2022-04-09 25:45

77. 漫画家・藤子不二雄史① 二つの出会い

去る2022年4月7日、藤子不二雄Aこと我孫子素雄先生がお亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈りいたします。


☆すこしふしぎナイトを番組内でご紹介くださった「特別企画やまだとジョージ」はこちらからどうぞ

よろしければ皆さん聴いてくださいね! https://nr9.jp/podcasts/program102.html


第77回、今回からは漫画家・藤子不二雄の歩みについてお話ししていきたいと思います。

太平洋戦争真っ只中の少年時代に出会った二人の少年、藤本弘と我孫子素雄。絵を描くことが好きな二人は意気投合して、漫画家への道を歩み始めます。彼らに訪れた二つの「出会い」について、時代を追っていきましょう。


【今回登場した作品】 小学館版学習まんが人物館 藤子・F・不二雄〜こどもの夢をえがき続けた「ドラえもん」の作者/マァちゃんの日記帳/新宝島


☆番組ではお聞き頂いた皆様からの感想をお待ちしています

藤子不二雄先生のファンの方々、より詳しい方々など一緒に番組を盛り上げて下さる皆様からの補足情報、ご指摘、アドバイスも有難く頂戴します! こんなテーマで話してほしい!等のテーマリクエストも頂ければ、とても嬉しいです

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00:01
去る2022年4月7日、藤本博史先生の生涯の友人であり、藤子不二雄のペンネームで、共に数々の漫画作品を世に送り出されました。藤子不二雄Aこと阿鼻子基先生がお亡くなりになられました。
心よりご冥福をお祈り致します。
なお、この後に第77回の本編が流れますが、こちら、先生の不法をお受けする前に収録したものになっておりますので、ご了承ください。
それでは本編の方、始まります。
はい、みなさんこんばんは。ゆうすけです。
さっぱです。
よろしくお願いします。
お願いします。
まずは、お知らせがあります。
はい。
いくつかね。
はい。
えっとですね、少し不思議ないとですが、いつの間にか100エピソードを到達しておりました。
イエーイ。
このいつの間にかっていうのがまたね、ずっこける感じなんですけども。
まあまあまあまあまあ。
お便り会とかね。
あとは、がっつりネタバレで映画話するときなんかは、特別編なんてつけて、ナンバリングをちょっとややこしくしてたおかげで、すごいわかりにくくなってたんですけども、
のび太のリトルスターウォーズの話をしたあたりで、ちょうど100本ほどいったようなので、
みなさんありがとうございます。
ありがとうございます。
すごいゆるっとした気づき方で、ゆるっとした感謝で申し訳ないですけども、どうぞこれからよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
それからですね、もう一つ。
はい。
以前ご紹介した音声コンテンツのセレクトショップのようなサイトということで、いろんなポッドキャストの番組をテーマごとに専出して紹介してくださってます、
ニューラジオナインさんというところに、再び少し不思議ナイトが取り上げられました。
いろんなポッドキャスト番組さんをテーマ別に取り上げてあるんですけども、そちらで配信されてますポッドキャスト番組があるんですよ。
特別企画山田とジョージという番組なんですけども、
ラジオDJの山田ひさしさんとジョージウィリアムズさんという方いらっしゃるんですけどね、プロのDJさんなんですけどもね、対談という形でされてる番組で、
03:11
そちらで激推し番組プレゼントということで、少し不思議ナイトを押していただいたんですね。
お互いに一人ずつ推しの番組を持ってきてプレゼンし合うみたいな企画のポッドキャストなんですけども、そちらで見つけていただきまして、
マニアックだなと言いながら紹介していただきました。
伝わってますね。
よかった。
なかなかね、ポッドキャスト番組で紹介していただくっていうことは珍しいことだったので、
よかったな、嬉しいなということなので、もしね、ご興味あれば概要欄とかに貼っとこうかな、リンクせっかくなんでね。
そうですね。
聞いていただけたらと思います。
どんどんね、知らない人にも広まっていくといいなという感じに思っております。
はい。
そして、次が最後のニュースです。これ本編、これからやる本編にも絡んでくる話なんですけども、
高岡市、富山県高岡市にあります藤子F藤代先生の母校ですね。
上塚小学校というところがあるというか、あったんです。
学校の当配合でですね、3月末で閉校してしまったというニュースがありまして、
ドラえもんの作者、子藤子F藤代さんなど多くの卒業生を排出した上塚小学校は、
121年の長い歴史に幕を下ろします。
27日の閉校式には、全校児童に加えてこれまでの卒業生なども出席しました。
そうですね。亡くなってしまったようです。
まあね、121年っていうことなんで、すごくね、長い歴史のある学校だったなっていうのが、
このニュースで僕も予約知ったぐらいなことなんですけども、
ご本人も亡くなったし、小学校も亡くなっていくし、
時間の流れっていうのを感じるなと思ったニュースなんですよ。
なるほど、なるほど。
こんなニュースが流れてきましたっていうところですね。
で、これがあったからっていうわけではないんですけども、
今回からまた新しいシリーズを始めようと思ってます。
結構少し不思議なとしては、久しぶりかなと思うんですけども、
作者の藤子F藤代先生その人について、また久しぶりにね、いろいろと話してみようかなと思ってます。
なるほど、なるほど。
私、ある書籍を入手しまして、それがですね、小学館が発行してます学習漫画人物館というね、
06:00
いわゆる絵人とかの学習漫画ですよね。
小学館が発行してるっていうこともあって、他はね、例えばコロンブスとかね、
ゴッホとかナイチンゲールとかなんですけど、
その中に手塚治虫先生だったり藤子藤代先生もいらっしゃると。
肩を並べてるわけですね、そこに。
そうですね。
なるほど。
で、これ学習漫画人物館っていうことなので、もちろん子どもが読みやすいように漫画になってるんですよ。
っていうのと、いいなと思ったのが、この藤子プロが監修してるものなので、
これは今回のシリーズに取り上げるのにちょうどいいんじゃないかなということで、
これを参照しながら、歴史というかね、
それを語っていけたらなと思ってるので、よろしくお願いします。
はい、お願いします。
というわけで、このシリーズの一番始めは、先生の少年時代から話が始まりますと。
1944年、富山県高岡市城塚国民学校。
さっき出てきた学校ですね。
国民学校って通じます? さっぱさん、意味はわかる?
今の小学校みたいなことです?
そうそうそうそう。1941年から47年の間までの名称として、今の小学校にあたる学年の子どもたちが通ってたところですよね。
で、この1944年っていうのが、太平洋戦争の真っ只中なんですよ。
うん、はい。
で、この時、藤本博史少年10歳。
博史くんです、博史くん。
博史くん、はい。
で、他の子たちが、例えば、戦争ごっこみたいなことでね、年頃の男の子たちだからさ、激よく遊んでるゼロ戦だとか言いながら。
はい。
博史くんはですね、みんなの輪にはあまり入らずに、黙々と絵を描いてるようなそんな少年だったそうです。
なるほど。
だからって言って、いわゆる目立たない子どもだったかっていうと、そうではなかったみたいで、
はい。
クラスメイトの似顔絵なんかを描いてあげたりとかして、そこそこ人気はあったみたいですね。
なるほど。それは確かに人気になりそうですね。
ね。
うんうん。
で、すげーこれお前が描いたのかみたいな。
うんうん。
なんか、映画の役者さんとかの似顔絵とかを描いてたみたいでね。
はいはいはい。
で、まあそういうふうに絵の得意な少年みたいな感じで、少年時代を過ごしてたのが藤本博史くんということです。
はい。
で、そんな定塚小込学校の方にですね、転校生がやってきます。
うん。
富山県の西部にあります秘密市という町からですね、眼鏡をかけた男の子、阿備子元少年ですね。
うん。
彼も同じ学年ということで10歳、10歳同士ですね。
はいはいはい。
同じクラスに転校してきて、ノートに絵を描いてるところを、広志くんは声をかけますと。
09:06
うん。
君は絵を描くのが好きなのかいと。
うん。
ということで、この2人は共通の趣味というか、特技を持つ者同士ということで、すぐに仲良くなるんですね。
はいはいはい。
うん。
で、やがて2人はですね、学校が終わった後なんかに、一緒に遊ぶようになって、
うんうん。
うちに漫画がいっぱいあるから、よかったらうちに来ないって。
おー。
で、藤本家にはすごくたくさん本があって、
はいはい。
お父さんが本好きやったみたいなんですよね。
うん。
わー、こんなに本があってすごいなーっていうことを言ってるわけですよ、阿備子少年は。
はいはいはい。
ただ、このお父さんはですね、漫画は嫌いらしいです。
あ、そうなんですね。
はい。なので、いやいやこっちのことなんだよと言いながら、机の下に隠してる大量の漫画を見せてあげると。
うん。
うん。
ちなみにお母さんは、好きなものは好きなものでいいんじゃないっていうことで、優しく接してくれるというか、父親に黙ってくれてたみたいね。
はいはいはいはい。
うん。
で、その頃から漫画っていうのは流通してたので、それを2人で読んだりとかしてる。
うん。
そういう少年時代を2人は過ごしましたっていうことなんです。
はい。
ただ、まだね、戦争の又だなかっていうことで、時には空襲に襲われたり。
うん。
よく見ますよね。今でも、防空壕の中に避難したりとかね。
うん。
で、阿備子君は大丈夫かなみたいな心配したりとかさ。
はいはいはい。
うん。なんか別々の町出身やったから、疎開で離れたりとかもあったみたいね、この2人は。
あー、なるほど。はい。
だから、こういう時代を小学生として生きたっていうことですね、この2人。
はい。
ちなみに、こういう彼の、彼というか先生のね、戦争時代をリアルに体験したっていうことは、結構作品の中に活かされてたりするんですよね。
うんうんうんうん。
一番有名なドラえもんの話とかでも、初期のエピソードなんか言うと、結構戦争が絡んだ話なんかも出てきたりするしね。
なるほど。
うんうんうん。
そんなのも、いつか紹介できたらなとは思っておるんですけども、今回は横道ということで本領に戻します。
はい。
1945年8月15日、太平洋戦争は日本の敗戦で終わります。
うん。
この時、広瀬少年11歳。
うん。
まだここの小学校、国民学校の所属ですよね。
そうですね。
この時にね、この漫画で僕知って、こんなことあったんやっていうエピソードが出てくるんですけど、
はい。
これは僕も知らなかったんですけどね、さぱさん。
かんゆというものが出てくるんですよ。
かんゆ?
うん。
で、先生がね、
はい。
かんゆを配る時間だぞって言ったら、子供たちがすごい喜ぶわけですね。
ほうほう。
12:00
この頃は甘いものっていうのが手に入らなかったので、
はい。
子供たちのおやつ代わりになってたものらしいんですね、このかんゆっていうのが。
あー、はいはいはい。
で、なんか丸い、なんて言うやろ、玉というか、粒みたいなもので、
うん。
解説によりますと、ビタミンA、ビタミンDを含むタラとかの魚の肝臓から取った油らしいんです、これが。
うんうんうんうん。
で、これを食べやすいように固めて、ま、粒状にして砂糖をまぶしたもの。
うーん。
これが、まあ、子供たちのおやつ代わりになってたんですって。
うんうんうんうん。
で、「おいしいなあ、かんゆは。」と。
うん。
で、「もっと食べたいなあ。」って話になるわけですよ。
はいはいはい。
そこで、ひらめきました、この2人は。
うんうん。
はい。放課後、友達たちを集めるわけですよ。
うんうん。
はい。小さい絵はかんゆ1個、大きい絵はかんゆ2個だよって。
なるほどね。
似顔絵をね、描くのが得意だった2人は、
はい。
クラスメイトのね、似顔絵を描くことで、こう、関与を稼ぐわけですよ。
うんうんうんうん。
はい。で、「小さいの俺1個くれー。」とかね。
「僕は大きいのだー。」とか言って、
「じゃあ2個ねー。」って言って、この。
うーん。
受け渡しをしたりとかして。
はいはいはい。
それで、あの、友達から関与をね、おだちんとしてもらいながら、こう集めていくわけですね。
うんうん。
で、また面白かったのがさ、これ、
この発想でいくと、手元にたくさん集まるじゃない。
はい。そうですよね。
そしたら美味しくいただくんかなと思うじゃないですか。
はい。そうじゃないですか?
そうなんですよ。だいぶたまったなーって言ってね。
はい。
で、たくさんたまったその関与を、
じゃあこれと交換ねって、
あの、ノートと鉛筆に交換してもらってたんですね。
え?
うん。よしこれで絵が描けるって。もっといっぱい描くぞっていう。
あ、そうな、なるほどね。
うん。面白いね、この話なんか。
そうですね。
だから、子供たちの間でね、
あの、お金がわりみたいな感じになってたみたいなんですよ、実際ね。
いろんな場面で。
はいはいはいはい。
それで、ノートと鉛筆を手に入れた2人は、
ますます絵を描いて、楽しい時間を過ごしましたとさ、みたいな、こういうお話です。
うん。なるほど。
で、さらに時間が進みます。1946年。
はいはい。
広瀬少年はですね、工芸専門学校の中等部、電気科に進学。
うん。
安彦元少年はですね、同じ学校ではなく、隣の学校に進学したらしいんですよ。
おー、はい。
なので、2人は放課後にまたね、学校が終わってから会って遊んだりとかしてたようですね。
うんうんうん。
で、ここで登場するのが、新聞に載ってた漫画なんですね。
2人で、面白いな漫画は、と言いながら読んでます。
はい。
15:00
でね、この、まーちゃんの日記帳っていう漫画、すごく面白いよねーって、登場するんですね。
この、まーちゃんの日記帳っていうのがね。
うんうん。
で、そこに書いてある文字なんですけども、
はい。
手塚治虫作画って書いてあるんですね。
あら。
そう。もう、この漫画面白いなーって、すごいな、この人どんな人だろうということで、
夢中になった漫画があったようですね、ここに。
うんうん。
で、もう夢中になって、藤本少年は、こう、模写をしてたわけですね。
はいはいはいはい。
うん。で、「あ、すごいじゃないか。これ、君が書いたのかい?」っていうことで、この、浴び子少年と一緒にね。
うん。
いやー、もう、一晩中書いてたら朝になっちゃったよ、みたいなことを言いながら。
うん。
うん。で、だんだん僕の絵も、この人に似てきたなー、みたいなことを言ってるシーンが出てきますとね。
うんうんうん。
うん。
まあ、よく知ってる名前だと思うんですけども、この作者の名前は。
はい。
これが、まあ、のちのちね、またエピソードに行きてくるんで、覚えておいてください。
わー、わかりました。
それとね、あのー、少し不思議な人でも、時々触れたことがあったんですけども。
はい。
家に、友達たちを集めて、上映会をやってるシーンが出てきます。
うんうんうんうん。
で、そこで使われてるのが、えっとね、幻灯器というものなんですよ。
はい。
これ、あのー、藤本少年が自分で作ったっていうふうに言ってるんですが。
うん。
えっとね、薄く透ける紙に絵を描いて。
うんうん。
で、それをあのー、懐中電灯とかで、こうパッて強く照らして。
うん。
で、スクリーンとかに映し出すっていう。
なるほどね。
うんうんうん。で、それを使って、映画の上映会をしてたんですね、この二人は。
おー。
うーん。映画って言っても、動きのあるものではなくて。
はいはい。
なんていうんだろう。紙に描いた絵を、こうカシャカシャ切り替えていくスライド映画みたいな。
うんうんうんうん。
ま、映画描くのがね、好きで、で、映画も同じように好きだったこの二人は、そうやって自作の映画を作って、こう友達たちに披露してたと。
うん。
だから、映画と言いながら、ま、言ったら、これも漫画のようなもんですね。
はいはいはい。
うんうん。いくつかの、この場面を描いて、切り替えていくっていう。
うんうんうん。
この時に、二人で作った自作の映画っていうのが、初めての共同制作だったっていう風に言われてます。
おー、いいですね。
いいよね、なんか。
うんうんうん。
なかなかね、いろいろと僕、書籍とかでね、読んだりはしてたんだけど、この漫画すごく。
はい。
子供にね、こういう人がいたんだよって、こう伝えるテイストで描かれてるので、すごくキャッチーで。
はい。
わかりやすくてね。
で、そこに、ほら、描かれてる少年たちがすごく楽しそうに笑ってる絵とかも出てくるので、すごくね、引き込まれるんですよ。
なるほど、なるほど。
そんな感じで、ふじもと少年、それからあびこ少年、この二人は絵を描くことを通じて、どんどんどんどん進行を深めていく、親友なわけですね。
18:01
うんうんうん。
子供の頃に、ふじもとひろし少年が迎えた出会いの一つです、これがね。
はい。
で、あびこ少年との出会いだけではなく、もう一つの大きな出会いがありましたっていうふうに、この後出てくるんですけども。
はい。
はい。1947年の出来事だそうです。
はい。
で、いつものように映画館に行って、面白かったなーって、こう二人で帰っていくわけじゃないですか。
で、よし本屋さんに寄っていこうっていうことで、本屋さんに行くんですよ。
はい。
で、新しい漫画入ってないかなーみたいな感じで、物色していくわけですよね。
うーん。
で、そこでね、本屋さんのテンションに呼び止められるんですよ、いつも漫画探してる少年って。
おーはいはい、なるほど。
で、新しい漫画が入ったよ。
えっとね、何だったかな、なんとかなんとかっていう人のこれこれって言って見せてくれたやつ。
それが、えーなんだこれ、新宝島。
うん。
手塚治虫って、この頃も治虫って書いてますね。
手塚治虫、新宝島ですね。
うんうんうん。
これね、このエピソードがあったから、すごく名前はすごく有名というか、僕でも知ってるんですけども。
はいはいはいはい。
その時の、初めてこの漫画に出会った時の心境というか、っていうのがまた劇的に書かれてるわけですよね。
もう今までの漫画と全然違うっていう、衝撃を受けてるわけですよ、この二人。
あー、まあそうでしょうね。
その絵は、まるで映画のように動いて見えました。激しい風の音や波の音までも聞こえてきました。っていう風に語ってるわけです。
うーん。
うーん。
まあ、どのようにやっぱりすごかったかっていうのも、わかるようでわからんじゃないですか。
うーん、まあそうですね。
僕、実際あのー、手塚治虫記念館に行った時に、この漫画読むことができたんですけども。
はい。
えっと、漫画の歴史をね、大きく変えた一作だったっていう風に言われてまして。
うんうんうん。
これまでの漫画っていうのは、短くて単純な話がすごく多かったそうですね。
はいはいはいはい。
あと、あのー、まあ漫画のコマみたいなものを、さっぱさんちょっと思い浮かべてもらいたいんですけど。
うん。
絵の描き方も、こう、役者さんが舞台の上に立って演じてるみたいな構図。
うんうんうんうん。
引きの絵で、前進像が映ってて、向かい合ってるみたいな。
はいはいはいはい。
そういうものが主流だったそうなんですけども、この新宝島という作品はですね、まずストーリーがすごく壮大と。
うん。
ね、宝探しの謎解き、ハラハラする展開。
うん。
で、その謎解きの道中で出会う海賊たちとの息の詰まるような戦い。
うんうんうんうん。
で、映画のような大迫力な絵。
うん。
えっとね、コマの中に、カメラワークみたいな概念が入ってるんですよ。
21:05
はいはいはいはいはい。
こう、正面から迫ってくる構図があったりとかね。
うん。
あとは、何コマかに分割して、こう、人物の動きが連続して見えるような描き方をしてたりとか。
うん。
あ、なるほどと。なんかもう、漫画って読むのに慣れてる僕らからすると、
はい。
へぇーっていう感じはあるんですけど、いわゆる、今当たり前になってることっていうのを初めてやった漫画だと。
はいはいはい、なるほど。
うん。それを見て、衝撃を受けたと、この二人はね。
うん。
で、こんな漫画を描けるようになりたいっていうふうに思ったようですね。
うん。
えっと、この作品、いくつかの章に分かれてまして、次が最後の場面になるので、今回のエピソードもそこで切ろうかなと思ってるんですけど、
はい。
この少年、家に帰って母に打ち明けます。
うん。
お母さん、僕は漫画家になりたいっていうふうに思ってるんだって。
うん。
手塚先生のような漫画家になりたいっていうふうに夢が膨らんでいくのでしたということで、この章は終わります。
なるほどね。
藤子藤男先生、藤本博少年の初めの出会いというかね、浴子先生との出会い、手塚治先生との出会いというか、そのあたりの今回はエピソードになりますね。
はい。
この後、いろんな時代を経ていきながら、藤子藤男先生がデビューしてね、一躍日本を沸かせる漫画家さんになるまでのお話なんかも出てくるので、
そういったのを紹介していけたらなというふうに思っております。
というわけで、今回はこちらで終わります。
はい。
はい、エンディングでございます。
はい。
藤子藤男先生の話を改めてするっていうのは結構久しぶりなので、
はいはいはい。
すごい僕も楽しかったですね。
うんうんうん。
で、結構、自伝みたいな本があったりとか、
うん。
あと有名どころで言うと、漫画道っていう漫画が、
はい。
この二人をモチーフにね、したお話とかもあったりするんですけども、
はい。
今回ね、ちょっと参照させていただいた、この小学館発行の藤子プロ監修の漫画人物伝っていうのが結構面白かったので、伝わりやすかったし、
はい。
これやーと思って、
うんうんうん。
ご紹介させていただきましたね。
はい。
なんか、実際に起こった出来事として、この二人の出会いとかって、いつ見てもいいなってすごく思うんですよ。
24:00
うーん、そうですね。
ね。で、絶対出てくるのが、戦時中の話なんですよね、やっぱり時代的に。
うんうんうん。
そのあたりもね、その空襲の話であったりとか、
うん。
あのほら、関与のエピソードとかさ、
はいはいはいはい。
なんかちょっとね、なんかそこら辺の話もくっついてくるから、
うんうん。
なんか今の時代に聞くと、余計に面白く聞けるというかね、
なるほどなるほど。
そういう感覚がありますよね。
うーん。
うーん。
いやーもうこの後ね、この藤本少年はどうなっていくんでしょうかと。
いやー、まあどうなっていくかなんとなく知ってますけどね。
改めていろんな人物がね、こう登場してきたので、
その人たちとかも今後出てきますよーみたいな話ですね。
はい。
はい。
というわけで、じゃあ今回終わっていきましょう。
はい。
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はい。
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ご活用ください。
はい。
というわけで少し不思議ナイト終わっていきます。
みなさんまた次のお話でお会いしましょう。
さよなら。
またねー。
25:45

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