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皆さんこんにちは、ファイナンシャルプランズの福田康彦です。
皆さんこんにちは、ライターの清水です。よろしくお願いいたします。
福田先生、今日はですね、マノピュアンクリニックをしている中で、多分最もベーシックな相談だと思うんですけど、
貯蓄がありませんと。どうしたものかという相談が大変多いので、ちょっとこれを取り上げてみようかなと思っているんですけれども、
具体的には、赤字家計だったり、貯蓄ができない。あと、借金、要するにカードローンだとか、大きなローンを抱えているという方も多いんですけど、
そういう中で、どうやってお金を貯めていけばいいかという、そこをテーマにちょっと話していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
今、オーストラリアでお金を貯めるということですけれども、マネープランクリニック、あるいはクリニック以外の私はいろいろ相談とかを受けている中で見ると、
まず、自分自身のことをよく把握していないという人が結構多いですよね。
前回もちょっと清水さんとお話したかもしれませんけれども、要するに、市と不明金があるとか、そういう形ってあるじゃないですか。
それを考えると、お金を貯める場合って、要するに手段ばっかりじゃなくて、まず自分自身の、我が家がどうなっているということを把握することが一番大事だと思うんですよ。
それが本当のスタートですよね。
そうですよね。
その、我が家が一番どうなっているかというと、基本なるのは家計管理だと思うんですけれども、それが分かっていない。
さっきお話しすると、市と不明金だとか、それから大事な支出が抜けているとか、計画的に貯めていないと思うんですけど、家計管理の基本というのは、まず何から手をつければ。
基本的には、収支を把握するというのが大事ですから。
今、清水さんがおっしゃった家計簿という形だと思うんですよ。
基本的には家計簿というと、昔ながらの紙ベースのものだったりとか、あるいはスマホで自動的にまとめるという形。
それぞれ一長一短があると思うんですけども、お金が貯められないという人は、私はスマホみたいなものよりも、紙ベースで。
紙ベースで。
やっぱり一品一品することは何を買ったくらい、細かく一度私の支出の仕分けみたいなことを、それぐらいやってもいいのかなと思うんですよ。
ベースからしっかり付けていくということですよね。
そうですね。付けるのも、できれば3ヶ月、最低でも3ヶ月かな。できれば6ヶ月ぐらい付け続ける。
なぜかというと、単月の場合だとその月に支出が多かったり、逆に少ないというケースがあるじゃないですか。
だから我が家の平均値ですよね。そこを把握してどうするかというのをまず考えていかなきゃダメですよね。
そうですね。毎月かかるものもあれば、不定期にかかってくる支出もあるので、そういうのを見落としてしまうと、結局的に年間で誤差が出ちゃうということになる。
そうですよね。そこをまず把握した上で、どうやって処方箋を使う。
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ですから、マネープランクリニックにいろんな方が相談を送ってくれるじゃないですか。
そうなると、どうしても私が教える立場という感じになると、ドクターとか先生になるじゃないですか。
私の場合は、今回のマネープランクリニックというのはお金回りですけども、
例えば、病気をした場合、お医者さんに行く時でも、ただ単に医者に行かないですよね。
例えば、熱があるとか、喉が痛いとか、いろいろあるじゃないですか。
症状を言うから、初めてお医者に行っても、こういう薬を出しましょう。こういうふうにしてください。
実はお金回りは全く同じことなわけですよ。
だから、自分自身が今こういう形になっている。
だから、基本的に何が何だか分かりません。
だったら、我々もどういう処方箋を打ったらいいかって分からないじゃないですか。
それを考えるならば、必ず自分自身が把握した上で、初めて対処法、お金を貯めるための手段が取れるというのが正しいのかな。
そこを考えてもらわないとダメですよね。
それをベースにして、自分の家計がいくら使っていて、いくら収入があって、だから貯蓄できないというようなことが分かってくると思うんですけど。
今度、結論から言えば、節約をしてお金を貯めなきゃいけないんですけど、
その節約の仕方にも無理があったりすると結局続かないので、継続することに意味がありますから。
その辺がポイントですよね。
節約というと、分かりやすいところって水道、公熱費とか。
でも、よくマネープランクリニックで示したんですけども、ここまで食費を削っちゃって大丈夫かっていう人も結構いらっしゃるじゃないですか。
その場合だと食費削りすぎて、若い時はいいかもしれないけど、
それがどんどん蓄積されていくと、体調を壊しちゃって、かえってお金がかかっちゃうということがありますから、
私は食費というのは、そんなに削るべきではない。
もちろん、無駄があるんだったら別ですけども、その分は削らないで、やっぱり体に留意する。
健康を入れるということ。そのお金は必要経費としていますけど、使わなきゃダメですよね。
それ以外は違うところですから、メスを入れるというか、そういう感じでいけばダメだと思いますね。
その月は思いっきり節約できても、次で反動で使っちゃうというケースもよくあるので、
とにかく継続してできるような、よく言われるのは優先順位をつけて、
自分たちが優先順位の低いものから削っていくということでやっていくということだと思うんですけれども、
そういう中で、福山先生とよくお話が出るのは、何でもかんでも節約モードにしちゃうと結局息が詰まっちゃうので、
メリハリというんですかね。使う時もあれば削る時もあるという、
うまくバランスを取ることが大事だとよく福山先生も言われています。
私はですね、やっぱり一番節約って簡単なのは、
例えば食費とか通信費とかいろんな項目っていうのを一律1割とか2割とか決める。
これ一番簡単ですよね、やり方は。
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でも今清水さんおっしゃったとおり、それって逆に言うと一番ストレスなのって続かないんですよ。
だからメリハリをつける。
それ考えると自分の支出の中で、私はそれを正益って言ってるんですけども、
その正益はなるべくだったら削らない。
削らなくても大丈夫だったらベストですよね。
削るにしても基本的には他に比べて削る割合が少なくて、
つまりそこでいわゆる自動車のハンドルみたいな遊び部分を設ける上で、
逆に他の部分はしっかりつける。
基本的にはしっかり削っていくっていう。
そういう方が多分今までの経験と長続きするし、
これも溜まりやすいっていう形になりますよね。
そうですよね。
だいたい思い切って節約して息切れして、結局また元に戻るっていうパターンが意外に多いので、
そういうところを気をつけるためにはやっぱりメリハリをうまくつけて、
次の節約もやっていけるようなモチベーションだったり、
家族で楽しみ分を作るってことも大事なんですよね。
今本当に元に戻るって言うんですけど、元に戻るくらいだったらいいけど、
人によっては反動で、要するにダイエットと一緒で反動で、
リバウンドがもっと大きすぎだったら、家計もそれになりがちですから、
そうですよね。
それを考えるのであれば本当に無理はないって感じですね。
ですからですね、いっぺんに全てやろうと思って無理だと思うんですよ。
一つ一つ積み重ねていって、
例えば時間を一定かけた上で我が家のベストなものを作って、
そこから逆に言うと今度は貯蓄モードで加速していくって感じ。
なるほどね。
いっぺんにだからですね、
例えば電車で言うと最初各駅停車みたいでいいから、
それから準急とか急行って感じだけども、
お金貯めたい人っていきなり特急に乗ろうとするじゃないですか。
そうですよね。
そうすると基本的には失敗っていうのは多いですから、
ですからできるところからっていうところ、
そこの積み上げっていうのでやる。
なぜかというと家計管理の方ですね、
実は一発逆転ってないんですよ。
そうですよね。
言っちゃえば地道にコツコツ、
それをやっていくために一つずつ積み重ね、
それで基本的にはできるようになったら、
今度は貯蓄目的をして、
例えば何年間でいいから貯めるとか、
そういうステップアップしていくっていう形でいけば、
実はそんなに難しいことはないでしょうね。
そうですよね。
そうですよね。
それでやっぱり抑えておきたいのは、
方法みたいなところなんですけども、
よく言われる先取り貯蓄、
これやっぱり有効で、
特に貯蓄できない人は実践してほしいっていうことになりますよね。
でも今おっしゃる先取り貯蓄も、
家計の収支が分かって、
初めて毎月どれくらい貯金できるだろうってことですよね。
分からないうちに例えば、
じゃあ貯蓄するから5万円先取り貯蓄しちゃおうって言うと、
大体失敗するじゃないですか。
抜いていくっていうね。
そういう感じですね。
だからそれを考えるのならば基本的には、
先取り貯蓄がベストですけども、
その先取り貯蓄をするまでの、
やっぱり先取り貯蓄の準備があるっていうことを、
忘れないでもらいたいっていうことですよね。
それで我が家の貯蓄できる、
無理のない範囲の額を設定して、
それを先に先取りして、
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残ったお金でやりくりしましょうと。
それができればベスト。
それができればもう第1段階っていうか、
もう第2段階ぐらいいってるのかなって感じですよね。
それができる人はそもそも貯蓄できますよって話ですよね。
あとはそれをどうやってステップアップさせるかってことですね。
ポイントですよね。
だからまずはそこの入り口のところ、逆に言うと、
基礎部分でそこをしっかりやれば、
実はお金を貯めるスピードを速くするとか、
あるいは投資をするっていうのは、
ある意味で少し応用の部分じゃないですか。
ですから逆に言うと応用かさず、
基礎をしっかり固めた上でステップしていくっていうことだけは、
何度でもいいですが、
守っていただきたいなと思いますね。
はい、わかりました。
貯蓄ゼロとか貯蓄ができない人の相談の解決法として、
ベーシックなものは家計管理をしっかり自分なりに把握して、
そこから積み上げていくってことが大事ということで。
そうですね。
はい、わかりました。
じゃあ今日はそういうところで終わりますね。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。