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どうも、柳川です。よろしくお願いします。はい、今日はですね、なぜ、あなたのコンセプトはなかなか明確に決まらないのかという話をしていきたいと思います。
僕はですね、対話のサービスをしています。主に起業されたい方、既にされている方、そういったビジネスに関する文脈でのご相談を載っているという形でも、
かれこれですね、10年近く今この仕事をやっているので、
ざっと見積もって2000人以上は、単発も含めてですけど、セッションをさせていただいているかなと、いろんな方と対応させていただいていて、ビジネスとかそういった相談に
載らせていただいているのかなというふうに思うんですけど、やっぱりコンセプトっていう言葉がそもそも横文字でよくわからない方も多いと思いますし、
コンセプトというのを一生懸命考えたりとか、自分の中でのコンセプトを明確にしようと取り組んでるんだけどなかなか明確にならないという、いろんなコンセプトにまつわるご相談もたくさんあってですね。
なんで今日はこの音声を撮ろうと思ったのかというと、まさに先ほどですね、相談に来られたお客さんと対話の中でですね、そのコンセプトを明確にしたいけどなかなか決まらないというところのご相談で来られた方だったので、
まぁちょっとねタイムリーだったので、せっかくなので同じところで結構つまずいてたりとか悩まれてる方多いんじゃないかなということでお話しさせていただきました。
お話しさせていただこうというふうに思っています。で、早速ですね、コンセプトがなぜ明確にならないのか。
もちろんいろんな状況とかいろんなね、考え方があると思うので一概には言えないですが、
まぁ僕が少なくとも関わらせていただいている中で、多くの方がそのコンセプトを明確にできない理由として、そのつまずいているポイントというのがあってですね、それは何かというと、
きっとですね、これ当てはまる方多いんじゃないかなと思うんですけど、自分がコンセプトとして考えたことがちょっと抽象度が高すぎる、抽象的すぎてこれだと伝わらない、売れないんじゃないかっていう不安もあり、
ただそれを具体的に表現しようとすればするほど、本当は私はこれだけをやりたいことじゃないんだよなーっていう、
なんかそこのね、あの、狭間ですごくこうブレてしまうというか揺れ動いてしまって、なかなかカチッと決まらないっていうことがありえるのかな、起こり得るのかなと思うんです。
例えばっていうのでちょっとまあ例に挙げますけど、架空のね、例えばですけど、私が本当にやりたいことというのは、自分の、自分らしさを発揮して生きていくということを本当に、本当の意味で私は、あの例えば提供していきたい、
これが本当の意味でコンセプトとして打ち出したいんだけどなかなかこれだと伝わらないので、ちょっとこう自分の中でダイエットの経験があるので、
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ダイエットっていうところで糖を絞ってやろうかなっていうのも考えるんですけど、だけどやっぱり私はダイエットだけやりたいわけじゃないんだよな、本当はもう自分らしさっていうところをクライアントさん、お客さんにしっかりと自分でね、見出してもらって、それを発揮して本当にこう私らしく生きていけるっていうところを実現してもらうためにサービスっていうのを提供していきたいんだけど、
これだとなかなか抽象的すぎて伝わらないよなっていうね、このなんかこう具体的なものにすればするほど自分の本当の意味でやりたいことがそれだけじゃないのに、だけど本当の意味で私がやりたいこととか伝えたいことをそのままコンセプトで表現しようとすると抽象的すぎて、これじゃなかなか売れないし伝わらないよな、この狭間で悩まれている方がまあめちゃくちゃ多いわけです。
で、これを本当にたくさんいろんな方と関わらせていただいて、やっぱりここに一番つまずいている方が多くて、まさに今日お話しさせていただいた方もね、やっぱりここにすごく悩まれてたので、まあこれを今日来ていただいたお客さんがまた聞いていただけているかどうかはちょっと定かではないですか、まあ振り返りの意味も込めてもう一度、なぜそれがつまずくポイントで、じゃあどうすればいいのかというね、考え方をちょっと指針として示せればなというふうに、
思っています。で、まあ早速結論からいくとですね、ここのコンセプトが明確にならない、一番の理由は実はこれだっていうのがあって、それは何かというとですね、コンセプトは2種類あるという考え方をしっかりと持つということです。
多くの方はコンセプトというのを考えようってなると、まあコンセプトを考えるってなると、もちろん自分のコンセプトは何だっていう問いから入って考えていくんですけど、
なんでね、さっきの自分のやりたいことはこれなんだけど、それだと伝わらない、だけど伝わるように具体的にすればするほど私のやりたいことはこっちじゃないのになっていうのに陥ってしまうのかというと、
このコンセプトが2つあるということが理解できておらず、ごちゃごちゃになっちゃってる、その2つのコンセプトがごちゃごちゃになっちゃってるので、言いたいことと伝えたいことと、
伝わることとの狭間で揺れ動いちゃうのかなと。
なので、コンセプトは2種類あるということを今日このタイミングでね、せっかくこれ聞いていただいているご縁なので、せっかくなので覚えてあなたの授業に落とし込んでいただければと思うんですが、
どういう2種類があるのかというと、これです。コンセプト2種類あるんですが、1つが企業コンセプトです。
企業というのは会社の方ですね、経営理念っていうところの意味合いでの企業コンセプトなので、企業としてのコンセプト、これが1つ。もう1つが商品コンセプト。
この2種類のコンセプトというのが実はあるんだよということを知っておいてもらえると、すごくわかりやすくなると思います。
もう少し具体的に噛み砕いて説明すると、企業コンセプトっていうのはまさに理念みたいなものです。
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例えば、スターバックスで言ったらサードプレイスみたいな感じですよね。
スタバのサードプレイスというコンセプトは、ビジネスしてたりとか、コンセプトのことを色々学んだりとか、探してリサーチしてると必ず出会う言葉なので、結構有名ではあるんですけど、
一般的なお客さんにサードプレイスって何か知ってる?どういうもの、例えばサードプレイスっていうスタバのコンセプト知ってる?って聞くと、ほとんどの人が知らないんですよね。
なんで知らないのかっていうと、それが企業コンセプトだからなんです。
つまり企業コンセプトは何かっていうと、その会社の指針とか軸になるもの、その会社の哲学であり価値観を表しているものなので、抽象度が高いんですよね。
でもそれで構わないんです。なぜならお客さんに浸透させるコンセプトや言葉ではない。
お客さんにそのコンセプトを買ってもらう必要がないから、だから抽象度が高くていいんです。
僕は個人で仕事をしているので、個人で仕事をしているってことは、自分がちゃんとそのコンセプトに沿った生き方や選択ができている、判断ができていると、それで企業コンセプトの役割を果たせているので、まさに理念という抽象度の高いものが企業コンセプトになります。
一方でもう一つの商品コンセプトっていうのは何かというと、まあ分かりやすいのが吸引力の変わらないただ一つの掃除機といえば、みたいなことを問われると、もう誰しもが分かりますよね。
ダイソンの掃除機ねっていうのがイコールになると思います。これ何でかというと、これは商品コンセプトだからです。
つまり商品コンセプトというのは具体的なんです。
ダイソンのあの掃除機を買うと、吸引力の変わらないただ一つの掃除機が手に入るんだなっていうことが明確にわかりますよね。
これが商品コンセプトの目的であり役割なんです。つまり商品コンセプトは具体的であればあるほど良い。
むしろ抽象度をどれだけ排除できるかというのが商品コンセプトの鍵になるので、ここがさっき言ってた抽象度の高い企業コンセプトと具体度の高い具体性のある商品コンセプトの違いになるということです。
なので当然この企業コンセプトと商品コンセプトの意味合いがガッチャンコしていると、ごちゃ混ぜになっていると、さっきみたいな
狭間で悩み続けないといけないことになると。自分の言いたいこと伝えたいことはこれなんだけど、だけど求められたりとか伝わる
これを売れるためには具体的にしないといけない。でもこれをやりたいわけじゃないのに、これだけやりたいわけじゃないのになっているので悩んでしまうのは企業コンセプトと商品コンセプトが
ごちゃ混ぜになっちゃっているからっていうのが一つ大きな理由としてあるんじゃないかなと思います。今日の方はまさにそういう感じだったんですよね。
ご自身で考えているコンセプトはどう考えても企業コンセプトなんだけど、目的として今日の相談目的として来られてたのが商品コンセプトを考えたいっていうので、
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そういった抽象度の高い自分の理念とするコンセプトのことを言っていたので、そこがなんかごちゃ混ぜになっちゃってて悩まれている原因じゃないですかっていう話で。
だから企業コンセプトとしては今の抽象度の高い自分の軸、指針となるコンセプトを置いておいていいんですが、
それをお客さんに届けたりとか売ろうとするコンセプトにはならないので、商品コンセプトとしてしっかりと自分の商品としてのコンセプトを改めて考えていく必要がありますよということは話しました。
なのでダイソンで言ったら吸引力の変わらないただ一つの掃除機っていうのは、別にダイソンって吸引力の変わらないただ一つの掃除機だけを作っている会社ではなくて、
ダイソンという会社の一つの商品のラインナップのコンセプトで吸引力の変わらないただ一つの掃除機というコンセプトがあるだけですっていうことなんですよね。
だから商品コンセプトというのは全然商品ごとにあっていい、無数にあっていいことで、
企業コンセプトはたった一つの抽象度の高いすべての自分の活動を包括している意味合いになるので、抽象度が高くならざるを得ない、
抽象度が高いものであるべきだというふうにも考えられるのかなと思います。
こういうふうに分けて考えてもらえると、2種類あるんだと、2つコンセプトというのはあるんだということを考えてもらえていると、おそらくコンセプトめちゃくちゃ考えやすくなると思うんですよね。
だから今あなたが思いついていたり考えようとしていることが、企業コンセプトにあたるものを考えようとしているのか、商品コンセプトにあたるものを考えようとしているのか、
ここの違いではっきりと明確になるかならないか、自分が今考えていることが企業コンセプトに向かっているのか、商品コンセプトとして考えないといけないものなのか、
だから具体的にするべきなのか、抽象度が高いものでいいのかというのが明確に分かれるんじゃないかなと思います。
というふうにコンセプトと向き合ってもらえるとすごくいいんじゃないかなと。
特に僕のような、これを聞いていただいてあなたもきっとものづくりとかをしているというよりは、おそらく無形のサービスだったりとか自分自身を商品化して提供されているサービスをやろうとしている方だったりするんじゃないかなと思うので、
めちゃくちゃやっぱり目に見えない商品を売っているわけなので、言葉っていうのがすごい重要なわけです。
僕たちの商売も言葉によってすごく左右されるようなお仕事なのかなと思うので、
やっぱりコンセプトという、自分の価値を言葉に置く、言語化するというのはめちゃくちゃ重要なんですよね。
コンセプトでものすごく結果が決まってくると言っても過言じゃないのかなというふうに思うので、
そういう意味ではコンセプトとどれだけしっかりと向き合って、本当に自分の中で納得できる明確な、
そして、顧客さんに求められる魅力として伝わるコンセプトを持てるのかというのはものすごく鍵になるんですけど。
だけどやっぱりこのコンセプトという言葉はわかっているけど、コンセプトって何のことかみたいなところがしっかりと自分の中で言語化できていないと、
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なかなかそこに向かえないのかなと思うので、改めてこの機会でコンセプトというのは2種類あって、
1つは企業コンセプト。その企業コンセプトの意味は経営理念のようなもので、すべての会社の指針となる軸となるようなものなので、
中小度が高くて、むしろその高いものであるべきだと。
もう1つが商品コンセプト。これは具体的であればあるほどいい。なぜならこれはもうお客さんに実際に売っていく、訴求していく言葉になるので、
中小度が高い言葉が入っていると、それが価値として伝わらない。
だから価値として届けるためには、具体性であればあるほどいいという考えをもとに、商品コンセプトは考えていかないといけないので、
考えていく方向性が、そもそも企業コンセプトと商品コンセプトは違う。
そこをしっかりと認識していただいて、理解していただいて、コンセプトづくりに向かっていただければ、しっかりとあなたのコンセプトを作っていけるんじゃないかな、持てるんじゃないかなと思うので、
ぜひ参考にしていただいて、早速取り組んでいただければと思います。
またコンセプトって、こんな10分やそこらで語れるほどのものではなくてですね、めちゃくちゃ奥深くて、すごく重要なところなので、
またコンセプトについてわからないこととかご質問あれば、ご質問とか直接お問い合わせいただいてもいいですし、リクエストあればまたコンセプトについても収録取っていきたいなと思うので、
コンセプトという言葉自体がね、ちょっとコアなので、あんまり多分求められてはないんですけどね、全体の数で言うと。
だけどめちゃくちゃ重要なので、分かっている人は分かっているというところで、今日はそんな方に向けて、必要とちゃんと自覚されている方に届ければいいなというので、
撮らせていただいたので、今日はこの辺にして、また収録撮っていきたいと思うので、ぜひ次回も楽しみにしていてください。
ということで、最後までご静聴いただきありがとうございました。それではまた。