「卒業」斉藤由貴
制服の胸のボタンを下級生たちにねだられ頭かきながら 逃げるのねほんとうは嬉しいくせして
人気ない午後の教室で机にイニシャル 彫るあなたやめて 想い出を刻むのは心だけにしてとつぶやいた
離れても電話するよと小指差し出して 言うけど守れそうにない約束はしない方がいい ごめんね
セーラーの薄いスカーフで止まった時間を結びたいだけど東京で変わってくあなたの未来は縛れない
ああ 卒業式で泣かないと冷たい人と言われそうでも もっと哀しい瞬間に涙はとっておきたいの
席順が変わりあなたの隣の娘にさえ妬いたわいたずらに髪をひっぱられ怒ってる裏で はしゃいだ
駅までの遠い道のりをはじめて黙って歩いたね反対のホームに 立つ二人時の電車がいま引き裂いた
ああ 卒業しても友だちねそれは嘘では無いけれどでも 過ぎる季節に流されて逢えないことも知っている
ああ 卒業式で泣かないと冷たい人と言われそうでも もっと哀しい瞬間に涙はとっておきたいの
2026年3月6日収録
毎週土曜日配信
💌お便りを願う
◆ SNSフォロ願う
instagramコニカド_ニカ
公式X ※喫茶店つくるつくるラジオアカウント
📻関連ポッドキャスト番組
(コチラの番組もよろしく)
[毎週水曜日配信]
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!
サマリー
このエピソードでは、斉藤由貴の楽曲「卒業」の歌詞について、3人のパーソナリティが深く掘り下げて解釈を試みています。まず、リスナーからの「卒業の日に泣かないと冷たい人と言われそう」という歌詞に込められた心情について、パーソナリティの一人が疑問を呈したことがきっかけで、この企画が立ち上がりました。歌詞全体を通して、高校生の男女が卒業を迎え、男子が東京へ進学し、女子が地元に残るという状況が描かれていると分析。特に、「席順が変わりあなたの隣の娘にさえ妬いたわ」という部分の情景描写や、「離れても電話するよ」という約束の儚さ、「セーラーの薄いスカーフで止まった時間を結びたいだけど東京で変わってくあなたの未来は縛れない」という対比的な言葉選びの巧みさなどが話題に上りました。 二人の関係性が付き合っているのかどうかという点についても議論が交わされ、机にイニシャルを刻む場面や、卒業しても友達という歌詞から、微妙な関係性や片思いの可能性が示唆されました。また、女子の方が精神的に大人びており、将来を見据えて男子のために身を引こうとしているのではないかという解釈が提示されました。さらに、作詞家が松本隆であることに触れ、別の楽曲「щаютсяのハンカチーフ」との関連性や、男性目線の理想の女性像が反映されている可能性についても考察が展開されました。最終的に、歌詞の解釈に「正解」はなく、リスナーそれぞれの経験や感情によって多様な受け止め方ができることが強調されました。