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みなさんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、器用と不器用というお話をしたいと思っています。
不器用な人は器用な人に、器用な人は不器用な人に憧れがちだと思いませんか?
全てにおいて不器用とか、全てにおいて器用ってことはないので、
厳密には、ある事柄については不器用で、ある事柄については器用という個人の中でも多様性があると思うんですけども、
便宜上ですね、しゃべる都合上ですね、不器用な人と器用な人という言い方をさせていただきたいと思います。
不器用な人っていうのは、合理的に考えたら不要だよねっていうようなミスというか事故ですね、トラブルをただ起こすなというふうに思うんですね。
不器用だから、そもそも不要なとか合理的に考えればみたいなことを避けることができなかったってことだと思うんですけども、
一方でですね、器用な人っていうのは、合理的にもその事柄について考えるだろうし、だからこそね、上手にその火種みたいなものを器用に買わせてしまうと。
なので、不要な事故は起こさない。だから器用だって言われたりすると思うんですよね。
不器用な人はですね、自分もっと器用になりたいなみたいなことを言い出すと。こんな感じで不器用な人は、器用な人が上手に買わせているのを見て、トラブルをすり抜けているのを見てですね、
自分もっと器用になりたいなみたいなふうに言ったりすることがあると。
こうした面だけを見ればですね、もう器用に越したことないよねっていうふうに見えたりもしますよね。
それは不要な事故なんてものは起こさない方がいいんじゃないかって思ってしまいますよね。
一方で器用な人っていうのは、どこか不器用な人に憧れていたりしないでしょうか。
それは何かっていうと、事故を起こせることに憧れているんだと思うんですよね。
器用である事柄については、やっぱり合理的にというか、ある程度うまく振る舞えてしまうということで、
言い換えるならばこなしてしまえるということによってですね、退屈しているんじゃないかと思うんですよね。
確かにマイナスのトラブルみたいなものは少ないんだけども、見たことのある景色をずっと見ているような感覚というか、
もうこなしちゃっているので、退屈で仕方ないっていう現象が起こったりするんじゃないかと思うんですよね。
100点満点のテストの例えるなら、器用な人っていうのは、すごい調子が悪くても80点は取れる。
調子が良ければ100点もらって取れるみたいな、そんな感じで、そんなにね、90何点でしたとか、
まあ100点って言っても別に新しいものもなく、100点だったらまあ取れたよっていうぐらいの、
そういうゲームに飽きてしまっている感じっていうのはあると思うんですね。
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でも、120点は取れないですよね。
100点満点のテストで120点取るっていうのは、ちょっと難しいと思うんですよ。
ところが、ブッキフィギュアを作っているときに、
ちょっと難しいと思うんですよ。
ところが、不器用な人は、100点満点のテストだって言っているのに、120点取りに行ったりするじゃないですか。
そういう堅破りな姿勢というか、そういうエネルギーみたいなものに、やっぱ器用な人っていうのは、
どこか誇れますよね。なぜなら自分はマックス100点までしか取れないからですね。
120点取るって考えてもないというか、考えたとしても、
どうしてもその100点を取る方法は知っているけども、120点を取る方法なんていうのは全く思い浮かばないというところで、
一見無謀にも見える、その不器用な人のチャレンジが、
もしかしたら120点あるかもねっていう期待感とか、
逆に0点取るかもしれないっていう、何点取るんだろうっていうギャンブル性みたいな、
そういう期待感、面白さみたいなのがあるんだろうなというふうに思うんですよね。
なので、不器用な人が不要な事故を起こしてしまうっていうのは、デメリットっちゃデメリットなんだけども、
120点取るためには、不要な事故を起こせるような人にしか、
その120点は目指せないと思うんですよね。
そういった意味で、器用な人は不器用な人に憧れていると。
不器用な人が器用になろうと思ったら、
120点目指せたはずの人が、マックスいっても100点になるってことで、
可能性を狭めるってことになってしまうんですよね。
80点ぐらいを取りたいってことであれば、器用を目指した方がいいと思うんだけども、
120点の思いがあるんだったら、下手に80点あたりに着実するんじゃなくて、
やっぱり120点目指した方が美しいなって思ってしまいますね。
今度ですね、器用な人は120点に憧れてるんだけども、
器用だから、今さら不器用にもなれないみたいなところがあるんじゃないかなって思うんですよね。
100点の取り方わかってるのに、あえて0点になるかもしれない。
120点を取りに行くことによって、120点取れるかもしれないけども、0点取るかもしれないっていうリスクを犯すかっていうと、
確実に80点から100点の間に収まるんだったら、そっちの方がいいよねってなりがち。
なりがちというか、うん、なりがちですね。
本当は80点から100点の自分に飽き飽きしてるんだけども、
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でも0点取るかもなっていうのを怖くて、120点は目指せないっていうのが器用な人が陥るところじゃないかなって思うんですよね。
これはどっちがいい悪いの話じゃないなって思ってしまいますね。
80点から100点を毎回取れるっていうのもやっぱりすごいことだと思うし、
一方で100点満点ですって言われるテストで、120点を目指しに行けるそのエネルギーとそのクリエイティブな発想っていうのは相入れないというかですね、
全く別の思考回路というかですね、そんな感じがしますね。
一人でその2つを担保しようっていうのはやっぱり結構難しいなって、冒頭にですね、項目によっては不器用で、項目によっては器用ですよねみたいなことを言いましたけども、
もちろんそうなんだけども、やっぱり傾向として器用な人は全体的に器用だし、不器用な人は全体的に不器用だと。
その中で一部器用なことがあったりとか一部不器用なことがあったりっていうことはそのグラデーションがあるんだけども、傾向としてやっぱりあるから、
器用な人が120点目指すって相当ハードル高いんですよね。不器用な人が100点目指すっていうのも相当ハードル高いんですよね。
もうこればっかりはもう性質というか、その人の持っているある意味才能だと思うので、
自分の才能を生かすっていうことがいいんじゃないかなというふうに僕は思ってしまいますね。
僕は割とこだわりっていうところが強いので、そういった意味でですね、心は結構不器用なところがあるんですけども、
心を入れないということも割とできる。いわゆるサイコパスを全開に発揮したときに、
めちゃくちゃ器用に物事を判断したりすることができるっていう一面もあると。
なのでこだわりの分野はとことん不器用に、そうでない分野はとことん器用にやっているっていうような感じで僕は使い分けています。
ご自身の特性、才能みたいなものも自分で考えていただきながら、
そして何が不器用で何が器用なのか、自分にとってですね、っていうところをクリアにして、
その上で対策を練ると、すごくバランスが取れてくるというか、何点を目指すかみたいなところのエネルギーの向け方というか、
攻略の仕方みたいなものが見えてくるんじゃないかなというふうに思います。
ぜひ今日の話を参考にしていただけると嬉しいなというふうに思います。
本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。