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2021-03-17 10:02

#307 遊びから学ぶ

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机の前で唸っていてもよいアイデアは湧いてこない。遊んで遊んで、振り返って、遊んで、振り返る中で新たな価値は生まれる。知的生産にせよ、技術取得にせよ、どれだけ遊ぶか、どのように遊ぶかにかかっているのではないか。/うえみずゆうきの活動を支援していただける方は、noteマガジン【脳内議事録】をぜひご購読いただけると嬉しいです。  https://note.com/y_uemizu/m/md0e3af51acf5

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みなさんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、遊びから学ぶという話をしたいと思っています。
遊びから学ぶ、みたいなことはですね、昔からいろんな人が言っていることだと思うんですけども、
これは、僕自身、これまでの人生を振り返ってみても、
遊びから学ぶというのが最強だなというふうに思うんですね。
このポッドキャストでも何度かお話ししましたけれども、
僕はですね、バンド活動からですね、経営スキルというか、
あとはビジネス感覚みたいなものをかなり学んできたと思っています。
29歳までですね、いわゆる社会人らしい社会人をしてこなかった、
宅急便のアルバイトとかコンビニの店員をやってたんですけども、
あとはライブハウスの店員とかをやってたんですけども、
そこからいきなりね、ベンチャーで経営に携わるとかっていうのは普通無理だと思うんですけども、
結構ね、いけちゃうんですよね。
元バンドマンの経営者の方とかも結構周りにもいて、
バンドっていうのは、音楽というね、生産をして、
その生産したものをお客様のものに届けられるようにちゃんと加工して、
そしてそれをちゃんと販売先というかね、ライブハウスとか、
実際にお客様のところで販売できるようにというか、披露できるようにライブハウスと交渉して、
調整して、そして実際のお客様の前で販売ではないけども披露してということで、
バリューチェーンを一通り自力で経験できるっていうのもあるし、
その全部を統合してしっかりと戦略を立てて全体を回していくっていう経営的な部分も学べるので、
バンドでリーダーをするっていうのは、とか作詞作曲とかもして、
全般やれば会社経営の全体像をですね、
もちろんその細かくは学べないけども、体験としてはですね、
学べるんじゃないかなと思うんですよね。
だからね、趣味でも大人とかでもいいんだけども、
バンド活動をすると結構経営感覚って描かれるんじゃないかなと思ったりもするんですよね。
っていう話は以前していますので、過去をさかのぼっていただいて、
詳しくはそちらを聞いていただきたいんですけども、
基本的にそうやって遊んでただけなんですけども、
遊びからそういった実際に今の自分の生活に生きる、
自分が仕事をする上でかなり役に立っている経験を詰めたなという風に思ってるんですね。
これは全く予期せずそうなった。
バンド活動に関してはそうなんだけども、
予期せず遊んで力がついたっていうパターンもあればバンドのようにですね、
ある程度見通してやることもできると思うんですよ。
それは何かというと、今僕は秘密結社サブっていうコミュニティですね。
ちょっとディープなコミュニティをやっているので、
秘密結社っていう形態をとっているんですけども、
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サウナとかアートとか、
本に関わる活動として秘密結社サブですね。
頭文字SABの頭文字をとって秘密結社サブっていう活動をしているんですけども、
これもですね、やっぱりそのコミュニティを運営するとか、
イベントを運営する企画するみたいなところが学んでいけるし、
経験していけるしっていうのはあるし、
実際そのコミュニティのいろんな管理をですね、
今まで使ったことのないツールを使って管理をしてみると。
使い慣れたツールではなくて、
このサービス使ってみたかったんだよねみたいなものを使って全体を管理するみたいな。
例えばですね、今ノーションっていうサービスがグイグイ来てますけども、
仕事で使う機会がないので、
この秘密結社サブのあらゆる管理をノーションを使ってやっています。
で、実際ね、そのノーションってサービスがあってとか知ってるんだけども、
それをね、仕事では使わない。
で、何か使う機会もないから触ってみたみたいなレベルだと、
やっぱり触ってみたのレベルなんですよね。
でも実際にそのサービスを使って何かプロジェクトを回してみるとかしてみると、
実際どういうふうに使えるのかとかっていうのがより身をもってね、
体験できるっていう意味では、
やっぱりね、遊びの中にその新しいサービスを組み込んでいくことで、
そのサービスについて詳しくなるとか、
使いこなせるようになっていくっていうのはあるのかなと思ってますね。
だからノーションに関しては勉強しなきゃじゃなくて、
そうやってね、管理をしてるからより便利に使いたいなとか、
こんな使い方もできるのかなっていう感じで、
いろいろ試行錯誤を自然としてしまうと、
これがね、やっぱり遊びから学ぶというか、
遊んでるうちに何かできるようになってくるとか、
いうことなのかなというふうに思ったりするんですね。
だからみんな遊んだほうがいいよって思うんですね。
もちろんただ遊ぶだけじゃなくて、
遊んだことを振り返るというか、
棚下ろしするみたいなことは重要なの。
振り返るみたいなことはね、重要だと思うんですけども、
やっぱ遊びほど夢中になれるものは人間ないんじゃないかなと思うので、
遊ぶことですごいフルパワーでエネルギーが出せるので、
そのエネルギーを出すことによって、
その経験とかそこでやったこととかが、
力になっていくのかなというふうに思いますね。
かたやですね、遊びでないものを遊び的に解釈して、
遊ぶようにやってみようよみたいな考え方ってあると思うんですけども、
これはですね、僕は気休めなんじゃないかなというふうに思うんですよね。
どこまでいっても遊びじゃないというか、
遊びじゃなかったものを遊び的に解釈しているっていうのは、
ただ認識をちょっとずらして、
なんとか楽しめるように無理やり持っていってるっていう感じがしますね。
完全な遊びではないので、
完全な遊びではない、難しいな。
遊びだと思っていなかったものなので、
それを心の底から遊びと思えるっていうほど、
捉え方を変えるっていうのはやっぱり現実的じゃないんじゃないかなと思うんですね。
例えば、僕が27歳くらいの時にですね、
専門学校に通い始めて、排水の陣だったんですよね。
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もうずっとバンド活動をやっていたので、
社会に受け入れてもらえないというところで、
国家資格を取って、なんとか社会に着地しようということで、
国家資格を取りに専門学校に行ったんですけども、
勉強したことがなかったので真面目にですね、
なんか普通に勉強するだけだとちょっと不安もあったし、
勉強の楽しさとか、勉強ってなんだろうとかよくわかんないけど、
とりあえず学校で一番を取ろうということで、
ゲーム的に、遊び的にやってみたところですね。
実際一番を取ったんですよね。
2年間くらい一番を取り続けたんですけども、
やっぱり虚しいんですよね。
それはやっぱり学ぶという本質からずれているし、
その時別に学ぶことは遊びだっていう感覚にまで到達していなかった状態だった。
何なら全然違う目的でやってしまっていたところとか、
生き残るための生存戦略として学んでいたみたいなところがあるので、
決して遊びとして学んでいた当時わけではなかったので、
それを遊び的に解釈して、ゲーム的に解釈してみても、
長続きはしなかったんですよね。
虚しくなってくるというかですね。
それからもう78年経つんですけど、
今はですね、本を読むとか、
自分が学びたいなって思っていることに関しては、
遊びだなと思って学べているんですけども、
学ばなきゃいけないなっていう学びは、
やっぱりいつまで経っても遊びにはなりきれないなって感じてますね。
仕事とかでもですね、学ばなきゃいけないこととかありますよね。
仕事は仕事だよねとかありますよね。
それを遊び的に解釈しても、やっぱりどこまで行っても仕事だしなって、
それは悪い意味でもいい意味でもなくね、
遊びではないよねという話ですね。
そういうふうに思ってしまいます。
遊びを仕事にした人っていうのは、
確かに遊び的に働けると思うんですけども、
仕事を遊び的に解釈したところで、
やっぱり仕事は仕事だよねっていうふうに思います。
僕はどこまで行っても仕事として始めた仕事は、
遊びにはなり得ないなっていうふうに感じてますね。
この秘密結社とかエッセイを書いたりとかっていうことが、
何らかの形でマネタイズされ始めていくと、
それはもしかすると遊びが仕事になっているということで、
遊び的に働けるのかもしれないんですけども、
仕事から入るとね、やっぱり仕事だなと思います。
遊びから仕事になったときに、
遊びが仕事になってしまった、遊びじゃなくなったみたいに
思う方もいるかもしれないんですけども、
それは遊びの部分を譲れない部分を仕事にするために、
遊びじゃなくしてしまっている部分があるんだと思うので、
遊びを遊びのままマネタイズできれば、
遊びが仕事になるってことは可能性としてはあるんじゃないかと
僕は思っているので、ガツガツせずにですね、
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普通に仕事にならなくても、遊びは遊びのままだったとしても、
ちゃんと遊びたいというふうに思います。
だからバンド活動もですね、いわゆるマネタイズしろじゃないけど、
プロ思考を持って、ちゃんとお客さんを喜ばせろよみたいなことを
散々上昇思考のある人たちというか、
音楽で食べていきたい人たちみたいな人たちからですね、
いろいろお叱りを受けてたんですけども、
僕はどこまで行っても自分のための音楽を作っていたような人間ですので、
自分がちゃんと納得のできる秘密結社を作りたいし、
自分が納得のできる文章を書きたいし、
自分が納得のできるポッドキャストをやりたいという、
そういうちょっとわがままな人間ではありますので、
そういったふうにですね、これは遊びとしてですね、
たとえマネタイズできる日が来たとしても、
遊びとしてやっていくというこのスタンスをですね、
僕は持ち続けたいと思っています。
なぜなら、遊びこそがですね、
学びになるというふうに思っているからなんですね。
本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。
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