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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
完全招待制の晩餐会を開催したり、公園にレジャーシートを敷くなど、存在としての公園をコンセプトに様々な活動をしています。
現象のラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
先日、友人と
悪い人間っているのか、っていう
お話を
公園のベンチでしました。そもそも、悪い人っているんですかね、っていうことを聞かれたんで、
改めて考えてみたんですけども、悪い人という固定されたものはやっぱりいないなと思う。
いいとか悪いっていうのは、やっぱり最後は主観が作り出すもの
だと思うから、その人や
その状況に依存する。だから悪い人
とか、絶対的に悪みたいなものはないけど、悪いと思われる
こと、悪いと思われる人、思われている人っていうのは、いくらでもいるだろうなと思いますね。
環境の要因も大きいと思う。それはこの社会がどうであるかによって
いいこと、悪いことというのは、推奨されること、されないことというのは変わるから、推奨されていないことは悪いこと、特に推奨されてなくて、
やっちゃいけないっていうことをやるってことは、悪いことと見なされるというやつですね。 だから、いい悪い悪いと社会は規定していて、
その悪いことをやってしまっている人は、 人間として本当に悪いかというとわからないけども、その社会においては悪い人と見なされる
というやつですね。 それも結局は環境とか状況とかに依存して、悪いと思われるという
ことが起こっているに過ぎないとも思うし、この社会がある程度秩序立っている
場合においては、現在そうだと思うんですけども、 秩序立っている限りにおいては、悪いと決めていることをやっているからそれは悪いんだと
なるというのは致し方ないことかなと思います。 だから、状況に依存するってのは結論なんですけども、
一方でね、それを考える中で思ったのは、 危険性みたいなものは
ある程度間違いないなと思っているというか、
悪い人間って言われるとわかんないけど、危険な人間はいますか?って言われると、いますって感じで、
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全員ですって思ってるっていう。 全員危険だなって僕は思ってますね。
もう少し丁寧に言うと、人は皆その狂ってしまう危険性を常に
はらんでいると思っています。 どんなタイプの人間も例外なく
危険だなと。 危険者の種類みたいなのがちょっと違ったりするかもしれないけども、
例外なく危険だなと思っています。 絶対にルールを犯さない、
真面目で勤勉な人も、 ルールというのに縛られている、ルールファーストみたいになっている危険性があるし、
ルールを守れない人はルールを守れない人で、またしっかりって感じで、真面目である危険性は、
真面目である危険さもあるし、安定することで、
この世界の、
常に動いている、常に揺れ動いている世界に対して鈍感になっていくという危険さもあるし、
不安定であるということは、やっぱりいつ死ぬかわからないという危険さもある。 そのいつ死ぬかわからない危険さから、
どうせ死ぬんだったらってことでとんでもない行動に出るかもしれないという、不安定であるがゆえの危険さもあるかもしれない。
人間は感情がある。感情を持った生き物だから、感情を大事にして生きていかなきゃいけないって、
思う一方で、感情に頼る危険さもありますよね。
ヒステリックになっちゃう、暴れちゃうってこともあるかもしれないし、理性に頼ることもまた危険であると、感情をないがしろにしてしまって、
ロボットみたいになっちゃう、そういう恐ろしさがありますよね。
じゃあ全部のバランスが良ければいいのかって言うけど、バランスが良いってどういうことだよということで、
バランスに頼りすぎる危険さみたいなものがあると。 それぞれに危険性をはらんでいて、
それが崩れちゃうと、崩れちゃうというか、それを脅かすようなことが起こると、
その穏やかな状態というか、危険でない状態というのが崩壊して、 一気に危険モードに突入すると。
だから、いろんな人が、この社会においては犯罪という形で現れると思うんですが、犯罪もしくは何らかの死という形で、
それは自殺かもしれないし、何かもう健康を損なってしまって死んでしまうとかっていうパターン、もしくはそうなる前にと思って、
犯罪に手を染めて何とか生き延びようとするっていうことかもしれないし、何らか犯罪ないし死みたいな形で、
それが危険なことが現れてしまう。
その時にですね、
なんでしょう、 こんなことが起こるはずはない、みたいな感覚はないんですよね。
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起こってしまったかっていう感覚に僕はなります。驚くというよりはですね、危険な方に振り切ってしまったかと、
ついにパラメータ振り切ってしまったかというふうな感覚がありますね。
みんな危険性を持っていて、狂気みたいなものを持っていて、
その狂気を何とか
抑えて、正気を保っている。
最初から正気で何かの時に狂気になるんじゃなくて、最初から狂気でその狂気をみんな
抑えることで正気になっていると。そういう順番なんじゃないかなというふうに僕は思ってますね。
小さい子とか見てたら、狂気じみてますよね。
物を破壊したりとか暴れ回ったりとか。多分あっちが
本来持っている 喪失な気がする。
ただそれだと人とうまくやっていけない。人とうまくやっていけないというか、この世界で生き残ることができないから
生き残るために周囲に環境に適応するために正気みたいなものを
持っていく。その正気にあたって理性みたいなものとか感情コントロールみたいなものとかが出てくるんだと思うんですけど
基本的に危険な生き物として僕は人間を見ています。
ちょっと脱線するけど、僕はこの世界に生きることをサバンナで生きている感覚っていうのを常に持っていて、サバンナ思考で生きてるんですけども
それはこの社会がサバンナだっていうような 意味合いもあるんですが、人間というその種が危険であるから
サバンナであるという観点もある。つまりこの社会の構造的なサバンナ感もあれば
一人一人の動物としての危険性みたいなものを感じていて、いつ殺されてもおかしくないなという
そういう緊張感というか そういう危険な場所と思ってこの社会を生きている
っていうのが僕の感覚ですね。人間という危険生物が
何十億人といて そんで共同生活するんだから危険なことって起こるよね
っていうことを言っちゃってるんで、じゃあ危険でいいのか、犯罪が起こっていいのかって思ってるかっていうと
そんなことはないと。さっきも言ったみたいに危険がベースにあるけれども
うまくいくために正気を
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保っている。狂気を抑えて正気に持っていっているというのが、それによって成り立っている秩序だと思うので
みんなが正気で言いやすい社会になるといいよねとは思ってるんですね。 だからこの
社会が生きやすい、正気で言いやすい もしくは正気で言いやすいとはちょっと違うな、正気で言いやすいのはだって
狂気を抑えて正気でいるから正気でいること自体も狂気なんじゃないかという
観点があるわけですけども、どっちかというと安全に狂気を出せるような場があって 狂気をちゃんとガス抜きすることで正気でいることがそんなに難しくない状況
っていうのが作られるといいなと思ってますね。今の社会っていうのは正気でないことを
過度に罰するからずっと正気でいなきゃいけないという緊張感があって 本来狂気であるはずの人間が正気で言おうとすることで
なんていうのかな、すごい蓋をしている状態? バネをグーッと押しているような状態になってて
いざこれ蓋がパンッと外れたらものすごい勢いで飛び出しちゃうっていうような社会になっている 正気であれ正気であれとしていることが
かえってね、この狂気をしゃがみ込ませているんで ジャンプした時のエネルギーになっちゃうっていう
怖さがあるなぁ今の社会って思ってますね じゃあどうすればいいんだって話はあるけどマクロレベルでこの社会でこういう施策を
やっていきましょうってあるけども それはAさんのような人Bさんのような人のリスクは下がるけど今度それによってCさんの
リスクは上がるよねみたいな感じで結局その危険性みたいなものが
どっかの危険性を下げるとどっかの危険性が上がるっていうのはこれ避けられないんで 全員の危険性が下がりますみたいな
そんな施策は存在しないから 難しいところだなぁと思ったりします
やっぱり個別に一人一人が
周囲の人のリスクを下げていくその狂気を発散して また
不可なく正気に戻れるみたいななんかいい感じにガス抜きできるような社会にもとだった方がいいなぁと
個人的に思ってますね僕はそれを一つ公演という形で
公演活動ですね公演にレイヤーシートを敷くだけじゃなくて晩餐会とかいろんな活動 ある種その
社会的に機能を持った自分父親としてとか母親としてとかではない 部長としてとかではないどこどこ会社の人としてではない
ただの自分としていられる時間っていうのを過ごすことで 狂気というほど狂気ではないけども
なんていうかなちゃんとしなきゃいけないというか正気でいないといけないみたいな 緊張感のない
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そういう変なあの 蓋をしなくていい状態蓋をしない状態で過ごせる時間というのを提供して少し
その狂気のガス抜きをできるみたいなことはあるかなぁと思ってますね まあ公演活動のまあ一つのね一つの意義としてそういったところもあるかなぁと思って
取り組んでいます 生き抜きにぜひ公演だったり晩餐会だったりですね
遊びに来ていただけると嬉しいです 人間は
危険生物であるというふうに 僕は思ってますその狂気と正気の関係性について
お話ししました本日は以上です 番組のご意見ご感想はハッシュタグ減少のラジオをつけて
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さようなら