1. 現象のラジオ
  2. #193 共同生活と家事(前編)
2020-11-23 10:42

#193 共同生活と家事(前編)

spotify apple_podcasts

誰かと一緒に暮らすということ。未婚カップルの同棲、結婚後の同棲(これ何ていうの?)、シェアハウスなどでの共同生活など、どのような背景であれ家事がくっついてくる。他者との共同生活は家事と密接に絡んでおり、適切なバランスを保たなければ不満だらけの生活になりやすい。既婚者の話を聞いていると、特にパートナーの家事へのコミットメントの低さに不満を感じている例が多い。圧倒的に女性に多いのだが、つまりは女性が家事をしている家庭が多いということなのだろう。家事への不満をまとめると、①そもそも家事をあまりしない。②たまにやったかと思ったらクオリティが低い。ということらしい。


※サイコパスのラジオ初期エピソード1〜196は、noteマガジン『⁠サイコパスのラジオ<初期>⁠』で販売しています。よろしければぜひお聴きください。

00:01
皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、共同生活と家事という話をしたいと思っています。 誰かと一緒に暮らすということですね。
同棲でもいいですし、結婚後の、何て言うんですか、同棲と言わないみたいですけど、一緒に暮らすとか シェアハウスで共同生活をするとかっていう感じで
家に複数人の人がいると、家事というものがおのずと出てきますよね。
今は家事を代行するサービス、外注するようなサービスというのがたくさんありますので、お金で解決できるようなところもたくさんあるんですが、とはいえですね、まだまだ多くの方が家事代行サービス、家事全部まかしてますよって人ばっかりの世の中を飼っていると、そんなわけではないと思いますので
ちょっとこの家事みたいなね、共同生活と家事みたいなところに触れてみたいなと思っています。 というのもですね
特に寄婚者の方に多いんですが、お話を聞いていると、パートナーがですね、家事に対してめちゃくちゃコミットが低いと、コミットメントがかなり低いということですね。
不満に思っている方が多いというふうに感じています。
特に女性に多いんですけども、言い換えると女性が圧倒的に家事をさせられているというか、しているという状況の中で、なんでしょうねという感じです。
で、男性側が、いわゆる家事をあまり比率的にはしないという、もしくはしても満足のいくような家事ができていないということで不満に思われているということです。
単純にまとめると、2つあるなというふうに思っています。
家事に限定した不満で言うと2つあるなと思っています。
1つは、そもそもあまり家事をしてくれないということが1つ。
もう1つは、たまにもしくは家事をやってくれるんだけども、そのクオリティがちょっと低くて満足いかないなみたいな、だいたいこの2つの不満に分かれているなというふうに思うんですね。
これっていうのはですね、それぞれ気をつけるべきことがあるかなと思っていて、
まず1つ目のですね、そもそも家事をしないというところ、今日はですね、こっちの方に1つ目のですね、そもそも家事をしないみたいなところにフォーカスして、
ちょっと時間をまたぎそうなので前後編に分けてですね、後半ではですね、たまに家事をやったと思ったらクオリティが低かったみたいな問題について、
今回はそもそもあまり家事をしないんだという問題について語っていきたいと思っています。
僕自身ですね、これで1回失敗しています。20代前半だったかな、当時の恋人と同棲してたんですけども、
そこでですね、その方はですね、とてもしっかりしているというか、貴重面というか、毎日洗濯をして、毎日掃除をしているような方でした。
03:02
僕が仕事から帰ると、だいたい洗濯機は回っているし、お風呂はピカピカだし、フローリングピカピカだしという感じの方だったんですけども、
それぞれとてもありがたい、僕は家事をする暇というか、隙もなくピカピカだから快適に過ごしていたんですけども、
喧嘩をするとですね、すぐ家事のことを引き合いに出してくるわけですね、誰が家事をしているんだみたいなことを急に言い出したりするんですけども、
その喧嘩とは全く関係ない方でするわけですよね。これ結構、男性女性とはどっちの立場か知りませんけども、
あるあるなのかもしれませんけども、そういう感じで関係のない、家事をどれだけ頑張っていると思っているんだみたいなところが出てくると。
家事をしない人の典型的な論理なんですけども、別に家事をしてくれと頼んだわけではないのに、勝手に怒られても困るんだみたいなことを言っちゃってですね、
別れるということがありました。
なんというか、家事をする側の論理と、家事をしない側の論理というのがどちらもあって、やっぱり家事をする側の論理からすると、
自分がこんだけやってるんだと、自分が全部やってるじゃないかと、やってもやってもやってもやっても、あなたはやらないじゃないかってことですごい不安に思っているんだけども、
やらない側からすると、やる隙間がないよねと、もうこんだけ洗濯機回ってるのに、もう空っぽの洗濯機回して満足ですかって話になっちゃうし、
ピカピカの風呂をさらに磨いて満足ですかって話になっちゃうので、なかなか完璧な中で自分がやる役目ないじゃんって思っちゃうし、
もうちょっと僕の事例ではないですけども、他のパターンでいくと、とてもクオリティの高い料理を作ってくれたりしている中で、
自分がクオリティの低い料理をできない料理をやる必要があるのかみたいなことを言っている方もいました。
つまり、やればやるほど、やらない側からするとやるタイミングが分からなくなるし、やればやるほどやる側はそれを得意になっていくし、
やればやるほどやらない側はそこの実力差がついて、自分なんかがやるよりこの人がやった方がいいよねみたいな感じで、
やればやるほどやる方になるし、やらなければやらないほどやらない方になるという力が働いて、
いわゆる結婚生活が長くなればなるほど、その役割が二極化してしまうというか、やる側とやらない側に分かれてしまうみたいな悪循環に陥っているふうに思うんですね。
これはですね、まあ単的にですね、それぞれの、何ていうのかな、
家事に対するその寄り所みたいなものはないんだろうなっていう感じがしますね。
それは家族としての、まあいわゆる基本理念とか方針とか、もしくは家事の当番制にするとかね、ルール化するみたいな、
そういういわゆる会社組織みたいなですね、まあ仕組み化して家庭生活が回る、家事が回るみたいなことがされてないというのが一つですね。
06:01
これができるとそこそこ機能するんじゃないかとは思うんですが、
僕が思うにですね、例えばその当番制にして皿洗いの順番を何だろうかとか、もしくは風呂掃除は誰々で、料理は誰々で、役割分担だとか、
そういう分け方をするとですね、僕が思うに家庭という、ある種、家族というですね、いわゆる市場化されなかったものが家族として残っている、
その気持ちと気持ちで成立する部分、いわゆる合理性で割り切れない部分が家族として成立しているのに、その家族を仕組み化するということは、家族を合理化するということであって、
愛もヘッタクレもない、何か結局会社、家に帰っても会社みたいな感じになっちゃうんじゃないかっていう懸念が僕にあります。
機能はするけども味気ないよねっていう感じですね。
そこで僕がお勧めしたいなと思っているのは、相手の感覚を尊重するということなんですね。相手の感覚を尊重し、むしろ承認するということなんですね。
いわゆる皿洗いを例に出すと、例えばある方は毎日毎日毎晩皿洗っているんだと、なんであなたは皿をそのままシンクに置いているんだということでブチ切れているとしますよね。
でもそれはちょっと一歩を引いたときに、洗っている側はもしかすると数時間、もしくは日をまたいで皿がそこに残っているということは許せないという価値観かもしれないですよね。
かたやもう一人の人は3日、3日流石に洗い物放置って良くないよねって思っている感覚かもしれないんですよ。
そうなったときに、もしも相手に洗ってほしいんだとすると、洗いなさいよっていう命令ではなくて、3日経てば洗うわけですから、3日間放置すればいいと思うんですよね、洗ってほしいんだったら。
でも数時間で洗ってしまう人、その日のうちに洗ってしまう人っていうのは、いやそんな3日も放置できないでしょって思っているわけですよ。
勘の良い方はお分かりかと思いますけれども、3日間放置できないあなたが洗いたくて洗ってるんじゃないですかってことになっちゃうわけですね、結果として。
もしお互い洗いたいときに洗おうよってすれば、3日待てば洗ってくれるものを、自分はもう今日じゃないとダメだから洗うんだということですよ。
だからそれも自分の都合じゃないですかってことになっちゃうんですね。
ちょっと厳しいですけども、結局はずっと過事してるんだっていう人は、実は自分のタイミングでやっちゃってるってことなんですよね。
僕の失敗談のときはですね、僕の確かにコミュニケーション取り方はちょっとまずかったなと思いますけども、毎日毎日洗濯機が回ってる状態でね、
あなたも洗濯をしてくださいって言われても、やっぱり洗濯できないんですよね。
それは毎日回さないと気がつまらない人と、僕なんかは今の生活で言うと週に何回回すかな、3回ぐらい洗濯機回すんですけども、
要は今僕が洗濯機回してるんですよね、実際に同棲しながら。
ってことは、その方ではないですけども、同棲しながら僕が洗濯機回してます。
09:03
ってことは、僕が洗濯をする人だったにも関わらず、毎日洗濯されることによって僕が洗濯する人間でなくなったその状況の環境の中ではってことで、環境に定義されているだけなんだってことなんですよね。
で、それぞれ自分の中の心地悪いタイミングというか、これぐらいで洗濯するでしょうっていうタイミングを一人一人が持っているということなので、
スパンが早い人が自分が我慢できずにやっちゃってるっていう、まずその現状をですね、理解しないと、
家事をする人、しない人という構図はですね、真の意味ではですね、理解できないんじゃないかなというふうに思います。
で、まあだから相手のタイミングを尊重してやるときにやるんだよねって、まず思うって、まずそこをね、思うってことが大事だと思います。
で、もちろんですね、じゃあ相手のタイミングを待って、3日しないと洗わない人、そして数時間以内に洗っちゃう人っていう2人がいると、数時間以内に洗っちゃう人がずっと皿を洗うことになるわけですから、
ちょっとね、それはそれでしんどいよねっていう方もいるかと思いますし、皿洗いみたいにですね、まあ最悪それでもいけるんじゃないかみたいなことではない、
やっぱり協力してもらわないとというか、こっちのペースに合わせてもらわないと難しいってことも中にはね、あるかなというふうに思いますんで、
その時にですね、どうすればいいかっていうことを後半でお話ししていきたいなと思います。
後半はですね、さっき言った家事のクオリティが満足いかないみたいなお話でしたけども、そこと絡めてですね、
どうすればタイミングの問題とかも解決できるかってことを合わせてお話ししていきたいと思います。
本日は以上でございます。またお会いしましょう。さようなら。
10:42

コメント

スクロール