☆番組ではお聞き頂いた皆様からの感想をお待ちしています
藤子不二雄先生のファンの方々、より詳しい方々など一緒に番組を盛り上げて下さる皆様からの補足情報、ご指摘、アドバイスも有難く頂戴します! こんなテーマで話してほしい!等のテーマリクエストも頂ければ、とても嬉しいです
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00:08
はい、みなさんこんばんは、ゆうすけです。
さっぱです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
収録をね、仕切り直してますけども、
前回の、一応続きになってます。
はい、そうですね。
前回はですね、
藤子不二雄の
未来の思い出という
お話について、
たっぷり話しまして、
ちょっと長くなったんでね、
収録をあけようという感じでやってます。
はい。
で、たっぷり話したんですけども、
続きがあるっていうのは、
この未来の思い出という作品、
映画化されてまして、
はい。
1992年に、
未来の思い出ラストクリスマスというタイトルで
公開されてます。
うん。
せっかくね、原作があって、
それを元にしたね、映画があるっていうことなんで、
こっちも取り上げたらいいんじゃないかな
っていうことで今回やってるんですけども、
これ、
Amazonプライムビデオの
見放題のラインナップに入ってますので、
おそらく見てる環境の方は
多いんじゃないかなと思います。
そうですね。
で、少し前に
これやりますよっていう
お知らせの配信したときにも
この話はしたので、
もしかしたら、このね、
エピソードを聞かれるまでの間に
見てくださった方もいらっしゃるかもしれない。
うん。
ありがたい時代ですね。
ね、そうですね。
そういうわけでね、サッパさんも
見てもらえることができましたし。
はい、見ました。
というわけで、今回の未来の思い出
ラストクリスマスについてはですね、
もう内容を見ていただいた
方向けっていう形にしようかな
と思っておりますので、
よろしければね、まだ見てないよー
っていう方は一旦止めて、
そちらの映画をね、ご覧になってから
また戻ってきていただけたらな
というふうに思います。
うんうん。
ってなわけで、未来の思い出
ラストクリスマスですけども、
ざっくりと内容の方を、
これは、あの、ウィキペディア
引用ですので、
ネタバレあまりしない感じで、
まだ見てない方も聞いていただけるかな
と思いますが、
1991年のクリスマスイブに
出会ったナンドユウコと
カナエギンコ。
ユウコは子供の頃からの夢である
漫画家になったが、
ヒット作を生むことはなく、
ギンコは幸せとは言えない結婚生活を
送る日々を過ごしていた。
お互いの境遇を語り合う
二人は連絡先を交換して
別れた。
翌日に出版社主催の
ゴルフコンペに出席したユウコは、
意識を失い、亡くなってしまう。
彼女の葬式に参列した
ギンコもまた、
帰宅途中で不思議な仕方により
亡くなってしまう。
死んだはずのユウコは、
気が付くと、1981年に戻っていた。
03:00
驚きつつも
人生をやり直そうとする主人公だが、
激しい競争の壁は高く、
ユウコは
過去の記憶を使って、
これからヒットする作品のアイデアを
いただくことを決意し、
現実を変えることに成功する。
そんな彼女の元に、
東洋を脅迫する手紙が届き、
会いに行くと、ギンコが現れる。
ギンコもまた過去に戻り、
自分の手で人生を変えていた。
再会した二人にとって、
新しい扉が開いたはずだったが、
絡み合った運命はさらに、
彼女たちに別の問題を
見せつけることになる。
かなり内容が
変わってますね、
原作の方からは。
めっちゃ変わってますね。
僕、実はですね、この映画っていうのは
見たことがなかったんですよ。
映画の存在は
知ってたんですけど、
なかなか見る機会がなくて、
アマプラに入ってるっていうのも、
実は今回取り上げることが
決まってから調べてわかったんですよ。
よしじゃあ見れるやん、って感じで
見たっていうのが、僕の感じです。
サッパさんももちろんね、今回初めて
見たと思うので、わりかし
新鮮な、今回は
感想会になるんじゃないかなっていう風に
思っております。
はい。
じゃあここからはちょっと内容もね、
しっかりもう
明かした上でのお話が続きますので、
再度、
まだ見てない方は
ぜひ作品をご覧になってから
この先はお楽しみいただけたらと思います。
はい。
いいですか?
はい。
いいですか?
いいですかね。
というわけでですね、
ざっくり中身に
触れすぎない感想としては、
かなり
原作と変わってるなっていうのが
一番の印象
ですよね、サッパさん。
いや、全然違う。
うんうん。
ほんとに。
大まかなプロットとして、
主人公が漫画家であることですね、
まずはね。
あと、ゴルフコンペで
ゴルフコンペで
あれは何だろうか。
何かしら
突然死する。
で、過去に戻る。
で、もう一度人生を
前の記憶を元に
やり直すっていうところは一緒ですが、
まず主人公が
二人いるんですよね、これ。
ダブル主人公ですよね。
この時点でだいぶ違いますし、
主人公の性別が
女の人。
ね。
っていうのもだいぶ変わってましたね。
なので、
原案としてはあるけども、
多分ね、主人公が
変わることで全然違う
お話が書けるようになったんだなっていうところが
ありました。
だってほら、
原作って漫画家だったじゃないですか。
06:00
漫画家ですけど、
ナンドユウコ。ユウコも漫画家
なんですけど、
原作のナンドリヒトっていうのは、
その、
男性の漫画家である
以前にやっぱり、
これはフジコフジオではないかっていう
ところが強かったわけですよね、まずね。
それをやっぱり
この一番に
キャラクターデザインであったりとかね、
時はそうに
すごく似てる
若かれし頃の環境であったりとか
っていうのがあっての
未来の思い出っていうストーリーだった気がするんですよね。
すごい主人公の
位置づけに意味があったというか。
っていうのが、
主人公像がだいぶ変わったおかげで、
話の中でも変わったな
っていうのはすごい感じましたね。
女性主人公は
いかがでした?
いやー、なんか、
でもやっぱ女の人だから、
なんていうんですかね、
ちょっと昔の話だから、
女の人の方が地位が低いじゃないですけど、
とか、
女性的な
目で見られた時の
云々みたいな
話が出るじゃないですか。
だからなんか、
なるほどなーっていう、
あ、全然違う話始まってるわ
っていうのはめっちゃずっと思ってて、
これ、いつ、いつなんかこの
あ、ここ、なるほど、みたいな
瞬間来るんだろう、みたいな。
っていう気持ちが
最初結構あったですね。
ゴルフのシーンとかは、おーってなったよね。
あーそうそうそう、あそこで、
あ、ゴルフしてる!と思って。
コンペでーみたいなやつよね。
確かにね、女性が主人公やから
欠けた話かなっていうのはある。
確かに。
えっとー、
そうそう、だから恋愛の話が出てくる
わけじゃないですか。
恋愛とか、あとは結婚とか、
あとはね、その社会的地位が
低いって話もね、出てきましたけども。
うん。
なんかそれって、男性の主人公で
映像化すると、
同じようなことを描いたとしても、
少し見え方が違うなっていうのは
思ってて、そういう意味ではね、
女性が主人公になってることの
世界観っていうのは
守られたなっていう感じはしましたね。
あと、2人いるからさ、
はい。
いわゆるなんていうか、同じ女性で
多分同い年ぐらいなのかな、設定的にはね。
なんかすごい意気投合してたし。
まあ、たぶん。
清水美里、工藤静香ですけども。
うん。
2人なんやけど、境遇は
違うというかさ、その
2人ともいったら死に戻りしてて、
2人だけが秘密を共有してるみたいな感じ
でしたよね。
だけどそれぞれに置かれてる
立場とかって全然違う
わけじゃないですか。片方は結婚してるとか、
片方は結婚してないとかさ。
どういう仕事をしてるとか
っていうので、だから同じ女性で
関連なんやけど、違う人生っていうところの
09:00
女性の生き方
みたいなところを結構クローズアップ
当時の価値観でされてたなって感じは
しましたよね。
あと、原作と
だいぶ違うなって思うのが、
割かし、前世の記憶使って
好きなことしてる。
そう。
あったよね、そこはね。
めちゃくちゃ好きなことしてる。
そうそう、その辺ちょっと前回の感想で
佐藤さんが、この利人ね、
なんと利人の方は
悪い人じゃないみたいな
こと言ってくれたじゃないですか。
最低限本当に
この決断した部分しか
運命を変えるみたいな
介入はしてないけどみたいな
ところやけど、むしろ逆っていう。
この辺はどうです?
原作を先読んでます?
原作読んでから
映画。
そうですね。
見たんで、めっちゃやるやん!
って思ってね。
普通に。
でも、ずっとその
映画の難度先生って
ビクビクしてるじゃないですか。
あ、してるしてる。
やったらそうなるよね、みたいな。
それはね、すごく思ってる。
僕も。
漫画と、漫画で描かれてるさ、
やっぱり世界観と、
実際の人間が、実際の
現実世界の中で
動いてるお話で
決定的に違うなって感じたら
すごいそこで。
多分リアルに
死に戻りして、
人生の記憶を
持ってるって自分が分かった時の
リアクションって多分、映画の方やと思うよね。
具体的に言うと、
1回目のループの中では
自分の作品が評価されない
っていうことに
悔しいってなって、
この先出てくるって知ってるヒット作を
盗用するんですよね。
さっきもあらすじに出てきたけど。
本当は
他の人が描くはずだったやつを
自分が先に描いてしまって、
それで、言ったら
ヒットさせて、
地位と名声財産を得るみたいな話
じゃないですか。
でも、ビビるんですよね。
やっぱりその、実際の作者、
その世界線では
作者じゃなくなっちゃった人っていうのが
現れて、
すごい複雑な気持ちというか、
怖いというか、
秘密がバレたらどうなるんやろうみたいな
ドキドキするとか。
あの辺はリアルやなと思って。
で、もう一人のね、
工藤静香の方ね。
割とこっちは本当に
やりたい放題って言ったら
言い過ぎじゃないぐらい。
馬券買ったんやったっけあれ。
馬券買いましたね。
株やって。
株もやってたね。
で、この映画では、
原作では20年間だったじゃないですか。
うんうんうん。
12:00
で、多分主人公の年齢を下げてるっていうのもあるんですよ。
女性にしてるからっていうのもあるかもしれないけど。
うん。
なんで、多分10年になってるはず。
はいはいはい。
91年に死んじゃうのを81年に戻してるみたいな話やったんで。
うん。
その間に起こったことっていうのがわかってるので、
当たりの馬券買って、
荒稼ぎしたりとか、
株のね、
どう上がるとか下がるとかも知ってるからさ。
そうそうそうそう。
そこでこうお金持ちになってると。
自分やったらどっちかなーと思っちゃうよ。
こういうの見ると。
うーん。
どうですかねー。
割と対照的やもんね、この二人の描き方って。
いやそうそうそうそう。
それがね、
二人になった意味っていうのもあるんかなっていう風に感じたね。
うーん。
どっちかね、片方のパターンだけじゃなくてっていうのも。
うんうん。
でも、
二人が事情を知ってるのはお互い同士やから、
こう秘密を共有してる仲やから、
なんかね、
出会った時はちょっと励まし合うというか、
相談し合うというかさ、
いう風な感じでちょっとバディー感出てるとか。
いうあたりが結構、
あのー、
やっぱりこれくらいの盛り上がりを得るようになってすごい思いましたわ。
うーん。
まあ、
描かれ方はね、やっぱちょっとその90年代、
91年、92年とかやからさ、
作品自体が。
価値観的にはまだ80年代あたりの
部分で生きてるなっていうのは確かにあるのはあったんですよ。
はいはいはい。
その、結婚相手で人生が変わるとかさ。
うーん。
まあまあね。
とか化粧した方がもっといいのにって、
めっちゃ言ったりとかさ、
そんな今言ったらね、
よくないよねみたいなとか。
の価値観はあったけど。
それも含めて、
そういう状況にいる女性が、
どうやったらこう、
前の人生で、
こう後悔したことを知ってる状態で、
この強くてニューゲームして、
幸せになれるかなみたいな話ではあったよね。
うーん。
あとはですね、
あの印象的だったのは、
これ前にね、いただいたお便りでね、
先にこの映画を観た方からも、
言われたんですけど、
原作にもありました、
漫画がヒットして、
塾画会をやるシーンです。
はいはいはい。
お気づきになられましたか。
あの漫画家さんがいっぱい集まってる中に、
いらっしゃいましたね。
たくさんの実際の漫画家さんが。
あーはいはい、それは思いました。
A先生もいらっしゃったし、
赤塚富士夫さんもいらっしゃいましたしね。
石野森翔太郎さんもいらっしゃいましたし。
本当に時はそうメンバーの方々がね、
ね。
登場してっていうので、
本当に今一瞬のシーンではありましたけども、
あの絵の存在感すごくて、
ね。
レジェンドがいっぱいおるみたいな。
はいはいはい。
あのシーンはかなり、
やっぱりあのシーンがあるっていうことでの、
やっぱりこの映画の知名度は高いですよ。
実際は。
うーん。
でもね、原作を言うてもね、
15:00
未来の思い出、これが原案になってるっていうことを
やっぱり踏まえても、
あのシーンでは出ていただきたいですもんね、
皆さんにね。
うーん。
あれもね、そのやっぱり、
今はね、こうお顔見れない方も
多かったりするので、
その意味ではすごくありがたいシーンではありますよ。
うーん。
あとは、そう。
クリスマスの日が一応フューチャーされてたんですよ。
このラストクリスマスっていう
副題がついてるぐらいなので。
はいはいはい。
クリスマスの日にこの二人が、
主人公の二人が出会って
打ち解けて、
で、突然死して、
10年前に戻るっていうのがその翌日だと。
うーん。
というので、確かこの映画の中では
合計3回かな。
3回、確か
いわゆる人生パートがあると。
うーん。
で、1回目がさっき言ったみたいに
他の人の作品を
盗作して、
ご罪をなすんやけど、
それはそれで、
次もし死に戻りして、
記憶が引きつけたらどうしたらいいかなみたいな。
なんかその、
1回目のやり直しで
やってみたいことは一通りやってみたんやけど、
それをそれで後悔したみたいな話やったのが
ちょっと、なんていうのかな。
やりたい放題やーんって言ったけど、
やりたい放題で終わらへんかったって言われたりが、
意味を感じる、一瞬目やったかなって感じましたね。
うーん。
やったらやったらやっぱり後悔するよね。
いろいろと。
1回目で不満やったから、
それを改善するために、
割と2回目では好きなように
したつもりやったのに、
それでも、もし次
生まれ変われたらどうするみたいな話になる
っていうのは、
同じ人生をもう一度
一からできたとしても、
ベストな選択ってきっと取れないんだろうな
っていうところは、
自分でも感じたなっていうのはある。
うーん。
画家の南戸先生の方は、
さっき言ったみたいに盗作をしてしまったので、
それに関する
後ろめたさっていうのがずっとあったわけですよね。
うーん。そうっすね。
で、もう一人の
主人公である銀子の方は、
はい。
初めの人生で、結婚生活に
満足してないと。
かなりパワハラ
モラハラオッドだったわけですよね。
うーん。
浮気もしてくるし、
女の癖にとかって言いながら、
すごいモラハラしてくるし。
で、それをやり直したくて、
別の男性を選んだ。
けど、
その人が幸せになりきれへんかったよね。
確か。
そうっすね。
結局なんか、
再会したのがちょっと遅すぎて、
もうその人の服が
流行りじゃないみたいな。
その人を本当に愛してるし、
心から支えたいし、
自分にはそういうことができる
力を持ってるはずなんやけど、
ちょっと遅かったみたいなね。
幸せにできなかったみたいな。
18:00
ちょっと、
自分のためじゃなくて、
こっちの主人公の方は、
愛する人のために、
もう一度やり直したいみたいな感じだったのが、
特徴的ではあったけどね。
なので、
さっきの繰り返しになるけども、
一周目を考慮して、
こういうふうにやってみた。
良かれと思ってやってみた。
でも満足できないみたいな感じで、
次に行くっていうのは、
正解ないよなーっていう。
ある意味ちょっと人間の、
愚かというか、手の届かない、
運命には逆らえない部分だよなっていうのを感じたのが、
この映画版の印象ではあったかな。
これはちょっと漫画ではなかったからさ。
うーん、そうっすね。
漫画の方はね、主人公がもう、
基本いい人なので、
そういう手つけちゃいけないよ的なところは、
なるべくやってなかったんだけど。
で、それを踏まえての3回目。
まあまあ、
割とすごく楽しかったなというか、
これ何回やるんやろうって、
映画見ながら思ってたけど。
でも、あ、そうそうそう。
それで言うとさ、
この漫画版の主人公、ナンドリヒトの方も
そうなんだけど、
あと何日ぐらいしたら、
死んじゃうって分かって過ごすんって、
怖そうやなと思った。
怖いっすね。
ナンドリヒトがさ、フランスに行っちゃうって話があったでしょ。
はいはいはいはい。
で、来年には帰ってくるよみたいな感じで、
向こうはね、
まあ、ちょっと2週間?
3週間ぐらい?
もう年末の多分エピソードやったと思うので。
うんうん。
ちょっと離れて仕事行ってくるけど、
また帰ってくるからぐらいなノリやけど、
うん。
それじゃダメなのよって、
自分はもう死んじゃうなんてとても言い出せないけど、
みたいなのがあったのが、
怖いよねと思って見てたよね。
うん。
で、本当に死ぬのかどうかみたいなドキドキしながら、
当日迎えるとかもあったでしょ。
そうですね。
そんなんね、もちろんファンタジーやからさ、
死んじゃって、
もう一回戻るっていうのを一回経験してるにしても、
うん。
多分相当しんどいというか苦しいよね、
死ぬのって。
いやー。
どういうね、
お亡くなり方やったかっていうのは、
映画ではあれでしたけど、
うんうん。
僕そんな日は絶対迎えたくないなと思って。
ね。
でさ、
二人いるでしょ、主人公が。
はいはいはい。
一人の死を見届けて、
その後にもう一人死ぬっていうさ、
うんうん。
っていうのが、このシナリオ上だったわけじゃないですか。
はいはいはい。
一人目ももちろん怖いけどさ、
あ、死んだなと思って自分も死ぬねんなっていう、
っていうのもあるよね。
いやー、あのー、だから、
恋人と帰るじゃないですか、葬式から。
そうそうそう。
あの時の帰り道、
つらいわーと思って。
つらいねー。
だって言えないもんね、
今から死にますって言うんかわからへんけどさ。
うん。
21:00
なんかそれは、
二人、さっきも言ったけどさ、
二人いるパターンじゃないとか書けへん、
カラハラさというかさ。
そういう意味で言うと、漫画版よりも、
ちょっとサスペンス色強いというかさ。
うーん。
やっぱね、死ぬとか生きるとかっていう話を、
コミカルに描いたのが原作だよねっていうのを、
前回のエピソードでも言ったんやけど、
やっぱり映像にするとね、
そこまでコミカルにできひんやろうから。
そうですね。
葬式のシーンとかやっぱり書かんのあかんよなと思ったもんね。
漫画にはなかったけどさ。
それは実写だとね、そうなるわなと思ったし。
うーん。
で、二週目じゃない、いや三週目か。
三週目は、今度は二週目で、
やっぱり良くなかったよねって良かったところを、
やるみたいな感じでしたね。
ね。
漫画家の先生の方は、人の作品を盗むとかじゃなくて、
純粋にやりたいことをやる。
それでやってみるみたいな感じで。
で、もう一人の方は、
トレンドとかを把握してるから、
それを使って、
恋人をもっと幸せにしてあげる、
みたいな感じの目標を立てると。
うーん。
三週目はね、僕すごく良かったなと思うんですよ。
はいはいはい。
あのー、特に主人公、
本当に主人公の南道先生の方。
はい。
結局、ほら、一週目では、
なんか中ず飛ばずで、
二週目では、人のやつでね、
名声で、それが逆に
自分のやったことが、自分の首絞めてたわけじゃないですか。
うんうん。
でも三週目は、ちゃんとなんか努力して、
面白いと思えた作品を、
こう持ってったら、
なんか評価されてさ。
はい。
今までなんかさ、その、たじろい出たりとかさ、
ハラハラしてたからさ、
人の作品を提出して認められた時に、
いや、嬉しいなら笑えなよ、
とかって言われたけどさ、
いや、笑えへんて、みたいな感じだったじゃないですか。
うーん。
でも三週目では本当に、
自分で描いた作品が認められて、
ようやく心から喜んでたのを見て、
ちょっとあそこはホロリとした。
うーん。
ついにこの主人公笑った、みたいな感じ。
はいはいはいはい。
でね、抱きついたりとかしてさ。
うーん。
結局なんかこの、自分でやりたいことを、
貫き通すっていうことが、
ベストはないけど、
一番ベターだったのかな、みたいな感じ。
うーん。
それがなんかその三週目。
それも三週目を描くためにはやっぱり、
一週目と二週目が必要だったんだろうし、みたいな。
うーん。そうっすね。
ところの、そこはすごいよかったなと思いましたね。
はいはいはい。
もう片方の方は、
本当にトレンドに、世の中のトレンドとか、
何が流行るかっていう話に結構、
始めから最後まで、
沿ったキャラクターだったんで、
時代感かなり出たなっていう感じはするんですけど。
まあ、確かに。
服をね、
デザイナーの作った服が流行るように、
アドバイスしたっていうことですよね、
あれは確か。
うんうん。
サブさん、ボディーコンシャスってわかる?
なんか、
すごい言ってたじゃないですか、
24:00
ボディーコンシャスがこれから流行るのよっていうシーン。
はいはいはい。
すごい肩張ってるスーツみたいなやつじゃないですか。
そうそうそうそう。
ボディコンっていうやつ。
で、体のラインを、
強調するみたいな感じ。
あー。
僕も実は、
1992年公開当時、
小学生なので、
あんまり肌感としては、
あるわけではないんで、
説明が難しいというか、
間違えてたあれなんですけど、
いわゆる、
ジュリアナ東京っていう、
扇を持ってさ、
ディスコみたいなとこで、
クラブみたいなとこで踊る映像、
もしかしたら見たことあるかもしれないですけど、
ああいう人たちの格好ですね。
ピチッとした感じの。
それが流行るっていうのを、
この銀庫は知ってたので、
そっちにデザイン寄せてって感じですね。
なんかちょっと、
一周目の主人公と似たようなことしてないか、
っていう感じはしたんですけど、
誰か考えたっていうのが、
ファッション界ではないのかなっていう感じはしますが、
まあね。
結果ね、
幸せになれたみたいなので、
よかったねっていう感じはします。
この辺りもね、やっぱり、
女性?
女性感っていうのは出てるかな、
っていう感じはするな。
パートナーの男性を
支える姿みたいなところも結構、
強めに描かれてたりとかしたし。
そうっすね。
漫画家の
南道先生の方は、
泉本や彼氏の、
彼がね、
結局フランスに行くとか行かへんとかっていうので、
最終的なクライマックスに、
差し掛かるわけですけど。
あれね。
あの見せ方も、
割と好きというか、
映画のあのストーリーで行くなら、
ああいうクライマックスの出し方は、
いいかなって思いましたね。
確かに確かに。
何かっていうと、
僕ちゃんと、
見れてなかったかもしれないですけど、
クリスマスの日に飛行機が落ちるっていうエピソードが、
前に出てたかどうかちゃんと覚えてないんですが。
どうなのかな。
そこ、私もあんまり。
ちょっと見落としてた可能性があるんですが、
その、
2週目の人生で、
クリスマス前に、
フランスに仕事で行く。
で、見送ることに、
結局なるんやけど、
そのクリスマスの後に私は死んじゃうから、
みたいな話があったわけじゃないですか。
それが、3週目では、
そこに至るまでの過程が違ったので、
クリスマスの日に、
フランスから戻ってくるよと。
やった、会えるねって話なんやけど、
その、乗るよってやった
飛行機っていうのが、
前の人生でね、
太平洋に墜落するってことを知ってたので、
お願いだから乗らないで欲しいって言ったけど、
乗っちゃったと。
ここからですよね。
ここから割と、
本当に、この作品の
ラストシーンに、こう、行くわけですけども。
はい。
あの話のつけ方はどうでした?
27:00
いやー、まあなんか、
なんでしょうね。
結局漫画の時って、
自分で未来を変えるために、
頑張るみたいな。
はいはいはい。
そうですね。
で、映画は、
未来は変わると信じるっていう。
まあ、
確かにそうなんやけど。
ハラハラドキドキはしましたけどね。
一応の流れは一応
共通してるんですよね。
その、敷かれてる
運命っていうのに、
立ち向かうことができるのかどうか、
みたいな話で、
最終的にその運命のループから
抜け出すことができましたと。
うん。
話の流れは共通してるんですよね。
そのアプローチの仕方っていうのが、
今回の場合は、
本当にその、
死んじゃってさ、10年前に
ループするっていうのは、
どういう理屈でなってんのか分からないっていうのは、
特に説明されず、
それは原作と一緒なんですよね。
少し不思議の世界。
うん。
で、それが、こう2人いて、
その2人が、
話の中で言うと、
ああ、きっとこの後死んで、
また10年前に戻るんだろうな、
みたいな会話を2週目ではしてたから、
3週目では本当にそうなっちゃったと。
でも私たちが、そう思わなければ、
この後の運命ってきっと変わるはずだ、
みたいなことを信じてると、
そのループから
抜け出すことができたと。
うん。
まあ、何やろうな。
自分がそう思ってるからそうなるみたいなさ、
その考え方って結構あるじゃないですか。
世の中にも。
なんか失敗するなーと思ってたら、
本当に失敗しちゃうとかさ、
うまくいくような気がしてると、
意外とうまくいったりとかっていうのって、
なんかそういう力が働いてる?
思考の力が働いてる?
みたいな考え方って世の中に実際にあって、
うん。
割とそれを拡大したような、
この流れかなっていう風には思ったんだけど、
どうせ彼氏、
フランスの飛行機、
飛び立って、
事故になって死んでしまうやろうなーと思いながら待ってると、
きっと死んじゃうよと。
うん。
そうじゃなくて信じて待とうと。
その思いの力っていうのがきっと
運命を変えてくれるはずみたいな感じで、
最終的にはハッピーエンドになったっていう感じだったんで。
はい。
まあ原作のね、
運命のループの抜け出し方と、
かなり違ってはいるんやけど、
ちょっと違ったアプローチの仕方を見せてくれたなって感じはしたな。
うーん。
うん。
でもね、どういう理屈で
ループしてるかっていうのが、
そこがファンタジーなのは、
もうそこは、
突っ込むところではないのかなっていう部分はありますが。
まあまあまあまあまあ、そこはね。
そこはね。
まあてんな感じでですね、
女性を主人公に迎えたことで、
まず、
世界の見える角度が変わるわけですね。
男性と女性の
見え方が変わると。
はい。
30:00
そして、漫画という媒体と
実写という媒体でもかなり変わると。
うーん。
あの、描ける情景であったりとか、
情報であったりとか全然違うんで。
うんうんうん。
っていうのと、まあ2人いるっていうことで、
その同じ女性っていう中でも、
価値観が違ったりとか、
人生が違ったりみたいなところが、
対比して描けて、
でまあ仲間意識とかね、
秘密を共有してるみたいなところの、
この繋がりっていうのも、
その中で生まれていくっていうのが、
今回の映画の作り特徴なのかなって感じはしましたね。
うんうんうん。
うん。
でですよ。
はい。
先ほどね、漫画家さんがたくさんね、
職画界のシーンに登場してるって話をしましたが、
うんうん。
藤子先生ですよ。藤本先生ですよ。
はい。
はい。登場されてましたね。
はい。
どのシーンだったか覚えてますか?
えー。
漫画家さんが集うシーンにはいなかったですよ。
A先生はいましたけどね。
あ、そうそうそうそう。いらっしゃいましたね。
F先生。
クリスマスのイブの日に。
あ!占い師か。
そうか。
そう、占い師のところにね、
育てたおじさん、
あれ藤本博先生ですね。
あー。
めっちゃ一瞬でしたけど。
ね。一番最初のループでは、
藤本銀子さんがいたところですね。
銀子さんがね、育てたところに、
はい。
2週目では藤本先生が育てたんですよ。
で、わー出てきたーと思って、
喜んでるんやけど、
もうめっちゃ笑ったんですよ。
僕あの時に、あのシーンではね、
2人の主人公が、
やっぱり今回も死んじゃうのかなっていう、
ね、
この後死んじゃうのかなっていうシーンじゃないですか、
その、待ってるのって怖いよねってさっき言ってたシーンじゃないですか。
うん。
で、占いに行ったら、
お2人とも、長生きしますよって。
そうそうそう。
怪我とか病気とか縁がないですって言ったのに、
次の日死んでるのよ、2人とも。
うん。
適当やなっていうこの占いシーンみたいな。
ちょっと笑いましたあそこは。
うんうんうん。
いやあなた作者でしょみたいな。
インチキ占い師やったっていうのがちょっと笑いましたね。
うーん。
いやー僕はね、
あのシーン嬉しいですよ。
僕はね見てたんでね。
そんな感じでですね、
だいたいこれフィルム、
フィルマークやったっけ、
あの映画のね、感想とか、
書いてるサイトとかも見ながら喋ってるんですが、
上映時間がね、
118分ってことでなかなか長い。
うんうんうん。長かったそうなんですよ。
長かった。思ったより長かった。
その中で3回分のね、
人生をやるっていうことで、
割とね、
長いし展開が早いなっていう感じの、
作品で終わりましたが、
まあさすがね、
未来の思い出を下敷きにしてるだけあって、
まあ同じテーマ、
同じプロットっていうのを、
違う切り口で見せたらどういうふうになるのかなっていうのを
33:00
見せてもらった感じがしましたね。
うんうん。
アマプラで見れるのはありがたかったですね。
はーい、そうですね。
そしてですね、僕はあの、
未来の思い出ラストクリスマスっていうのがね、
タイトルに入ってるので、
まあせっかくですし、
ラストクリスマスに合わせてみなさん見てみてはいかがでしょうか、
っていう話をしたんですが、
はい。
この作品ね、調べてみるとですね、
1992年公開とは言いましたが、
うん。
公開日がなんと1992年の、
8月29日。
夏よね。
夏、夏でした。
あれ?
ラストクリスマス。
はい。
確かにね、1部のラストクリスマス流れてましたよ。
主題歌でね。
あの有名なやつね、クリスマスソングね。
流れてた。
で、もっとクリスマス、クリスマスしてる映画なのやろうなーと思ってたら、
あんまりクリスマス関係なかったっていうのは、
ちょっとこの場で、
お詫び申し上げたいなと思いました。
はい。
なんと8月公開って知らなかったんでね。
うんうんうん。
まあでもね、
なかなかほら、
あの藤子作品のさ、実写を
見るってないでしょ。
多分初めてじゃない?サッパさん。
あ、ドラマがあったか。SF南米のドラマがあったか。
そうそうそう。
あれを見ただけかな?
そうだね。
映像化はそれが、
それに次いで2回目っていうか、
2種類目って感じだよね。
だからやっぱり、
藤子作品の映像化ってありがたいし、
今見れる状態になってるってことがすごく嬉しいんですよね。
数少ない。
もっと夢カメラシリーズ、
前にほら、
レギュラー配信の時に、
ヨドバー氏がいっぱい出てくるやつ。
とかも、
月曜ドラマランドっていうやつで
ドラマになったりとかしてるみたいなんですけど、
ほー。
ビデオソフトとかになってると思うんですが、
多分今見れる手段って
それじゃないとないんですよね。
うーん、なるほど。
SF短編のドラマのやつもNHKで放送されて、
多分NHKオンデマンドとかで
加入すれば見れるとは思うんですが、
やっぱりなかなかね、
こうやってアクセスがしやすい
藤子作品の実写映像って
なかなかないので、
そういう意味でもね、
今回の企画で取り上げて、
夏の映画って知らなかったですけど、
見れたのはね、
すごく良かったなっていう風に思っております。
うーん。
なんで、
見られる前はクリスマス映画やなと思って
見られた方には
ちょっとあれですけども、
今年のね、
2024年のクリスマスを、
この未来の思いでラストクリスマスで
ちょっと盛り上げることがね、
出来たらちょっと幸いかなと思います。
はい。
うん。
この映画の感想をお互いちょっと
言い合って終わっていこうかなと
思いますけども。
はい。
36:00
じゃあ僕の方からでいいですか。
どうぞ。
僕の方だったんですけども、
一つはね、
藤子先生とか、
漫画家の先生たちがいっぱい出られるっていうのは、
こういう映画じゃないと
成し得なかったんじゃないかなっていうところが
あるわけですよ。
やっぱりね、いろんな映画、
世の中ありますけども、
こういうね、もともと漫画家さんの
藤子先生の作品が
原案としてあって、
それが映像化されてるっていうやっぱりそういうのが
なければ、こんだけね、
残したものを
映画の中でワンシーンで見れるということは
なかったと思うので、それだけでもすごく
嬉しいですし、
これからもね、もっとね、
藤子先生の作品の実写映画化が
続けばいいなっていう気持ちを
思い起こさせてくれました。
見てる間は。
いっぱいありますんでね。
藤子先生の残した作品っていうのは
素晴らしいものですね。
もうドラマでもいいですけども、
ぜひね、映画館で見たいなと思いました。
うん。
じゃあ、さっぱさん。
そうですね。
言ってなかったんで、私が一番好きな
シーンのことを最後に
言っておこうかなと思うんですけど、
そうだそうだ。
聞くって言ってたんだった。
泉本屋さんが、
なつきさんが、
ゆう子さんに、
最後のループのとこかな?
ときに、
漫画を勝手に
見るシーンがあるんですよ。
あれですよね。
認められるきっかけになったやつよね。
そうそうそうそう。
そのときに、
ゆう子さんが自信なさそうな
ことに対して、
ダメじゃんみたいな。
ヒットすると思って書かないと
ダメだし、ファンもヒットすると思って
それに向き合うんだよって
言ってたところが、私は
おー
いい言葉って思ってました。
いいこと言いますね。
確かにそうですよね。
作る人がね、
面白いと思ってないといけない
っていうのはもちろんそうですけど、
後半の
ファンもっていうところはちょっと深いよね。
そうやなーって
すごい思いましたね。
いやー、私ファンですけども、
確かにそうですわ。
なんか
それを聞いてね、ちょっと
乗っかるようなあれですけども、すっごいね。
のび太のセリフで、
めっちゃいいやつあるんですよ。
はいはいはい。
何の話やったか覚えてへんけど、
短編のね、普通に単コンボに
載ってる短いお話、
生活ギャグの話で、
なんか、
芸能人絡みの話なんですよ。
で、静香ちゃんとかジャイアンとかが
話してて、最近はちょっと
人気ないねとかって話をしてるときに、
落ち目の時ほど
支えるのがファンじゃないかみたいなことを
言うところがあってさ、のび太が。
あー。
いやもうそれやなと思って。
39:00
うーん。
深いセリフ。ちょっともう一回
聞いておきましょう。
ヒットすると思って書かないといけないし、
ファンもヒットすると思って読んでるっていう感じやったかな。
いい言葉です。
いやもうその日にもう一回見よう。
はい。
結構後の方なんで、
だいぶあれですけど、
一番最後のね、
ループのところがやっぱ
心に来るシーンが多いような感じは
あったんで。
そこでね、振り切って
自信を持って
持ち込んだ漫画が
採用されて、この心からの笑顔に
繋がっていくわけですもんね。
そうそうそうそう。
良かったです。
皆さんのね、
このシーンが好きだったっていうのをぜひ教えてください。
はい、ぜひぜひ教えてほしいです。
はい、というわけで
長きに渡ってね、
前編も含めてですけども、長きに渡って
お届けしてきました
未来の思い出、そして
未来の思い出ラストクリスマスの回ですけども、
はい。
ここいらで
終わっていこうかなと思います。
はい。
漫画の方もね、映画の方もね、
いろんな手段で今アクセス
できますので、
漫画は電子の方もあるし、
映画はね、アマプラで見れるし
っていう感じで、いつから見たって
遅くないし、
いつでも楽しめる
タイムレスな作品だと僕は思ってますので、
はい。
ぜひぜひこれからも藤子作品をね、
みんなで楽しんでいけたらなという風に思いました。
はい。
というわけで終わっていきます。
皆さん次のお話でお会いしましょう。
さよなら。
またね。
40:55
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