スピーカー 2
一同 笑
なんちょっとまともにいいこと言うよみたいな。
スピーカー 3
まあまあまあね。
あのもうちょっと面白くなっちゃうわ、すでに。
スピーカー 2
いろいろ面白いね。
スピーカー 3
まあね、ここら辺はやっぱ本筋とずれる点かなと思うき。
ここからまあその太陽が数字に魔物にとらわれていくところ。
ここから資本主義の始まりから始めた方がいいかもね。
スピーカー 2
その話しますか。
なるほど。見ていこう、そこは。
スピーカー 1
えっとですね、8月に入ったらどんどん増えてくるき。恐ろしくなってきたよ。
スピーカー 2
このままやったらせーのでカウントをするのも発明されたけど、このままやったらおつかんのじゃねっちゅう恐怖があって。
日に日に増えてくき。もう9月どんなになるみたいな感じだよ。
はいはいはい。
なんかいろんなトライアンドエラーをやってみました。まずインナーに入ったときに、とにかく回転が大事だよねってことが基本としてあったよ。
もう回れば回るほど人が入れ替わる。大体の人が、さっきも言ったんですけど、一周したら出ようかねみたいな気持ちだよね。
なので一周したらいいんやけど、この一周が長くて。当時の僕がブログで計算してるんですけど、円周12.56メートルだろうと。
これをちょっとずつ移動するので時間がかかるんやけど、12メートル半移動するって結構やん。
スピーカー 3
まあこんちょったらね。バンパーの中で。
スピーカー 2
で、手持ちの腕時計で一周何分かかるか測ってみたよカウントで。行ったら15分かかってました。
スピーカー 3
なるほど。アシュラの周りを一周するのに大体15分くらい。
スピーカー 2
インナーで声かけありで。
スピーカー 3
カウントありで。
スピーカー 2
カウントありでね。で、僕の気持ちとしてもっと早く回れるか試したいなと思って。
だからスピードに取り憑かれた話ね。で、どうしたら早く回れるんやろうかって思ったらやけど、したらその方法としてはカウントの後の鑑賞タイムを短くする。
スピーカー 1
もうみんな見るのも程々にしてねみたいな。回った方がいいからみたいな。それは言わんやけど。
スピーカー 2
見に来ちょんじゃねえで、周りに来ちょんぞっていうこと。
スピーカー 1
みんなもうぐるぐる回るために来てるからみたいな。俺の気持ちね。言わんけど。
スピーカー 2
で、カウントの時により多くの数を数える。のと、カウントの時によりスピーディーに数を数える。
で、これはもうテンポを上げるってことだよね。BPMを上げる感じ。で、とりあえずカウント多くどこまでできるかなって思ったんやけど、
最初の時にはもう思いもよらなかった16歩。ただ16歩今から歩きますって言ったら、スマートじゃない気。
4歩を4セットってしたやん。4歩を4セット今から歩きますねって説明して、
4歩を4セットってのは、1、2、3、4、1、2、3、4、もう完全に乗るんよテンポに。やると音楽的にキリがいい気。
スピーカー 1
4拍子の4小節やもんね。ダンスみたいな感じで、ザッ、ザッ、ザッ、ザッ、みたいな感じで動くんよ。で、これが16歩動くと、なんと5分前後で回れました。
スピーカー 2
おお、すご。すごいね。 3倍やな。もうスポーツになってきたんよ。こうなってくると、俺がどんだけこのお客さんを早く回せるかみたいな。
スピーカー 1
になってくるよね、でもね。 もうDJやね、ダキ。するとどんどん会場のさ、待ち時間が、今待ち何分ですって言ってインカムで入ったりするんよ。
スピーカー 2
2時間待ちですとか、15分待ちですとか、待ちゼロですとか言うんやけど、実際に効果として現れてきて。 待ち時間の長さが。
そうそう。俺が早く回せばこのアシュラ周りを。したらみんなハッピーじゃんっていうマインドになってきた。
まあ実際そうやもんな。 すると空間がどんどんつまらなくなってくる気。ぐるぐる回りだすとね。
スピーカー 1
すると連鎖的に混まないようになるよね。みんなが動く流れができて、それにより混み合わない気、動きやすくなって、足のステップも進みやすくなってみたいな。
なので、せっかくアシュラ見に来たのにゆっくり見れないじゃないかみたいな、やっぱお客さんの声もあって。そういう声には何周されても結構です。とにかくぐるぐる回りましょうって言ってたよね。
それ現場で言われるの?お客さんから直接。これ見えんくないか?って言って。 そうやね。小声で言われる場合もあるし。
スピーカー 3
太陽の精神状態で言うと、もうここら辺から狂気じみてくるんやけど、狂気じみちゃうんやけどさ、アシュラ周りで毎日、毎日1万人とかの人たちに何かしらのクレームを言われるんよアシュラ周りは。
必ず言われるの?やっぱ言われない日はないぐらい? あの全然見れんっていう声がいろんなとこから出てくるし、大きく出す人も。で、見えたら見えたで、そのなんかこう全然ゆっくり見れんやねんかっていうのも出てくるし。
そうやね。 とても非常にこう追い込まれちゃう状況なの。アシュラ周りのメンバーって常に。それが前提としてあるね多分。 そうやね。なるほど。
スピーカー 2
だけまあ少々のクレームはまあ日常的みたいな感じかな。だけもうそういう人には何周してもいい気、もうついてこいと。俺に黙ってついてきたら、ぐるぐる回ってハッピーや気。そういうマインドやったよね。
なるほど。まあそれを分からせるための坊主でもあったもんな。 そうやね。そしたらもうアシュラ周りが完全にガラガラになってくるのよ。もう結果がみるみる出て、入場者数がかなり多いのにアシュラ周りガラガラになってきて、ほら俺が急いで回ったらみんないいやんみたいな。ランナーズ範囲になってきて、もうものすごいハイスピードになってきたよ。全て。
もうスポーツマインドになってきて、どんどん成果出るみたいな感じ。 そうよね。 やればやるほどみたいな。 早くなってきたっていうのはBPMが上がってきたってこと?
スピーカー 3
BPMが上がってきて、あと普通に込まないと足幅も多く出せるのよ。 なるほどね。 さっきリーチも出せるって言う。 BPMが上がってきたし、数えるスピード感も隙間も少ないわけよね。1、2、3、数を数えるところの2点は見るときは見る、動くときは動くで切り分けれたんやけど。常にだいたい動きの状態にどんどんなってくるよね。
スピーカー 2
干渉時間も短いし、カウント発動の周期が短くなっていくってことね。それでいて、足幅も大きい気。ぐるんぐるん回ってくる状態になるよね。 なるほど、気持ちいいよなそれ。
スピーカー 3
俺が一回、両一君にちょっとお前飛ばしすぎぞみたいな。 両一はそこのあれにはおらなかったわけやろ、その回しのポジションには。でもそれによってちょっと早すぎるって言ってきたりもした。 外からの視点でね。 そう、両一はその後またアシュラ、マーチがまた1個ワンステップ上がるときに、たぶん空目になるところにおるんやけど、中にも入り寄った。
スピーカー 2
あ、両一は中にも入り寄ったん? どっちも行き寄った。 まあ中に入っていた時期もあったよね。まあないんやけど、もう俺からしたらもういいやん、もうめちゃくちゃ回し用機みたいな。ほらガラガラになっちゃうやんみたいな。 待ちもないやんみたいなね。
スピーカー 1
ないけど、よう考えたらおごそかな博物館行きそう。なんか、蜷使わしくない行動だよね。ぐるぐる回るのが。ないけど、もう気持ちよさの虜になって。もう16歩でハイスピードで回しまくるっていうのが普通になっていったんやけど。そんな僕も終盤にはスタイルが変わります。もうちょっとバランス取るようなことを目指すようになっていったね。
スピーカー 2
なるほどなるほど。じゃあやっぱもう人を回すというところに取り憑かれてしまっちゃうわけね。 取り憑かれちゃうね。 完全に。 ここでやっぱね、太陽がやっぱあの、あれに取り憑かれたね、そのやっぱ待ち時間がないっていうのと、入管者数中のに結果を出すっていうことに対して。 数字よね。数字出るね。
やっぱそこにこう太陽がギアが入って。 なるほど。 ブン回していく中、ゾーンに入ってくるのここからね。 そうやね。 はいはいはいはい。 で、ここである日事件が起こります。どんどん確立されていったシステムやけど、ある日突然お達が来て、インナーに入ってカウントするのやめてくれって。 誰から?
スピーカー 1
まあ間接的にお客さんかな。まあ直接言われたのはあれやけど、運営の方なんやけど。 クレームね。 クレームが来たから、ちょっと一回やめてほしいって言われて。でまあこれ当然なんやけど、もうおごそかな博物館でさ、黄色いTシャツ着た若者がもう回りまくりをわけよ。
すごいスピードでね。 イェーイッチ! 今エクササイズみたいなことしてる。 そうよね、でもね。 普通に考えたらおかしいわけですよ。 おかしいね。 何気にやめてくれっち言われたんやけど、これもともと振り返ると、俺らが勝手にやりだしたことなんやもんね。
スピーカー 2
うんうん。 これ東京のアシュラテンでは、まあやった話は全く聞いてなくて、おそらく普通に声かけをしていた。なるべくお進みくださいみたいな。でその結果込みまくって地獄絵図やったらしいんやけど、俺らが独自でやりだしたことなんや、すべて。インナーに入るとかカウントし出すとかもね。
スピーカー 1
改善に改善を重ねてここまでたどり着いちゃう方法論やからね。 なるほどね。 で、バイトにもかかわらずそれ認めてくれてたことでもありがたいんやけど、ことだけでも。主催者の警備士の方とか博物館の方とかもね。認めてくれてたことだけでもありがたいんやけど、インナーのカウントがうるさいっていう苦情のメールが来たっけ。一回対応せないけんみたいな感じで。でまあどうなるかなと思って、じゃあインナーからの声かけをやめたんよ。
スピーカー 2
アウターからの声かけだけになったよね。 最初の方のやつや。 東京スタイルね。 中に入れず外側から声かけるしかできないと。そしたら地獄でした。もう僕は地獄を見た。人生であんまり地獄を見た回数は多くないけど、あの日はマジで地獄やった。
まずいきなり午前中アシュラ詰まるよね。でアウターから声をかけるんやけど動きません。もう外側の声かけではどうにもならないぐらい来場者数が増えていってるき。もう7月の序盤の時とは話が違うよね。お客さんの量と熱意が違うき。
スピーカー 1
スタッフ増員してて5、6人であらゆる角度から声をかけるんやけど、というか叫ぶレベル。で回ってくださいお願いしますって言うんやけど全く動かず異様な空気になってきました。お客さんがホーボーでクレームを言い出すと。スタッフに対しても全員に言われるし、お客さん同士でむちゃくちゃ揉め出したりもしました。
スピーカー 2
地獄やまさに。
スタッフ もう地獄や。アシュラやん。
スピーカー 3
アシュラ、ほんとにアシュラや。
スピーカー 3
スタッフ その身を対応はもう入りたいけど入れんわけよ。もう数字取りたいのに取れんやん。だけ拳を握りしめて血がバーっと流れるぐらいしかできんかったんやね。
握りしめて拳から血が滴り。
スタッフ 口から歯食いしばりすぎて血が流れるのと、拳から血が流れる状態の対応と、外から身を打つ状態ね。
スピーカー 2
ギギギギッつって。地獄やろマジで。
スピーカー 1
タカトリヤ 今の演出ですよ。今のは演出ですよ。
スピーカー 2
タカトリヤ どういうことが起こったかっていうと、まず前の人は硬着して動かないやろ。
タカトリヤ で、満員電車みたいな状態で動きたくても動けないよね。回りたくても回れない。
タカトリヤ で、外からどんどん増えてくる、ぷよぷよのように押し寄せてくる人が、「どうなっちゃうんか?」ってなるんよ。
タカトリヤ 全然足裏見えんやねえかみたいな。足元見えるっていうのに、あいつらが固まっちゃうと動かんやねえかみたいな。
タカトリヤ 全然見えんき、スタッフにお前ら動かせって言われるんよ。
タカトリヤ だけど、初めて来た人からしたら、そりゃそう思うよねって感じだけど。
タカトリヤ 公平さを求めるやん。動かせって言うんやけど、「いや、動かしたくてもどうにもできないんです。」って説明したりして。
タカトリヤ とは言え、アウターから声をかけることはできるんやけど、アウターから声かけても何も起こらない。
スピーカー 1
タカトリヤ 蒸し暑くなってきて、どんどん人が増えてきて。で、クレームが飛び交って異常な混み具合。みんなイライラしてます。
タカトリヤ しかも、8月の暑い盛り。で、後で聞いて驚愕したんやけど、この時の1時間あたりの入場者数が1000人しかおらんかったんやけど。
スピーカー 3
タカトリヤ さらにでも、数字を求めていた自分が肯定されていくよね。そういうのを見ると。
スピーカー 2
タカトリヤ まあね。で、お客さん自体はそんなでもないのに、アシュラの周りだけが混んでいることにより、ちょっと写真をお見せしますけど、アシュラの向こうに色々かっこいい像があるんよ。
タカトリヤ あるね。
タカトリヤ あるんやけど、アシュラが序盤に来てボトルネックになるき、展覧会自体が地獄みたいになるんよ。
タカトリヤ さっき言ったボトルネックの話ね。
タカトリヤ うん。アシュラ周りが混み合うことにより。で、また待ち時間が増えて、2時間待ちが3時間待ちになりみたいな。なので、やばくなって、結局、もうインナー入っていいぞって言われたんや。その日の午後かな、たぶん。で、急遽、よし来たーっつってインナー入って。
タカトリヤ もうヒーローたちが戻ってきた。
タカトリヤ で、声かけをし出すっちゅ。
タカトリヤ でも、お客さんからの少々のクレームはもう無視しようっちゅ。
タカトリヤ あのクレームってのはカウントをやめてくださいっちゅ。
スピーカー 3
タカトリヤ はいはいはいはい。
スピーカー 2
タカトリヤ それには答えずに、やはり平和なアシュラ像周りを保つために、多少騒がしくてもいいインナーの声かけをやっぱりやってくれっちゅ。
タカトリヤ はいはいはいはい。うわ、気持ちいいやろ、その時。
スピーカー 3
タカトリヤ もうその日のうちに、あれが変わったわけや。ツータスがだから。
スピーカー 2
タカトリヤ たぶんその日のうちやね。もうあっという間に。
スピーカー 3
タカトリヤ で、こっからまた今から改善点が出てくるんやけど、ここで俺たちも気づくんよ。
タカトリヤ うん。
タカトリヤ やっぱあの太陽っちゅ、筆頭にさ。筆頭にとかこう、やっぱ先頭に、アシュラ周り、俺たち取り組み合ったんやけど。
タカトリヤ 結局、バーっと来て地獄やった段階から、俺たちが入って回すことによって、ほら見れるよねって話になってきたんや。
タカトリヤ でも、ほら見れるよねって話から、どんどん入館者数が待ち時間がないことが自分たちにとっての、要は目的になってったわけよね。
タカトリヤ うんうんうん。
タカトリヤ 本当の目的はお客さんたちが見れることなんや。
タカトリヤ そうね。
タカトリヤ けど、俺らはまだ、その回してとにかく回転数を上げて入館者数を増やすことが目的になって、どんどんどんどんスピードを上げてって、
結果的にもう一度同じ地獄に帰ったわけよね、これって。
タカトリヤ うんうんうん。
タカトリヤ 大きいクレームが出て、私が出たせいで俺たちがこれを手放さなきゃいけなくなって同じ地獄になってしまったやん。
タカトリヤ うんうんうん。
タカトリヤ これを、ここで俺たちは感覚的に多分気づいたと思う。
タカトリヤ 要は、それを求めすぎてこの状態にまた戻ってしまったこと。
タカトリヤ なるほどね。
タカトリヤ で、こっから戻って、お客さんが見やすい状態を作るための改善点が今度始まるんや。
タカトリヤ これが第二次産業革命。
タカトリヤ なるほど。
スピーカー 2
キヨン そうやね。
スピーカー 1
タカトリヤ すごー。
スピーカー 2
キヨン だけどまあ効率化されすぎてしまったものを、ちょっとバランス取っていくというか。
スピーカー 3
タカトリヤ うん。見やすいかつ、ちゃんと入管できるっていう状態を作るためにどうするんだろうになってくる。
スピーカー 2
キヨン まあね、資本主義も突き詰めていった結果、環境破壊だったり、人間の心を破壊するみたいなことが起こって、
キヨン そうやね。
キヨン そっちにまた戻っていくよね。
キヨン まさにそれ。
スピーカー 3
タカトリヤ キヨンちゃん。
スピーカー 2
キヨン はい。
スピーカー 3
タカトリヤ バイトの話なよこれ。
タカトリヤ バイトの話やけ、そんな話じゃない。
スピーカー 2
キヨン なるほど。
キヨン で、どうやったら満足度が上がるかっていうことも中盤以降で考えだして。
スピーカー 2
タカトリヤ じゃあ俺もやってみようって思ってやってみたら、やっぱ平和的になったねみたいな。
スピーカー 1
タカトリヤ で、荒野のこのすり鉢上は取り入れてみようみたいな感じでやったりとか。
スピーカー 2
タカトリヤ あとはね、猛瀬の10階。
スピーカー 3
キヨン なんそれ。これも素晴らしい、素晴らしかったよね。
スピーカー 2
タカトリヤ 1個、あのイレギュラーなことがあって、車椅子の方が時々来るんよね。
キヨン ああそうだろうね、来るだろうね。
タカトリヤ で、その時にやっぱ背がさ、高くないやん。椅子に座っていると。
タカトリヤ なので、足元が見えにくいっていうのが、やっぱアシュラー像の足元が見えるっていうのがポイントやけ。
スピーカー 1
タカトリヤ 足元見たいっていうのが、なんかみんなの共通認識なの。
スピーカー 2
タカトリヤ で、車椅子の人に見せてあげたいけど、見れないみたいな状況で。
タカトリヤ これも視界振興が必要なんやけど、インナーの人がインカムをする必要なんやけど、
タカトリヤ アウターから声かけするんよ。
タカトリヤ 車椅子が来るから、正面に来た段階で、そのインナーに入っている人がね。
タカトリヤ 俺がインナーに入っているとして、ぐるぐる回っていく時、正面に入ったら、モーセンのじゅっかよろしくって。
タカトリヤ したら、正面に来た段階で、すいません、皆さん、車椅子の方がいらっしゃるので、
タカトリヤ ガッて開け止まっていいですか?つって、前方。したら、ガッて開くんよ。
キヨン へえ、そこは協力するんやな、やっぱり。
スピーカー 1
タカトリヤ 車椅子の人が、足元を正面からバンって見れるっていうのがあって。
スピーカー 2
タカトリヤ で、ご協力ありがとうございました。つって、また開いた、あの、川が、ガッて閉じるんよ。
タカトリヤ っちうのを、やっぱファシリテーションしなければ無理で。
タカトリヤ もうみんな他人やきさ、お客さんはね。
スピーカー 1
タカトリヤ これをやれば、みんなが協力しているっていう共通認識として持てるんよ。
スピーカー 2
タカトリヤ はいはい。
スピーカー 1
タカトリヤ だっき、すり鉢方式とか、孟瀬の十回とかも、やっていけば、あ、そういう感じねっち。
スピーカー 2
タカトリヤ はい。
スピーカー 1
タカトリヤ いがみ合わない感じねっち、いう感じになるんよ。
スピーカー 2
タカトリヤ うんうんうん。
タカトリヤ すると、みんなが協力的になっていって、クレームがどんどん減っていくっちゅう。
スピーカー 3
タカトリヤ そうなんよ。はいはいはい。
スピーカー 2
タカトリヤ はあ。
タカトリヤ なので、来場者数が多くても、クレームの数と比例はしなくて、
雰囲気さえ良くしていれば、一万何千人来ても、全くクレーム受けなくなったりした、後半。
タカトリヤ へえ。
スピーカー 3
タカトリヤ で、さらに別に回るんよね。回り寄ったし、で、俺らがスピードに取り憑かれちゃうときっちゅう、
タカトリヤ 思えば、たぶん車椅子の人とか、たぶん、ほぼ見れてねかったんじゃねえかなと思うよね。
タカトリヤ なるほどね。
タカトリヤ へえ。
スピーカー 2
タカトリヤ そうそうそう。
タカトリヤ 当時25歳の俺とか高野とかしげとかが、時々ムード悪くなったりして。
タカトリヤ えー、もうガチすぎてね。
タカトリヤ ガチすぎて。
スピーカー 1
タカトリヤ うんうん。
タカトリヤ そのやり方どうやっかーみたいな。
スピーカー 2
タカトリヤ 思想が違いすぎるもんね。
スピーカー 3
タカトリヤ やっぱその最後らへんはね、みんな意思疎通してたけど、
タカトリヤ 当時太陽は特に数字を追い求めちゃう時期あったけどね。
タカトリヤ やっぱそのー、権力が高まってきた時期あったけど。
スピーカー 2
タカトリヤ こうオーゾになり、自分こそがアシュラ。みたいな。
スピーカー 3
タカトリヤ 俺こそアシュラなりになってきてたけどね。
タカトリヤ そうそうそう。
タカトリヤ スピードで回しようときとかは、太陽がみんなで2人体制で入らんと回らんやん。
タカトリヤ 多いときとかないと3人体制ぐらいで回すんやけど、
タカトリヤ やっぱその、1人で入って回すのカッキーみたいになってくるようになってきた。
スピーカー 2
タカトリヤ コスパで。
スピーカー 3
タカトリヤ なるほどね。
タカトリヤ もうどんどん浸水してくわけよね、そこにね。
タカトリヤ そうそう。回せる自分があれになってくるし、
タカトリヤ 太陽が、とかが、もう全然1人で。
タカトリヤ 1人で大丈夫や、きつくて1人でブン回す。みたいなのがまたカッキーみたいな文化。
スピーカー 2
タカトリヤ どうなん?太陽。あった?
タカトリヤ あったあった。
スピーカー 3
タカトリヤ あるよね、やっぱでも。
タカトリヤ そんだけ大人数動かして、数字もなんかうまいこと勢いを感じがしてってなったら、
タカトリヤ 単純になるやろうなと思う?でもそれは。
こいつが今日回してくれたおかげで、こんだけ入ったになる気、もうこの展覧会はほぼ。
スピーカー 1
タカトリヤ はいはいはい。鼻堅いときね。
スピーカー 3
タカトリヤ クレームがあってよかったよね、でもね、そういう意味じゃ。
タカトリヤ だけどそこで一回気づきがみんなあったというか。
タカトリヤ なんかちゅう感じやろ。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
タカトリヤ 最終、下手したらアシュラ像のどかしで太陽が立っちゃった可能性あるやろ、そのアシュラ像。
タカトリヤ もうそのまま行けば。浸水式ってさ。
みんな太陽の足元をみんなで見るんよ。
スピーカー 1
タカトリヤ 足元。
足元。
スピーカー 2
タカトリヤ ずっとアシュラ像この上でカウントしようって太陽。
マジで。
スピーカー 1
タカトリヤ そういうのがあったんやけど、いろいろ環境が変わってって、
スピーカー 2
運営のKBCのみなさんも、やっぱ全てが未知数やったんよ。
東京ではどうやったっていう噂は入ってくるけど、
スピーカー 1
実際どうやったら大丈夫かみたいなのは、やってみないとわからない状態で。
スピーカー 2
で、いろいろな改善が行われたんやけど、まず夏場に外にシャワーみたいなのあって、
スピーカー 1
2時間とかならん状況。お客さん暑くて仕方ないわけですよ。
スピーカー 3
まあそうよね。
スピーカー 1
タカトリヤ で、急遽シャワーが設置されてミストみたいな。
スピーカー 3
ああ。
スピーカー 1
タカトリヤ で、パーって一瞬だけでもひんやりするねみたいな。
スピーカー 2
とかがあったり、アシュラ像の天井周りにスピーカーが増設されて、
で、KBCのアナウンサーの方が急遽録音したアナウンスが流れるっていう。
アシュラ像の周りは立ち止まらずにお進みくださいみたいな。
スピーカー 1
そういうアナウンスが不定期に流れたりするんやけど。
スピーカー 2
で、その効果もあったりして、スタッフだけが言うだけではない状態が作られていったんよ。
あとなんかな、入り口でどのぐらい合意を得られるかみたいなのも大事で。
入った瞬間に、
次回へ続く