1. 劇団雌猫の悪友ミッドナイト
  2. #47 ミドサーからのストリップ..
2024-11-29 38:11

#47 ミドサーからのストリップ鑑賞入門

ストリップショーって知ってる?見たことある?最近ハマって通い始めたひらりささんが、ストリップの世界に導いてくれたうさぎさんにお話を聞きました。(※若干音質悪めです、ご了承ください!)


  • ひらりさ、人生で初めてストリップショーを観る
  • 今年10周年!うさぎさんがハマったきっかけ
  • 踊り子さんのパーソナルな部分がかなり出ている驚き
  • 「時間が短いので集中力が落ちてきた今の気分にあっている…!」
  • 「同じクラスだったけど1回も話したことなかった人の頭のなかってこうなってたんだ」
  • 女性ファンが増えたきっかけのひとつはカリスマAV女優
  • ストリップの演目=自らのルーツを織り込んだ二次創作
  • 舞台と客席の距離がめっっっちゃ近い!
  • 基本、新規にとても優しい世界
  • 「何回も見ているオタクとしては人生で1回しか見ないかもしれない人にいい思いをしてほしいので…」
  • うさぎさん激推しの埼玉の最高劇場が復活!


■うさぎさんがかかわっているZINE

ストリップと社会と私を考えるZINE『イルミナ』


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00:00
劇団雌猫の悪友ミッドナイト。
こんにちは、劇団雌猫のひらりさです。
このポッドキャストは、平成元年生まれのオタク4人組が、好きなエンタメや日々の生活のことなど、わいわいとお話しする番組です。
深夜のファミレスで、横の席のおしゃべりに聞き耳を立てる感覚で、まったり聞いてみてください。
はい、そんなわけで、いつも劇団雌猫メンバー4人のうち、2人ずつローテーションでお送りしているこのポッドキャストなんですが、
今日は特別ゲストをお呼びして、ひらりさが最近ハマっているものについて話したいと思います。
テーマは、ミドサーからのストリップ鑑賞入門です。
そしてゲストにお呼びしたのが、うさぎさんになります。
うさぎさんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
うさぎさんは、ストリップと社会と私を考える陣、イルミナーというものを発行されている発行メンバーの方で、
もともと劇団雌猫の鑑の知り合いで、7、8年ぐらい前に劇団雌猫の同人誌を買いに来てくれたのがきっかけで知り合いました。
はい。
あれってコミックマーケットでしたか?
そうですね。夏ですね。2018年。
じゃあ、6年前か。7年に近いけど。
そこから、ツイッターは相互フォローだったんですけど、あんまりね、そんな全然お互い別にボツ交渉だったのが、
8月に、偶然都内のバーで再会して、再会したら、今何してるんですか?みたいな話になったときに、
うさぎさんから、ストリップすごいハマって通ってるんで行きましょうよっていうことを言っていただいて、
行ってきたっていう流れになりますね。
ありがとうございました。
いえいえ。
なんで、そもそもうさぎさんと私の話をしつつ、ストリップ鑑賞入門としても聞いていただけるような今日は会議にしたいなと思うんですけれども、
そもそもストリップって何ぞやって言われたらどう答えるべきなんでしょうか?
いきなりですね。ストリップっていうのは、ここで言うストリップ、私たちが見てるストリップっていうのはって感じですけど、
まずストリップ劇場っていう場所でやってます。ストリップ劇場って全国に20弱あるんですけど、
大体やってることは一緒で、ステージっていうのがありまして、そのステージの尺とかですね、
だんだん踊りながら脱いでいくっていう、その形式とかがですね、大体一緒なんですね。
なのでストリップって言うと、ストリップ劇場でやっている踊りながらだんだん服を脱いでいくショーっていうことにまずはなると思います。
03:04
ありがとうございます。私がストリップについて興味を持ったのは、たぶん2020年ぐらいなんですよね。
なんでかっていうと、カリスマ書店員の新井美恵香さんっていう方がいらして、
結構いろいろな本当に推薦した本がすごく爆売するっていうので話題の方で、
劇団めす猫の本とかも推していただいたりとかして、なんか交流があったんですけど、そんな新井さんが2020年踊り子デビュー、ストリッパーとしてデビューされたっていうのを
ツイッターで拝見して、え?ってすごく驚いて、まあでも書店員の新井さんと普通にフォローさせていただいているので、見てて、
なんとなくのストリップ、踊り子さんとしてのツイートを見て、ステージで踊るらしいとか、
なんかかなり面白い楽しい魅力がある書店員としてのキャリアを一度、それがメインじゃない状態にしてまで投げ打つっていうところですごく気になっていて、
気にはなってるんですけど、新井さん自身は多分結構ちょっと遠くの劇場が割と主体で活動されてたりとか、
あんまり他にどんな方が踊られてるかとか、まあそういうとっかかりがないとちょっと行きづらかったりもしたので、そのまま忘れていた。
あとまあコロナとかでね、いろいろエンタメ全体が行きづらい状態だったりもしたので、忘れてたのが、
2024年になんかうさぎさんとバーで会って、行きませんかって言われたときに、なんかすごいタイミングなんだなって思って、
なんか結構めちゃくちゃ今年忙しかったんですけど、ちょっと結構そう、うさぎさんに誘ってもらった日も超遅刻とかして本当に申し訳なかったんですけど、
どうにか行ってきてよかったなって思ってます。
うさぎさんは初めてストリップ劇場に行かれたのはいつなんですか?
私は一番最初に行ったのは2014年なんですね。
なんで今年10周年でした。
うわーおめでとうございます。
最初はちなみにどちらの劇場に行かれたんですか?
サクサロックザというところに行きました。
それはどなたかのお誘いで行ったんですか?
友達と互いに初めてで、ちょっと東京観光みたいな感じで、
そういえばストリップというものがあるが行ったことがないみたいな感じで行きました。
あれですね、もともと結構レトロなものとか伝統のあるものとかがお好きみたいなところがあった。
そうですね、あと地方出身なので東京にやってきて、
そういういろんな演劇とか歌舞伎とかね、そういう宝塚とかそういうのも含めて、
06:05
なんでも見れるじゃんみたいなのが楽しくていろいろ見てて、
その中にストリップもあったという感じです、最初は。
最初見たどんな内容だったか覚えてますか?
内容はあんまり覚えてないんですけど、
その時鳥で踊っていた方が一番印象的で、
当時も15年とかやってらっしゃった方だと思うんですけど、
今もまだその方は踊り続けてらっしゃるという、
なんか一番最初に見た人が今もずっと踊ってくれているので嬉しい気持ちです。
そこからもう一息にはまった感じだったんですか?
それはそうでもなくて実は、
一回行ってみたので、歌舞伎とか宝塚もそうなんですよね。
一気にはまることなくて、行ってみたらこういうものだっていうことがわかったからまた行けるみたいな。
何ヶ月に一回とか行ってたところ、2015年末にこの人っていうのが見つかりまして、
その人はもうその年の、いや翌年の春に引退するっていうことが決まってたので、
それを追いかけて別の劇場にも行ってみたりとか、
引退公演は浅草でやったんですけど、
この引退公演に、同じ公演に何回も行くっていうのを当時は理解していなかったんですけど、
オタクの行動として同じ公演に何回も行くっていうのがあるじゃないですか。
それわかってなかったけど、それを人生で初めてやって、
そこから結構ズブズブとハマっていったという感じです。
今は結構本当に月何度か見に行ってらっしゃるみたいに言ってましたよね。
仕組みとして、わりとベーシックなのが、月1ヶ月が…
そうですね、1ヶ月が3つに分かれてて、
1から10が頭、
11から20が中、
21から30だとか31だとかがケツっていう風になってまして、
その中で、例えばもうこの人が惜しいみたいなのがはっきりある人は、
例えば頭は何々ちゃんがどこどこに出るから、
その10日間のうち最低でも5日は行ってみたいな、
そういう行動をする人もいますし、
私はどっちかっていうと、
じゃあ10日間あって今週はどこどこの劇場と、
どこどこの劇場とどこどこの劇場に行こうかなみたいな、
別々に3つぐらい行こうかなとか、
そういうタイプの通い方をしてます。
だからあれなんですけど、10日ごとにここの劇場で、
この組み合わせで踊り子さんたちが公演をやります。
1日の間にも5回ぐらい公演が回されることになってて、
09:04
それぞれ1人目が誰々さん、2人目が誰々さん、
3人目が誰々さんみたいに決まっていて、
その日お金を払うと一応1日中いることもできるので、
好きな踊り子さんがいたらその日いるだけで、
理論上は5回見ることができるっていう仕組み。
だいたい4回かな。
4回ですね。
そうなんです。
だいたい劇場によっても違うんですけど、
お昼の12時から夜の10時半とか11時とかまでやってて、
理論上は実際にやってる人も多いんですけど、
朝行って11時間滞在するってこともできます。
そうですね。
踊り子さんの方も何度も見られるお客さんに配慮してというか、
偶数回と奇数回で違う演目にされたりとかして、
一応その2回見ると、
その10日間で踊り子さんが持ってきてる演目は一応見れるみたいな感じなのかな、
ベースとしては。
それは劇場に結構よるんですけど、
初心者の人は12時間滞在するとかちょっとおかしいなと。
おかしいです。
キャンプみたいな感じになっちゃうので。
なので、2週くらいいるっていうのがおすすめです。
それ以上のことはめちゃくちゃオタクになってから考えたらいいみたいな。
なんで私は今のとこ、前にうさぎさんに最初させてもらったときも、
要は5番手、6番手くらいの方の公演が2回見れるように、
何時くらいに来るといいと思いますみたいにおっしゃっていただいてたんですけど、
すいませんちょっと8時以降じゃないと無理でみたいな感じで、
1演目ずつ見たって感じだったんですけど、
自分でその時ハマってからは結構その時にいいなって思う踊り子さんがいて、
その人の演目いろいろ見たいってなってからは、
できるだけ3回目のその人の出番から行って、
4回目最後まで見るみたいな感じで2回行きました。
そうすると17時くらいに劇場に着いて、夜までって感じで、
あと逆に、そうだ早めに行って早めに上がって、
夜はちょっと仕事したりとかもしてました。
そうですねやっぱ2週見るのはすごいおすすめで、
演目っていうね単位があるんですけどねまず、
演目っていうのは大体の場合は踊り子さん自身が作って、
やってるものなので、その人のすごくパーソナルな部分っていうのが、
モロに出てくるんですけど、
それが1つ見るだけよりも2つ見るとかなり面白いという。
12:04
そうですね、私は結構初めて見てびっくりしたのが、
だからその人ごとに持ってる演目があって、
ご自身で考えられたり、他の人が作られたものを受け継いだりされるにしても、
かなりパーソナルに演目を作られていて、
それを育てながら踊られているっていうのが結構驚きだったんです。
私がうさぎさんに誘っていただいたのが、
8月の川崎ロック座のケツだったかな、
ケツじゃないか、中だったかもしれないんですけど、
その辺りの時期で、そこがちょうど、
お迎えられる踊り子さんがお二人いらっしゃって、
結構、週年は特に気合い入れてらっしゃるんですよね。
そうですね、お祝いの週、お祝いのタイミングなので。
なので、まずそこで、こんな衣装で出るんだ、みたいな、
衣装にあそこまでこだわってるっていうイメージがそんなに自分の中でなかったので、
まず、着てる時点でなんか面白い、すごいな、みたいなところで、
そこからさらに脱いでいくっていうところにも、
それぞれの皆さんの個性が出ていらして、
すごい圧倒されて、すごく良い初回の鑑賞をデザインしてくださったおかげで、
かなり早くハマることができたなと思います。
そうですね、あの時楽しかったですね。
衣装も確かにあれは完全に特注っていうか、そのために作った衣装でしたよね。
あと、やっぱり私結構、もう、
ミドサーからのストリップ鑑賞入門という表現にさせていただいたのは、
なんかもう歳を取ってきて、長いものを見るの疲れてるっていうのがあり、
長いものとかなんか複雑なストーリーを追ったりとか、
大勢の中から誰かを追ったりとか、もうそういうのにちょっと疲れてまして、私。
まず一人っていう単位で踊られて、
大体あと15分から20分ぐらいですよね、1演目が。
で、すごくパーソナルなことが展開されて、
それがかなり非常に少ない観客に向けて届けられるっていう、
仕立てのなんかエンタメっていうのが、
なんかすごく今の気分に合っているなという気持ちにもなった。
よかったね。
なんか劇場もすごく居心地がいいとまでは言わないですけど、
何だろう、ずっと居たいとまでは言わないですけど、
なんかこう、アットホームな感じというか、
なんかすごく結構びっくりしたのがなんか、
最初うさぎさんと一緒に行ったんで、またちょっと違った感じですけど、
一人でその後、横浜ロックザーと川崎ロックザーも一人でもう一回行ったんですけど、
なんかすごく女性のお客さん一人であるのをめちゃくちゃなんか、
スタッフの方も気遣っていただいて、席取れましたかみたいな感じとか、
15:02
なんか洋服素敵ですねみたいな、なんか別に変な意味じゃなくて、
すごいちょっと私もなんかこう、まだテイストがわかんなくて、
結構その宝塚とか行くぐらいの格好で前に行ったら、
なんか驚いたみたいで、
ありがとうございますみたいな会話をしたりしました。
そうですね、女性でももちろん行けるし、
一人でも結構行きやすい、
でもちょっと私はもう慣れすぎて、
くつろぎに至ってるかもしれないんですけど、
ただ、なんか一人で行ってもそんなに、
なんていうのか、怯えながら過ごさないといけないとかね、
そんなことは全然なくて、
まあもちろん最初は慣れない場所だから緊張したりはするとは思うんですけど、
この大作法ができないと取り残されるとか、
あのそういうことは全くない、
自由にのんびりしてていい場所だと思ってます。
まあなんかね、自由席だったりとかその入るタイミングとかも、
そうね、
完全に決まった時間から始まるわけ、
まあ初回は決まった時間から始まるけど、
それの後は結構進行によってずれたりするのが、
SNSとかでアナウンスされてるみたいな形なので、
なんかそういうちょっと情報を自分で取って見に行くっていうのが、
若干ハードル高いかもしれないですけど、知らないで行くと。
確かに、それはそうですね。
チケットをね、事前に取ったりとかそういうことはなくて、
あの行きたいと思ったら今日行って、
席が空いてれば座るし、
空いてなかったら立ち見で見るっていうスタイルですね。
あとまあその1日いられるって言っても一応その、
再入場にはちょっと制限があったりとか、
まあいろいろルールはあるかなと思うんですけど、
まあそんなにね、
なんか個人的にはあの、
意外と寒いなっていうのは思って、
ああそれは、
女子にはちょい寒い。
夏も寒い。
まあね、踊られてる方に合わせてる部分もあるからかなと思うんですけど、
なのでもうちょっと厚着できたらよかったなとかはあります。
確かに、絶対長袖ですね夏も。
女性のお客さんって、
このそのうさぎさんが通うようになってからだんだん増えてきてる感じなんですか?
さっきも言ったみたいに通い始めたのが2016年なんですけど、
それ以前のことがあまりわからないんですけど、
ただなんとなく2016年くらいに、
増え始めた。
それまでももちろん、
女性のお客さんがいなかったわけでは全くなくて、
たまたま来るみたいな人だけじゃなくて、
熱心に劇場に来てらっしゃる人ももちろんいたんですけど、
2016年くらいに、
なんとなく女性客みたいに認識される人たちが増え始めたと言われています。
それは理由はあるんでしょうか?
18:00
理由はいろいろ言われてるんですけど、
1個大きいのは、上原愛さんっていうAV女優の方が、
その2016年に引退をされたんですけど、
その時に、引退の最後に浅草六座で出演をされて、
その時に愛さんのオタクの女の子たちが結構来たと。
その中から結構定着した人がいると言われています。
結構、もともとAVに出演されてて、
その後とか、活動期間中にストリップデビューされて、
踊り子続けてらっしゃるみたいな方もいらっしゃいますね。
そうですね。
私、上原愛さんの話を聞いて、
そういえば私、確かにあの時結構女性人気も高かったし、
引退のニュース私も見たなって思っていて、
結構自分も2015年以降、
AVをちょろちょろ見るようになって、
それまではボーイズラブしか、
二次元かつ男男のものしか一切見たことがなかったんですけど、
結構AVを見る機会があって、
見てみたらすごく綺麗で可愛い女性たちが出ている上で、
周りにも結構女性人気が高い人っていうのが、
割といるんだなっていうことに気づいて、
なんかブログでアンケートを取ったこともあって、
そしたらものすごい人数の女性の方から投票というか、
この女優さん好きですみたいなのが集まってたんで、
なんかやっぱり、
綺麗なというか、
憧れる女性の体とか顔とかみたいなものがある女性っていうのはいて、
ただその人たちはやっぱり、
インターネットとかで触れやすいAVの世界にまず行ってるんだけど、
上原愛さんのおかげで、
ストリップっていう世界を知って、
ハマった方っていうのがそこで出たっていうのが、
なんか流れとして納得感と面白さがあります。
そうですよね。
ストリップって、
まず行ってみないと何が起こってるかも見れないっていう、
すごくハードル高い。
映像も出回らないですし、
劇場もそんなにたくさんあるわけでもないので、
ライブ限りであるというね。
何で行くのかってなると、
そういうビッグネームの出演の時が、
初めて行ったチャンスだったという人は結構いらっしゃいます。
あとなんかだから実際に見てみたら、
結構本当になんだろうな、
その楽曲とかも、
踊ってる振付とかコンセプトとか、
いろいろ含めて、
劇場のイメージからすると結構、
年上の方向けなのかなみたいな、
イメージもすごい強かったんですけど、
行ってみたら、
実際は踊り子さんたちの、
さっきも言ったようなパーソナルな部分とかで、
踊りたいものを、
21:01
もちろんお客さんのことも考えつつ、
自身のルーツとか、
好きなものを詰め込んで踊られてるんで、
俺世代じゃん、みたいな感じのものが結構あって、
それもびっくりしたんですよね。
水戸さんはまさに、
踊り子さんとしてめっちゃいい時期なんですよ。
多分、
宮土のところは、
ちょっとお姉さんぐらいの人が、
素敵だなと思ってたんですけど、
若い方がいいっていうこともなくて、
8年とか10年とか、
10何年とかやってきた、
それでもストリップだと中堅ぐらいなんですけど、
中堅くらいの人がまさに水戸さんで、
そういう人たちの人生っていうか、
私はよく思うんですけど、
同じクラスだったけど、
一回も話したことなかった人の、
頭の中こうなってたんだ、みたいな。
そういうのが見えるっていうか、
そういうところも面白い。
面白い。
すごい私が、
初回うさぎさんに連れてってもらって、
めちゃくちゃよかったのが、
アスカミミさんっていう踊り子の方で、
始まりはすごいクラシックな音楽なんだけど、
いろいろ話が進んでったり、
曲だったり、タイトルだったりを総合すると、
これあの魔法少女もののオマージュやん、
みたいな作品があったりとかしまして、
こんなところで、
二次創作的な、
二次創作というには、
ちょっと練られすぎている、
こんな創作が生まれてたんだ、
みたいな感じで、
普通に同人誌、
同人誌じゃんって思って、
ここでしか買えない同人誌や、
って思って、
すごい感動しました。
本当そうですね。
今日このポッドキャストだから、
面白いかなという話として、
私が知ったのは、
ドリップ好きになり始めた頃の、
ツイッターだったんですけど、
さっき2016年ぐらいから、
女性客が増え始めた、
みたいな話をしたんですけど、
それより前から、
すごい熱心に、
しかもウィミちゃんを追いかけて、
いらっしゃる方がいるなっていうのを、
ずっと見てて、
その人がもう一つ好きなものが、
テニスの王子様だったんですよ。
テニスの王子様の全てが好きっていう、
あらゆるメディアミックス、
もちろん原作も、
あらゆるライブみたいな方で、
私は今その方に連れてってもらって、
手に目に毎回行ってるんですけど、
共通点ありますか?
やっぱありますよね。
でもストリップの全てが、
そうなわけでは多分なくて、
やっぱりそういう、
24:00
オタクの心に深く刺さる、
演目の作り方をする人がいると。
そうですね。
だからアプローチの仕方が、
全然やっぱ踊り子さんによって、
違うんだなっていうのが、
さっき好きな踊り子さんできたので、
その方を見に行くんですけど、
なんだかんだ他の方のも、
見るっていう時に、
対バン、要は対バンのバンドを、
いろいろ見るわけなんですけど、
全然アプローチが違って、
なんか私あと、
さっきも言ったようにBLが好きとか、
あとタンカとかも結構好きなんですけど、
BLも割と商業誌とかだと、
フォーマットあって、
絶対一冊の間に3回濡れ歯を入れるとか、
編集部にすごい言われてたりとか、
何攻めかける何受けの報道とかがあったりとか、
結構細かくお作法とか、
ある中で、
それぞれ個性を出してるジャンルで、
その個性の部分が好きで、
タンカも5・7・5・7・7っていう、
音数の縛りがある中で、
いかに自分らしいことができるかっていう世界で、
ストリップも時間とか、
このステージで最後に脱ぐとか、
そういうとこ結構ある程度の型がある中で、
でもそれ以外は自由っていうのが、
すごい面白いなと思ってます。
まさにそうです。
だからミミさんに関しては、
すごく型をいかに、
この間もすごいびっくりしたのが、
踊り子さんが現れたので拍手をしてくださいって言われたけど、
真っ暗なんだけどみたいに思ったら、
もういたりとかして、
えーみたいな、
えーみたいな、
えーみたいになってたら、
普通に始まるんですけど、
そんな感じで、
ちょっと見てる人に対して、
予想を裏切ってくる部分とか、
まあ多分見てない人にとっても予想を裏切ってるんだと思うんですけど、
なんかすごく型を愛しているからこその、
オリジナリティみたいなのが見えてめちゃくちゃいいなって思った。
そうですね。よくわかります。
うさぎさんはどういう踊り子さん好きになりがちとかはあるんですか?
変遷、すごく変わってて、
いろんな時期があります。
いろんな時期が。
でもみみちゃんのことはもちろん大好き。
なんかその、やっぱ演目っていうのが一つの単位で、
その単価みたいな感じで、
一つ作品単位なんですけど、
その作品としての力っていうのがもう半端ないですよね。
半端なすぎてまだ圧倒されてる時期って感じで。
こういう才能はあんまり他の世界にもいないかなみたいな。
そうなんですよね。
あとやっぱその、結構今っていうか、
世間的に流行ってるものはどうしてもグループアイドルとか、
プロデューサーがいてみたいなものとか、
かなり商業的に動いて大きな利益を得るフォーマットに
27:01
もうアイドルとかはなってるんで、
そうじゃない、こんなに一人でやれるんだみたいな驚きがすごかったですね。
本当になんかいろんな踊り子さんがいて、
それぞれに魅力があるので、
この人はこういうところが良くて、
この人はこういうところがいいな、
みたいな感じにだんだんなってきています。
そうですね、みんな違ってみんな良い感じになりますよね。
完成度が高いっていうのは本当に、
それはそれですごい素晴らしいんだけど、
別にそういうところに焦点がない人もいて、
でもそれはそれでも良かったりして、
何をやってもその人の味が滲み出てきて、
最終的には大満足みたいな、
そういうのもいいなと思いますし、
いろんなものごとに挑戦して、
ストリップってそんなに完成してなくても舞台に出してもいいっていう、
誇張点があって、
それも面白いところで、
どうなるかわからないけどやってみますみたいな感じで、
挑戦的なものを出したりするとか、
そういうのも本当に拍手って感じですし、
全部好きだなって感じ。
ちょっと面白いなって思うのが、
他のエンタメと違って、
もちろん拍手とかリアクションをするポイントはあるんですけど、
ものすごく湧いたりはしないじゃないですか。
声を出したりとか、
ブラボーとかいうわけじゃないじゃないですか。
ある種、少し声を潜めながらのコミュニケーションではあるんだけど、
すごい盛り上がってる感じだな、これはとか、
客席との踊り子さんとの綱引きみたいなのが結構感じられる、
生き物感がすごい、劇場の生き物感がすごくて楽しいなって。
そうですね。まず舞台と客席の距離がすごく近くて、
普通に手を伸ばす、手を伸ばしたら届くぐらいの距離なんですけど、
だからこそなのか、結構お客さん側には触ったら絶対ダメですし、
こういうイヤ児的なことも言わないという批判があって、
でも踊り子さん側からお客さんを構うのはいくらでもみたいな。
そこが面白いですよね。
こないだちょっと面白かったのが、多分初見っぽい女性を男性が連れてきてて、
多分交際されてるか結婚されてるかで、
ちょっとなんか茶化しじゃないけど照れてるノリではあったんですけど、
見てたらすごい圧倒されて、めちゃくちゃちゃんと踊り子さんの移動を見てるみたいな、
結構、盆と花道と奥ってなんて言うんですか?
30:03
本舞台と言います。
かぶり席じゃなくて、本舞台前ぐらいの感じ。
かぶりって言うのかな、そこも。
本舞台の方だったんで、結構盆の方に行っちゃうと見えづらいみたいなやつも盆の方がんびしてて、
ちゃんと面白がってくれてて嬉しいなみたいな、
3回目とかなんですけど、すでにオタク側の気持ちで、
ちゃんとそこに踊り子さんもサービスされてて、
もっと長いしてほしいって思ったら2円目ぐらい見て帰っちゃいましたけど、
そういうちょっと偶発性に対しても吸収できる空間だったり、
それぞれの踊り子さんのどりょうだったりが見れてよかったなって思いました。
基本、新規に優しいです。
席譲ってくれたりとか。
最初の頃は、なんで自分がいい席に座ってるのに、私などに席を譲ってくれるのだろうかみたいに思ってたんですけど、
通うようになると、私は明日も来ますからみたいな。
私はもう何回も見てますからみたいな。
人生一回しかもしかしたら見ないかもしれない人に、
いい思いしてほしいっていうのを踊り子さんもお客さんもみんな思ってる感じがあります。
ちなみに、うさぎさんはどこから見るのが好きみたいなのはあるんですか?
私はめっちゃよく言ってるんですけど、近づけば近づくほど面白いっていう。
だから、かぶり席、最前列が一番面白いって思ってます。
かぶりはね、譲ってもらわないと座れないですね、今のとこ。
なんでまだ座れてないですね、私。
そうですね。
それこそ長くいてもいいので、長くいると途中でかぶりの人も帰ったりするんで、スッと開けたりしますけど。
今のところは、ちょっと後方彼氏面席みたいなところから。
後方彼氏面で。
かぶりはね、本当に最高です。
劇場によっても本当にサイズ違うんだなっていうのが、川崎と横浜見ただけでも思ったんで、いろいろ行ってみたいなと思ってます。
本当にサイズとか、舞台の高さとか、花道の長さとか、全部同じ劇場は一つもないので。
そう、だからすごい良かったなって思った、この間見た演目についていろいろ調べてたら、別の劇場でやったときはこんな照明でしたみたいな。
ライトワークみたいなのも全然違くて、すごいみたいな。
その辺も俗人的照明が。
俗人的ですよね。
劇場によって設備も違うんですけど、オタクになってくると今日はダレダレさんの照明だからみたいな。
33:01
次の回はダレダレさん入るらしいみたいな。
そうなってくるんですね、だんだん。
なんでちょっとまだね、都内じゃないな、まだ神奈川県の劇場しか行ったことがないという、ちょっと不思議な環境になってるんですって。
ちょっと都内の劇場行ってみたいなとか、逆になんか地方に温泉旅行とか行くついでに、劇場のあるあたりに泊まって劇場を見るのもいいかなとかちょっと思ってます。
最高ですね。温泉地にも劇場があって、かつてはもっといろんな温泉地にいろんな劇場があったと思うんですけど、
今は温泉地は近いとこだと熱海で、あと北陸、福井の阿波羅温泉と松山の道後温泉に身近がありまして、またそこは夜からの営業だったりして、
結構それで応援してきてるオタクたちと、温泉に来てストリップでも行くかみたいなノリで来た人たちの、そして踊り子さんのセッションみたいな、愉快で楽しいと思います。
うさぎさんがこれから行く公演の予定を教えていただけたら、ちょっといいところで、私が行けるときに行きます。
そうだ!8月にですね、わらびミニ劇場という埼玉の劇場が復活しまして、2年ぐらい火災で閉まってたんですけど、無事修繕できて再開したんですけど、わらびミニ劇場は本当に最高の劇場なので、絶対行ってほしいです。これを聞いている人にも絶対行ってほしいです。
わかりました。
席がなんか20席ないです。
ちょっと調べます。
お部屋って感じ。
あとあれですよね、文学不利までもイルミナの新刊が出ると聞きました。
はい、ありがとうございます。5年ぐらい前からストリップの同人誌イルミナというのを作っておりまして、新刊第8号になります。
第8号のテーマは?
特集がさよなら栗橋おかえりわらびと言っていて、わらびというのは今言ったわらびミニ劇場という最高の劇場なんですけど、さよなら栗橋というのはちょうど同じ時期8月にですね、同じ埼玉にあったライブシアター栗橋という劇場が閉館してしまいまして、2つの劇場についてお客さんがどんなことを思っているかみたいなのが一応特集です。
あとはいろんな踊り子さんのおしゃべりとか、オタクが書いた踊り子さんへのラブレターとか、いろんなものがあって120ページです。
分厚いですね。
どうぞよろしくお願いします。
ありがとうございます。
分厚いです。
そう、ライブシアター栗橋は確か私がストリップを見た日の直後ぐらいに、当日でしたっけ?
36:06
そうなのかもしれない。
今日終わりなんですよみたいな話をうさぎさんがしてた記憶。
それで調べてみたら、駅から徒歩30分みたいになって、そこでうさぎさんに聞かせてもらったら、結構昔は車で来られる人向けの劇場というか、車での交通に便利な場所にあるみたいな話とかを聞いたりして、
いろいろ劇場の立地とか歴史とかって日本社会とも関わりがありそうで面白そうだなと思って聞いたりしてたので、同人誌読むの楽しみにしてます。
ありがとうございます。
いくらでも話しちゃうんですけど、今日はこの辺りにしてまたちょっと私が引き続きストリップをちゃんと追いかけられていたら、第2弾をやらせていただきたいし、
もし興味を持ったけど、一人だとちょっと行きづらいかもって人は、ひらーりさんにDMをしてくれたら、全然一生行きますんで、
特に私、その12月のケツで推しが踊ることが決まってて、そこは見に行きたい、相談したいって方いたらいらっしゃってください。
はい、私も行きます。
うさぎさんも行きます。
いつでも。
予定合うといいな。
それでは今日はこの辺で終わりにしたいと思います。
お便りも募集しておりますので、概要欄をチェックしてください。
ハッシュタグアクユーミッドナイトでもご感想お待ちしてます。
本当にうさぎさん、今日はお越しいただいてありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、アクユーミッドナイトはお聞きのアプリでフォローしていただけると最新版が届きます。
劇団メス猫のアクユーミッドナイトは毎週金曜日の朝に配信予定です。
では、さようなら。ありがとうございました。
ありがとうございました。
38:11

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