いつの間にか僕は夜中に1人でトイレに行けるようになった。1人で電車に乗って会社に通うようになった。でも本当に僕は変わったのかな? ねぇドラえもん、僕は明日結婚するよ。
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00:01
みなさん、こんばんは。ゆうすけです。
さっぱです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回はですね、有名なエピソードを また一つ紹介っていうことで、
のび太の結婚前夜、こちらを紹介していこうと思います。
はい。
しずかちゃんの話が続いているのでね、ちょうどいいかなと思って。
そうですね。
じゃあ、さっそく言ってみましょうか。
はい。
その、のび太の結婚前夜っていうのは、
テントオムシコミックスでいうと25巻だったかな、に入ってるお話です。
はい。
この頃にはね、デキスギくんが登場してるんですよね、レギュラーキャラクターの中に。
そうですね。
彼といえば、強力なのび太の恋のライバルということで、
たびたび出てきては、のび太を不安がらせる重要な役割でもあるんですけども、
そのデキスギくんと、しずかちゃんが、手と手を取り合ってるわけですよ、空き地で。
うん。
僕が長い間探し求めていたのは、あなただったんですね。
私の夢に出てきたおじさま、今ここに。
って言いながらね、手を取って握り合ってると。
うん。
でも、のび太も慌てて、うわー、手なんか握っちゃって、みたいなことを言いながらね、顔真っ赤にして。
うん。
そしたら、それは劇の稽古でしたと。
うん。
白雪姫のラストシーンだよ、とか言って、笑われちゃうわけですよ。
はい。
で、あー、そっか、劇やったかと、まあ、安心するんやけど、
この、ちょっと不安モードに入った時ののび太は、どんどんどんどんこう、くよくよしちゃうわけで。
はい。
それにしても、本当にね、しずかちゃんをデキスギに取られるんではあるまいかと、くよくよしてるわけですね。
うん。
まあ、無理もないですよね。
教員して結婚する芸能人もいるぐらいですから。
はい。まあ、そうですね。
まあ、ここらへんのドラえもんはかなりドライでさ、
はい。
そんなに心配なら、タイムマシーンで結婚式を見てきたらって、
うんうんうん。
ごくごくシンプルな提案をするわけですよ。
はい。
で、えーと、もしね、おもこさんがデキスギだったらどうしてくれるんだよと、言うけど、
いや、そこまでは責任持てないと。
うん。
で、行くの?行かないの?って聞かれて、ちょっと考えたあと、うーん、行くと。
はい。
いうことで、のび太とドラえもんはタイムマシーンに乗って、結婚式の日に向かいます。
はい。
で、到着したのが、プリンスメロンホテルという、プリンスホテルじゃないんだね。
プリンスメロンホテルに到着して、
はい。
待って待って、ドラえもんドキドキするって言って、なかなかこう、おじけづいてるわけですよ。
はい。
で、見たときに、ほんとにね、自分としずかちゃんが結婚するのかっていうのをね、見る勇気がないっていうことで、こう、しげみに隠れてるんやけど、
はい。
まあ、よかったです。到着した大人ののび太がね、大急ぎで、結婚式の式場はどこですか?って言って書き込んでるところを見ると、
03:02
はい。
式場はどこでしょう?って慌てて聞いて、で、のび太様と水本静香様のお式は、明日の予定になっておりますが、と言われちゃうわけですよね。
もう、あの、滝シードまで来て、慌てて来たわけですけども、
はい。
一日勘違いしてたんですよ、のび太は。
えー。
で、いくつになってもしょうがないな、遅刻してって言うんやけど、
うん。
いやいや、待ってよと、なんで式が明日なら、ぼくらはここにいるの?って聞いて、
うん。
あ、ドラえもんもタイムマシンのボタンを間違えたんだって言ってね。
はい。
人のこと言えないなって。
うーん。
ドラえもんのね、操作があってれば、ちゃんと式当日についてるはずですから。
うーん、そうですね。
で、結果として、前日に到着しちゃった2人は、せっかくだから、式を控えたのび太の姿を見に行こうと。
うんうんうん。
ということで、2人の姿を見られたらまずいっていうことで、
透明マントっていう姿を消す秘密道具を使って、
はい。
相手からは姿が見えない状態で、大人の自分たちを見に行くっていうことになるんですよね。
はい。
で、結婚式の前ですよね。結婚前夜ですよね。
うん。
できすぎ君、それからスネ夫、そしてジャイアンとね、男友達がみんなで集まって、独身最後の夜を飲み明かしてると。
うーん。
その時言うんですよね。僕らのアイドルだったしずちゃん、とうとうのび太の斧になるのかと。
はい。
うらやましいぞこいつ、みたいなこと言われながら。
うーん。
ジャイアンもさ、もししずちゃんを泣かせでもしたら、俺が承知しねえと、先を組み交わしながら言うわけですよ。
はい。
分かってるよ、どうもどうもとか言いながら、もう締まりのない顔でのび太も笑ってるわけですよね。
はい。
なんかちょっと、ほんとにシンプルなみんなで飲んでるシーンやねんけど、子供のときによく一緒にいたことを考えると、時の流れを感じるというか。
うーん。
まあ、前にもちょっとね、お話で言ってた通り、のび太としずかちゃんって結婚するっていうことが、もう読者も分かってる中で。
はい。
でも、読者が分かってるっていうこと以上のやっぱり、この本人たちの時間の流れを感じさせる、すごい素敵なシーンやなって思いますよね。
そうですね。
結婚式の前の夜に、こうやって独身最後の夜のパーティーって、なんかちょっといいよね。
いやー、めっちゃいいですよ。
うん。
でも、男連中はそうやって、どんちゃん騒ぎながら夜中にね、過ごしてるっていう感じなんですけども。
はい。
しずちゃんはどうしてるだろうって言って、のび太とドラえもんは今度、水戸家の方に向かうわけですよ。
うんうんうんうん。
ドラえもんはそこでちょっとチャチャ入れてね、ひょっとして軽はずみな婚約を悔やんで泣いてるのかもとかね。
うん。
ちょっとチャチャ入れるとね、追い寄せようと。
06:02
はい。
水戸家に到着した頃には、ご飯はもう終わってて、ちょっと食卓に綺麗なお皿とか食器とか、ごちそうを食べた後があるわけですね。
うんうんうん。
あ、親子3人でお別れパーティーをやったらしいと、見てわかると。
はい。
で、しずかちゃんも食器を片付けてるんやけど、ママに言われるわけですよ。
あと片付けはいいから、おやすみなさいって。明日は早いのよ。
うん。
で、寝る前に、しずかちゃんはお父さんにおやすみのご挨拶をしに行くわけですけども、
はい。
なんかちょっと、どんちゃん騒ぎしてたね、男連中に比較すると、ちょっと浮かない顔してると。
はい。
で、それを見た子供ののび太たちも、もっと嬉しそうにウキウキしなきゃおかしいのに、なんで沈んでるんだろうと言うわけですけども、
うん。
まあ、結婚の相手が君だもんね、みたいなドラえもんもすかさず、いらないことを言うわけです。
はい。
で、パパの部屋を訪れたしずかちゃんは、パパ、おやすみなさいって一言言った後、
しばらく無言で、顔と顔を見合わせて、おやすみなさいってもう一回言って、ガチャンって出て行っちゃうわけですよね。
うん。
で、あれだけ、明日にはお嫁に行くっていうのに、もう少しぐらい話があってもよさそうなもんなのにと、のび太たちも疑問に思います。
はい。
そこでドラえもんが、こういう時っていうのはねと、かえって話せないもんだよと。
うん。
そう言って、秘密道具を出してくれるんです。正直電波って言ってね。
はい。
これを浴びると、思ってることだったら、なんでも喋らずにはいられなくなるんだ。
うーん。
普通なら、照れくさくて言えないようなことまでも喋っちゃう。そういう道具なわけですね。
はい。
この正直電波を浴びた静香ちゃんは、大急ぎで戻ってきて、「パパ!」と、すごい勢いで扉を開けて入ってくるわけですよ。
はい。
で、次の一言。
パパ、私、お嫁に行くのやめる!
っていうわけですね。
うん。
私が行っちゃったら、パパ寂しくなるでしょと。
うん。
パパも、それはもちろんだよっていうふうに返します。
はい。
これまでずっと甘えたり、わがまま言ったり、それなのに私の方はパパやママに何もしてあげられなかったわ。
っていうふうに静香ちゃんは感じてるわけですよね。
うんうんうんうん。
でもパパは返してくれるんです。
とんでもない。君は、僕らに素晴らしい贈り物を残していてくれるんだよ。
最初の贈り物は、君が生まれてきてくれたことだ。
09:00
午前3時ごろだったよ。
君の産声が天使のラッパーみたいに聞こえた。
あんなに美しい音楽は聞いたことがない。
病院を出た時、かすかに東の空が白んではいたが、頭の上はまだ一面の星空だった。
この広い宇宙の片隅に、僕の血を受け継いだ生命が今生まれたんだ。
そう思うと、むやみに感動しちゃって涙が止まらなかったよ。
静香ちゃんがね、生まれてパパになった時のことを、こうやって話してくれるわけですね。
はい。
それからの毎日、楽しかった日、満ち足りた日々の思い出こそ、君からの最高の贈り物だったんだよ。
うんうんうんうん。
って言って、ここは、赤ちゃんの頃から小学生になって、大人になってっていう、静香ちゃんの挿絵と一緒に語られるので、
はい。
一コマの中で、このパパと静香ちゃんの思い出、この結婚前夜を迎えるまでの親子の思い出が語られていくわけですね。
はい。
静香ちゃんも、それを聞きながら涙を流して、で、手と手を取り合ってる。
で、それを見てるのび太とドラえもん。
少しぐらい寂しくても、思い出が温めてくれるさ。そんなこと気にかけなくていいんだよ。
っていう、優しい言葉をかけてくれるんですよ。パパがね。
はい。
で、たぶん、静香ちゃんが元気なかった理由の一つだと思うんですけど、
うん。
私不安なの。うまくやっていけるかしら。
で、パパの膝に顔をのせてね。
うん。
膝枕みたいにしながら、自分たちがいい夫婦になれるかどうか心配だっていうことを言うわけですけども、
はい。
パパは教えてくれるんですよね。やれると思う。のび太君を信じなさいと。
うん。
のび太君を選んだ君の判断は正しかったと思うよ。
あの青年は、人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。
それが一番人間にとって大事なことなんだからね。
彼なら間違いなく君を幸せにしてくれるよと僕は信じているよ。
はい。
のび太もドラえもんもそれを聞いて、泣いちゃってね。
泣きながらその場を離れて、最後は現代に帰ってきて、また何もわからない少女の静香ちゃんの前に来てね。
僕はね、きっと君を幸せにしてみせるからねと泣きじゃくって、ちょっとおんとしてるコマで終わっちゃうんですけど。
これ面白いのがさ、のび太だけじゃなくてドラえもんも横でグズグズ泣いて一緒に涙拭いてるっていうのが可愛いよなと思うんですけどね。
はい。
これがのび太の結婚前夜っていうお話で、
はい。
12:00
だいたい漫画で言うとね、12ページぐらいかな。
うんうんうん。
単行本の25巻に載ってるお話なんです。
はい。
で、感動のエピソードっていうことで、名高いこのお話ですけども、
はい。
1999年に映画にもなってるんですよ。
うんうんうん。
当時公開されたのび太の宇宙漂流記っていう映画の同時上映で、
はい。
こののび太の結婚前夜が映画として公開されました。
うん。
これはさっぱさん見張ったんでしたっけ?
はい、見ました。
うん。
これ僕も久しぶりに見たんですけど、だいたい30分弱ぐらいの少し長めの映画に生まれ変わってて、
うん。
のび太が未来のことを心配して、
はい。
タイムマシンで見に行くっていうくだりーまでは一緒なんですけども、
ここであれですね、1日が結構丁寧に描かれるというか、
そうですね。
原作では、1日間違えたって言った後にすぐ、結婚前夜のシーンに移ったんですけども、
うん。
大人になったのび太が、猫を拾うんですよ。
うん。
迷子になった猫を拾って、この子を飼い主のところに届けなきゃっていう展開になるんですけど、
はい。
その飼い主の家族は引っ越しをしてしまって、
うん。
もうあと何時間かで日本を離れてしまう。
うん。
迷子になった猫ちゃんは、家族とはぐれたまま、もう会えなくなっちゃうかもしれないっていう状況に陥ってしまって、
はい。
猫を頑張って、みんなで送り届けるっていうシーンが入るわけですよね。
うんうんうん。
そこに大人になったジャイアンとかね、スネ夫とかも合流して、車で届けてくれたりとかするわけですけど、
うん。
離れ離れになった猫の飼い主の女の子と、パパの姿を静香ちゃんがね、自分の親子に重ね合わせるシーンがあったりとか。
はい。
あとは大人になった伸び太がね、一生懸命こう諦めずに、家族のところに連れてってあげるからねって優しい言葉をかけながら、
猫のために一生懸命になるっていう、そういう姿も描かれてて。
はい。
なんか、映画の方の伸び太の結婚前夜は、僕の印象ですけどね、
うん。
子供の伸び太とドラえもんが大人のみんなを覗いてたっていう原作に比べると、
はい。
大人になった伸び太たちが、しっかり主人公になってるなっていう印象を得たんですよ。
うん、確かに。
うん。
登場シーンも多いし、
はい。
大人になってからの伸び太、静香ちゃん、ジャイアン、住んでよっていう関係もしっかり描かれてたりとかしたし。
うん。
で、特に僕が好きなシーンっていうのが、
はい。
その結婚前夜に、ジャイアンのところで、みんなで飲んでるシーンあったでしょ、さっきも。
はい。
あそこで、ジャイアンが、
うん。
お祝いのために一曲歌いますみたいなことを言うんですよ。
あー、はいはいはいはい。
で、まあ、やめろやめろーとかなんねんけどさ、
15:01
うん。
そこで伸び太が、酒飲みながら、
やめろー下手くそーみたいなことを言いながら、
うん。
すごいジャイアンのことをバカにして、なんだるとーみたいなことをやんねんけどさ、
はい。
その、やめろ下手くそーとか言いながら、このバカにしちゃってる様子って、これ子供のときのやりとりを知ってると、
なんか、こういうふうに、いつまでも仲良く二人でおってんなっていうのが、すごくそのシーンから伝わってきて、
うーん。
描かれてはないんやけど、さっきの漫画と一緒で、
はい。
きっとすごくいい友人として、今までずっと来たんやなっていうところが、
うーん。
あの、一段とわかるというか、
はい。
まあ、そういうふうなアニメ版のアレンジだったなーっていうふうに思います。
うん。
あと、これやられたなーと思ったのがさ、
はい。
学校の先生が登場するよね、これ、映画版で。
あー、そうですね。
そう、あの、夜ね、飲み明かして、「じゃあ、明日ね。」って言って帰ったときに、
まあ、河川敷で出会うわけやけど、
はい。
あの、「明日のスピーチ、よろしくお願いします。」って言うんですよ。
うん。
そうやんね、そうやんなーと思って、
結婚式って、なんかね、恩師の人がスピーチしてくれるよねっていうのがあってさ、
はい。
あ、ここに学校の先生持ってくんのかと。
うーん。
でね、こう、先生って言ったら、子供の二人をずっと見に来たわけじゃないですか。
うん。
で、クラスの中でね、0点ばっかり取ったりとか、もう、廊下に立っとれとか言いながら、
ずっと叱ってた、あの、のびとクラスメイトの水本静香ちゃんが結婚するっていう、
なんか、そういう先生側からの視点も、ちょっと考えるとグッとくるなっていうところもあって、
はい。
で、言うわけですよ。
のび、明日は遅刻するんじゃないぞって。
はい。
あの、子供のときにね、ずっとずっとこう言われてた言葉が、
うん。
あ、結婚式の前の日にこれ言われるって、すごいグッとくるよねっていう。
うーん。
いや、だから、ね、1個の原作として、すごく感動的なお話でもあるし、
うん。
もう、無駄なく、短くコンパクトにまとめられてるお話だと思うんですよ。のび太の結婚前夜って。
はい。
でも、これがアニメ映画版になったときに、ある程度ね、そのまま一緒ってわけにはいかないから、変わるかなとは思ってたんやけど、
うん。
本当に、こういう大人の姿、成長したみんなの姿っていうのを見せることで、
うん。
自分たちがまだ見てなかった時間の流れを教えてくれたっていう部分では、すごく素敵な作品かなっていうふうに思いましたね。
はい。
このパパのセリフ、いいよね。どうですか?これ。感動的やね。
いやー、いいですね。ちょっと、うるっときますね。やっぱ。
うーん。漫画では、こないだのね、静香ちゃんのエピソードでも喋ったように、
18:00
はい。
あの、結婚式そのものの様子が描かれてないっていうところを、こののび太の結婚前夜っていう、あえて1つね、前の夜の話が残ってるっていうところも、
うんうんうんうん。
素晴らしいなと思うんですよ。
はい。
で、付け足すと、このパパの感動的なセリフってあるじゃないですか。
はい。
あの、F先生って、漫画家っていうところを離れると、
はい。
先生もまた、女の子の父親なんですよ。
うーん。
だから、父親から娘に向けた言葉っていうところを見ると、
ちょっと、女の子の父親としての藤本博さんっていうところの人間性であるというか、
はい。
子供たちに向けたメッセージを込めたんじゃないかなみたいな、完全にね、これは想像なんですけども、
うーん。
そのあたりも受け取れて、いろんなことが詰め込まれた作品やなっていうふうに思いました。
はい。
伸びたの結婚前夜、好きな方もたくさんね、いらっしゃると思うので、
はい。
よかったら、また今一度読んでみてはいかがでしょうか。
はい。
というわけで、終わっていきます。
はい。
あの青年は、人の幸せを願い、人の不幸を楽し、
えらい間違えしたね、今。
難しいな、今日。
19:49
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