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2023-07-09 10:16

#547 襟立ててGO

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新海誠監督作品「言の葉の庭」を見たあと、伊藤先生の襟が気になって仕方なかったので調べてみた結果、襟立ててGOだと思った話。


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▼上水優輝(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Twitter @y_uemizu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠⁠) 作務衣を着た悪魔。株式会社現象 代表取締役。 ・YouTubeチャンネル『⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠現象⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠』に各種Podcastをまとめています。毎曜日異なるPodcas番組を配信中!ぜひチャンネル登録お願いします!


サマリー

七夕のウォッチパーティーで話題となっているポロシャツの襟立てについて、考察しています。襟を立てることは、日焼けやファッション性を示すためだけでなく、自分のこだわりや個性を表現する手段としても意味があります。

ウォッチパーティーの企画
皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、襟立ててGOというお話をしたいと思います。
先日、七夕のですね、7月7日の夜に、
僕がやっているどうせ死ぬ3人というポッドキャスト番組の企画で、
ウォッチパーティーを受信しました。
Amazonプライムの映画を一緒に見るというやつですね。
最近、僕が勝手に一人でやっているウォッチパーティーとは違って、
今回のウォッチパーティーをしながら、
Twitterのスペースというおしゃべりする機能を同時にやるという感じで、
どうせ死ぬ3人が映画を見ながら喋るという、そういうイベントでした。
なので、僕はスマホでスペースにつないで、
イヤホンをつけて、パソコンから映画を流して、
イヤホンの上からヘッドホンをするみたいな感じでやっていたんですけども、
トータルですよね、ウォッチパーティーは59名、
スペースの方は99名いらっしゃったということで、
たくさんの方にお越しいただいて、とてもありがたかったなと。
イベント的にもなんとか成立したんじゃないかなと思いますね。
ちゃんとやったのは初めてで、音声テストだけはしたんですけども、
映画を見ながら本当に喋れるのかみたいなことは結構不安になったんですが、
成立したかなと思いますね。
ポロシャツの襟立ての歴史
今回、コトノハの庭という、新海誠監督の映画を見たんですけども、
40分前後だったかな、短い映画だったんで、
途中止めて喋ったりとか、巻き戻して喋ったりとかもする時間があって、
ちょうどいい長さの映画でした。
これが1時間半とか2時間の映画だとちょっと厳しかったかなというふうに思うんですけども、
ちょうどいい長さの映画だったし、
コメントのしがいもある映画だったので、
とても楽しく見れたんじゃないかなというふうに思っています。
好き放題行ってすみませんでしたという反省もありますが、
そういうイベントなのでご了承くださいという感じです。
その中でもですね、一番印象に残っているのが、
物語の本数字とか全く関係ないんですけども、
すごいちょい役というか脇役で出てくる伊藤先生というね、
学校の先生のポロシャツの襟が立っていたことなんですね。
で、そのポロシャツの襟のメンバーの一人がですね、
そこでね、偏見なんだけど襟を立てている人は嫌な奴が多いみたいなことを
という印象があるみたいなことを言ってですね、
ちょっとコメント欄がわーっと盛り上がって、
イベント終わった後ですね、
Twitterのアンケート機能を使って、
ポロシャツの襟は立てた方がいい、立てない方がいいというアンケートを取ったんですね。
で、そしたら262票ですね、1日で集まって、
立てた方がいい16%、立てない方がいい84%という感じで、
圧倒的にこの襟を立てない方がいいという、
この世の中の声みたいなものがわかって、
改めてね、ポロシャツの襟を立てるってどういうことなんだろうということに
すごい気になって、翌日はそれをずっと引きずってました。
で、チャットGPTにですね、
そもそもなんで襟立ててるんだっけっていうことをですね、聞いてみたところ、
そもそもポロシャツっていうのは1920年代にテニスプレーヤーですね、
ラコスさんによって、ワニのラコスですね、
によって開発されたということで、
もともとあれらしいですね、日差しを避けるために襟を立てることができるようになってたという感じで、
機能的な意味だったらしいんですね。
これは人気を博して、テニスだけでなくていろんなスポーツ、
ポロのプレーヤーも採用したということで、
1930年代にはポロのプレーヤーの中で流行って、
ポロシャツという名前で広く知られるようになったということらしいです。
で、ちょっとまた時代が進んでですね、
1984年代になると、アメリカのですね、
北部のエリートの子どもたち、若者たちの間でね、
プレッピースタイルですね、富裕層の方々、若者たちの間で流行ったということで、
ポロシャツの襟を立てるっていうのはね、だからファッションとして流行ったらしいんですね。
てな感じで、当時でいうとそういう流行りもあるし、
富裕層というステータスシンボルみたいな社会的地位を示すためのアイテムにもなっていたということだそうです。
それを踏まえて考えると、
襟立てる理由と影響
今ね、この現代でポロシャツの襟を立てているのはどういうことなのかっていうことが少し見えてくると、
考えられる理由はざっくり4つだと。
1つは日差しを避けるために襟を立てていると。機能的な意味でね。
首が焼けるからということで襟を立てている。
2つ目は社会的地位を象徴していると。
自分は富裕層のね、エリートなのだということで襟を立てていると。
3つ目、襟立てるってオシャレだよねと。
80年代のプレッピースタイルイケてるよねみたいな感じで、
もしかしたらその美的センスとか感覚とか、ファッションとして襟を立てているというパターンがあるかなと。
では4つ目、ごく自然に立てている。
このパターンはつまり襟って普通寝てるよねじゃなくて、襟って普通立ってるよねと。
立ってるのがデフォルトだよねみたいな感じ。
この4パターンが考えられるかなというふうに思ったんですけれども、
Twitterのアンケートの結果から、襟は立てない方がいいというのが84%もいたことから読み取るに、
まず日焼けとしての襟じゃなくて日焼け止め使えよっていうのが多分ツッコミかと思いますし、
社会的地位を象徴して襟を立てているって言ったらちょっと痛々しいし、
ファッション性っていう時にこれ唯一ですね、それを美しいと思ってるんだったらまあいいじゃんっていうことで、
ファッション性の部分だけはちょっと論破しづらいですが、主流ではないというぐらいですかね。
流行っていないよねっていうぐらいで、オシャレと思ってやってるんだねって感じ。
4つ目、ごく自然にっていうのはちょっと無理がある。
やっぱり襟を立てている人が街中にどれぐらいいるかっていうと、
そんな人の襟見てないからどんだけ立ってるかわかんないけども、
やっぱり肌感覚で言うとそのアンケート結果以下というか15%も襟立ててないと思うんですよね。
なのでまあ数的不利というか、襟を立てるのが自然っていうのはちょっと無理があるよね。
不自然だよねっていうことであると。
つまりそのファッションとして襟を立ててるんだっていうパターンでない限りは、
ちょっと無理があるんじゃないかってことですね。
美的感覚として襟を立ててますっていうのに唯一価値筋があるかなというふうに思うんですが、
今度ね、みんなそうしてるわけじゃないっていうのはこれね、結構ポイントで、
別にみんながしてるからいいとかみんながしてないからダメだってことはないんだけども、
みんながしてないことをあえてやるってなった時には、
メッセージとしてね、やっぱりそこまでして襟を立てる程度にそれをかっこいいと思ってると見なされやすいっていうことですよね。
僕なんか例えばサムウェイを着てますけども、
街でサムウェイ着てる人がいっぱいいたらその他大勢の中の一人って感じで、
僕が別にサムウェイを美しいと思っていると何と思っているとそんなに気にされないと思うんだけども、
街でサムウェイ着てる人がいないから、
僕がよほどサムウェイをいいと思って着ているとか、
なんか理由があって着ているって感じで、
特別な衣装として見られるりするわけですよ。
僕の場合サムウェイっていうのは、
ファッション性というか見た目的に好きっていうのもあるんだけども、
機能性が圧倒的にいいっていう意味で着てるんですね。
最高の機能性だなと思って着てます。
汚れてもいいし動きやすいし、
いいなと思ってます。
なので機能性で着ていて、
それといってファッション性も嫌いじゃない、やや好きみたいな感じで着てるんだけども、
周りから見たらちょっと奇抜なことをしている人って見られちゃうと。
正直ファッション性だけなら僕着物着たいなと思ってるんだけど、
着物はちょっとサムウェイと比較すると色々と大変そうだなっていうので、
なかなか手が出ないっていう感じですね。
僕の話はどうでもいいんだけども、
襟を立てるっていうのがそれに匹敵するってことですね。
わざわざポロシャツの襟を立てるってことが、
僕がサムウェイを着て街を歩くのと同じような風に
見なされてもおかしくないと、
なぜ立てるのかっていうことが問われるみたいなことですね。
それを美しいと思ってて、かっこいいと思っててっていうのは全然いいんだけども、
結構覚悟を決めて襟を立てていないと、
思わぬ反感とか思わぬツッコミとか、
すごい怪奇的な目で見られるみたいなことが起こってくるっていうやつですよね。
面白いですね。
少数派であるだけで、
ただいいなと思って着てるだけでも、
いちいち覚悟が止まってしまうみたいなことが起こってくると。
これがいいとか悪いとかの話をしたわけじゃなくて、
そうだよねっていうことを言っています。
なのでね、結論ですけども、
皆さんね、覚悟を決めて、
ぜひポロシャツの襟を立ててね、
街を歩いていきましょうと。
襟をこれによって立てるのをやめるんじゃなくて、
むしろ覚悟を決めて、
自分は襟を立てたいんだと。
強い襟に対する、
なんていうのかな、
こだわりを持って立てていけばいいんじゃないかなというふうに思いました。
ぜひこのアンケート結果を踏まえて、
襟は立てるのやめとこうとかじゃなくて、
自分を貫いてほしいなというふうに思います。
本日は以上です。またお会いしましょう。
さよなら。
10:16

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