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2020-06-16 09:16

第27回 金相場が急騰。金を今買うべき?金投資の始め方。

All About『マネープランクリニック』でアドバイスをするFP深野康彦さんとマネーライターの清水京武さんが、現在急騰している金相場の状況について解説します。また金投資を始める時に必要な基本的な取引情報もお教えいたします。

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皆さんこんにちは、ファイナンシャルプランナーの深谷康彦です。
皆さんこんにちは、マネライターの清水です。
深谷さん、今回もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
今回も遠隔によるリモートでの収録ですので、ちょっと聞きづらい点もあるかと思いますが、
その辺は皆さんご了承いただきたいということで、よろしくお願いいたします。
今回のテーマは、初心者が純金を買うには、金投資の始め方ということなんですけれども、
今、何かと話題になっている金投資なんですけど、今6500円前後ですかね?
そうですね。今、清水さんがおっしゃられた、いわゆる日本円の価格ですね。
金というのは通常、米ドルベースの価格で、金独特の重さという形で、1トロイオン酸、1TOZと書くんですけども、
細かく言うと31.1035グラム。
それが今、1700ドル前後ぐらいで、それが1グラムあたりに直したのが、先ほど清水さんがおっしゃった6500円ぐらいという形で、
ほぼ市場最高値に近い形ですね。
ちょっと見てみたら、ここ10年ぐらい、ずっと4000円台で推移していることを考えると、
1.5倍強くなっているということで、ちょっと脚光浴びているんですが、
この金投資について、ベーシックなところから教えていただきたいんですけれども、
コロナ感染で話題になっている金ですが、これは過去にもあったんですかね?
今回のケースというと、化学の変動という意味で、2008年のリーマンショックと非常によく似ているんです。
2008年のリーマンショックの後も、株とか債券とか金とかすべて一時期売られたんですね。
現金化の動きで。その後、基本的にはいち早く化学が戻して、実は市場最高値まで上昇したのが金だったんですよ。
今回も一時的にすべての資産が売られて、そこから戻りが顕著だった、最初良かったのが金という形。
それを意味であれば、リーマンショックと同じようなことを想起させるというか、イメージしている人が多いと思うんですよ。
それともう一つ、実は金化学が上昇する材料にはことかかないというのもあるんですね。
一つが今回の新型コロナですよね。これはどの辺で収束するのか。
日本も緊急事態宣言が解除されて、世界も経済風さが徐々に解除されてますけども、やっぱり第2波、第3波が来るんじゃないかと。
そういう懸念があったり。あともう一つ、金化学にとって一番怖いベイドルの金利が上がってない。逆に下がってる。
実は金というのは持っているだけで収益を生みませんから、金利が上がるということは金にとって大敵なんですよね。
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特にこの場合は、ベイドルの金利と思っていただければ結構です。
その今、ベイドルの金利が未増の低金利政策を取っていて、さらに両手非緩和という形で市場に資金をジャブジャブに出していて、
それこそベイドルの金利を下げるとともに、ベイドルの価値も下げるような政策をやってるわけですよ。
しかも当面続けるって言ってるわけですから、金にとって最も大敵なベイドルの金利が上がる。
あるいはベイドルの価値がどんどん上昇していく。そういう的な政策をしていないことを考えると、当面やっぱり金化学というのは顕著に行く可能性は強いですよね。
金投資についてはフォローというか追い風の状況の中で、実際に投資をするにはどんな方法がある?どんな買い方があるのか?
金に投資する場合は、今は大まかに言って2つあると思うんですね。
1つは金の地金、金そのものを買うという考え方ですよね。
もう1つは金のETFなど、金化学に連動するETFを買うという2つの方法があり得ると思うんですよ。
特に金を買うというと、金そのもの、地金を買うケースが多いと思うんですけども、実は金そのものを買う方法にも3つあるんですね。
1つが金の延べ棒、通常は地金と呼ばれているものですね。
小さいものですと5グラムぐらいかな。大きいものですと1キロとか、そういう形になるんですね。
それをグラムに応じた地金をそのまま買っていくと。
先ほど清水さんが金って6500円ぐらいですかって冒頭にお話ししましたよね。
単純に言うと今1キログラムって650万もするわけですよ。
すごい高価なものですよね。
地金を買うという方法と、それ以外にもう1つ金化を買うという方法。
これはメープルリーフ金化とか、あるいはカンガルー金化とかウイン金化とか、金化学に連動した金化、コインを買っていくという方法ですね。
コインは大きさ的には4種類あって、一番小さいのが10分の1オンス。
グラムで言うと大体3グラム前後ぐらいかな。
一番大きいのが1オンスという感じで30グラムちょっとですね。
それを基本的に金化を1枚ずつ買っていくという方法。
これも一番小さい10分の1オンス。
それでも今の金の価格を合わせると大体2万円くらいしちゃうんで。
やっぱり今金に手を出すのは難しいですよね。
そういうことを考えるんだったらもう1つが、一番手頃な金額でできるのが純金積み立て。
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純金積み立てというのは提供金と同じように毎月一定額で基金を少しずつ買っていくという方法ですね。
これは大体3千円とか数千円ぐらいから始めることができて。
要するに積み立て貯蓄感覚で毎月お金を落として、その金額で買える範囲内の金を買って積み立てられていくという考え方ですよね。
この3つがあるという感じで。
金というのはどちらかというと、今最初に清水さんが金価格が上がってますねって話がありましたけども、
実は金というのは平日にこういう有事ではなくて、常日頃からコツコツ買っていくという考え方であれば、
やはり純金積み立てというのが一番馴染みやすいと思いますよね。
そうですね、分かりました。
今のお話で言えば、こういう有事の時に脚光を浴びますけども、
平日の時からコツコツ買っていくには、買える範囲で買えるという意味でも純金積み立ては非常にやりやすい、最初の投資としてはいい投資方法だと思いますね。
そうですね。ただしですね、実は金の価格というのは、特に現物の場合は1日に1つの値段しか使わないんですよ。
ですからですね、そういう意味であれば売るにも買うにも楽なんですけども、
例えばですね、最近ですと金の価格って1日にすごく動くケースもありますから、
やっぱり上がったところで売って、下がったら買いたいとかあるじゃないですか。
その機動的に売買するんだったら、やっぱりETFの方がいいでしょうね。
なるほど、そうですね。
だから資産をコツコツですね、平日から貯めておいて有事に備えるという意味だったら純金積み立てがいいでしょうし、
やっぱり価格が大きく動くような局面で考えるんだったら、
ETFなんか、そういうのは投資のスタイルで使い分けるという考え方もあると思うんですよ。
分かりました。
ともあれ、1つの資産形成の中で金を組み入れるというのが、1つ有効な方法になりつつある状況だと思いますので、
関心のある方はぜひ検討してみたらいいかと思います。
特にですね、金は持っているだけで利息生まないじゃないですか。
だから今言ったように、資産形成という側面であればですね、資産の保全のために金というのを持つのは大切なことですけれども、
一方では持ちすぎないということも大切ですから、
資産の大体ですね、1割から15%くらい、それくらいまでをめどにコツコツ平日から買っていくというのが一番オーソドックス、始めやすい投資スタイルだと思いますよね。
分かりました。
ぜひ皆さんも無理のない範囲でちょっと金を見直してみたらいいかなと思います。
フランス先生、今回もありがとうございました。
はい、どうもありがとうございました。
現在ですね、2020年の家庭防衛ということで、ビジネスの皆さんからですね、お金の悩みを募集しております。
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当番組の説明欄にある応募フォームからですね、ご応募いただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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