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2021-07-22 16:48

#399 サイコパスの離婚訴訟問題【お悩み相談】

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相談者さまのコメント全文:私は海外在住ですが、ある友人家族の夫婦関係が破綻しそうな状況があります。

16年以上を夫婦として過ごし、10代の子供も2人いて、外見上はとても良い家族に見えていました。
その家族が破綻の危機にあるということを妻の母から聞かされました。

夫は「そろそろ僕の障害を取り除くときが来た」という言葉で、離婚の話を始めたそうです。

自分は今の家から出る気はないから、妻と子どもたちに出ていってほしいこと。

もしこの敷地内にとどまりたいなら、小屋でも立てて  住めばいい。現在住んでいる彼らの敷地と家は、妻のはじめのダンナが事故死してその保険金で、妻名義で購入した初めの敷地を売ったお金を元手に取得したもの。

今の敷地の名義は夫婦の名義なので、売ればその半分は夫のものになる。彼自身は離れた都市部の郊外に、自分のお金で買った自分だけ名義の土地も所有し、鉱山労働で入る高所得をその購入に当てた。

つまり、友人の母の言いたいことは、彼はお金のことにしか興味がない人と。

私自身、彼と直接多くを話したこともないなかで、「なかなかのプレイボーイ的かっこよさを持った、良夫であり父なんだろうなー」くらいの印象を勝手に作り上げていました。

けれど、友人母の話を聞けば、親族の集まるクリスマスパーティーなどの集まりにも、食事のときだけ参加すれば、あとは自分ひとり平気でパーティーが終わるまで中座するような行動を取ること。

1日12時間労働で一週間勤務の後、一週間の休暇というサイクルで、休暇に家に帰ってきても広大な敷地の芝刈りなどは妻の仕事で彼がやることはなく、自分はソファーでゴロゴロ。自分のやりたいこと以外のことはやらない。云々。

私は、彼はどうしてこんな非常なことが言えて、できるのか? 理解できませんでした。

が、昨日からサイコパスについての動画を見るうちに、わかったような気がします。彼は、きっとSycopathy なんだろうな、と。

この夫婦は離婚訴訟に向かっているようです。しかし、彼のこの「非常」な行動の理由がサイコパスであるなら、彼女とその子どもたち、そして彼女の親族の「裏切られたという悲しい心情」には有効に対処できる可能性があるように感じています。

友人の母に話してみようと思っています。 何か、アドバイスなどがありましたら、お願いします。

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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、サイコパスの離婚訴訟問題についてお話ししたいと思っています。
今日は珍しく、というか初めてですね、お悩み相談にお答えする回ですね。
YouTube の方にもですね、このポッドキャストを上げているんですけども、 コメント欄の方にご相談をいただいたので、今日はそのご相談にお答えするような
サイコパスならではの視点でですね、相談にお答えしていきたいなというふうに思っています。 では早速、お悩み相談を読み上げたいというふうに思います。
私は海外在住ですが、ある友人家族の夫婦関係が破綻しそうな状況があります。 16年以上を夫婦として過ごし、10代の子供も2人いて、外見上はとてもいい家族に見えていました。
その家族が破綻の危機にあるということを、妻の母から聞かされました。 夫は、そろそろ自分の生涯を取り除く時が来た、という言葉で離婚の話を始めたそうです。
自分は今の家から出る気はないから、妻と子供たちに出て行って欲しいこと。 もしこの敷地内に留まりたいなら、小屋でも例えて住めばいい。
現在住んでいる彼らの敷地と家は、妻のはじめの旦那が自己死して、その保険金で妻名義で購入したはじめの敷地を売ったお金を元に取得したもの。
今の敷地の名義は夫婦の名義なので、売ればその半分は夫のものになる。 彼自身は離れた都市部の郊外に、自分のお金で買った自分だけ名義の土地も所有し、鉱山労働で入る高所得をその購入に充てた。
つまり、友人の母の言いたいことは、彼はお金のことにしか興味がない人と、私自身、彼と直接多くを話したこともない中で、なかなかのプレイボーイ的かっこよさを持った両夫であり父なんだろうな、くらいの印象を勝手に作り上げていました。
けれど、友人母の話を聞けば、親族の集まるクリスマスパーティーなどの集まりにも、食事の時だけ参加すれば、あとは自分一人平気でパーティーが終わるまで駐座するような行動をとること。
1日12時間労働で1週間勤務の後、1週間の休暇というサイクルで、休暇に家に帰ってきても、広大な敷地の芝刈りなどは妻の仕事で彼がやることはなく、自分はソファーでゴロゴロ、自分のやりたいこと以外のことはやらない、うんぬん。
私は、彼はどうしてこんな非常なことが言えてできるのか、理解できませんでした。が、昨日からサイコパスについての動画を見るうちに分かったような気がします。彼はきっとサイコパシーなんだろうな、と。
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この夫婦は離婚訴訟に向かっているようです。しかし、彼のこの非常な行動の理由がサイコパスであるなら、彼女とその子供たち、そして彼女の親族の裏切られたという悲しい心情には有効に対処できる可能性があるように感じています。
友人の母に話してみようと思っています。何かアドバイスなどがありましたらお願いします。
まず状況を整理していきましょう。登場人物としては、この夫婦の友人である相談者さんと妻、夫、そして妻の母というこの4名ですね。
で、夫はサイコパスの疑いがあるということでございます。状況としては、結婚16年以上で10代のお子様が2人いるということで、4人で住んでいるのか、この妻の母も一緒に住んでいるのかちょっとわかりませんけども、4人家族ということでしょう。
で、夫は鉱山労働をしていると、鉱山で働いている1日12時間労働をやって、1週間働いて1週間休むみたいなサイクルの働き方をしていると。
で、妻の方は過去に結婚歴があり、前の夫はもう事故で死んでしまったということで、今の夫と再婚しているみたいです。
で、今家があるんですけども、その家は前の夫が死んだ保険金をもとでに購入したということで、所有権については夫妻半分半分ですと。
一方で夫は自分のお金、自分が与えたお金で夫の名義で勝手に土地を持っていたりするということです。
年齢はちょっと書いてなかったんですけども、10代の子供がいるということ、そして仮に25から35ぐらいの間に結婚したとすると、16年たして40歳から50歳の間ぐらいプラスマイナスって感じでしょうね。
40代の夫婦なんじゃないかなという感じです。
で、ここからですね、事実というよりはこういう印象を持っているとか、こういうふうに言っていたみたいな話を整理したいと思うんですけども、
まず妻の母の情報を整理すると、彼はお金のことにしか興味がない人だということで夫のことを言っていると。
その理由は今の敷地の名義っていうのは夫婦の名義なので半分半分なはずなのに出て行けとか言っているとか、個人名義で勝手に土地を持っているとかっていう感じですよね。
あとは芝刈りをね、妻の仕事にしていると。彼はやらないと。
1週間の休み、その1週間勤務の後の1週間の休みはもう家でゴロゴロしているだけで、自分のやりたいことには全然やらないんだと。
親族の集まるパーティーでもご飯を食べる時だけ参加して、その後のコミュニケーションみたいなのはやらずにですね、もう駐座してしまう、出て行ってしまうと。席を外してしまうということですね。
で、今離婚訴訟になっているよと裏切られたという悲しい心情であるということです。
相談者さんは日頃からなかなかプレイボーイ的でかっこよい、いい夫でありいい父なんだろうなという印象を持っていたと。
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ところがその友人母の話を聞いて、なんでこんなひどいことが言えてひどいことができるんだと思っていたと。
でも僕の発信を聞いて、もしかしてこの夫サイコパスなんじゃないかというふうに思ったということだそうです。
で、夫の言動や行動なんですけども、そろそろ僕の障害を取り除く時が来たと言ってですね、自分は家から出る気ないから妻と子供たちに出て行ってほしいという要求をしていると。
あとはこの敷地内に整わりたいなら小屋でも建てて住めばいいということを言ってますね。
あとは自分だけの名義で土地を所有していると。
あとはやりたいこと以外はやらない。家事もしない。芝刈りもしない。クリスマスパーティーも半分参加しないというような感じだそうです。
以上を踏まえましてサイコパスについて、コミュニケーションについて、離婚訴訟についてという3つの切り口からですね
考察していきたいなというふうに思っています。まずサイコパスとはですね、共感性が低い、情動的な共感がなかなかできない人というふうな位置づけなんですけども、
まず彼はそうですよね。きっとそうじゃないとこんなことは言えない、できないんじゃないかというふうに思います。
プラスアルファはですね、衝動性・暴力性というのがあるかないかでサイコパスのタイプもですね、いくつか分かれてくるという分け方があるんですけども、
暴力性についてはですね、この文章からはちょっとどうも分かりません。ただ衝動性についてはですね、そろそろ僕の障害を取り除く時が来たとか、この敷地内に留まりたいなら小屋でも建てて住めばいいとかっていうのは結構ね、衝動性が低い人の発言なんじゃないかなと思いますね。
衝動的だったら取り除く時が来る前に衝動でですね、出て行けって言ってると思うし、あの顔も見たくないと、もう敷地から出て行けってことになると思うんですけども、
全然敷地内使っていいよと、小屋建てるんだったらねっていう条件付きということで、かなり冷静に対処しているあたりは、衝動性の低いサイコパスっぽいなというふうに思ったりします。
次にコミュニケーションなんですけども、コミュニケーションというかね、まあその夫婦関係って言っていいのかな、なんですけども、分からないのが、この障害を取り除くっていう表現なんですけども、何を障害と感じているのか、
そしてそれを取り除くっていうのが、離婚する以外に方法がないのか、それは何か障害なのか分からないから何とも言えないなと、離婚をしようと思ったきっかけとかね、それに至った背景みたいなのがどうしても分からないので、何とも言えない部分が結構あります。
なので、どうしても一般論みたいなところから触っていかないといけないと思うんですけれども、日本でね、40代の夫婦っていうのを想像すると、仕事しかしていない男性っていると思うんですよね。
仕事ばっかりして、休みの日はダラダラして、妻がもうちょっと家事してよってことで、ぶち切れてるみたいな、そういう構図っていうのは結構あるあるだなというふうに思ったりもするんですね。
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この相談者さんがいる国っていうのは海外ってことですけど、どこの国なのか分からないので、どういうのがその40代夫婦のよくある家族風景みたいなことなのか、そのカルチャーとしてどうなのかってことは分からないんですけれども、
まずそういった雰囲気みたいなのが一つあるでしょうと。で、それが良い悪いと僕は言いたいわけじゃなくて、そういう時代の雰囲気があったよねと。
で、今の時代の雰囲気からいくと、しっかり分担してチームプレーでやりましょうってことだと思うんですよね。
で、その今の時代の雰囲気とか過去の時代の雰囲気がとか、その国のカルチャーがとかとか、僕は前提として抑えていかないといけないと思うけれども、その上でですね、
パートナー、夫婦みたいなものは、そのパートナー同士で納得のいくところを作っていかないといけないと思うんですよ。カルチャーがどうかってことを無視してもいいと思うし、二人が納得のいく分担の仕方、5対5なのか、9対1なのか、10対0なのか、納得するポイントとは個人差があるのでわかりませんけれども、
夫婦で本来コミュニケーションを取って、夫婦で納得のいく生活を送るっていうのが夫婦でしょうと僕は思うので、単純にダラダラしてる夫っていう相手のことを言ってるけれども、
コミュニケーションが取れてない二人の問題かなというふうに大前提としてですね、思うところがあります。その上でですね、芝刈りとこのクリスマスの事例が2つあるんですけれども、これはですね、まあ確かにそういう見え方もあるけれども、あえて逆の見方をしてみようと思います。
芝刈りをやらない。やらないのはなぜなのか、2種類あるかなと思ってるんですね。芝刈りやってよとかってもし言ってるんだったら、煽られるとやろうと思ってた気持ちがそがれるということがあるので、煽られてやる気がなくなったパターン。もしくは、漁ってやろうと思ってたのに、妻が先回りしてやっているみたいなこと。これはですね、僕も昔同棲してた彼女にすごい怒られたんですけども、
家事をしないと言って、なんか喧嘩したときに言われたんですけども、毎日洗濯機が回ってるんですよね。毎日洗濯機が回っているのに、どのタイミングで僕は洗濯機を回せばいいんだっていう反論をしたんですが、難しいですよね。やって、先回りされちゃうと、やろうと思っていてもできないという現状があるので、もしかすると先回りしてたんじゃないか。先回りして芝刈りをしてしまってたんじゃないか。もしくは芝を刈てよと、今皿洗てよと煽ってたんじゃないか。この辺はですね、もしかしたらコミュニケーションの課題があったかもしれません。
またクリスマスパーティーもですね、もしかしたらそういうクリスマスパーティーをすると文化圏とかその家族の雰囲気に一応参加したけど、もうだるいっていう場合ってあると思うんですよね。確かにちょっと駐座してしまうとかっていうのはちょっと大人げない気もしますけども、家族ってこうでしょう楽しいじゃんみたいな価値観はある意味ね、押し付けられていた可能性はなきにしもあらずかなと思いますね。
彼が思う家族像とかクリスマスパーティーのあり方、もしくはクリスマスのあり方みたいなのがないがしろんされて、家族ってこうじゃないってことでもしかしたら強行突破された可能性もあるかもしれないなと思ったりしますので、やりたいことしかやらないっていう性格の人に対してやりたくないことを無理やりやらせているという状況もあるのかなというふうにちょっと感じた次第でございます。
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3つ目、離婚訴訟についてなんですけれども、まずね、子供と妻に出て行ってもらおうとすると。これがね最大の謎だなぁと思います。個人で別で土地を持ってるんだから、もしねあの面倒、ただ離婚することが目的だったらさっさと別れてその土地をね50-50で売ってね、新居のあれに充てるとか、最悪別にその土地あげるから自分は自分の土地で暮らすって感じで家族から離れることが目的であればさっさとそうしてるはずなんですよね。
それにもかかわらず出て行ってもらってっていう方法を取るっていうこれがちょっと最大の謎です。っていうのも無茶ですよね。無茶やってますよね。なので、よほどここには何かがあるなというふうに踏んでます。
例えば彼がすごく暴力性が強くてね、妻を困らせたいとかね、やっつけたいっていう理由であえて困るように仕向けているとか、妻のお母さんが言うようにですね、本当にお金を今年考えてなくて、お金が欲しいからそうしているっていうパターンもあるかもしれません。これに関してはちょっとわからないっていうことです。
ただ、いずれにしてもですね、人を攻撃するにはですね、2種類のパターンがあると。これを抑えておかなければいけません。一つは反応的攻撃。もう一つは道具的攻撃というふうに言われてます。反応的攻撃っていうのは感情的、衝動的な攻撃ですね。イラっとしたとか、思い通りにならないとか、なんかこう脅威にさらされているから攻撃をするってよく一般的に見る攻撃ですよね。
サイコパスの攻撃っていうのは道具的攻撃って言われていて、目的思考的なんですよね。何かのために攻撃をしていると。例えば財産を奪うために攻撃をしているとか、自分が優位に立つために攻撃をしているということで、目的のために攻撃をしているというふうにサイコパスはそういうふうに言われています。
なのでこのサイコパスシー高めだろうということを考えると、かなり目的を持ってこのシチュエーションを選んでいる、そして離婚訴訟に臨んでいるというふうに僕は踏んでいます。かなり冷静ですよね。障害を取り除くときが来たとか、こうやって住んでいいよとか、個人名義で土地を購入しているとか、落とし所をかなり事前に計算して離婚訴訟に臨んでいる可能性が高いので、戦わないほうがいいんじゃないかというふうに僕は思っています。
ということで以上3つですね。サイコパスについて、コミュニケーションについて、離婚訴訟についてという考察を踏まえると、もはや心の交流は難しいんじゃないかなというふうに思います。
冷静なタイプの衝動性が低いタイプのサイコパスが攻撃に転じているというのは、ある種末期の状態であると、目的達成のために多分攻撃をやめることはないんじゃないか。
もしくはその目的が発生した原因ですよね。なんでそういう攻撃に至ったのかという原因が解消されないといけない。それは気持ちの話ではなくて、ロジックで具体的にその原因を取り除く必要があって、取り除かれたんだったらもう離婚も取りやめるよみたいな感じで、
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多分ロジックで解消しないといけないんだろうなと。気持ちで私が悪かったとか言ってもダメだと思います。なのでこの離婚訴訟については、さっさと切り上げたほうがいいというか、落とし所を見つけて泥沼化しないうちに、さっと切り上げる方向で行ったほうがいいんじゃないかなというのが一つのアドバイスです。
もう一つアドバイスがあるとすると、裏切られたという悲しい心情。これは相談者さんの表現なので、実際にそういうふうに思われているかどうかわかりませんけれども、裏切られたという悲しい心情についてはですね、結構僕は問題意識があります。なぜ被害者なのかと。
16年前から裏切られていたんだったら、そもそも結婚もしていないでしょうし、もっと早めに離婚していたと思うんですね。最初は裏切られた気持ちではなかった、ハッピーだったということだと思うんです。
ということはこの16年経つうちに、2人で作り上げた関係の結末が今ある状況、それが裏切られたというのはちょっと被害者意識が強すぎると。一緒に作った結果だと思うので、自分に何か責任はなかっただろうか、相手が嫌がることはしなかっただろうか、彼をむしろ自分は裏切っていなかっただろうかということに目を向ける必要がある。
裏切られたという認識がまずいんじゃないかなというふうに思っています。まずいっていうのは、これから先の人生もこのサイコパス出会わなかったとしても裏切られたという気持ちが発生してしまうようでは、ずっと辛い人生が待っているんじゃないかなというふうに思いますので、被害者意識っていうのをなくさなければいけないんじゃないかというのが一つ厳しいですけどもアドバイスでございます。厳しいことを言いましたけれども、一日も早く立ち直ることを願っております。頑張ってください。本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。
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