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2020-06-30 10:21

第29回 株価の乱高下、不安定な情勢、株式投資などはいまするべき?

All About『マネープランクリニック』でアドバイスをするFP深野康彦さんとマネーライターの清水京武さんが、株式投資など今のコロナ禍の中、投資をするべきか、どのようなことに気を付ければ良いかなどをお話しします。

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皆さん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの深野康彦です。
皆さん、こんにちは。マネーライターの新人といいます。
今回はメロディーをお願いいたします。
よろしくお願いします。
引き続き、リモート収録になっておりますので、聞きづらい点もあるかと思いますが、その点はご了承いただきたいと思います。
今回のテーマは、いでこです。
引き続きそのテーマでやりたいと思います。
いでこというのは、運用するというイメージがあるのですが、運用商品だけではなくて、元本保証の商品も実際に用意されています。
どちらかいろいろ選べるのですが、
今回は元本保証の商品から投資インタクトの商品に変えるメリットについて考えてみたいと思います。
そのあたりどういうふうにお考えですか。
復習になるかもしれませんが、いでこの運用の仕方をお話しさせていただきます。
今、清水さんから運用商品のお話がありましたが、
いでこの場合は運用商品は、自分が契約した金融機関から手入れする金融商品をどのように組み合わせても選べるということです。
運用商品には元本保証のある有料貯金であったり、生命保険などの保険商品であったり、
元本保証されていない大きな投資インタクトがあると。
これらを組み合わせて、どれか1本でも別にいいし、複数の商品を持ってもいいし、それで決めて基本的には運用をしていくと。
ただし、決めた商品は基本的にはいつでも変更することができる。
それを考えると、最初に契約時に始める時に決めた商品で、ずっといかないといけないわけではないということは覚えておいてください。
そういう中では、皆さんで何で運用するかというと、せっかく老後のためにお金の準備をするので、皆さん減らしたくないという意識がどうしても強いですよね。
特に、今回コロナショックで株価は前代未聞のような暴落をして、それこそ背中が冷や汗が出るような感じで、
5月から6月にかけて株価は戻っていますが、まだまだ油断を許さない。
ああいうものを見ると、やっぱり株価って怖いなというイメージがあると思うんですよ。
そうすると、どうしても元舗保証の商品になってしまうというのは、ある意味ではいたしかたないのかもしれません。
ただし、例えば株価を見てみると、よくラジオの中でもリーマンショックの時のことを引き合いに出すんですけども、
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リーマンショックで株価は大きく下がったけれども、大多数の国はリーマンショックの前の高値を数年かけてリカバリしているわけですよ。
さらにそれより上がっているということを考えると、株価は長い時間軸で見れば下がることもあるし、上がることもある。
ただし、世界の経済が成長していくという前提であれば、長い見れば株価は上がっていく確率が高いということは、ご理解しておいたほうがいいですよね。
もう一つは、イデコの特徴というのは、節電効果が高いと言われますよね。
特に、賭け金は全額所得向上になって節電になると言われますけども、それ以外にもう一つは運用益が非課税になるわけですよ。
通常我々は、予貯金の利息、あるいは株式投資などの売却益に関して言えば、20%の税金を取られますけども、これらの税金は一切かからない。
そうなると、運用益が大きくなればなるほど、実は節電効果って大きくなるんですよね。
そうすると、予貯金と、例えば投資信託、株式で運用する投資信託で考えてみますと、予貯金の金利なんて、もう0.1%もない世界ですよね。
それでも、今度は試算をしてみました。
仮に言うと、予貯金、甘めに言って0.1%の金利。株式の場合ですけども、大体株式の期待リターン、株式投資した場合のリターンは年平均で5%程度ぐらい。
5%はちょっと高いから、慎重に見積もって3%の利益が得られるとした場合ね。
この場合、毎月1万円を投資した場合、1万円を例えば30年間、いれいれ積み立てた場合、どうなるかというと、
1万円の年間で12万円。これが30年間ですから、元本は360万円ですよね。
これに対して、予金金利は、予金の場合、金利0.1%ですけども、どうなったかというと、大体364万4300円。
だから、30年間かけても、4万4300円しか利率がないですよ。
そうなりますね。
これの20%税域、節税にならせても、この2割ですから、8800円くらいしか節税効果ってないんですよ。
これに対して、投資進捗3%、慎重に見積もった数ですけども、この場合は30年後に537万円、1500円。
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つまり、元本は360万円ですから、大まかに言って、177万円の利息がついている。
そうすると、そこの20%ですから、大まかに言うと、354,000円くらいが節税になっている。
それを考えると、運用域の違いと、さらに期間を長くするという形になると、節税効果もより大きくなる。
実は、投資の世界では、もちろん投資には絶対ってことはありませんけども、
投資の場合は、投資する期間が長くなればなるほど、元本割れのリスクが抑えられると言っています。
さらに、イデコの場合には、長期、老後資金ですから長い期間で、しかも毎月コツコツ積み立てて、
投資対象を分散するというある面では、元本割れを抑えるような仕組みで、老後資金を準備していくわけです。
それを考えるならば、確かに短期的に見ると怖いかもしれませんが、投資進捗のようなものをうまく使っていった方が、
より節税効果も高くなり、老後資金を大きく準備する可能性も高くなります。
でも、余貯金だとそのうち金利が上がるのではないかと言われるかもしれませんが、
実は余貯金0.1%の金利でも甘めに見たと話しましたが、
余金金利が1%下回って30年近くあるわけです。
新型コロナでこんな状況ですから、当面金利が上がることはできないですよね。
例えば、今0xの金利が1%になると何十年かかるかのことですよ。
もしかしたら、急凍することもあり得るかもしれません。
これを考えたら、余貯金で元本は貯められますが、
利息収入を稼ぐというのは限界に近いですよね。
難しいと言わざるを得ない。
老後資金というのは、時間を味方につけて準備するのであれば、
元本を商品から投資進捗のようなものに乗り換えて、
コツコツやっていった方が、お金を大きく増やすことができる可能性を高めて、
生成効果も高くなるわけですから、
そちらをやった方がいいのではないかと言いたいですよね。
そうですね。
実際、入れ子をやられている方でも、
中身は元本保証の商品だけという方も少なくあらずいらっしゃるようですので、
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こういうメリットを考えてみると、
いきなり全部は無理かもしれませんけど、
部分的にでも投資進捗の方に切り替えてみるということは、
十分メリットのあることだということになりますね。
今、清水さんがおっしゃいますけれども、
実際入れ子をやっている人の場合、
最近はあまり統計データを見ていないんですけれども、
利用している人の6割、7割くらいは元本保証商品のみと。
そうですね。
そういう人が多いですから、
例えば、かけ金が1万円だったら、
1万円全部やるのは怖いんだったら、
清水さんがおっしゃったように、
例えば半分の5,000円だけ、
投資進捗に回すことができると思いますから、
全部は難しかったりしても、
いくらか投資進捗が生まれていった方がいいと思うんですよね。
そうですね。
こういう知識だからこそ、
逆に投資の方に目を向けてみる、
いい機会でもあると思います。
福山先生、今回もどうもありがとうございました。
はい、どうもありがとうございました。
現在、2020年の家庭防衛ということで、
ビジネスの皆さんからお金の悩みを募集しております。
当番組の説明欄にある応募フォームから、
ご応募いただければと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
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