2025-07-03 11:34

【ふてはなDM】027:褒めて伸ばすというのが絶望的にダメなマネジメント手法である理由

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【ふてはなDM】とは、悩める若手ビジネスマンへ、経営者の島田徹が直球メッセージをお届けするコーナーです。

今回のテーマは「褒めて伸ばすというのが絶望的にダメなマネジメント手法である理由」です。

ぜひ、最後までお聴きください!

▼代表取締役社長:島田徹

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サマリー

褒めて伸ばすマネジメント手法の問題点について深く掘り下げています。このアプローチは、部下を操作することによって成長の機会を逃し、結果的に個々の才能が発揮しにくくなると指摘されています。本エピソードでは、「褒めて伸ばす」というマネジメント手法が効果的ではない理由について論じています。特に、素直さやフィードバックの重要性が強調され、親の教育が子供の素直さに与える影響についても触れています。

00:01
ふてはなDM。この番組は、全国の悩める若きビジネスマンに向けて、私、島田徹徹が本音で語る直球メッセージをお送りします。
はい、非常に暑い日が続いてますね。今ですね、夕方なんですよね、私の方はですね。私の方はっていうか、収録してるんですね。
で、今ちょっと犬の散歩に行ってきたんですけども、本当に風呂の中にいるような蒸し暑い、そんなに温度高くないんですけども、非常に蒸し暑いですね。
こんなに東京って暑かったっけなって思いますけど。
褒めて伸ばすの問題
今日のテーマはですね、褒めて伸ばすというのが絶望的にダメなマネジメント手法である自由というお題ですね。
で、褒めて伸ばすってね、よく言われますよね、褒めて伸ばすマネジメントがいいですよと怒っても伸ばすんじゃなくて、褒めて伸ばすんですよと。
部下の方もですね、自分は褒めて伸びるタイプなんでとかって言う人もいますけども、基本的にそれダメだよっていう話ですね。
子供の時はしょうがないんですよね。子供を相手にする時にですね、勉強させたりとかピアノの勉強させたりとかですね、ランスで通わせたりとかっていう時にですね、厳しくやめたいってなっちゃうんで、
それをですね、褒めてですね、すごいねみたいな感じで、親とかピアノ先生とかが言うのはいいんですけども、大人になったらですね、それはもうちょっとお互いにやめましょうよというところですね。
基本的に大人になってですね、褒めて伸びる人間って多分いないと思うんですよね。そういうことを言う人はいたくさんいるんですけども、褒められて伸びたような錯覚を起こしているだけであってですね、全然伸びてないってことがほとんどですね。
で、褒めて伸ばすって結局上司が部下のことを操作しようとしているわけですよね。部下がやることに対してですね、望ましい方向についてやるとですね、褒めるわけですね。すごいねみたいな。いいよいいよみたいなね。
そうやって褒めて、望ましくないところをですね、やるとですね、そこは褒めないというふうにして、強制していくような感じになりますよね。それだけならまだいいんですけど、それは要するにですね、マネージャーの方がですね、上司の方が絶対に部下はですね、部下なんだよっていう上下関係を固定させる宣言のような感じになっちゃってますから。
マネージャーの方は必ず部下の行動を見てですね、それに対して評価を下すという関係ですよね。これが非常に良くなくてですね、基本的に組織って部下がですね、上司を抜かすってことは往々にしてあるわけですよね。社長でもですね、どんどん抜かしていくべきだと思うんですよね。社長業は社長業であるんですけども、それ以外の部分ではですね、若いですね、エンジニアの方がすごく突出した才能を持ったりしますし、
個別案件ですね、マネジメントについては非常にすごいとか、お客さんに対して受けがいいとか、ありますよね。なので、どんどんですね、追い抜いていくべきだと思うんですよね。社長業ですね、追い抜かれるとですね、かなりもうこの会社にいる必要ないなって感じで、独立していくしかないと思うんですけども、それでもですね、チームとしてやっていくという時にはですね、
個々の人がですね、マネージャーよりも個々の才能を持っているというチームが一番強いわけで、それをですね、マネージャーがですね、いいね、そのマネジメントとかですね、その営業手法いいねとか、そのあらゆるところに対してですね、上からですね、褒めていくみたいな、これは非常に良くない。下の人はですね、それ以上伸びていかないですからね。
そういうですね、褒めてですね、相手を操作していくっていう、これはまさしくですね、よく言われるですね、操作主義っていうやつですね。私は操作主義のマネージメントというのは非常に嫌でして、何がダメかというとですね、要は部下のことを子供扱いですよね。
部下が子供扱いされていて、それに対してですね、部下も気が付いていないという状況ですね。褒められて喜んでるみたいなね。本来はマネージャーなんかにですね、そこを突き抜けていかなきゃいけないんですけど、褒められてですね、そこのマネージャーのワールドの中でですね、縮まっちゃってるっていう状況ですね。
それは非常に成長機会を逃してというか、勝手に自分で枠を作られてその中に安住しちゃってる感じになりますよね。もったいないと思いますね。あるいはですね、もう少し賢い部下だとですね、操作されたことはわかっていると、だけど逆にですね、それをうまく利用して処制しようとかですね、給料上げてもらおうとか、そういう逆操作が走ってるってことがあるんですよね。
これもですね、お互いにヘビとマングースのバカ試合じゃないですけど、ヘビとマングースは別にバカ試合じゃないか。ヘビとマングースの戦いみたいなですね、同じ組織の中でですね、そういうことをやりあっても生産性がやっぱりないんですよね。
これも前から言ってるんですけども、チームのメンバーですね、常に外を向いてですね、戦わなきゃいけないんですけども、内側を向いてですね、マネージャーは部下を見て、部下はマネージャーを見てるんだな。そういう関係の組織って非常に脆いんですね。弱いですよ。
成長の機会を逃す
それに関連して言いますと、もう一つですね、部下の側が現実を観察しなくなるんですよね。何か自分が工夫してやったと。それに対してですね、フィードバックがお客さんから来ますよね。
それについてどう次のアクションを取っていくかっていう時にですね、お客さんからのフィードバックとマネージャーからの褒めの言葉ですね。それを期待する自分とですね、どっちを優先するかっていうのがですね、迷うんですよね。
本来はやっぱり現実、現実以降でお客さんからの反応ですね。お客さんはこう褒めて伸ばすとかあんまり考えてないので、良いものは良いって言うし、悪いものは悪いって言われると思うんですよね。東京のお客さんはあんまり悪いって言わないで、何も言わず去っていくって言うんですけどね。
なので、そういう現実に向き合わなきゃいけない時にですね、マネージャーは何て言うんだろうみたいな感じでね、そっちを考えてしまうと、これ今回工夫したのはマネージャーの言った通りだしなみたいな。悪くないよねみたいな。
そうするとですね、非常に成長機会を逃してますね。それもですね。だからやっぱり三つぐらいさっき言ったんですけど、自分が幼く扱われていてそれに暗中しちゃってると。
それから逆にですね、自分も操作してやろうと思っちゃうと。現実を見なくなってしまうと。そういうようなこと、被害が起きますので、そういうことないようにしたいですね。
基本的にですね、褒めて伸ばすとかって言いますけども、伸びる人間は勝手に伸びていくんですよね。伸びない人間ってのはですね、もともと伸びないと。この強度に情熱とか興味がないということもありますし、褒められて伸びたような勘違いをしていて、それでいいと思っちゃってるというパターンですね。
やっぱり伸びていく人っていうのは常にですね、何か自分で勝手に考えて工夫して、そのフィードバックを受けてですね、また次の回転に結びつけていくみたいな、そういうことをする人ですね。
そういう意味で言うとですね、マネージャーが何にもする必要がないのかというと、そんなこともなくてですね、そこのフィードバックに関してはですね、できますよね。素直にですね、ルカがやったことに対して、いいねとか悪いねとか、こういうふうにしたらもっといいんじゃないかとかアドバイスするとかですね、そこを素直にですね、感動を伝えると思ったことを伝えるということは、
これはお客さんからのフィードバックと同じようにですね、自分の工夫に対してそれを反省するですね、いい材料になると思うんですよね。反省って悪いことばかりじゃないですからね。
上手くいったときにですね、上司が驚いて、こんなふうにやったんだ、すごいねって言われればですね、なるほど、これって普通ではないことなのかなって思うわけですね。
それがないとやっぱりちょっと難しいですね。やっぱり自分で考えるのは、フィードバックがないところで試行錯誤するのは難しいので、これは平均以上にですね、頑張ってると評価されたっていうのは非常に主旨になりますよね。
これは褒めて伸ばそうと思ったわけじゃなくて、純粋に驚いているということなので、当然ですね、自分の想像を超えているということは起きるわけですね。
自分はこれぐらいかなと思ったんだけど、そこ以上に来ていると、すげえなみたいな、リスペクトするわみたいな感じになりますから。
これは上限をですね、マネージャーの採用のマックスを超えちゃってるわけですね。超えちゃうことも全然許容してるっていうことになりますんで、褒めて伸ばすと全く違うと思うんですよね。
だから素直にですね、感動は表現すべきだし、言われる方もですね、この人が言うっていうのはですね、こたてて伸ばそうとしてるわけじゃなくて、本当にすごいと思ってるんだなと、そういうふうに素直に受け取ると。
もう素直素直の関係ですね。これがやっぱり似てるようで全然違うと思うんですよね。バカ試合じゃないよみたいなね。
というふうにですね、思います。素直、素直さが一番。これもいつか話そうかと思うんですけど、素直さってですね、なかなか教えられないって言うんですよね。
これは子供の頃からですね、多分親の教育に影響するんだと思うんですけども、親がどう子供を育ててきたかっていう、そこに影響すると思うんですよね。
みんな素直さって子供の頃って思ってるんですけども、それをやっぱり隠させようとするか、そういう教育をしてくるとですね、
褒めて伸ばす手法の問題
それを出しちゃいけないだと、出すべきじゃないっていうふうに子供は学んでしまうんですよね。
そうなるとですね、非常に成長の具合がよろしくなくなってくると思うんですよね。
これはマネージャーの管理職の方もそうだし、部下としての振る舞いもそうですね。素直さってのは非常に重要なファクターになりますね。
教えられはしないんですけども、もともと持っているものですね、ちょっとした蓋が閉まってですね、簡単に剥がれることがあるので、
それは剥がそうよ、簡単に剥がれるの剥がした方がいいんじゃないって、その辺はできると思うんですね。
ものすごく重みでですね、何重にも蓋が閉まると無理なんですけども、1個2個の簡単な蓋がちょっと残っているだけだったらですね、
それを剥がしてあげると、それで素直同士でやっていくっていう、非常に宗教的な話ですけども、
そういう風にしていった方がいいんじゃないかなという風には私は思いますね。
ということでですね、基本的に褒めて伸ばすというのは良くないんですよというようなお話をさせていただきました。
いかがでしたでしょうか。ご意見ご感想ご質問等ありましたらXまでお送りください。
それではまた来週の木曜日このチャンネルでお会いしましょう。
11:34

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