとか、
どこか遊びに行くとかっていう感じにもできなかったんで、お互い窮屈になってきたと。
お互い窮屈になってきた、お互いじゃないかもね。
僕が窮屈になってて、向こうは寂しそうにしてるという状況で、ちょっと雰囲気も悪くて、
別々に住んだ方がいいのかもしれないなとか、別れた方がいいのかもしれないなとかって思ってですね、
ただ、僕初めて長く付き合った方だったんで、
そういう苦しいなという理由でですね、別れていいものかどうかということを周りの人たちに相談してたわけです。
で、この時その周りの人たちっていうのが30人一緒に遊んだりしてるわけですから、その中の人に相談でもしようものなら、
まあね、村ですから情報が広まってしまって大変なことになるので、その30人の外側の人に相談をするわけですね。
ということをしたがゆえにですね、
なんていうのかな、今でも覚えてますけどもね、博多駅の近くのね、スターバックスで、
とある女性に、女友達にね、別れようかどうか迷ってるんだけどって相談をした日があったんだけども、
後日ね、その女友達とスターバックスで会うという約束をしているメールを見られてですね、
携帯を覗かれて浮気をしてるだろうという問題に発展すると。
で、まあ、そのコミュニティ中にですね、当時お付き合いしてた人が、僕が浮気をしてるということで情報をルフしてですね、
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なんていうかな、旋盤みたいになったわけですね。
僕からすると、まあ、なんていうのかな、すごい合理的な理由でそうしてる。
自分一人の余裕のない状況の中で感覚に従って別れる、みたいなのもちょっと軽率かなと思い、
いろんな意見、人の意見を聞きたいと思った。
ただ30人に聞くと、30人のコミュニティの中の人に聞くと、
まあ、波風が立つと思い、コミュニティの外の人に相談した。
それを携帯を覗かれて浮気と勝手に判断されたという状況にあるわけです。
僕からすると、まあ、僕からするとですね、無罪であると。
無罪を主張するんだけども、もうね、感情的にはやっぱりその、なんていうのかな、
他の女に会っている、みたいな感じで浮気をしている、みたいな感じで情報が流れてしまって、
まあ弁解すればするほど、この嘘つきクソ野郎が、みたいな感じでですね、
バッシングに合うという状況で、まあすごい目に合いました。
で、その時にですね、なんか、こんなにも信じてもらえないものかっていうのはね、
まず驚きだったんですけど、やっぱり人の感情をね、もう傷つけてしまうと、
もうそういう、論理的に説明してどっちが論理的に整合しているか、みたいなことかっていうのは
判断されずに、もう感情で見たいようにものを見てしまうんだな、ということがすごく、
あの、
思ったんですよね。で、特に集団でその感情がこう伝播し合った時に、
それがもう真実になってしまう、みたいなことがあるから、
もう何説明してもしょうがないな、ということで、結構そのコミュニティがね、
まあ壊滅しましたね。
まあ割合で言うと、7割の人は沈黙をし、2割の人がもう積極的に、
えっと、まあ僕をバッシングし、1割の人だけがね、
どっちも言い分があるよねっていう中立の立場を取るという感じで、
まあその1割の人はね、今でもこう交流があったりするんですけども、
ほんとその9割の人たちは、結構疎遠になっちゃったなっていう出来事だったんですよね。
で、まあその時に僕は、まあちょっと時間が経ってね、思い立ったのはですね、
人間は自分の世界を生きているんだと、
何が真実であるか、みたいなものはその人の中の真実でしかなくて、
僕の中では相談をしたという、すごく、まあさっき言ったみたいに、
大切に思ってるが故にステップを踏んだわけだけども、
まあ見る人が見ればそれは浮気だり裏切り行為であるという風に見なされるというね、
それはどっちも真実なんだなっていうことを受け入れるに至ったわけですね。
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自分が持っている情報とかね、どの立ち位置から見るか、
もちろん自分の過去の経験とか、いろんな要素を含めてその人の情報処理になるから、
真実なんてものはその人の数だけあるなという風に思うわけですね。
そうなってくると、ちょっとひねくれてきてですね、
どんだけ一緒に過ごしたり、その体験を共有しても、
そして同じ景色を見たつもりでも、結局全然違う景色を見ているし、
だったらね、なんでそんな一緒の景色を見る必要があるんだって、
一旦思ってしまうと、後に考えを改めるんですけども、
一旦ね、そういう経験をしたので、もうじゃあ一人で良くないと、
一緒にいても別に孤独というか全然違う世界を生きているんだったら、
一緒に一緒の景色を見た気になって、何かトラブルがあったときに、
一気に断罪されるみたいなことを考えると、
一緒にいるときは無駄だな、みたいに思ってしまったんですよね。
で、まあ時が経ち、1年から1年弱くらい経って、専門学校に入学すると。
専門学校に入ると、そういったコミュニティがまた新しく出来上がりますよね。
全然違うところから集まった同級生、夜間部でしたから、
年齢もバラバラな人たちと新たに出会い、
バンド界隈とはまた全く違った、
作業療法士っていうのはリハビリの仕事だったんで、
結構ね、介護業界から来た人とか、
全然違う仕事をしてた人とかね、
もしくは僕のように定職に就いたことがない人が来たりとか、
現役の高校からそのまま夜間部に上がってきた子とかって感じで、
かなり多様性のあるメンバー。
ただ、作業療法士に興味を持つっていう意味ではちょっと性格というか、
少し傾向としては優しい感じの人が集まっているっていうやつで、
新規一転ですね、また新しいコミュニティでの生活が始まるわけですけども、
最初はね、すごくいい感じにスタートを切ることができました。
クラスのみんなと積極的にコミュニケーションを取ってですね、
一緒に勉強しあったりとか、テストの後にはクラス会じゃないですけども、
みんなで打ち上げをしたりとかっていう感じで、
クラス一丸となってみたいな、わりとコミュニティ感があったんですけれども、
だんだんね、意識に差みたいなものができてきて、
特に僕一人だけちょっとずれてるという感じだったんですね。
みんな、まあ資格が取れればいいから、
そのためにテストの点数取れればいいからっていう、
こなす感じにどんどんどんどんなっていって、
僕は結構その分野に興味を持ってきたので、
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結構教科書も書いてあることとか、
プラスね、授業の中で紹介された施設を見学に行ったりとかっていう感じで、
結構ね、バリバリ意識高い系の生徒みたいな感じで、
いろんなことに興味を持ってたと。
で、興味を持って同級生とそういう話をしたいんだけど、
みんなはこなしちゃってるんで、そんなに興味ないですよっていう感じだったりすると。
だから専門学校にいながら、その専門の話をできる相手がいないみたいな状況になって、
なんかまた一人だなって思ったんですよね。
同じように資格を取るためにその学校にいるんだけども、
全然興味関心の程度みたいなものが違って、
言うたらこの人たちと話してもどうしようもないなと思って、
前回の配信で話したように、
飲み会も全部断るし、
クラスの中でですね、休み時間に会話するとかいうことも一切なく、
休み時間をずっと教科書を読んでるみたいな感じで、
ほんとガリ弁みたいな感じになったわけですよね。
で、その後はバンドのお友達からね、飲みに行こうよとか誘われるんだけども、
それも全部断るみたいな感じで、ずっと勉強してるみたいなのが28歳だったかなと思いますね。
まあとにかくですね、人は自分が見ている世界を生きているので、
本質的な意味でのね、孤独っていうのは解消されないと。
誰とどれだけ過ごそうと、孤独感みたいなものは確かに薄れるかもしれないけれども、
孤独でなくなるわけではないということ。
人はみんな孤独であると。
違う世界を一人一人生きているんだということを受け入れることができたときにですね、
一旦一人ぼっちになってみて、またそこからですね、改めて、
まあそれは味気ないなというふうになり、
改めて他者と何を共有しようとして、何を諦めていくのかみたいなことをゼロから考え直すことができたおかげで、
今のバランス、感覚みたいなものが養われたのかなというふうに思っています。
今のところですね、一旦孤独になってから、
そのエピソードですね、今話したようなことが20代半ばに起こり、28歳に一旦一人ぼっちになって、
そこから10年くらい経ちますけど、
今のところ、心穏やかに、人間関係においてはですね、心穏やかに過ごせているので、
孤独だよねという前提のもと、人間とどう関係を築いていくのか。
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人はみんな違う世界を生きているよねという前提のもと、
他者とどう関係を築いていくのかというふうに考えていくと、
トラブルみたいなものも少し、
トラブルが少ないというか、トラブルに対する感じ方というかね、対応の仕方みたいなものも変わってくるんじゃないかなというふうに思いますし、
前回お話しした人への依存みたいな観点からもですね、バランスが取れてくるんじゃないかなと思いますので、
よかったらぜひ参考にしてみていただけると嬉しいです。
本日は以上です。またお会いしましょう。さようなら。