1. ギャップトマッチ
  2. ♯3「『〇〇が好き』をもっと詳..
2024-03-20 17:35

♯3「『〇〇が好き』をもっと詳しく」

自己紹介で「映画が好きです」って聞いたら、もう少し詳しく聞きたくなっちゃう。

収録に慣れてきたところで和音の本音がポロリ。

いしだま爆笑回。

00:18
ギャップトマッチ。年齢も性格も趣味も異なる石玉と和音の2人が、日常のあちこちからギャップや共通点を見つけ出す番組です。
はい。じゃあ、ギャップトマッチ。第3回目。
えー、今回はどんなことを喋っていけばいいんやろうか。
そうですね。前回、1回目、2回目放送してますけど、ここまででどうですか?
あー、やっぱりですね。
言うて、今3回目だから言いますけど、正直1回目は私、バリ緊張しとるなって。
まあ、そんなもんですよね。
でも、2回目の後半のギャップの話ぐらいから、バリバリドライブかかってきた自分を感じるというか、めっちゃ盛り上がってきてますよ。
でも、そう思うとギャップだらけですよね。
自分は今までこう思ってたけど、違う見方ができるかもとか、
なんかパッと見違うと思ってたけど、共通点見えることめちゃくちゃありそうだなって思いました。
そうですよね。面白い。しかも、本当にギャップが悪いわけでもなくて、
マッチがいいのかって言われると、みたいな部分もあることが分かったなと思って。
まあ、ギャップに気づいて嬉しいとか、なんか光を当ててもらった感覚とかね、そういうことも起こるんですね。
そうですね。なんか今更ですけど、なかなか面白いタイトルですね。
そしたらですね、今日話したいことあるんですけど、いいですか?
聞きたいです。それは何でしょう?
石玉さんといえば、食べることが好きって言うじゃないですか。
この自己紹介で〇〇が好きって、だって食べてない人ってほぼいないじゃないですか。
そうですよね。
どれぐらいから食べることが好きって自己紹介で言うもんなんかなっていう。
そこ?ウケる。でも面白い。そうか。疑うことがなさすぎて、考えたこともなかったわ。本当や。
そうそう。例えばですけど、目の前に食べることが好きって言ってる人が3人現れたとするじゃないですか。
ドラクエっぽい。
でも多分3人指してることって一緒かどうかわかんないですよね。
確かにそうですよね。
だから石玉さんが言う食べることが好きってどんな感じかまずもっと詳しく。
そうか。面白いな。こういう問いかけね。
私が食べること好きっていうのはもう、これ聞いてくれてる人の中に、もともと私のことを知ってる人とかだったらもう多分聞くまでもないわと思って笑ってると思うんですけど。
03:10
見てればわかるみたいな。
そうそう。もうあの、なんて言うんですかね。おいしそうなものを見つけた瞬間の私の目の瞳孔の開きとかにもきっと現れているし、
おいしいものを食べた瞬間に、もうなんて言うんでしょう。私の体多分ド素直なんですよね。
本当においしいものを口に入れて、おいしいって頭が思う前に、よだれが口にビャーって出てくるんですよ。
それはもうすごい勢いで。
体がおいしいって言ってる。
そう。頭がおいしいって認識する前によだれがビャーって出てくる。
それってどれぐらいの頻度で起こるもんなんですか?
頻度はですね、もうまちまちなんですよ。
例えばですよ、東京、違うな、東京とかいったら東京に怒られてしまう。
台湾に行った時の話にしよう。台湾に行った時に台湾のご飯っていうのが大概合うんですよ、九州の麺の価格に。
私も先月じゃないわ、去年の12月に初めて台湾行ったんですけど、何食べても口に合う感じありました。
ほいでさ、合うということはやっぱりそもそもおいしいの方向に触れてるわけじゃないですか。
何か合ってるわけですね。
合ってるところのご飯とか食べてると、やっぱりもうご飯が嬉しくなっちゃうから、食べること調べるっていう行動が増えるし、
実際に食べに行こうっていう行動も増えちゃうし、食べる時も、なんていうの、頼もうとする品数が増える。
もう行動のすべてに何かこうちょっと乗っちゃうんですよね。
欲が現れてると。
そうそう。
食べるために移動するし、もちろんそれで時間とお金をかけるし、それで食べれるっていう時になればたくさん種類頼むし。
あー、言語家が上手だな。
そうですか。
うん、ですです。ほんとそんな感じだと思います。
なるほどな。
もう疑いようがないっていう。
そう。ちょっと切り口変わるんですけど、この食べることが好きですとか、映画が好きですとか、ゲームが好きですってこう自己紹介で言うことあるじゃないですか。
はいはい、ありますね。
私大体もう一段階こう踏み込んじゃうんですよね。
それはわかる。
わかります?
わかります。
これ共通点ですよね。
共通点ですよね。これはもうマッチだと思う。
マッチ。で、なんだろうな、それが普通にこう喜んでもらえる場合?
その自分に興味を持ってもらえたとか、自分が好きな話をもっとしていいんだっていう風に喜んでもらえる場合もあれば、え、何?みたいな。
06:02
あー。
そんなに聞かないでってなる場合もあるんですけど、
今言ったみたいにこう食べることが好き、もう多分種類いろいろあると思うんですよね。
食べる量が好きなのかもしれないし、実は食べることが好きって言ってるけど、辛いものに限定されてるとか、
かもしれないし、食べると作る、なんか量法を含めて好きとか、結構一人一人やっぱ違うと思うから、
そうですよね。それはほんとそういう。
ゲームとかにしても、じゃあ森を作るみたいなゲームが好きなのか、何かを倒すゲームが好きなのか、いろいろあるじゃないですか。
もう一段階聞きたくなっちゃうんですよね。
それはすごくわかります。
で、実際そのもう一段階踏むをやらないうちって、なんかゲームが好きな人とか、そういうのでなんか自分の中で終わっちゃう感じがあるんですよね。
そう。先入観を持っちゃう可能性あるんでね。
なんかその人がこれを好きに自分の中でなるまで聞きたいみたいな気持ちはあるかも。
そうですね。じゃないとこう一括りにしちゃうっていうか。
そうそう、わかる。それわかる。
何だろう、言ったらめちゃめちゃ解像度洗いと、ゲームが好きな人イコールインドアな人みたいな、終わりみたいな。
くくっちゃう可能性ありますよね。
ありますよね。
だってゲームが好きって言ってる人も、もう一つ聞いてみたら、実はボードゲームがめちゃくちゃ好きでって言ったら、人と集まる前提に話が変わるし。
確かに確かに。ワイワイするのが好きかもしれないですもんね。
ですよね。そういうとこですよね。今栗原さんが言ってるのは。
そういうとこ、そういうとこ。
めっちゃわかるわかる。
石玉さんその前提がしっかりしてるなと思って。
要はそれだけ、例えばゲームが好きって言っただけじゃ、その人のことはまだわかってないぞっていう、その謙虚さみたいなのを感じるんですよね。
謙虚さ。
どうですか?
謙虚なのかどうかはちょっとよくわかんないんだけど、なんかやっぱその、何?その人に興味があるじゃないですか。
言って、今目の前に、あそこで今音取ってくれてますけど。
カーリーさん?
そうそうカーリーさんがいますっていう状態になったら、カーリーさんの話に興味があるから、カーリーさんが例えば、僕録音するのがめっちゃ好きなんですよねって言ってくれたとしたら、
えーそうなんですか?その録音のどういうところが?とか、なんか機材とか好きだったりするんですか?とか、なんかそういうこととかを知りたくなるわけですよね。
なんか、録音が好きな人と喋りたいっていうよりは。
確かに。だからその機材が好きかもしれないし、音が好きかもしれないし、完璧なタイミングで完璧に操作をすることが好きかもしれないし、どう好きかってわかんないですもんね。
そうそう。それを、なんかカーリーさんはどういうところに魅力感じてるのかなっていうのを聞くのがすごい好きっていうのはめっちゃあります。
09:05
そうですよね。私、最近あんまり言ってないんですけど、落語が好きだった時期があって。
おーいい趣味だなー、聞かせて。
本当にいいリアクション。あの、落語が好きって言った時の、あの、先入観って結構いろいろあるなと思ってて。
え、なにその話はその切り口じゃないの?
私も落語がわかってない時って、歌舞伎とか能とかと同じ種類と思ってたんですよ。
おー。
だから、日本の伝統文化が好きな人みたいな。
うんうんうんうん。
思われたんですね。でも全くそんなことなくて、私中学生ぐらいの時に能を見る機会があったんですけど、学校行事で。
マジで意味わかんなくて、なにこんな時間、感想文書けないんだけど、みたいな。
で、落語全然わかるじゃないですか。現代の言葉だし。
なのに、こうザクッとね、なんか、何点ですかね。
あーそういうことか。
そうそうそう。
全然違うものなのに、落語、能、歌舞伎とかみたいな、純和風の昔からあるものを一緒くたにされがちなんですよね。
で、和風のものが好きな人みたいになっちゃったわけですよ。もうちょい聞いてみたいな。
そうですよね。そりゃそうだよ。全然違うのにってなるわな。
そうそう。落語の中にもゲラゲラ笑うやつと、人情ものと、新作落語と古典落語と、みたいなあるわけじゃないですか。
もうちょっとどういう落語聞いてんのとか、何が好きなのとか、どこで聞いてるのとかって聞くと、もうちょっとわかると思うんですよね。
確かにね。
で、私は、何て言うんでしょうね。話が好きっていうのはあるんですけど、どっちかというとお笑いが好きっていうよりは、道具も使わず、座布団に座って、場所も動かず、人間だけでその広い世界を表現できるっていうその技術力に惚れ惚れするんですよ。
本当にキュンとする。でも今言ったみたいに、神話風なものが好きって思われたり、お笑いが好きって思われたりするんですけど、その技術力とシンプルな芸がもうかっこよすぎて。
だからそのハサミ1本で美容師さんが誰かを幸せにできるとか、それと同じ感覚で好きなんですよね。
言ってることめっちゃわかる。そしてそれはあれなんですよね。今言ってるみたいな、何かこの人がその身につけた能力とか技能とかそうやって高めたもので、誰かが幸せになったりとか、それが起こす何か素晴らしいものを見るっていうことの方が好きっていう共通項があって、あくまで純話風とかそっちの共通項じゃないんだよっていう話ですね。
12:09
で言ったら、コントと漫才だったら漫才の方がかっこよく見えるみたいな話で、コントってね、いろいろこう衣装とかもあるわけじゃないですか、だけど漫才ってマイクと人が2人立ってるっていう、よりシンプルな芸がかっこいいみたいな。
わかる。
もうちょっともう1段階踏まない、質問しないとその人の好きってわかんないなって。
確かに、なんかその自分がよくわかってないことをもう1個踏み込んでくれると、待って待ってそれ考えたことなかったわ、今考えたけどありがとうちょっと待ってみたいな時とかあるんですけど、
栗原さんと喋ってるとそれむちゃくちゃあって、めっちゃ面白いんですよ。
考えさせられる。
考える機会をもらってるって感じ。なんか待って待ってそこをわし、そうやな、自分の手広げてみたことなかったらちょっと待って、わしちょっと今考えてみるわみたいな。
わしが出てきた。
そうそうそう、そういう感じになる、確かに言われてみたら。
それが好きな人、要は好きってどんな風に好きなのって聞かれて、好きは好きでしょみたいな。聞かないでってなるパターンもあると思うんですよね。
ある。
でも、考えてみようみたいに楽しんでくれる人は私も楽しいですね。
それはそうかもな。好きは好きでしょ、聞かないでっていうのもそうだよねって思って。
理由とかないよみたいな。理由もないしそんな詳しく聞かれても、しゃべることないよっていう。
そうだよね。ここってどこでどう別れ道が起きるんでしょうね。すごい不思議。
私もう一段下踏み込まれた時に、それを楽しめるか楽しめないかですか?
楽しめるか楽しめないかっていうか、何だろうな。いやいやもう別にそのなんでとかないしみたいな感じ?
いや何でしょうね。
何だろうね、ここめっちゃ不思議。
でもね、好きなこと考えてるのって楽しいし、それについていっぱい尺取れるって、私だったら嬉しいんですけどね。
今の話でちょっとわかったかも。好きなことを尺取る時の取り方の話なのかもね。
どんな感じですか?
例えばさ、好きなことをなんで好きなのかなとか、どういうとこ好きなのかなっていうのを考えるより、とにかくひたすら好きなものに触れ続けていきたい。
触れている私が大好き、触れているこの状況が好き、とにかく触れたいっていう感じのその好きだと、
なんでって聞かれても、さて、なぜでしょう?みたいな感じになるのかなとちょっと今思った。
もう触れてるだけで満足してるから、それ以上詳しく聞くんじゃないと。
15:02
詳しくと言われても、私を触れてるだけでいいんですけどみたいな。
そうですね。
えーちょっと待って、でもこれさ、すっごい聞いてみたいね、いろんな人に。
そうですね。で、反応を見てみたいですね。
そう。
ワクワク話してくれるのか、嫌そうにされるのかみたいな。
嫌そうにされる、イヤズラを見るのも結構楽しいけどね。
なんか、映画とかほんと特に映画が好きです。どんなの見るの?って言って、好きな映画は?って聞いたら、
ショーシャンクの空にとか言われたら、ほんとに映画好きなんかなと。
そっち?
これはちょっとよくないやつ。
いや、機大の名作について本当かなって思うっていう、栗原さんがめっちゃ面白いと思ってる。
違うんですよ、その、名作なのは絶対じゃないですか。
何が言いたいかっていうと、それは映画好きじゃない人も好きだろって思っちゃうんですよ。
そういうことな。面白。じゃあ好きってなんやねんっていう話。
そう。
面白いですね。
好きだとは思うんですけど、ショーシャンクの空には好きなのは事実だと思うんですけど、だと違いが分かんないじゃないですか。
例えば年に1本しか映画を見ない人でも、ショーシャンクの空にはいい映画だったって言いかねないと思うんですよね。
でも本当に映画好きだったら、いや今年見たので良かったことが聞きたい、私は。
ああそういうことか。
っていう意味です。
面白。
ちょっとこれをね、栗根くれてるかも。
次回さ、好きを自分がこの人はそれを好きだって思ってるのはどうだったら本当にそうだって自分が思うかの話ちょっとしてみたい。
これ面白そう。
じゃあそれはまた次回。
次回。じゃあこれ第3回目。
以上で終わりますか。
ギャップとマッチ。お届けしたのは石玉と和音でした。
聞くほどに心がほぐれ、何かとの境界線が解けて、ちょっと豊かな気持ちになりますように。
17:35

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