1. 劇団雌猫の悪友ミッドナイト
  2. #90 今さら『チ。―地球の運動..
2025-10-31 55:58

#90 今さら『チ。―地球の運動について―』について

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最近『チ。』の原作を読んでおもしろ〜!!と大興奮し、アニメも一気見したかんと、豪華役者陣の舞台版を観に行ったもぐもぐが新規ほやほやトークをしました。

 

1カ月前に飛行機で初めて原作を読んだかん(連載は3年前に終わってる)/アニメも舞台もやっており今年熱い/「私の中でもぐもぐさんは同じものを楽しんでも違うものを見ている枠」/ジャミルとカリム/とにかくめっちゃ人死ぬ、好きキャラもいつか死ぬだろうと思わざるを得ない/「バデーニさんダメだよ」「私が好きだから、あなたのこと…」/よしながふみ『大奥』っぽさ/地動説の話かと思いきや終盤で大転換/「正しい」側の論理と倫理で読めてしまうむずがゆさ/ヨレンタさんを巡るあれこれ/びっくりしすぎて飛行機でKindle落としたところ/舞台版のオクジーとバデーニの最高シーン/なんでもない顔で拷問する森山未來
 
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サマリー

ポッドキャストでは、漫画『チ。―地球の運動について―』のアニメ化や作品の背景、キャラクターの魅力について語られています。特に、地動説をテーマにしたストーリーがどのように展開されるかに関する聴き手の興味を引く内容が満載です。また、バデーニというキャラクターの独特な役割やその評価、地動説についての理解が深まります。特に、ドゥラカ編の展開と活版印刷の関連性が現代と結びつけて考察されています。エピソードでは、漫画『チ。―地球の運動について―』のテーマやキャラクターの深い描写について詳しく掘り下げられています。歴史的背景や倫理的な問題、登場人物たちの複雑な人間関係についての考察が行われます。今エピソードでは、舞台化された作品『チ。―地球の運動について―』に対する感想と解釈が語られ、キャラクターの深い造形や舞台演出についてのユニークな視点も示されます。また、原作の重要なシーンの省略についても議論されています。このエピソードでは『チ。―地球の運動について―』や続編の『ようこそファクトA』についての評判やテーマが議論され、アリストテレスといった創作に関する話も触れられています。

漫画の紹介
劇団雌猫の悪友ミッドナイト。 こんにちは、劇団雌猫のもぐもぐです。
かんです。 このポッドキャストは、平成元年生まれのオタク4人組が、好きなエンタメや日々の生活のことなど、わいわいお話しする番組です。
深夜のファミレスで、横の席のおしゃべりに聞き耳を立てる感覚で、まったり聞いてみてください。
はーい、では先週に引き続き、かんかんともぐもぐです。
かんかんってさ、エビ像の息子?
かんげんくんも、かんかんって呼ばれてる。
じゃあ、今日は何の話します?
今日は、漫画の、チ。
おー、チ、まる。
めっちゃ呼びづらくない?
チ、まるね。
モーニング娘。〇みたいなことね。
そう、娘。〇みたいな。
チ、まるの話をしたいと思って、お呼び立てしました。
なんか、かんに、もぐもぐさ、読んだって急に聞かれて。
そう、なんか先月ぐらい。
急に聞かれて、読んだ。
先月ぐらいや。先月ぐらい急に言われた。
言われた。
え、なんでかん、しかも結構さ、前なんだね。
なんか、最近の感じがしてたけど、結構前で。
もう、とっくに終わってたんだって思った。
そうなんよ。めっちゃ今更で。
なんか、私、飛行機に乗るとき、
たとえば、時間関西帰るときとか、旅行行くときに、
飛行機めちゃめちゃ嫌いで、兵書がちょっと怖くて、
そう、で、結構耐えられないから、
普段、漫画を読まずに、ためてるのよ。
飛行機用に。
面白そうなものは、読まずにためるっていう習慣があって、
だから、面白そうなものほどとっとかないと怖い。
そう、で、ちぃは、ちぃ明らかになんか面白そうやんか、
有名、有名てか、みんな話題にしてたし、
明らかに面白そうやから、とってたんよ。
で、旅行は、
そうなんだ、数年越しに。
キャラクターとストーリー
数年、アニメで知ったかな。
あ、そういうことか、そういうことか。
アニメいつのやろうね、NHKでやってたの?
今年の初めだったっけ、
さかなアクションのあの曲がさ、
そう、めっちゃいい。
怪獣がバズってたから、
ちぃ、今やってんだって思った覚えがある。
え、怪獣がバズってたの?
めちゃくちゃ話題になってたよ、回ってたよ、サブスクが。
なんで?
なんかすごい、なんか、
なんで?
なんかバズってたって言うとあれだった、
あの、かわいいだけじゃダメですか的なバズではないけど、
あー、ウケるウケる、なんかTikTokとかで。
単にめっちゃ聞かれてた。
あー、怪獣、怪獣チャレンジとかではなくてね。
怪獣チャレンジって。
去年の秋か、ちょうど1年前だ。
2024年10月からニクールだったから、
そっかそっか。
怪獣のミュージックビデオの話もめちゃめちゃしたいんやけど、
それは後ほどとして、
ちゃんとアニメも見たんだよ。
あ、え、アニメからじゃあ見たの?
漫画が最初。
あ、そうなんだそうなんだ。
もう面白くて、コンテンツが足りなくて、アニメ1から見た。
足りなくて。
もう一回味わおうと思って。
動いてるみたいになった。
あははは。
いや、そうそう。でね、まだちょっと話続きがあって。
ごめんごめん。
地ってさ、意味わからんタイトルやんか。
で、地球の運動についても、私アホであんまり意味わからんくて、
地動説の話だということを、あんまりわからなくて、
まずその、舞台背景が作品のどこなんやろうと思って、
地、舞台って調べたの。読む前に。
そしたら、偶然地が舞台化するところで、
地の、舞台版の地の情報を流れてきてしまい、
あ、舞台化するんや、みたいになって。
あの、地の舞台背景の話はわからず、ホリプロステージのね、ホリプロのサイトが出て。
ホリプロ情報だけが、なんか欲しかった情報は出してくれなかったんだ。
そう。めちゃめちゃ豪華やん。
そうだね、舞台がね。
久保田雅隆演で、対する人が森山未来。
そうそう、孫羽さんとか出て。
あとこの女の子もさ、三浦彤子ね。
いい役者さん。
めっちゃいいのよ。
まあいいや、舞台の話も後でしよ。
舞台設定はわからぬまま、諦める。
だけどそれ私9月でね、先月。
で、10月頭から舞台始まるらしいってなって、そりゃヤバいってなって、
もう予習も兼ねて、読み進めたというのが最初で。
あ、でも本当にこの1、2ヶ月なんだ、間読んだの。原作を。
だから今まだ新規の、新規の気持ち、新規のあれなんだね。
あ、めちゃめちゃ新規のフレッシュな感想。
で、私なんか勘違いしてて、もぐもぐさんが昔進めてた作品っていう記憶やったんよ。
あー。
そう。だからもぐもぐさん読んだって聞いたの。
あ、そういうことね。
その意味で言うとそれは、誤情報。
誤情報っていうか、マジでただの勘違いないけど。
でもなんかさ、この地の最初の1、2話ぐらいがすごい、
それこそ、本当の怪獣と違う意味でバズったんよ、マジで。
何この漫画みたいな。
すごい拷問から始まって、
結構なんか、戦列に重要そうな人物がサッと死ぬから、
え?みたいな、何この漫画みたいになってたときに、
私もそのサワリの最初ぐらいは読んだ覚えがある。
うんうん。
え、じゃあもう本当に4年前とか?
だからその、タイトルは知ってた。
だからもう最初じゃない?だから、連載始まったとき。
そっかそっか。
で、なんか、私は、その、街の中でキャラクターがさ、
てか主人公が入れ替わり立ち替わりするじゃない?
で、「あ、この人好き!」っていうのがあったんだけど、
私の中でもぐもぐさんは、同じものを見てるのに、
同じものに関心がない友達枠なのよ。
こいつは何を見るのかと。
そう、だから同じ現場に行ってるのに、
NMBのライブ一緒に行ったって、たからずか行ったって、
常になんか違うものを見て、一緒に喜んでる友達みたいな。
あんなの起きてたんだみたいなね。
そうそうそうそう。枠なの。
だからなんか、こう、同じものは楽しく一緒に見れるんだが、
違うとこ見てるので、なんかこう拡張みたいなね。
拡張ディスクみたいなね。
そういう感覚なのね、もぐもぐさんは。
だからもぐもぐさんが見たら、
誰が好きなのかなっていうのを聞きたくて、
どんなところ面白いと思ったのかなっていうのを聞きたくて、
お呼び立てしました。
なるほど、うれしい。ありがとう。
作品のテーマとエンタメ性
なんか私もタイトルだけ知ってて、
終わったっぽいのも知ってて、
アニメになったっぽいのまで知ってたけど、
読んでなかったから、
勘に言われなかったら、読まないままだっただろうから、
いいチャンスがあってよかった。
一気に読めて面白かった。
一応、知らない人のためにあらすじを読んでおこう。
公式サイトの連載当時のあらすじなのだが、
100Mで100メートル層に全てを捧げる人々を描いた超新星ウオットが、
プタイを青年誌に移して新たに書くのは、
禁じられた真理を探求する人々を描いた一大女子誌。
プタイは15世紀のヨーロッパ、
異端思想がガンガン火炙りの刑に処されていた時代。
主人公の神道ラファウは、
飛び急で入学する予定の大学において、
当時一番重要とされていた進学の専攻をみんなに期待されていた。
しかしある日、ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、
異端思想ど真ん中のある真理だった、っていうね。
なんか、導入はこうなんだけど、みたいな話なんだよね。
このラファウの話かと思いきや、みたいな。
それはマジでそうで、男の子表紙のね。
一巻のね。
そうそう、一巻の表紙の男の子がラファウ君で、
ずっとラファウ君だと思うじゃん。
こいつがね、真理を探求してくんだなぁと思うと。
そうそうそうそう。
あ、ちょっと待って、最初に断っておかなければいけないんだけど、
血のネタバレめちゃくちゃするやんな、今日。
そうだね、ちょっと数年前に終わってる漫画だからね。許してくれ。
なんか、私がフレッシュなだけすぎると、みんな知ってるかも、この、全然みんな知ってるかも。
でもまぁ、見たことない人は、読んだことない人は、そうだね。
ここから聞くと、え、そんなだったん?ってなっちゃうかもしれない、読みながら。
そう、だからラファウ君が死ぬの何話かな?
結構、一巻の最後とか、私ももぐもぐさんも主人公だと信じていた少年が、一巻とかで死んで、あ、一巻だ一巻だ。
え、なんかそもそもさ、か、かんはなんでそんな血が刺さったの?
そのアニメ検索じゃ飽きたらず、アニメも全話行こうぐらいまでなったのは、なんか、あの、好きポイントがあったの?
そう、好きポイントはいくつかあって、まず、主人公変わっていって面白かった。
あの、吉永文のオーク。
あー、確かに確かに。あー、そうだねそうだね。時間、時系列もね、変わっていったんで。
ぽんぽんぽんぽん、変わっていく。だからなんだろう、飽きない、まず。
どんどんキャラクターが変わっていくので。
変わっているのと、好きなキャラができてしまったっていう、早々に好きなキャラが出てきた、好きなタイプのキャラが出てきたっていうのも大きいよね。
うんうんうん。なんかでも、そこが結構読んでびっくりしたかも。
そこがっていうのは、なんかもっと、最初の方の触りの体験に出たら、地動説、歴史物みたいな感じかと思ってたから、
結構、全部通して読むと、キャラ立ちというか、なんだろう、地動説の歴史的なところっていうよりは、それをただフックにしているだけの、
キャラ萌え、キャラ萌えまで言わないけど、結構そのキャラクターを動かすための装置としての地動説っていうのが、
現代の我々にもわかりやすいよね、みたいな、あれだったんだなーって感じだった。
確かに確かに。そんな感じがする。
そうそう。科学的なところを解明っていうか、地動説の世間への受容のされ方をどうのこうのっていうよりは、
なんかこれが別に、完全なるフィクションのなんかでも良かったんだと思うけど、
地動説っていうのに、私たちが今なんとなく持ってるイメージ、今はもう当たり前だけど、当時は全然そんなことない。
むしろアリエーな発想で、こいつ頭おかしいんじゃねーの、みたいなのが、なんとなく想像できるから、
その怪しさというか、ヤバさというか、世間の目みたいなのも、これが全く完全フィクション設定だと、そこの理解にめちゃくちゃ温度感がさ、
って思って、なるほどなーって、通して読んで思いました。
確かに、私1巻とか2巻読み進めて、最初に思ったのは、むちゃくちゃエンタメやったんやって、思ったというか、
わかりやすい王道のことをちゃんとやってくれる、なんかすごい小難しい作品に見えるタイトルよね。
うんうんうん。
丸ついてるし、一文字やし、すごくめんどくさい作品に。
読む人選びそうな、うん、わかるわかる。
バデーニの魅力
そうそう、なんだけど、どエンタメど直球で、あんまややこしいこと起きない。
うんうんうん。
ストレートに人が死に、ストレートにみんな頑張る、みたいな。
意外とね、意外と。
え、かんは誰が刺さったの?キャラは。
私は、これさ、みんなこの人のことが好きだと思ってたけど、もぐもぐさん別にそうでもなさそうで、
え?って感じないけど、私はバデーニさん。
バデーニさんね。バデーニさんの説明をすると、教会の人なんだけど、頭が良くて、研究とかしてて天文学が好きで、
自動説にたどり着いちゃったり、いろんな情報を得てしまって、ちょっとなんか人生が狂ってくというか、もうそっちに行くみたいな、そっちに捧げるって言いつつ、一応教会の人間ではあり続けるみたいな人っていう。
え?ちょっと待って、そういう認知なのバデーニさん。
そういう認知、私はわかってない。やばい、認知が、認知が違う。
バデーニさん、そっか、やっぱ、やっぱね、見る人が違うと認知が全然違うっていうことがわかってない。
勘説明してよ。
あ、でも、あかん、好きなキャラの説明むちゃくちゃ下手くそやから、全然あかんねん。
え?ちょっと待って、もぐもぐさんってツイステで誰が好き?誰好きやけん。
でも、私はカリム君の方が好きかも。
いや、もう本当にさ、何も言う前から結論言うのやめてもらえますか。
ごめん。
そういうことや、そういうこと、そういうこと。
勘は、スカラビアのジャミルとカリムっていう2人がいるんやけど。
いやー、やっぱもぐもぐさん、期待を裏切らん。
私はやっぱさ、車に構えてない方が好きだから。
そうやんね、そうやんね。
私ね、ツイステではジャミルが好きなんだけど、
ブツクサ言いながら、文句たれながら手伝ってくれる人が大好きなの。
文句が重要なの?
うん、なんかもう、あーやだやだみたいな、文句言いながらしっかり手伝ってくれるみたいな、世話焼きタイプが大好きなのね。
ちょっと待って、公式のアニメのバネーニさんの説明、とんでもなくシンプルよ。
修道士、人生を最高にする瞬間を求め、教会の規律に従うことなく純粋に地を追求した結果、目を焼かれ田舎村へ左遷された。
あ、終わり?
ちょっと、これ、話し知らない人意味わかんないでしょ、この説明。
最低の説明だよ。
人生を最高にする瞬間を求め、教会の規律に従うことなく純粋に地を追求した結果、目を焼かれ田舎村へ左遷された。
結果目を焼かれ、悲しすぎるな。
CV中村優一さんね。
ありがとう。感謝。
このバネーニさんも、ジャミルと同じで、ブツクサブツクサ音句言って、自分はこうなりたいんじゃ、みたいなこと言いながら、結局最後何でもかんでも手伝っちゃって死ぬ、みたいなキャラで。
私の説明よりさ、あんなかんだして死ぬ。
やっぱりマジで死ぬのすごい嫌やった。
つらかった?
金髪の一環の主人公の少年が死ぬ漫画だからさ、絶対死ぬ。
死ぬだろうなって思って読むんだよね。
たぶんこの表紙に出てくる人全員死ぬんやろうな、みたいな。
かんはもう読みながらあれだったの。私はその舞台を見たり、読み終わった後にどういう感じなのかなって見てて、
バネーニさんなるほどって理解が、後から進んだけど、かんは読みながら、このシーン好き、みたいなのがちゃんと存在しながら読んでたの。
ドゥラカ編の展開
今さ、バネーニのこと初めて好きって思ったコマを今必死に探してるからちょっと待ってな。
コマ単位である。
あるかもしらんから。
わかった。わかったわかった。
第10話が初登場でたぶん、すいませんガチャちょっとすぐに大きい計算しなきゃで、数表貸してもらえますか?バネーニさん。
これがたぶん初登場なんよ。
四季は5468×9315です。
それに対して圧倒的計算力を見せつける最初の登場のコマ。
なんやかんやあって、その次のページ。
くそ!なんで私はこんなところに!バネーニさんの階層、田舎に飛ばされる階層が。
ちょっと待ってバネーニさん気持ち悪いね。自分で自分の腕叩いて。やだね。
大丈夫?
不器用だね。
なんかこの階層シーンで、自分が発言したいばかりに自分の腕殴りまくるシーンあるじゃない。
私バネーニのこういうところ嫌いです。
ダメだよ。傷つけちゃダメ?
うん。
自分を傷つけないでほしい?
うん。私が好きだから。あなたのことを。
くそ!
止めてほしい。
あ、私わかった。このさ、11話の最初に、階層が開けて目が焼かれましたからのオグジーが来ました。
なんかこう、めちゃくちゃ優秀でプライドも高いキレキレで、今の現状に不満のある男が田舎にいるっていうことに燃えたのかも。
田舎でくすぶってる才能のある人間というところにまず燃えた。
新しい燃えの要素じゃない?缶の中で。
左線燃え?
左線燃え?
新しいかな?
持て余してる感でしょ?その自分の能力を。
だから、ジャミルもそうだよ。なんか俺は一生このカリウムの2番手で終わるのかって、1番になりたいみたいな。ジャファーと一緒じゃん?
うん。だからやみ落ちしちゃうからね。
そう。だからバデニさんはビランの要素がディズニービランズに加入可能。
あー、確かに確かに。
ディズニーハロウィンに出れるよ。
だから、そうだね。でもやっぱめっちゃ人気あるよね。バデニさんの人気は感じる。
そうなんや。
ね、うちの読者の皆様の中で。
読者の皆様の感じそんな浴びてるん。
結構このバデニ編長いっちゃ長くない?
長い長いよね。
そうやんね。どこまであるんやろ。
結構これが、だからやっぱさ、舞台も奥地、久保田正孝がやった奥地が、原作のアニメ、原作の中だと結構屈強な男風な人なんだが、
え、これ久保田正孝がやんの?ってみんな思ったんやけど、なんか、でも、その上手に、なんか主人公として、その舞台版の主人公っぽい立ち位置で仕立ててて面白いなーって。
確かにさ、全8巻の中で、その奥地とバデニさんの話が2、3、4、5だよ。長いの。
半分ぐらいあるんだね。
で、そこからまた主人公が変わるんよね。
私はこのドゥラカっていう、さらに奥地たちのさらに後の時代に出てくる。
もう平気でさ、2、30年飛ぶんだよね。時系列が。
それもちょっとオークっぽいけど。
オークっぽいよね。
で、まあ、なんかその残された欠片みたいなのが後の時代につながってる。
ねえねえ、ドゥラカのアニメ公式の紹介文読むな。
移動民族の娘。村の発展に大きく寄与した功績がある妻女で、父を幼い頃なくした経験から不安がなくなるまで金を稼ぐという信念がある。
同じ作品の紹介かって感じだよね。
地動説どこ行ったみたいな。
確かに、地動説全然出てこいへん。
あ、でもさ、私そのドゥラカ編好きな理由は、ドゥラカってキャラも好きなんだけど、
結局彼女は別の民族っていうか、この物語におけるキリスト教っぽいものとして神教が描かれているのだが、
信者ではないというか、神を信じない。
お前らの神を私は信じないみたいな立場で出てくるのがいいなって思ったのと、
あと、彼女の出てくる章が活版印刷の話になるのが面白いなって思ったの。この物語の中で。
だから結局地動説って、私たちの現代人の感覚だと、昔の話みたいな。
そういう時代もあったよね、地動説がまだ科学的に信じられない時代もあったよねみたいな、結構一言だったのが、
活版印刷の話になって、これで知識を広められるとか、これで金を稼げる、みんなが娯楽を求めるようになるみたいな話になると、
一気にめっちゃ今に近い話になるから、その転換が鮮やかでいいなって思った。
結構後半で主題を変えてくるから。
もちろん地動説の話を本でもっとちゃんとみんなに広めようみたいな話。
それを教会がダメって言わず、言わないようにするにはみたいな話とかも絡んでいくんだけど、
活版印刷ってモチーフに持ってくるのも、この作者何から考えて、どういうルートで最後まで構成決めてやったんだろうって普通に気になります。
宗教と解釈の違い
ドゥラカちゃんはお金稼ぎたいから、活版印刷でこのとんでもない物語みたいな説を売ると超儲かるかもっていう、権利を元締めになればめっちゃ儲かるかもって。
大前進の発想をしてる。
そう、賢い。
基本さ、この時代にこんなとっぴな説に関わる人って基本天才ばっかなんよね。
変靴なね。
そうそう、いろんな意味での。だからドゥラカもお金稼ぐことに対してすごい執着あるってだけじゃなくて、そもそもめっちゃ頭がいいんだよね。
最初はお前らとは関係ないみたいな、私は私の信念で動くみたいに言ってたのに、いろいろ巻き込まれてみたいな感じが、ままならなさっていうか、そうだよなみたいな感じになって、好きだった、めっちゃ。
確かにドゥラカ、カリムに似てない?カリム君。
やばい。
ちょっと見た目もカリムに似てる。
確かに。
もぐもぐさんが一瞬言ってた、教会にどう認めさせるかの話って、法解釈の話?教会法の解釈?
あれめっちゃいいよね。
聖書か、聖書の。
別に、自動説って本当に聖書に反してますか?神の説理に反してると言い切れるか?みたいな。結構もう解釈の話でしかないよね、みんなが信じてた法とは、みたいな感じが良かった。
なんか私、全然その宗教のこととか詳しくなかったんだけど、これを見た、読んだ飛行機でイタリアに向かってたのね。で、バチカンとかにその後行ったのよ。
そしたらなんか結構、
そうだね、本場っていうかさ、
なんか宗教いろんな、だしいろんな宗教の歴史って結局みんな解釈とか、解釈の違いで喧嘩してた。同じ宗教の中で解釈の違いで喧嘩してたりするだけなんだなーって思って。
なんかそれはその自動説のことを本気で信じてなくても、別に聖書的には間違ってないんじゃない?みたいなことを言い出す人もそれはいるよなと思って。
それは、いたんじゃなくても。で、面白かった。そこは面白かった、私も。
ね、これが、たぶんそこまでさ、一つ一つのエピソード、例えばなんか神道、すっごい若い頃にこういう定理を発見した人がいてぐらいなところはベースにあるのかも。
たぶん個々人に明確にモデルがいたり、時系列を合わせたりはしてない作品だとは思うので、なんかそこが読む前と後で結構印象が違ったかもしれないな。
もうちょっとその、勉強っぽい話かと思ったら、さっきの最初にね、考えんためのって言ってたけど。
だからなんか、うおとさんもすごい頭がいい人だからこう書いてるけど、結局この、うおとさんたぶん、自分の興味の範囲に人間が信じたものを他人がどう思うかみたいな。
他人、そこがある気がしたから、陰謀論の話とかもこの後書いてるじゃん。
なんかその、この話もちも、陰謀論者と言われれば陰謀論者にも程があるわけじゃん。絶対当時から言ったら。
なんかそこが、なんだろ、そっちが信じてる人が偉いとか、常識を疑えみたいな自己啓発っぽい話かと思いきや、なんていうのかな、ちょっとうまく説明できないけど。
これは都合よく読める話でもあるよな、とは思う。
キャラクターの多様性と背景
あー、たしかに。なんか、この物語の中の主人公ラインって、基本的には今の歴史からすると、この人たちがあってる。
あってる立場で読めちゃうからさ。
そう、だけど私が好きだったのは、あってる側の人が全然報われなくて。そんなもんだと思うから、なんて言うんだろうな。
あとその、もぐもぐさんの好きなドゥラカ。ドゥラカ、もうみんなからバトンを受け継ぎまくって、渾身の最後みたいな時に全然絶命するっていう。
特に何も繋げずに絶命するっていうのとかも、よかった。ご都合主義。微妙にそこはご都合主義じゃなくてよかった。
そうだよね。綺麗すぎないっていうかさ。
あとは、こっちは正しい論理で読んでる問題で言うと、ヨレンタさんっていう、舞台版では三浦トークがやってる、
すごい若い頃から天文学が大好きで、すごい頭も良くて、いい論文とかも書くんだけど、女性が発表するなんて当時はありえないかったから、
自分の名前では何も行跡を発表できなくて、図書館で駒使いをしているみたいな子供、少女が出てくるんだけど、
その上司が、論文書いたんで読んでくださいという時に、すごいいいじゃん、これ僕の名前で発表していくねって何気なく言うっていうシーンがあって、
私結構あそこをこの漫画にねじ込んでくるのがいいなって思った。
結局問題の話の掃除系だと思うんだよね。こっちは今正しい論理で倫理で読めてるから、すごい差別っぽいなって思うけど、
当時の人からしたら、すごいむしろ優しいわけじゃん。そのリジェクトしないで、僕が一緒に発表してあげるから、君の研究をまたこれからも見せられるように、
むしろ応援しようみたいな感じで言う。
女の名前で出しちゃったら、魔女狩りとか、命つけられて殺されちゃったりするような時代だから、守るだけではなくて、今後も研究できるようにポジションも用意してあげるみたいな話だったもんね。
そうそうそうそう。それもさ、今、自分の論理で読むと、すごいむずむずするっていうか、こんなにこにこしながらひどいこと言ってみたいに思えるけど、
全然、当時、ヨレンタの友達だったら、私は長いものにまかれまくるから、え、めっちゃラッキーじゃんみたいな、超いい上司じゃんみたいな感じだったと思うんだよな、全然。
わかるわかる。
っていう、そのずるさみたいな、正解を知ってる方のずるさみたいなのを感じながら読んで、自分もちょっと居心地悪い瞬間があるから、いい漫画だなって思った。
物語の重要な要素
ありがとうございます。
覚えてる?顔覚えてるでしょ。
顔、聞いてよかった。もぐもぐさんに呼んでもらってよかったなと思って。もぐもぐGPTからの出力を得て満足した。
あと、なんか好きなキャラとか、好きなシーンとかあった?
あ、あの、最後に急にさ、なんかそこまでが、7巻までずっとファンタジーで、たぶん。8巻で急にその、現実みたいな。
ポーランドって名前なんだよね。
そうそう、ポーランド、そう、ピーコックじゃなくてポーランドになってんのとかも、なんかお上手って思った。
こういう細かいとこがね。
そう、お上手だよ。
インテリな漫画だよ、ほんとに。
なんかこう、どけさを喜ばせる方法をよくわかってるっていう感じがね。
あと、もぐもぐさんアニメ見てない?
見てない。
あのさ、ヨレンタのパパがみんなの敵?
みんなの敵ね。そこも衝撃的にね。
あ、でもあの演出も好きだったな、漫画で。
確かに。
ノバクっていう、ノバクが序盤からずっと出てくるヒール役の異端新聞官っていうもの。
拷問する方のひどい拷問で、いっぱい人を殺してきたり捕まえてきたり、無実の罪な人を追い込んだりしてる人が、
天文学が好きで、始動節に出会ってしまう女の子の父ちゃんだってことが途中でバッて明らかになるんだけど、
その前段でお父さんとの会話がさ、漫画には登場してるじゃない。
それがさ、顔が隠されてるんだよね。しかも吹き出しでこう隠されてて。
なんかそれが、お父さんは応援はしてくれたけど、最終的には私の学問への気持ちわかってくれてないみたいな感じの回想だから、
ちょっと勘がいい人はあれなのかもんだけど、私は勘が悪く普通に読んでたから、
なんかあんまり思い出したくない記憶だから、パパの顔とか忘れてるみたいな体なんだなーみたいに思って、
その演出に何も引っかからずに読んでたら、紹介します、私のお父さんで来て、
このおじさんだったんかーいってなって、普通にびっくりした。
だしさ、そもそも野爆さんが、全然ヨレンタちゃんが出てくる前から、
一旦新聞の仕事してるときに、じゃあ今日は私この後、娘と食事なんでって言って帰って行ったりするわけ、仕事から。
で、他の修道士が、え、あいつ神官なのに子供いんの?みたいな、そういうセリフがあるのよ。
だから、野爆さんがあくまで異質な存在として描くための装置としての娘が設定かと思ってたら、娘の方が重要人物だったみたいな、面白かったですね。
あとあれだよね、ヨレンタが一度、お前は異端だっていうので捕まるんだけど、いろいろあって逃げ合わせることができて、
ヨレンタどうなったんだろう、誰にバトンをついたんだろうと思ったら。
思ったらね。これさ、ぼくぼくさん気づいてた?
いや全然、私これもやっぱ勘が悪いから気づかなかった。
私もこのバーンっていう再登場シーン、ブチ抜きの再登場のそのコマまで気づいてなくて、飛行機の中でホワイトペーパーパーンって落として、うわーってなって。
キンドロホワイトペーパーパーンって落としてガチャガチャってなった。
大丈夫だった?隣の夫は。
隣でビクってしてた。ほんとにそれぐらい何も気づいてなくて。
ちなみに夫にも読ませたんやけど、ヨレンタさんと行動を共にするというか、ひげの男の子いるじゃん。
はいはいはい、シュミット。
シュミットさんかな?
守る人ね、組織長を守る人ね。
あの人が、隊長が女だって言ってた。
言ってた言ってた。
言っててもな、分かんなかったよね。
分かんなかった。
女はいっぱいいるじゃん。
私は言われてみて思ったけど、ヨレンタさんが誰かに次いだと思ってたんや。
誰かを見つけて、時系列が25年のあれを分かりきっていませんでした。
確かに。あの時、ヨレンタが逃げた時は15歳とかだったのかな。
で、最後40歳ぐらいになってるってことか。
そうだったと思う。
だから、逃げたけど、え、あなたもヨレンタさんと知り合いなの?みたいな。
なんか、どっかで誰かが交わるのかな?共通の知り合いとして。
みたいなぐらいに思ってたから、え、生きてたし本人出てきたってなって。
思い出の中の人じゃない?ってなってびっくりした。
そうだね。わかるわかる。
夫は気づいたんだ、その組織の中で。
もう気づいてたらしくて、ほんまか?と思うけどな。
舞台版の魅力
でもさ、後から言えば、確かに今あれも伏線だったなって思えて面白いよね。
そうだね。
あと、もぐもぐさんが好きなセリフって書いて、教えてくれてたやつ。
大好きなセリフは、もうこれ最後の最後だけど、
最初に死んじゃうラファー君って子が、後から亡霊的にいろいろ出てきたり、
惑わしたりしてくるんやな。
その子が最後の最後に、あるキャラクターに向かって、
私とあなたは全然思想が違ったけど、
後世から見たら、僕らってみんな15世紀の人っていう国で、
それは思想の違いよりも同じ時代に生きたってことで、
結構僕らって近しさ感じませんか?みたいなことを言って、
なんかそれがめっちゃいいなって思った。
私も結構普段からそう思ってるから。
100年ぐらい後からしたら、
こういう毎日のしょうもないいい争いとか、いろんな派閥で分かれてるとかって、
歴史の中の話になれば、めちゃくちゃ些細になるっていうのと、
私は基本的には世界は日に日に良くなっているという信者なのよ。
そこの宗教に属してるから。
だからこの時代の人がみんな人隔離で、
それって結構近くね?って言われたのは、
すごい現代的なメッセージだと思って、
すごい好きだなと思いました。
そうね。これはだから、亡霊が敵っぽい人に言うセリフなんだが、
なんだろうな、なんかすごい作者が絶対にこれを言いたかったんだっていう意思を感じるよね。
わざわざここに入れてくる感じが。
今それで思い出したけど、舞台版のパンフレット買ったんよ。
今日のために、かんに話そうと思って。
勉強してたんだけど、みたいな。
その中でバデーニさんやってるソンハさんっていう、
ソンハさんは、ソンハがやるんだ、絶対いいじゃんって思える人ぐらいの、
みんなが信用してる役者なんだけど、
歌もうまいし、演技もすごいし、解釈もすごいし、
めちゃくちゃ何やってもソンハってすげえみたいな人なんだが、
バデーニソンハなの?じゃあ行こうって思ったぐらい、
私はソンハを信用してるけど、
彼がインタビューの中で、
この漫画って全てのセリフは、
ウオトさんであって、キャラクターごとの口調とか、
役作りっていう意味では、
ウオトさんに憑依することが必要みたいな感じで書いてあったよ。
平たく言うと。
え、それはソンハが言ってんの?
ソンハが言ってんの。
やば!
でもさ、確かにそう、なんていうのかな、
博者が言いたいことを無理やり言わせてるとかじゃなくて、
キャラそれぞれに都合よく話させてるっていうよりは、
ちゃんと一人の人間の中で通った倫理を、
キャラクターに割り振ってるみたいな感じがしたな、
読んでて、確かにと、
バデーニ、舞台の話を聞いて思いました。
すごいな、なるほどなってなった。
ちょっとさ、舞台の話を聞きたいんだけど、
まずその、舞台をやるらしいということがあって、
それももぐもぐさんは知ってたんかな、もともと。
あ、でも、いや、舞台やるらしいは知ってた。
それこそ、ソンハは出るんだみたいな感じで、
情報としては見てた。
でも、行く行かないまでは考えてなかった。
で、私がスケジュール合わなくて、
もぐもぐさん、
私だけ行って。
行ってくれたのよね。
そうそうそう。
マジで行ってくれた。
でも、幕が上がってからすごい評判良くて、
だから気になってたので、
探したらあったので、譲ってもらって行ったの。
100社玉でめちゃめちゃ豪華でね。
そう、超豪華だったし、
ヒール役、物語通しての唯一だよね、ほぼ。
ずっと出てくるノバックさんっていうヒールの人が、
森山ミライで、
もう笑いながらあっさり拷問するし、
ひょうひょうとしてるし、
娘も出来合いするし、みたいな。
森山ミライ最高じゃん、みたいな。
ていうかさ、ノバックさんって、
ノバックさん、そのヒール役が、
舞台では森山ミライで、
アニメだとツダ犬なんよね。
はいはいはい。
すごい良いよね。
演出の背景
あの声で、ずっと意地悪してくる。
説得力がある。
演出の人が、
アブシャ・ロム・ポラックさんっていうイスラエルの人で、
この人はホリプロと何回か今までやってるんですよね。
100万回生きた猫とか、
ラショウモンとか、
日本の作品を結構、
一緒に作ってる人で、
ヒールの舞台化したいというのは、
何年も前からオファーして結構やってたらしい。
計画はあったの。
キャラクターの解釈
演出家に?
そうそうそうそう。
演出家が読み込んで、
年月かけて、
なんでだろうね、
アニメ合わせで今年とかにしたのかもわかんないけど。
なのかね、そうかも。
舞台のチラシが、
すごいコンテンポラリーダンスみたいな感じのチラシじゃない?
森山ミライさんも、
そういう踊りやってたし、
そういう系だった?
めっちゃ踊る。
すごい踊るし。
ダンサー、
アンサンブル的な人が全員ダンサー?
ほぼ。
パフォーマンスの、
だからあんなに字が多いのを、
こんなに物理っていうか身体でやってくるんだっていう。
でもいっぱい喋る?
喋る喋る。
けど結構ね、
だから私は原作に若読者だけど、
結構読み込んでて好きなポイントがある人だと、
結構重要なシーンを省いてるところもいい。
例えば、
私ここ省くんだって思ったのは、
琴声が満ちるところ?
ピャストさんのところで、
琴声が満ちる、
原作読んでない人意味不明だと思うけど、
あのシーンめちゃくちゃ象徴的だし、
と思った。
私は思ってたんだけど、
演出も舞台にしやすそうだしと思ったけど、
そこなかったりとか。
シーンごとには、
結構ほぼ漫画の台詞みたいな感じだったりして、
その解釈っていうか、
どこをピックするかで、
原作がめっちゃ好きな人は、
ここやってくれないんだとか、
これ落としたら話通じないじゃんみたいな、
感じには感じる人はいるかなとは思った。
けど、全体的には私はすごい面白かった。
もぐもぐさんがちらっと言ってて気になったのは、
バデーニさんの、
押しの話ばかりすいませんね。
ソンハのバデーニさんの解釈?
味付け?
ちょっと違う原作とっていうのが気になっていた。
これでもファンの人が言ってるけど、
最後2人でさ、
オクジーと2人で処刑される時、
めっちゃ綺麗な星空の下で、
あの時にバデーニさん大泣きしてるんよ。
ほらら!
それでむしろ、
オクジーの方が冷静で、
絶対地獄に落ちないですよみたいな。
だってこんなに綺麗なんだもんみたいに、
すごい冷静にオクジーが言うっていう解釈にしてて、
そこがファンの間では、
え、こういうのもありなの?みたいになってたっぽいよ。
なるほどね。面白い。
私はその解釈は、
解釈するほど私キャラ造形も深くないからじゃないけど、
やっぱりまだバデーニさんってやりたいことあったんだって思って。
舞台の印象と感想
そんな簡単に諦めきれないような研究をって思って、
その執着みたいな感じがいいな。
そこを作ってきたのかな、この役者はって感じました。
だから2人とも冷静だとさ、
死を受け入れた2人みたいに見えるけど、
多分どっちかに動きつけたかったとか、
そういうのもあるのかなと思ったけど。
確かにね。
でもさ、そんな意味だと、
福寿さんが久保玉さんだから結構線も細いし、
自分は知識もないから、
結構ヨレンタさんとバデーニさんの研究を手伝ったり、
ちょこまかついていってるみたいな描写が多いんだけど、
最後ノーバックに捕まりそうになった時に、
漫画でもめっちゃかっこいいシーンだけど、
何分必要ですかって言って、
3分だか5分で来ちゃうって言われて、
何分必要ですかって言って、
え、10分あればなんとかみたいに言ったら、
なんとかしますみたいな感じで。
かっこいい。
それがちょっと前まで、
どうしよう、どうしよう、どうしようみたいな感じだったのに、
急に覚悟決めて、
じゃあ行ってきますみたいな感じになるのが、
なんか、ひゃーってなった。
燃えた?
燃えた。
燃え。
燃えを感じました。
いいね。
あ、あったね。
でもその後、死にに行くのかみたいなセリフ、
原作でもあったよ。
死にたいのかだかなんだかで、
それで、
それは行かなきゃ分かりませんみたいに言うのよ。
でももう場でには、
あ、こいつ死ぬんだなって思って、
あの、お祈りをするの。
このものに死後がありますようにみたいな。
いいよね、あれ。
いや、そこがすごい良かった。
なんか、
私帰ってから読み直したんよ。
え、こんなの原作にこんなちゃんとお祈りしてたっけって思ったら、
めっちゃちゃんとしてて、
字が小さい上に、早くどうなるか知りたいから、
多分あんま読まないです。
読まないって思ってたから、
これが、またアニメでもそうなのかも。
アニメでもそうなのかもだけど、
舞台上で、こんなにも1分1秒惜しい時に、
こんなにお祈りをしっかりしてくれるってことに、
なんか、
こう、2人の関係性もだし、
死ぬって多分分かってるから、
お祈りするんだろうなと思うし、
そして、バヘリさんは生殖者であることが、
一番、
彼のアイデンティティとしてめっちゃデカいんだなと思って、
それが立体的に来たから、
泣いちゃった。
泣いちゃった告白だ。
泣いちゃった。
泣いちゃった告白が来た。
10秒前には、
「怖いー!」って目をハートにしてたのに泣いた。
そりゃ泣くわ。
そんなシーンよ。
これはアニメで見たら、津田健がやってくれてるんでしょ?
津田健は野爆で。
間違えました。
小西さんと中村由里さん。
私ね、元々その漫画のシーン大好きなの。
なぜかというと、
異端の人たちって、信仰心を疑われがちだけど、
それは一巻のキャラクターからずっとそうだけど、
めっちゃキリスト教信者なんだよね。
うんうん。
すごい信仰心が。
面白いよね。
めちゃくちゃ信仰心がある前提で、
でも、ここは違うんじゃないかって、
わかってるみたいなこと?
ここまでも追い詰められて、めちゃめちゃ痛んだって騒がれても、
それでもやっぱり神様に祈るみたいなのがたまらんね。
でもこっちの方が美しくね、神が作る世界としてみたいな論理も好き。
そうだね。一番最初のおっちゃんでしょ?
こんな逆行するのが、この図なら説明できる。
で、こちらの方が神が作った世界としては美しいみたいなのは、
それもすごい信仰心からの発言なわけで、
根っこは一緒だけどっていうのが、やっぱり現代からするとさ、
キリスト教に反抗しようとした奴らみたいな風にも思えるところを、
そこは善悪どっちでもないっていうと、
善悪じゃないからあれだけど、その辺のグラデーションがいいよね。
いいね。神がこんなに美しくないものを作ると思うか、みたいなね。
そうそうそうそう。
わー、今そのコマ来た。
と、このアーメンっていうのが読み飛ばしてたステージね、私が。
もう一回ぜひよく見ていただきたいんですけど、このバディにもかっこいいんだよね。
かっこいい。
団体がね、ありがたい。
悲しい。悲しすぎる。
やばい、もう1時間話してる予感。
すみません。
あの、舞台はさ、この後まだ地方巡業するからね。見れるちゃん。
え、てか配信とかないんかな?
え、絶対に見たい。
なんかでも撮影入ってたって聞いたよ。
ほんま?
あの、劇場に今日はカメラ入ってますって日があったらしいから、
あの、ホリプロだから、ワウワウとかでやる可能性がありますね。
愛知が11月で、広島も行くの。広島、大阪も行く。
あ、そんなにあるんや。
めちゃくちゃ行くの。福岡も行く。
あ、11月いっぱいが、いろんなとこ行くんや。
このさくらちゃん、きりゅうさくらちゃんであってんのかな?
このドゥラカの子も超よくて。
よかった?
そう。で、この子が、あの、カミイラだっけ?
ちょっと名前がうる覚えなんだけど、あの、
伊丹新聞館の、ヨレンタさんを逃がして自分が丸焦げになる子。
あの子も兼任してんだけど、
女性の声で男性、あの、若い男性の役をやるから、やっぱ好きじゃん?
リョーマね。
リョーマね。
いや、みんなよかったな。
それでこのさくらちゃんがね、そのラルカの子がツイッターに、
Xにめっちゃオフショットあげてくれてて、
今日はバデーニさんに土下座させていただきました。
みたいな感じで、おたかつしてるから、見てあげて。
え、くる、あの、うらやましくて、狂うからダメ。
冷静に見れるときに見ます。
いや、行ってくれてありがとうございました。
演劇見た!みたいな気持ちよさがあった。
へー、てか三浦彤子さん歌も歌うんや。
超うまいんだよ歌、三浦彤子って。
なんでもできるな。
そうなのよ。
これもファンの人のコメントで見たんだけど、
アニメ版だと14歳ヨレンタと大人、おばさんヨレンタが声優が違ったらしくて、
あ、そうなの、そうなの。
なんかそれを舞台だと一緒にやってくれて嬉しかったって言ってる人がいて、
それは大事だよな。
アニメもおすすめ?
アニメは、魚クションの曲がめっちゃ合ってる。
え、そうなんだ。
歌詞が本当にそのまんまで、私泣いちゃったよ。
いや、本当にね、いい歌詞で、
なんで怪獣なのかちょっと私ね、本当に解釈ができない野郎なんで、
なんで怪獣なのかよくわかんないんだけど、
何千回も話しておきたいと、この知識を。
じゃあそう思って聞いてみよう。
そしてあとね、ミュージックビデオは、
ミュージックビデオは今時珍しいぐらいド直球のメタファーで作られてる。
そんなド直球のメタファーがあるかいっていうぐらい、
ド直球な絵作りをされてるのでそちらもお楽しみください。
考察班ってこと?考察班いらっしゃいってこと?
考察するほどでもない?めっちゃメタファー。
考察どころでもないぐらいのド直球のメタファーでやってらっしゃるので。
なんかこう、怪獣の卵みたいなのを必死に守ってつなぐみたいな話。
そのまま。
作品の評判とテーマ
今100Mもさ、映画もさ、これも評判いいから見たいんだよな。
100M?
うおとさんのデビュー作、チンの前で、100M層の話題。
これ、松坂トリ君の声が?
そう、声優が、もう一人誰だっけ、染谷?
うん、染谷。
これもめっちゃ評判良くて、これも見たい。
良さそう。
あと続編ね、ようこそファクトA。
ようこそファクトAもね。
現代っぽい話。
そうそう、現代の陰謀論がテーマの話なんだけど、
チンの主人公たちも、現代に生きる人からしたら今の陰謀論じゃみたいな、
それよりもっとやばい思想を唱えてる人たちみたいな扱いだったんだろうな、ということですな。
ファクトAは最後?
ファクトAも4巻ぐらいかな。
まあでも、完成度で言ったらチンの方がおすすめだな。
チンを読んだ上で読むなら、対比として面白い感じに思いますね。
だから、チン書けたのすごいよね。
めちゃくちゃ若い時に。
めっちゃ若いんだよね。
まだ26、7ぐらいだったよ。
だから22歳ぐらいで書いてんだよね、あれ。
僕は創作に行き詰まったら、アリストテレスに何とかを読むんですけど、
創作とアリストテレス
そんな人いるって思った。
インテリすぎるだろ。
アリストテレスの何とかを読んだことがないよ。
アリストテレスの何かを読む。
ありがとうございました。
じゃあね。
終わるやつ言うね。
それでは今日はこのへんで。
普通に電話みたいに切ろうとした。
言うね。言うなよ。
それでは今日はこのへんで。
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