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2023-01-22 07:37

#502 意義のある対話

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対話には、双方の「意思」と「能力」と「コンディション」と「物理的環境」が影響するため、それらの変数がある程度かみ合わないとそもそも対話が成立しない。3分話して分からない相手は、3時間話しても分からないというのが私の持論である。どちらかというと、機会をあらためることが重要だと思う。


▼上水優輝

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みなさんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、意義のある対話という話をしたいと思っています。 現代人は対話
っていう言葉が好きだなぁって 思うんですよね。
対話でない状態みたいなことを 想像すると
確かにわからなくはないというか 誰かが言っていること、誰かの声を無視するとかね
あとは 自分が正しくて相手が間違っているという態度とか論破するみたいな態度
とかですね、自分の方が偉いから俺の言うこと聞けとかね、そういうのはあまり そうだよねって共感されない時代になってきますよね。なんかそういう感じだと
嫌な奴だなぁとか、いけないなぁとか 終わってんなぁっていう感じで、かなりネガティブにそういうものを評価されるような
時代になってきたと。 みんな違ってみんないいみたいなのが無意識レベルでね
かなり合意されてきたというかね。 であるならばお互いがお互いに尊重されるべきだろうという中で対話
みたいなものがすごく相性がいいってことなんじゃないかなと思ってるんですけれども そもそもその対話って結構高度だと僕は思ってるんですよね
万能薬じゃないと とても高度だから極めて限定的な
関係性というかまあその 相手とのね関係性の中でしか成立しないものだと僕は思っています
対話っていうのはそもそも何かの結論を目指すものでもないし 合意を目指すものでもないと
お互いに会いたいしそのなんていうかな 声を発する言葉を交わす
そういう中でですねなんだろうな対話することそのものが究極の目的であると でその副産物として対話を通じて自分自身を理解するにつながったり
相手のことを知るってことにつながったり 新しい視点を得たりとか知識を得たりとか
まあその相手との関係性が深まる信頼関係が促進されたりとかっていうことがいろいろ あると思うんですけどもそれはすべてとてもね有意義な効果なんだが
副産物であるとそれだけを狙ってやっていくみたいなことは難しいと思うんですよね 例えば相手のことを理解するみたいなことにフォーカスして対話しようと思ったら
対話というよりはインタビューっぽくなっちゃいますよね だからその辺を考えるとやっぱり目的設定みたいなのをしすぎた瞬間対話とよりは
なんかインタビューだ何だろうって感じでちょっと別の何かに変わってしまう やはり対話というのは対話することそのものが目的であるというふうに
言えるんじゃないかなという僕は思います
対話が成立してこそ対話だと思うんですが成立するために結構難しい パラメーターみたいなのがあるなと思っていて大きくカテゴライズすると4つあると思っていて
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まず一つは意思 二つ目が能力
三つ目がコンディション 四つ目が物理的な環境
この4つのパラメーターみたいなものが総合にバランスが取れないと というか許容できる範囲内にないと対話が成立しないよねって思ってるって感じなんですね
その4つ一つ説明していくとまず意思ですね対話したいというふうに思っているか したいではないにしても対話をするその場に臨むことに対して
納得しているかということですね まずここが意思の部分でつまずいていると対話というものを成立しづらいですよね
2つ目能力これはねまあ対話の内容にもよるんですけれども あのまあ知識とか思考とか
そもそも対話なので言語化できるかみたいなことがまあなんていうの そのものすごいレベルでできる必要はないけども許容範囲
のレベルでできるかと思うんですよね対話が成立するレベルでできるかということ そして何よりその態度これも僕は能力だと思ったんですけども
話す態度がちゃんとあるか相手の話を聞く態度がちゃんとあるかみたいなことは あの意思とも連動するんですがその上でそれをちゃんと表現できるスキルだと思うので
意思とセットですね意思があるのに話す態度が悪いとか聞く態度が悪いんですよ いるからですねあの意思とはまた別にね
その態度を示すみたいな意味での能力というのはあるかなと思っています 知識や思考や言語化や
まあ質問する力とかもそうだけども合わせてね話したいと聞く態度みたいな心の 辺も能力に僕は含めて考えています
次にコンディション3つ目コンディションですね8悩み事がすごいあると対応に集中できないし 睡眠不足だと頭が回らないしっていう感じですよね
あのまあ疲れているとかもそうだしまあ完全カメ風邪ひいて体調不良だと思うそうなんです けどもそういうのがあると対応に集中できないので対応が成立しづらくなるよねと
4つ目物理的環境例えば 今僕この収録を工事現場とかでやってるともう僕の音声なんか入らないわけですよね
もう僕とこのまあ対話ではないですが僕の声は聞こえないみたいな聞きづらいっていう だけであのそもそも対応が成立するしづらいだろうし
とても暑いとか寒いとか めちゃくちゃ狭いとか逆にむちゃくちゃ広いとかもそうなの空間的なものとかね
そういった気温とかそんなものを含めてですね あの対話の環境対話をする環境みたいなのが悪いと対応が成立しづらいと
今言った4つですねそもそも対応したいのか対応に納得すること納得せるのかとか対応 する能力を最低限持っているのかということ対応できるだけのコンディションをちゃんと自分
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整えているかまたその対応する環境を整えているか この辺が整っていないのに対応って一言で言ってね対応すればいいんだっていう風に思っても
できないのでやるだけ無駄だというのが僕の 考えてあるということですね対話はえっと対話自体にやっぱり
あのまあ対話が目的だって言ったんですでも対話自体に価値があるわけじゃなくて 対話が成立して初めて対話に価値があるというふうに思っていますので
今言った4つのポイントですね意識して誰かと対話をしたいなぁと思った時にはあの 医師はどうだろうか
能力的にどうだろうかとちょっとなんか嫌な感じだけどもあのなんていうのどこか 弱い部分があるんだとするとそれを何か補強する方法ってないだろうかってことですね
だからコンディションが良さそうなコンディション時にできる そのタイミングとか重要だよねとか
対話する場所とか時間帯とか重要だよねみたいなことを 考えてみてほしいなっていう話でした
でまぁ僕の持論なんですけども3分お話ししてなんか成立しないなと思ったら3時間 話しても成立しないっていうのが
僕の考えですので3分話してみて話せないなと思ったらもう諦めた方がいいと思っていて それはその相手という人間を諦めるというよりはそのタイミングを諦めるという意味で諦めて
しまってきっぱり諦めてまた別の機会にですね さっき言った4つの観点からまた整えて対話の機会を持ってみる
っていうのがいいんじゃないかな機会を改めるってことをお勧めしたいなというふうに思っています ぜひ今日の話参考にしてみてください
本日は以上ですまたお会いしましょう さよなら
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