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ギャップトマッチ。年齢も性格も趣味も異なる石玉と和音の2人が、日常のあちこちからギャップや共通点を見つけ出す番組です。
うまくいった。1回目ぐだぐだでした。私のギターが。
リアルですね。
生だからね。
こんな感じで1時間半続きますので、会場の皆さん疲れたら手入れしてくださいね。
本当にお手洗いとか、喉乾いたな、ジュース買ってこようかなとか、ずっと座ってるのもしんどいな、広いし横になろうかなとか、
ご自由にされてください。本当に。
ここの前にいる人がごろっとしてますけども、こんなの大歓迎です。
ギャップトマッチは週に1回放送してまして、毎週水曜日の2時なんですけど、
毎週1回私と石玉さんが会って喋ってるって思ってくださってる方いるんですけど、月1回なんですよね。
月に1回集まって2時間喋ってるっていう。
前後も喋ってるけどね。
よくそんな喋るなっていうね。
いつも言われますもんね。まだ喋ってるんだなみたいな感じのことをね。
じゃあどうですか?2本目喋りたいことありますか?
喋りたいことは、最近いろいろ結構新しい経験をしていて、私が。
石玉さんの2024年はすごいと聞いてますよ。
そうなんですよ。もう本当に生きていくぞ元年ということで。
ざっくり生きていくぞ元年が何なのかっていう話をすると、
私見ての通りね、大人の階段は登りきって、
階段登りきった後何があるって見たら、大人の広い広い踊り場があった。
じゃあここで踊ってようかみたいな感じのお年頃のミドルエイジなんですけども、
こんな良い年になってくるまで、実は主体的に人生をあんまり生きてきてなかったなっていうことに気づきまして。
これね、いまだに疑ってますからね、私。
いまだに疑ってるから。
目がめっちゃ疑った目で見てるなと思った。
本当になんだろうな。
これこそ前回話した人からどう見えてるかの話と、
ちょっと実情みたいなのの部分が、いいことばっかりでもないよとかがあったりすることとちょっとつながってると思うんだけど、
人から見ると私、歌を歌ってたりとか、朗読をしてたりとかみたいな、
ある意味の、結構みんな能動的に動いて、
ガンガン自分は歌うことが好きだから、自分の歌がすごい素晴らしいから、
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世界に俺の歌を、私の歌を届けるんだみたいな感じの人って比較的多いじゃないですか。
メッセージがあるんだろうなって思いますよね。
メッセージもあるし、そういうふうにいる自分に対して、
結構疑いがないっていうか、そういうことができる。すごいなって思うんだけど、
そういう人が多い分野でもあって、
だから、私が歌を歌っているっていう話になると、
その他の比較的、世間一般の平均値的な感覚からいくと、
比較的目立ったりとか、そういうことをしたいとか、
することが平気、大丈夫っていう人がいる分野の人と、
自分がなんとなく一緒になっているように見えがちになる。
エンターテイナーみたいな、くくりにされちゃう感じですかね。
その精神のありようも、それに近いように思われがちなんだと思うんだけど、
かずねには本当に何度も言ってるし、ギャップトマの中でも何回か喋ってるんだけど、
基本的にはすっごい豆腐メンタルだからさ。
本当に心弱い。心弱いからすぐ、
砕けて、豆腐が本体から分離したりとかする。
フルフル震えたりとかするんだけど、
そういうメンタリティの私も、歌を歌っているとか、朗読をするとかで、
人前に行きがかり状に立つことがある程度あることで、
めっちゃ目立つの大丈夫な人とか、もともと目立ちたがり屋の性質がある、
みたいな感覚の方に取られることが多いなと思うんだけども、
そんなことは基本的にはないと思うんだよね。
歌を歌っているからと言って、すごく積極的に自分の人生を切り開いてきたというよりは、
私の場合はどちらかというと、たまたま自分ができることがあって、
そういうことを他の方が見てくださった時に、こういうことができるんじゃないかと。
提案してくれる人が。
たまたま自分ができる能力がある範囲の中で、
まだマシそうだなとか、良さそうだなとか、
今言っていただいたことだったらやれるかもしれないから、
せっかく言っていただいたんでやってみようかなとか、
みたいな感覚で生きてきているよ。
めっちゃ能動的っていうのとはスタンスが違うんだと思うんだよね。
最近始まっていることも提案されてやってみようかなって思ったことが多いんですか?
良いこと聞いてくれてありがとうございます。
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だから元年って自分でやっぱり思っているのは、一番違うのはそこで、
あ、私生きていくんだな。
なんかもっと早く死んでるってずっと思ってて、
なんか思っているより長生きしてるなって思いながら生きてきたけど、
どうやら思っているより長く生きるがこんだけ続いたということは、
これはひょっとしたら超長生きするかもしれないぞと。
そんだけ良いもの食べて、美味しいもの食べてたら長生きする可能性ありますよ。
だから本当に長生きする可能性を実感として理解して、
あ、だったら私は私をもうちょっと喜ばせてあげていいのかもしれないって思ったことが、
多分私の人生で本当の労働性、主体性なんじゃないかなと思ってて、それが今年なんです。
ちょっと聞いていいですか。
私さっき読書会の話をしたんですけど、自分のベーシック7過剰っていうのを考えたんですね。
何それ。
7過剰って何かっていうと、自分を喜ばせることとか、自分が守りたいこと、大事にしたいことを7個って言ってて、
でも私で言ったら1個は朝起きたら部屋の空気を入れ替えるみたいな、
すごくシンプルなことでもいいから、それをやってると自分が機嫌よく過ごせるとか喜びになることを7個挙げたんですよね。
千玉さん、何なんですか。自分を喜ばせてあげようって言うと、具体的にはどういうことが浮かぶんですか。
でもあれだよね。やっぱり自分が理屈抜きにやってしまうことがあって、
それはもう本当に孫徳とかの話じゃなくて、私っていう生き物を世界の上に放っておいてみたら、
この放っておかれた石玉ちゃんが何かを勝手にしちゃうじゃん。
何かを勝手にしちゃう石玉ちゃんが、世間の期待とか自分が持っている状況、才能とかを有効に生かすためとかじゃなくて、
ただ単に世界に放っておかれた時に何するか、何したいかの話なんだって思ってて、
それが能動性なんだろうから、そういうことをしたいって今思ってる。
なるほど。だから頑張らなきゃっていうよりは、自分に素直になったら自分が勝手に動き出すことみたいな。
そうだね。素直になったらっていうか、たぶんみんな本当はそういう状況に放っておかれたら、
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そういう自分で意識もしていない状態の時の自分は絶対に何かを反応してると思う。
例えば、この言い方がちょっと適切かわかんないんだけど、あんまり得意じゃない人とかいるじゃん。
そういう得意じゃない人の近くに行った時って、得意じゃないなって思う前に体が固くなったりとかしてると思う。
そういうことっていうのがみんな必ず起こってるって私は思ってて。
だからそういうふうに起こってることっていうのを感じて、それを自分がああそうかって言って、見つけて頷くっていう感じかな。
なんかちょっと違うかもしれないんですけど、最近私が気づいたこと言っていいですか。
私もここ数週間乃木邱一の投稿めちゃめちゃしてるんですよ。
SNSで自分のアカウントでもみんなのアカウントでも乃木邱一の投稿しまくってるんですね。
その間にですね、ちょっとこれ大丈夫と思ってるんですけど、東京であったIT系のイベントがあって、
IT系のイベントで世界の近藤真理恵さんのスペシャルセッションのモデレーターをしましたっていう投稿を入れたんですよ。
気づいたんですけど、近藤真理さんとコラボしました、コラボじゃないんですけど、投稿した後すごい自分の体がこわばってたんですよ。
気張ってんだなっていう、自分をよく見せなきゃとか、どう投稿したらどう見られるだろうみたいなのが、
ビジネス寄りなんだと思うんですよね。
乃木邱一はもっと自然体でやってるっていうか、結構私発信するのにあんまり抵抗がないんですけど、
自分が思ったことを表に出すことに抵抗がない中でも、乃木邱一とIT系のイベントだと、
なんか体の反応が違うと思って。
面白いね、その話。
たぶんさっき私が言ったことと同じ根っこの話だと思う。
面白いよね。
測らずもそのようになるんだよね、私たちって。
最近は何ですか?石玉ちゃんをポンって世界に置いて何が起きてるんですか?
ポンって置いた石玉ちゃんね。
何が始まっているかというと、文章を書いて執筆するということを始めました。
なんか前フェイスブックに書いてましたよね、石玉の長文がお好きな人へみたいな。
何て書いてましたっけ?
石玉長文好きの方へ。
長文好きの方へって。
お召し上がりくださいみたいな。
過去もフェイスブックとかで石玉さんといえば時折長文を書く人みたいな。
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そうだね。
ありましたよね。
あるね。もともとある。
それが仕事になった。どういうことなんですか?
まだ仕事っていう形ではないんだけど、私はほっといてもやっぱりそれをしちゃうし、
それを読んでくれた人の中で、もちろん全員じゃないんだけど、
数パーセントの人っていうのが、自分が文章を書くときに何か見つけて連れてきたって思う。
連れてきた何か。
例えばこのお菓子すごくおいしいから食べさせてあげたいとか思う感覚とすごく似ている。
秋の風が吹いてきてすごくさーっと涼しい感覚になった。それがすごく気持ちいい。
そこから思い出された、すごくさーっと涼しくなって気持ちいいみたいな感覚の別の何か本質的な、
何か素敵なこととかを思い出したりしたら、それを伝えたいみたいな感じに思って伝えて、
それを相手も相手の感覚なりに受け取ってくれてる気がするって思うことが起きてるっていうのは前から思っていて。
なんだけど、自分が文章を書いていくみたいな気持ちになったことはなかったんだよね。
こんだけ言葉を扱ってても?
思い返せば、随分前のギャップトマーでも言ったことあるんだけど、
私、中学校の卒業文集に将来の夢みたいなのを書いていて、それが科学者か小説家って書いてたの。
その頃の石玉ちゃんの中では、その2つって自分が何かやりたいことの何かだったのかもしれないんだけど、
人生を生きていく中でいろいろなことが起きるじゃないですか。
高校入ったくらいの時にちょっと大きいことが起きて、多分世間的に結構一回私、ペチンってなっちゃったんだよね。きっと。
なんていうか、そういう夢とか、みたいなこと言われてもって子供の時から思ってたんだけど、よくわかんない。
それは夢っていうか、ただやることとかやりたいことの話で夢って言われてる意味。
もうちょっと詳しく聞いていいですか?みたいな感じの子供だったから。
けど、そういう感じのことっていうのが本当に一回なくなってて、多分。
だから文章書きたいって思ってるはずなんだけど、それを気づかなくても長文書いちゃうってことは多分そうじゃない。
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けどそれを能動的にそうしたいって言って、舵を切ったことがなかったの。
それを今、まだお仕事とかそういうのではないけど、ずっと続けていきたいって思ってるから、
ちょっと東京と高知にある文学的な喫茶とか、本屋兼喫茶みたいなところが、
ご自分で出されている小冊子みたいなのに寄稿し始めた。
っていうのが最近やってることです。
多分これって元々起き始めてたんだと思うんですよね。さっき言ったみたいに。
Facebookで石玉の長文好きな皆様へって言ってるってことは確実に数名いたわけじゃないですか。
石玉さんの文章にリアクションを返してくれる方が。
そうだね。いる反面長文を非難されたこともあって。
だから嫌な人が読まなくて済むようにと思ってその枕言葉を始めたんだよね。
そうやって生まれた枕言葉。
受け取ってくれる人だけ受け取ってください。
長文が嫌じゃない人はどうぞお召し上がりくださいっていう感じ。
なるほど。
いろいろ浮かんでるんですけど。
聞かせて。
全然違う切り口ですか。
私も夢ってすごい嫌な言葉だと思ってて。夢って言われてマジで浮かばんなみたいな。
最近違う表現で、登りたい山を早く見つけなさいって言われたんだけどって友達が言ってたんですね。
山見つけて登って、登り終わったら次の山見つけて、山見つけて登るエンドレス嫌だみたいな。
それも夢と同じ話だと思うんですけど、なんか嫌だなみたいな。
思ってて調べたんですよ。
なんで夜見る夢と目標みたいな夢って同じなのかっていうのを調べたんですね。
知ってます?
知らない。教えて。
不思議ですか。
本当だね。
夜見る夢って幻想っていうか、現実じゃないじゃないですか。
なのになんで目標夢って言うんだろうって。
英語のドリームが、夜見る夢の意味と将来の目標的な夢の2つの意味を持ってたらしいんですね。
だから日本語も漢字の夢を目標も夢ってしようとなったらしいんですよ。
なるほど。
てことは、もともと日本にない概念なんじゃないかと思って。夢って。
あー面白い。
そうだね、感覚的に将来自分がどのようになりたいみたいな感覚が、
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そういう夢っていう言葉に当てはめられた時にしっくりくる形とは違う可能性が大いにあるよね。
もしかしたら日本で言う夢って別の言葉なのかもしれないし、
あとでそのドリームっていう単語が、夜見る夢と目標的な夢の意味を備えてたから、
日本語でも夢を夢としましょうって言ったってことは、もともとこの夢っていう言葉なくても成立してた時代が長いってことじゃないですか。
そうだよね。
っていう言い訳?
今の話は多数派ではないかもしれないけど、確実に力づけた人がいると思う。
私は少なくとも力づけられた。
だって私本当に子供の時から夢って言われてもなって思ってたもん。
あとね、私夢って言われると夢で終わっちゃいそうだから言いたくないんですよね。
見て終わってしまいそうだから。
夢は?って聞かれたら答えない。
そっか。
そういう部分もあるんだね。面白いね。
ちょっと夢の話しちゃいましたけど。
で、何書いてるんですか?その文章。
中身の話?
はいはい。何書いてるんですか?具体的に。
いやでもまださ、書き始めてそんな経ってないから、言ってまだ4回ぐらいしか寄せて書いてるような文章書いてないんだけど。
そうだね。やっぱりその時その時に書くわけじゃん。
例えば5月に締め切りがあります、3月に締め切りがありますとかみたいな。
締め切りがあるっていうことは、その時々の状況があるってことで。
だからやっぱりその5月締め切りとかの時とかは桃のこと書いちゃったし。
もう私ね、めちゃくちゃぶっちぎりで大好きなんですよ、桃が。
本当にいろいろおいしい素晴らしい食べ物がこの世の中にはたくさんあって、
それのおかげで私は生きる気力を、体のエネルギーだけじゃなくて心のエネルギーも、
なんておいしい素晴らしい食べ物を食べることができるんだろうってことでもらってると思うんだけど、
そういった意味合いでひっくるめて、私桃がもう段違いで好きで、この世で一番完璧な果物は桃だと思ってるんですよ。
それぐらい桃が好きなんだよね。これ前、ギャプトまでの桃日の日。
つっくり語ってます。
めちゃくちゃ喋ってるけど、桃について。その桃についての文章とかも書いてたりするし。
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あともう最近、あ、そっか。
私最近、ここにいてくださってる方は石玉さん髪長いなということは見てわかっていただけると思うんですけど、
実はこれ髪伸ばし始めたのっていうのが最近なんですよ。
それこそずっとね、ショートだったんです私。
物心ついてからずっとこの髪を伸ばし始めるという恋を始めるまで。
で、その髪をずっともう自意識ができてから、ずっと髪を短い石玉ちゃんっていう生き物として生きてきて、
この長い時間があるからこそ感じる髪を伸ばすっていう事柄の変化が自分に見せるものっていうのがあるのがやっぱりすごい解像度高くわかるんだよね。
だってずっとこうだったから。差分がすごい見えるわけ。
その差分のことについて髪を伸ばすことで自分の認識が変わるとか、
自分の中にあるジェンダーの感覚すら影響を受けていくっていうこととかをすごく感じてて、すっごい面白い。
そういうこととかを文章で書いたりとかしてますね。
これはちょうど原稿を送ったばっかりで、14日に送りました。
今月?
そうそう。だからまだ5日前とかです。
どう違います?髪が短い時と長い時。
これね、話し出すと本当に夜明けを見るけど大丈夫くらいになる。
次の回にしよう。続くにしましょう。続くに。
これ続くにするか。続こう。
ギャップとマッチ。お届けしたのは石玉と和音でした。
聞くほどに心がほぐれ、何かとの境界線が解けて、ちょっと豊かな気持ちになりますように。