2024-01-28 22:12

152. 2度目のサヨナラ…そして絶版へ。新オバQ最終話『9時カエル』

1971年に復活を遂げた『新オバケのQ太郎』にも最終話を描かれます。大原家に2度目のサヨナラを告げたQちゃん。しかしその後、その人気に反してこの作品は絶版に…


誕生から藤子不二雄の代表作へ、そして空前の大ブームから復活、そして絶版と壮絶な歴史を辿った新旧『オバケのQ太郎』。これにてラスト??


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00:04
はい、みなさんこんばんは。ゆうすけです。
さっぱです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
えっとですね、『おばけの九太郎』。
はい。
正しくは、新おばけの九太郎。
うんうんうん。
一度連載されて、爆発的なブームがあり、
最終回を迎えたんですけども、またアニメがね、始まるっていうことで、それに合わせて、新おばけの九太郎っていう新しいシリーズが、
かかりましたと。
うんうんうんうん。
新キャラクターの、キューチャーのトートにあたる大二郎くんが、登場してと。
はいはいはいはい。
さらにね、個性的なメンバーが増えましたとかっていう話したり、
うんうん。
まあ前作のね、新ってついてない方のオバQからすでにね、メインキャラクターは登場してるので、
うん。
さらにね、キャラクターの個性が浸透してる中で、いろんな役割があって、
で、フジコフジ王得意のあってドタバタこっちでドタバタみたいなね。
うんうんうん。
そういうギャグがすごく受け入れられたんだよって話をしたと思うんですが、
うんうんうんうん。
2回目の連載、1971年からでした。
これも1973年には終わってしまうわけですよ。
おー。
うん。今回は2年間ですね、新おばけの九太郎。
うんうんうんうん。
おばけの国に帰って、しばらくたってから弟を引き連れて大原県に戻ってきたキュウちゃん。
うん。
新おばけの九太郎ではどんな最終回なのか見ていこうと思います。
はーい。
タイトルはですね、9時帰るというタイトルです。
9時?
まあ9時っていうのは時間の9時ですよね。
おーはいはいはいはい。
帰るっていうのはカタカナで帰るって書いてるんですけど。
おーなるほど。
街をニコニコしながら歩いてるキュウちゃん。
おーちゃんの手を引っ張ってます。
はい。
で、博士とよっちゃんが立ち話ししてるわけですよ。
うんうんうんうん。
仲良くやってるね、結構結構。
友達っていうのは良いもんだなーって言って握手して通り過ぎていくわけですね。
ほう、はい。
次、ドロンパーがいたので、ドロンパーにもニコニコしながら近づいていくわけですね。
うん。
お前バカに嬉しそうだな。
うんうんうんうん。
いつでも嬉しいやつだけどなーみたいな言い方をするわけですよ。
うん。
キュウちゃん無言です。ニコニコしながらジロジロ見てきます。
うん。
またしてもギュッと握手して去っていきます。
ほうほう。
変なやつ。
なんか様子がおかしいと。
うん。
キザ君のお家の、なぜかも庭にいるんですけど。
はい。ん?
窓から部屋を覗いて。
はいはいはい。
いやーキザ君っていいやつだなーと。
うんうん。
いやいや寄せよ。本当のこと言われると照れちゃうよと。
まんざらでもないこと言うわけですねキザ君は。
これからも頑張ってねと。
03:00
うんうんうん。
で、あのーまあ褒められて気を良くしたので、
明日ドライブに行くんだ。よかったらキュウちゃんも来ないか?って誘ってくれるわけですよ。
うんうん。
え、明日?行こう行こう。わーい明日が楽しみだなーってめちゃくちゃ喜んでる。
うん。
なんだよ大げさだなーと。
うんうん。
じゃあわかった。じゃあ9時に誘いに行くからな。
9時?んーんーって言いながらちょっとなぎなぐむんですね。
ん?
で、横でバケラッタってこう裾を引っ張って王ちゃんが、
あ、そっかそっか。泣いちゃいけないんだっけ。笑お笑おーって言ってどっか行っちゃうわけです。
え?
うん。ニッコニコしながらね。
あーあー。
やあゴジラ君。男の中の男。何してるんだい?と。
うん。
で、この光景はもしかしたらこの、まあ時代が時代なので変な光景ではないのかもしれないですけども、
見ればわかるだろう?ペットの散歩してるんだよって言いながらカエルを散歩してるんですよこのゴジラが。
え?
ひもを繋いでね首のとこに。
うーん。
まあそれを見て、あ、カエルだ。う、うーって。うわーんって泣き出すんですいきなり、キュウちゃんが。
え?
うん。
そんなおかしな様子のキュウちゃんね、みんな友達が多いからすぐに噂になるわけですよね。
うーん。
様子がおかしいわよキュウちゃんってこうみんなこう集まって噂してるわけですよ子供たちが。
うーん。
ご機嫌だったり、いきなり泣き出したりと。
うーん。
その中にはドロンパも混じってね、あんなのただ事じゃないぞと。
うーん。
そこに近づいてくるショウちゃん、事情を話します。
いやあのね実はね、えっとキュウちゃんは、お化けの国に帰るんだよ今夜。
あ。
ええー本当?ってもう大騒ぎですよ。
うーん。
場面変わりましてどっかまあ歩道橋みたいなところでこううなだれてるんですねキュウちゃんが一人で。
バケラッタ。
え?そんなに悲しいなら帰るのやめればだって?
うーんでもそうはいかないよ。
僕はいつまでものんびりしていられないんだ。
一人前のお化けになるためにはね。
だから決心した。
新学期を機会にお化け学校に入ろう。
あ。
今夜9時ぎっかりに出発しなきゃいけない。
入学通知書に書いてあった。
いやーそりゃあショウちゃん達と別れるのは辛いさ。
こんなちっちゃい頃からずっと一緒にいてこうまあこの自分の腰ぐらいのところにね手をやってこれぐらいの背丈みたいなことやってるわけですよ。
うんうん。
だから僕は笑ってみんなにお別れなんか言わないで出発ギリギリまでそんなこと忘れていたかったんだよと。
うーん。
そんなことを王ちゃんに言ってるわけですよ。
うん。
で、同じことをたぶんショウちゃんも言ってたっぽい感じでこう場面がつながるわけですね。
うん。
子供たちの中に混ざってるショウちゃんの方にこうコマが写って。
うん。
そしてね、9時になったらさり気なく帰るんだって。
あーそうだったのか。だから帰るとか9時とかっていう言葉で泣いたんだなと。
06:03
うんうん。
9時帰るっていうタイトルでしたからねこのお話も。
うん。
あー今ユコくんにそれとなくお別れを告げに行ってる頃だなって言ってこう様子を見に行くわけですよみんなで。
はいはいはい。
ユコさんの部屋見たらお掃除が済んだらお洗濯お願いねって。
うん。
いいところに来てくれたわーってもういつもオリコキ使ってるわけですよね。
うん。
頭にあのー何?鉢巻き巻いて王ちゃんもほこり取りバタバタしながらこう目をバツにしてるわけですけど。
うん。
でちょいちょいって外からねこうこっちこっちみたいなことするわけですショウちゃんが。
うんうん。
でユコさんそれに気づいて何をこの忙しいのにとこう寄っていくと。
うん。
えっキウちゃんが知らないふりしなきゃ。
うん。
あーもう私のバカバカバカ。キウちゃんごめんねもうそんなことやめてって。
えーなんで今始めたところなのに。えーっとうーんどうしてってつまりまた明日頼むわと。
うんうん。
あーそっか明日があるんだ。明日も明後日も手伝いに来るねってこうニコニコしながら答えるわけですキウちゃんはね。
うんうん。
ありがとうキウちゃん大好きよってこういつもよりもこう強めにギュッと握ってあげるわけですね手のことを。
うん。
もう不評も死んでもいいやーともうユコさん大好きなキウちゃんはもう打ちお手になるわけですね。
はーはーはーはー。
でまあ家に帰っていくわけですけどもそこの後ろをねもう友達がもうぞろぞろついて行って。
うん。
いや少しだけどこのお菓子食ってくれとゴジラからお菓子もらったりとか。
うん。
この本面白いからやるよってこうドロンパが差し出してきたりとかこうみんなこうセリフはないけど重い重いにいろいろ持ってきてるわけですねキウちゃんに。
うん。
どうしてみんなこんなに親切なんだろうといやーどうしてかなーとまあそんな知らないふりをしながらこうしょうちゃんと二人で家に帰っていくわけですね。
うん。
えーご飯の時間になりました。なぜか今夜はごちそうがいっぱいだと。
うん。
お父さんもお母さんもお兄ちゃんのしんちゃんもいやー何でだろうねーとこうあくまで気づいてない手を通してるわけですよ。
うんうん。
もうすごいごちそうですよあの食卓の上。
うん。
どんどん食べてちょうだいねってこう奥から運んでくると妹のピーコちゃんもいますね。
うんうんうんうん。
でこう食べ終わってガンランの時間を過ごしてるわけですよ今で。
うん。
いやー今夜は時間の経つのが早いみたいだははは。
しょうちゃんが目をやるとですね時計が指してるのは8時50分。
おっ。
きゅーちゃんいよいよって何か言いかけるんですけども。
うん。
将棋しようよいつもみたいにと提案されるんですきゅーちゃんに。
うんうんうんうん。
ほらほらしょうちゃんの番だよよそ見しないでこう順番にこのね自分の番きゅーちゃんの番しょうちゃんの番きゅーちゃんの番ってやってるわけですね。
うん。
でももう気が切れないわけですねしょうちゃんは。
うんうんうん。
もう残りだってね数分しかないっていうのがもうしょうちゃんは知ってるから。
09:00
うんうんうん。
これなんでしょうちゃんが知ってるのかちょっとわからないんですけど経緯が書いてないので。
あーはいはいはいはい。
うん。
もしかしたら家族に言ってたのかもしれないね。
そうかもしれんですね。
ねなんでだろうねって言いながらこうまあいい感じにこの話題にしないようにしてたのかもしれないみんなは。
うーん。
うん。
で将棋を指してる途中に。
はい。
ぼーんぼーんと時計が音を鳴らすわけです。
ついに9時になっちゃったと。
はい。
するとおーちゃんときゅーちゃんが何も言わずに手を振って消えちゃうわけですねそのまま。
うんうんうんうん。
半透明に書かれてるきゅーちゃん目に涙が浮かんでます。
うん。
あー行っちゃった。開けないのねって。
まあみんなやっぱり知ってたっぽいですわ。
うーん。
でもやっぱりもうしょうちゃんもねこんなんの嫌だーって泣いてるわけですね。目の前で消えたきゅーちゃんのところに行って。
はいはいはいはい。
うん。
やっぱり嫌だと。さよならも言わないなんて。ゆっくり話し合いたかったよ。思い出話やなんか気の済むまで。
それから握手して肩の一つも叩いてお別れしたかったよと言いながらもうわーっと泣いてるわけです。
うん。
家族が肩を抱いたりとかしてね。
うんうんうんうん。
なんか旧作でも急に変えちゃったもんねきゅーちゃんって。
そうですね。
みんなに言わずにね。
うんうんうんうん。
普段なんかこう抜けてるというか天真爛漫なようでこういうところは周りを悲しませないとか涙で別れたくないみたいな気持ちはずっとあったみたいですね。
うーん。なるほどっすねー。
宣言通りね。
はいはいはいはい。
で泣いてるしょうちゃんを家族が慰めてるわけですよ。囲んで。
うんうんうん。
で振り返ると、あれ?って言ってきゅーちゃんが立ってるんです。
あれ?
顔真っ赤にして。
ん?
おーちゃんも顔真っ赤にしてね横に立ってるわけですね。
うんうんうん。
どうしたの?忘れ物かい?とパパが聞くんですけども。
いや、いやー。
え、じゃあ帰るのやめたの?
いや、ち、違うんだよそのーって。
うん。
えっと実はそのね、えっと勘違いしてたの。
えー?出発は明日だったの?と。
あーあーあー。
そっか死んだからーとみんなに笑われて、恥ずかしながらえへへへって笑ってるわけですよきゅーちゃん。
うんうん。
じゃあきゅーちゃんゆっくり話ができるんだねと。
うん。
しょうちゃんも喜びで。
うん。
でもう次が最後のコマになりますけども。
はい。
こう、まあ夜中ですね。もう引きの絵ですよ。大原家の夜の映像があって。
うん。
で窓ガラスにはシルエットでね、きゅーちゃんとしょうちゃんがこう写ってて、何か楽しそうに喋ってるのがわかると。
うんうん。
12:00
今夜は寝ないで喋り明かそう。ずーっと今夜だといいね。いつまでも。いつまでも。っていうセリフでおしまい。
うーん。
これが新おばけのきゅーたろうのえー最終回ですね。9時帰ると。
なるほどー。
うーん。
なんだかんだでね、きゅーちゃんのこうなんていうのかな、気持ちもはっきりは言わないけどこう読み取れるし。
うーん。
周りもね、きゅーちゃんの思いを知っていながら、知らないふりしといてあげようみたいなこう優しさも見えるしっていうところですかね。
うんうんうん。
なんかちょっとあれやね、旧作もそうでしたけど。
はい。
普段がドタバタしてるから逆にこのしんみりするよね。
うーん、そうですね。
うーん。これがですね、復活して2年間連載された新おばけのきゅーたろうというお話のラストだと。
うーん。
でですね、これだけご紹介だとちょっと短くなるので。
うんうん、はい。
ちょっと久しぶりにこんな話をしたいんですが。
なんでしょう。
おばけのきゅーたろうってそもそもですね、藤子藤男という漫画家を一躍有名にした大ヒット作ですよね。
うん。
まあ30代より下ぐらいやとドラえもんが一番有名みたいな感じに多分思うんですけど、それより上になってくるとやっぱりおばqとかね、パーマンとかそのあたりが藤子藤男みたいな。
はいはいはい。
まあそういう印象をやっぱり持てるぐらいもう本当にこう看板作品なわけですよ。
うんうんうん。
きゅーちゃんのこのお話から藤子藤男のこのフォーマットというか。
うん。
普通のうちにちょっと変わった人が入ってきて、奇妙な共同生活が始まり、それがドタバタしたギャグになるみたいな。
うんうん。
まあこれが完成したわけですけども。
うん。
これさっぱさんね、多分知らないと思うんですが、このおばけのきゅーたろうって長らくね、絶版してたんですよ。
おー、そうなんすか。
だってもう本当に藤子藤男といえばっていうね、一二を争うほどの作品だったにもかかわらずね。
うんうんうん。
よくこの不思議なでも名前が出てくる藤子F藤男大全集っていう。
はいはいはい。
もうすごいあの分厚いね、コロコロコミックぐらいの分厚さの本が何冊も何十冊もあるという。
はいはいはいはい。
これが藤子F藤男作品の全ての作品を網羅するぞっていう、まあそういう企画のわけですよ。
うん。
これがですね、えっと2009年に発表されたわけですけど。
はい。
そこまでね、10年20年おばっきゅーのマンガって出てなかったんですよ。
えーそうなんだ。
ドラえもんはもちろんね、あの書店でも書いたし。
うん。
まあパーマンとかエスパーマミーとかね。
はい。
まあ取り上げましたよね。
うんうん。
そうなんとかも、例えばまあ普通の単行本もありの、まあ文庫本版みたいなもありの。
うん。
まあコンビニコミックなんかもね、もう当時からあったりしましたけど。
15:01
うーん。
なのに、おばけのQ太郎ってまるでなかったかのような扱いだったんだよね、ずっと。
えー。
うん。今となってはね、こう考えられないですけど。
はい。
なんでかっていうと、これいろいろとちょっと説があるんですけど、まずは。
はい。
あのー、もともと、フジコフジオってコンビだったじゃないですか。
はいはいはいはい。
F先生A先生って。
うん。
ほんで、あのおばけのQ太郎の話を一番初めにしたときにも、たぶん触れてるんですけども。
いろんな漫画家さんが共同みたいな感じで書いてたんですよね、この作品って。
うん。
だから、コンビを解消したときに、ちょっと権利関係が怪しくなったんじゃないかっていうのが一つの説で。
あー。
あとは、古い漫画なので、言ったら今の作品にそごわない表現とかもいっぱい出てくるわけですね。
うん。
わかりやすいところで言うと、黒人差別であったりとか。
うん。
その仕事がない、家がない人たちに対する書き方とかね。
うんうんうんうん。
最近は本当にね、多様性とか言いながら、いろんなね、存在がいろいろ出てくるっていうのがスタンダードになりつつありますけども。
うん。
話題を生み出す上で、やっぱりその書かれてる世代の価値観ってダイレクトに出てくるわけですよ。
うんうんうん。
だから、そこを話題にしちゃいけないでしょみたいなところとかも時代によって出てくるわけですよね。
うん。
っていうのが結構厳しくて、もうなんやろ。
はい。
自粛気味な感じで出してなかったんじゃないかとかね。
おー。
うん。だから、真おばけのキュウタロウっていうのはもうF作品ですよと。
うんうん。
でも、前のおばけのキュウタロウっていうのは本当に合作ですよみたいな話があったと思うんですけど。
うん。
特にこのキュウの方ですね。もともとのおばけのキュウタロウっていうのは本当に、なんやろ。黒歴史家のように触れられてなかったんですね。
おー。
うん。いろんな藤子漫画を収めたアンソロジー的なね、やつとかにもおばけが入ってなかったりとか、集合絵の中にキュウちゃんがいないとかね。
うーん。
いやもうそれをね、こう考えると、まあいろいろなことをきっとクリアしてね、こうやって大全集で。
うんうん。
単行本に入ってるだけじゃなくて、当時の幼年誌に書いてるやつとかね、どっかの雑誌に一応だけ載ったとかも全部載せてくれてる大全集っていうのは本当にすごい存在だなっていうことが改めてね、わかるというか。
うーん。
うーん。やっぱ実際ね、読んでて楽しかったですよね、おばけのキュウタロウ。
うん。めっちゃ楽しかったです。
キュウちゃんもかわいらしいし、おばけもね、個性的な子たちばっかりやし。
うん。
子供たちもね、当時のなんか、当時の子供たちだなっていう感じの暮らしを見せてくれたりするし。
うん。
本当にこうフジコフジオ作品の石杖となったこのおばけのキュウタロウっていう作品が、今ここで話題にできてるっていうこと自体が実は結構すごいことなんだなっていうのをちょっとこれ聞いてる方とかさっぱさんにもお伝えしておきたいなと思って。
18:02
うんうんうん。
うーん。
そんな感じで旧作品、それから新おばけのキュウタロウっていうことでいろいろ話してきましたけども。
はい。
はい、今回が最後になります。
はい。
ありがとうございました。
はい。
はい、エンディングです。
はい。
いやー、長くね、お付き合いしてきた楽しいおばけたちともこれでおしまいですかね。
そうですかー。
いやー、もちろんね、いくらブームになってもいくら人気があっても最後の話っていうのは訪れるわけですよ。
うーん。
ねー、1回目の最終回の時もだいぶね、残念があってくれましたけども。
はい。
どうですか、新おばけのキュウタロウも終わっちゃいましたけど。
いやーその、ゆうすけさんも言ってましたけど、やっぱ最終回になると、こう、まあいつもはドタバタプラスなんか周りの優しさみたいなの結構あるじゃないですか。
うんうんうん。
こう、最終回となると、そのしんみりプラス周りの優しさになるから、よりキュウってなるんですよね。
ねー、なんか、なんやろ、悪人出てこないもんね、ほんとにもう。このおばけなんか特に。
うん、そうそうそうそう。うん。
おばけの学校に行くんですって、キュウちゃんは。
うーん、そっかー。
まあでもこういう別れを決断してる人も結構いるでしょうからね、現実にもね。
うーん。
自分のやりたいことがこう見つかって、今までいた居心地のいいところから辛いけども別れして、いつか帰ってくるねみたいなね。
うーん。
なんかそのあたりのすごく、なんかいつもとぼけてるようで、あのーね、おまぬけな印象のキュウちゃんもそういう人間くさいところがこう見えて、僕はすごく好きやなと。
あの、ほんとにキュウのおばけの最終回も、しんのおばけの最終回もどっちももう比べられないぐらい好きですね。
うーん、なんかでもやっぱ応援したくなりますよね、もうずっとそうですけど。
うんうんうん。もう天真爛漫を文字通り絵に描いたようなキャラクターやから。
うーん。
いやでも、なんかね、あのー、いいなと思ったのが、最初こう勘違いして帰ってきたじゃないですか、あと一晩って言って。
はいはいはい。
最終的にはもう、今夜がずっと続けばいいねって言いながら語られてるシーンで終わってるっていうのがね、さよならじゃないから。
うーん。
意外となんか今までのね、あの藤子作品でもなかったパターンのような気はするんですよ、これ。
はいはいはいはい。
で、まあ次の夜は、最終的には別れるのは決まってるんですけども、たぶんね、違う心持ちでバイバイできたでしょうから。
うーん。
うーん。
いやー、好きですね、こういう最後の絵描き方っていうのは。
うーん。
あー、というわけで、寂しいですが、きゅーちゃんとはお別れをしましょう。
21:01
はい。
はい。
じゃあ今回も終わっていこうと思います。
少し不思議ないと、この番組では皆様からの感想、反応、藤子藤代作品の愛等と募集しております。
後先の方、さっこさんからお願いいたします。
はい。
メールアドレスはfshiji7110 at gmail.com。
Xのアカウント名は少し不思議ないと、ハッシュタグはハッシュタグ不思議な、不思議はひらがな、な若鷹で検索してみてください。
はい、それからお名前だけで送っていただけますメールフォームの方も用意しております。
エピソードの概要欄、もしくはXの少し不思議ないとのアカウントのプロフィールのところにお便りフォームへのリンクがありますので、ぜひぜひご活用ください。
はい。
というわけで、皆さん次のお話でお会いしましょう。さよなら。
またねー。
22:12

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