2020-07-10 31:57

06. あやうし!ライオン仮面

すこしふしぎナイト第6回配信しました

Twitterのリプライにて頂いたテーマ『漫画内漫画』について話しています。漫画の中でのび太たちが読んでいる漫画って??作者のフニャコフニャ夫って誰なの??今回は「漫画」を巡る2つのエピソードをご紹介します

次のお話をワクワクして待っていたあの頃を思い出しながら、お聴きくださいね!


【今回登場した作品】

ドラえもん/あやうし!ライオン仮面/週刊のび太(まんが製造箱)/まんがのつづき


☆番組ではお聞き頂いた皆様からの感想をお待ちしています

同じ藤子・F・不二雄先生のファンの方々、より詳しい方々など一緒に番組を盛り上げて下さる皆様からの補足情報、ご指摘、アドバイスも有難く頂戴します!

こんなテーマで話してほしい!等のテーマリクエストも頂ければ、とても嬉しいです

【メールアドレス】fushigi7710@gmail.com

【Twitterアカウント】すこしふしぎナイト@fushigi7110 /ハッシュタグ#ふしぎナ

使用楽曲:MusMus(https://musmus.main.jp)/ OtoLogic(https://otologic.jp)

00:08
はい、始まりました。すこしふしぎナイトです。
ゆうすけです。
さっぱです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さっぱさん、今週はね、大きなニュースがありましたね。
そうですね。
みなさんご存知かと思いますけども、
結構全国ニュースとかにもなってたんでね。
うん。
何のことかわかりますか?
いや、実はわかってるんですよ。
ちゃんとね。
ね。
私もこの番組始めましたから、ちゃんとわかってるんですよ。
何とはあえて私の口から言うとちょっとあれなんで、
ゆうすけさんからぜひ言っていただいて。
わかりました。
えっとね、7月7日ですね。
火曜日に、ときわそうマンガミュージアムオープンしましたね。いよいよ。
おめでとうございます。
おめでとうございます。
もうときわそうといえばね、この番組でも第一回でしたね。
はい。
藤子F藤代先生の話をしたときに登場したと思うんですけども。
ありました。
駆け出しの頃に、今後活躍する漫画家の方が共同生活を送って、そっから羽ばたいていったっていう伝説の場所なんですけどもね。
はい。
ちょっとこの新型コロナウイルスの関係で、もともと3月に予定されてたのが、7月にずれ込んだ形にはなるんですけども、無事オープンされたと。
なるほど、なるほど。
いやー、行ってみたいなー。
結構、ときわそうの跡地のあったところにときわそう通りっていうのがあって、もともとその聖地として盛り上げるムードっていうのは常にやってたみたいなんですよ。
そこにある本屋さんとかがキャンペーンやったりとか。
なので、漫画ミュージアムがオープンしたっていうことでね、ついに完全体というか、手揃ったなーっていう感じがしますよね。
いいですねー。
ちなみにね、解体されたのが1982年らしいんですよ。
1982年。
なので、38年ぶりに復活というか、っていうみたいでね。
で、このね、少し不思議ないと的には、F先生の話をしてますけども、このときわそうっていうところ自体がやっぱり、手塚治虫先生がね、もともと住んでらしたりとか、
赤塚藤雄先生とか石上翔太郎先生とか、著名な漫画家の方がね、ここで暮らせたっていうことで、
藤子F藤雄ファンのみならずね、もう多くの漫画ファンの皆さんにとって、聖地というか、訪れてみたい場所になってると思いますんでね。
03:00
もう多分これからすごい盛り返すというか、もともとその、豊島区のまちづくりの授業の一環でもあったみたいなので。
そうやったんですね。なるほどなるほど。
今の時期なんで、気軽にっていうわけにはなかなかいかないですけども、ちょっとずつそうやってね、いろんな人が訪れて、
その聖地というか先生がね、過ごした場所っていうのがどんどんどんどん元気になっていったらいいなっていうふうにすごく思いますね。僕も行きたいですね。
行ってみたいですね。いつか。
行ってきたよっていう人の報告は、自慢のようにしてきてください。
お近くにね、おそばりの方とかね。
じゃあ今回の本編の内容なんですけども、
番組ちょっと始めさせてもらって、いろいろ反応をいただいた中で、こんな話をちょっとしてほしいですみたいなところのリクエストというか、
いうようなものもいくつかいただいてたんですよ。
これからね、そういったものとかもちょっとずつ取り上げながら進めていきたいなと思ってるんですけども、
今日はですね、漫画の中に登場する漫画。
なんていうのかな、劇中劇とかよくあるじゃないですか。劇の中にもう一回劇が出てくるとか、そういうノリで、
藤子F先生の漫画の中に出てくる、さらに漫画の世界とかっていうのがあってね、
そういうのをめぐるお話っていうのがいくつかありますので、この辺りのね、
お話を今回はご紹介しようかなっていうふうに思ってますので、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
少し不思議ナイト、この番組では藤子F藤男先生の少し不思議な物語について楽しくおしゃべりします。
はい、というわけで第6回です。
えっとね、オープニングでもご紹介した通り、今回は漫画の中に出てくる漫画っていうことでね、
なんだこりゃって話なんですけども、
のび太とかドラえもんの世界って普通に現実にある日常というか、小学生の日常じゃないですか、
だから彼らもテレビ見たりとか漫画読んだりとかしてるんですよ、普段はね。
漫画なんかよく読んでるイメージありますね、のび太。
読んでるイメージあるでしょ、部屋に本棚もあるし。
06:02
あるある。
で、その中でね、その漫画について取り上げたエピソードっていうのがいくつかあって、
一つがね、危うしライオン仮面っていう作品があるんですよ。
これはお話のタイトルなんですけどね、ドラえもんのね。
まずオープニングから、その漫画の内容から入るわけですよね。
はい。
で、ライオン仮面っていう、言ったらヒーロー、仮面をかぶったヒーローみたいなのが登場して、
いきなりピンチの状態から始まるんですね、のび太が呼んでるっていう設定で。
で、悪の軍団に取り囲まれて、これでお前もう終わりだって言って、うわーっていうところで、
次に続く。10月号をお楽しみにね、みたいな感じで終わるんですよ。
一番いいとこで、次の号行くやつだ。
で、舞台はのび太の部屋に戻って、
あーいいところで終わったと。この先どうなるんだろうねっていう、
そういう子供の反応あるじゃないですか、のび太たちがしてて。
気になる気になると、どうなるんだろうなーって言ってるんですけど、
ここでドラえもんがあることを思いつくんですよ。
本人に聞けばいいんだって言って。
え?
で、家を飛び出して行って、作者の家はすぐ近くだからねって言って作者の家に行くわけですよ、漫画家の。
知ってるんか、作者の家を。
どうやら知ってるらしい。
で、その作者の名前っていうのが、ふにゃこふにゃお先生って言うんですよね。
あれなんか、ん?
なんかどっかで聞いたことあるような名前なんですけどね。
ふにゃこふにゃお先生の家にね、ドラえもんが行くと。
で、ごめんくださーいって言って、
本人に聞くっていうからもうその続きの話を聞く気満々で行くわけですよ。
はい。
そしたらね、このふにゃこふにゃお先生ね、これもう名前を言うたびにちょっと噛みそうでハラハラしてるんですけど僕。
いってきましょう、どうぞ。
大人気の漫画家で、いろんな雑誌に並行して作品を連載してるらしいんですよね。
おー、あれ?ん?
なんか聞いたことあるような話ばっかりなんですけど。
なんか?
ちょっと置いときましょう、後で答えましょうね。
家に着くと、ほら、漫画家さんとか作家さんって担当の編集者さんがついて言語を取りに来るみたいなシーンよくあるじゃないですか。
09:00
はいはいはい、ありますね。
でも編集の担当者の人が家の中で先生の部屋の前で列を出して待ってるわけですよ。
何個も出してるからってことですか?いろんな人が待ってると。
そうです。次はうちの出版社の番やとかね、言いながら待ってるわけですよ。
で、次がライオン仮面のカイレスっていう編集者の人にくっついて一緒に部屋に入って、
この後どうなるんですかって聞くんやけど、そこで衝撃の答え。
先生がそれがまだ考えてないと。
あら。
だから追い立てられて追い立てられて締め切りに追われて、苦し紛れでピンチの展開で終わっただけやったんですよ、さっきの。
えー。
この後どうなるのかっていうのがね。
えー。
衝撃の事実が発覚するわけですよね。
えー、ちょっと知りたくなかったな、それ。
で、このままでは描けないってなるじゃないですか。
ドラえもん的にもう次が読みたくて仕方ないっていうの出来てるから、何とかしてよみたいな、お前誰やねんみたいなノリですごい迫るんやけど、
あ、いいこと考えたと。ね、ひらめきその2ですよ、その2。
はい。
タイムマシーンがあるじゃないかって言って、
家に帰ってタイムマシーンに乗って来月に行くんですよね。
はいはいはいはい。
で、ドラえもんが本屋さんに行って立ち読みすると。
10月号がその時はあるから、発売されてるからね。
あーこれだこれだ面白いなーって言って、なるほどふむふむってやってるうちに畑を持った本屋さんのおじさんがこうパタパタパタと立ち読みすんなーみたいな感じで来て追い出されちゃうわけでね、途中でね。
あー。
皆さん、本はちゃんと買って読みましょうね。
そうですね。
で、舞台は現代戻ってきて、ドラえもんがすごく得意げな顔でね、次の話どうなったか聞きたいみたいな感じでみんなにちょっと自慢してるわけですよ、ドラえもんが。
ほう。
で、明智の土管の上に腰掛けて、集まってる子供たちに実はね、こうなってねとかって言うんやけど。
うん。
ちなみに展開としてはピンチになった後にダイオン仮面の弟が現れると。
ほう。
弟も敵の軍団のところに乗り込んでいくんだけどって言った瞬間になんと、明智の土管の中からふにゃっこふにゃお先生が飛び出してきて。
え?
それでどうなるの?教えてくれって言って。
アイデアに詰まってたからね。逃げ込んでたわけですよ、その空き缶じゃないわ、明智の土管の中にね。
はい。
で、いやでも途中で追い出されたから半分しか埋めてないって言って。
12:02
うん。
そうじゃないですか、最後まで読まずにね、その本屋さんから追い出されてるからね。
この先どうなるかわからないって言って、それは困るからって言って、もう一回見てきてくれって言うんやけど。
うん。
またどうせ追い出されるのがわかってるじゃないですか、さっきも来たやろって言って。
うーん、そうですね。
だからお金があって、ちゃんと買えれば読めるんだけどなって言ったら先生が、はいお金みたいな感じで渡してくれて、必死やから先生の方も。
はい。
で、無事ドラえもんはもう一度来月に向かって、今度は立ち読みじゃなくてちゃんと買ってくると。
うんうんうん。
ほんで、買ってきた10月号を持って先生のところにもう一度行って、
うん。
で、編集者の人たちはちょっと出てもらってね、部屋からこっそり二人で10月号を読みながら、
うん。
死んだはずのライオン仮面をどうやって助けたんだろうって言ったら、
うん。
なんとその弟のね、オシシ仮面っていう、
オシシ仮面?
うん、ライオン仮面の弟のオシシ仮面がね、
はい。
捕まるんですよ。
あー、はい。
で、わはははオシシ仮面、もはや逃れることはできんぞって言って、
ぐえーってピンチになって来月に続く。
はい。
あれ?って言って。
あー。
なんだこりゃと。
あれ?これはもしかして。
で、先生がね、こんな終わり方あるかって言うんやけど、
ドラえもんが書いたのはあんたでしょって言って出てくるわけですよ。
はい。
で、後のことはね、大月号までに考えようって言って、
うん。
言うんやけど、もうなんて無責任なワシだって言って自分で自分に怒ったりとかね。
はい。
で、ひらめき園さんと。
はい。
なんなら再来月に行って11月号を買ってこようかと。
うん。
そういう話になってくるわけですよ。
はいはいはいはい。
で、帰ってくるじゃないですか、間はもう省略されて。
買ってきたよと。
はい。
そしたら、いとこのオカメ仮面が登場してたと。
で、もう買ってきた11月号の原稿を、
仕方ないから丸写ししようって言って次の号を作って。
はい。
で、もうそれの繰り返しで、最終的には先生は倒れちゃうと。
え?
で、最終的にもう疲れたと。
君やっといてくれって言って、バタンギュー倒れてしまって、
ドラえもんが丸写ししながら描いてるっていう絵で終わんねんけど、
結局この作者って誰が本当の作者なんだろうみたいな終わり方をするんですよね、なんかそういう。
あー。
ドラえもんが持ってきて描いて、でもそれ描いたんて誰やったん?ってなってくるじゃないですか。
15:00
そうですよね。
ちょっとそういうドタバタしたギャグ展開、
プラスちょっとこういうタイムパラドックス的な面白さとかもある作品があるんですよね。
はい。
で、で、ですよ。
はい。
作者のお名前ですよね。フニャコフニャオ先生ね。
ちょっと気になってたでしょ。
フニャコフニャオ先生ね。
もう最初からね、気になってましたよ。
そう。まさにね、藤子藤男のことだとされてるんですよ。
されてるっていうかもうそうなんですよって言ってもいいと思うんやけど。
で、イラストね。イラストもその第1回の時にベレー帽かぶってとか言ってたじゃないですか。
うーん、言ってましたね。
自分のイラスト描くときは。ベレー帽かぶってるんですね、この人。
で、顔の部分はそのA先生の方のちょっとたらこ唇でメガネかけてみたいな感じで、
で、ちょっと小太りで。
うん。
ほんとにF先生自画像とA先生自画像を足して塗り終わったみたいな姿をしてるんですよね。
なるほど。
うん。
で、複数の雑誌にまたがって連載してたりとか、
はい。
編集者の人に追われてたりとかね。
はいはいはいはい。
だからちょっとなんていうの、これはセルフパロディーというかなんというか。
うーん。
以前にもあったように、こういう道具とかこういう話があったらいいのになっていうところがアイディアのもとになってって言ったじゃないですか。
はい。
まさになんかこうやって未来の自分の原稿が覗ければいいんじゃないかなっていうような願望が現れたんだろうなっていうちょっと面白い作品なんですよね。
はい。
だからとりあえずピンチで終わらせて。
うん。
1ヶ月後の締め切りに間に合うように考えて、思いつかへんかったから新キャラ出してまたピンチで終わらせてみたいなちょっと無責任なところとかがあったりとかね。
なんかドラえもんが誕生するときにギリギリまでアイディアが浮かばへんかったから何にも分かんない世界国を出したみたいなエピソードもあったじゃないですか。
はい。
なんかその辺と被ってくるようなっていう面白さもありますね。
うーん。
ちなみにこのドラえもんがちょっとおとぼけキャラな感じがいましたじゃないですか。
はい。
来月に行って、違うわ、本人に聞きに行こうとかね。
うーん。
だいぶ性格が違うのは、これは連載初期の作品なので。
うーん、なるほど。
ライオン仮面のエピソードっていうのは。
どっちかっていうと、のび太とか他の子たちが現代の常識を持ってるキャラで、未来から来たドラえもんはその非常識というか。
うーん。
で、騒動を引き起こす担当やったっていう、今でいうとちょっと逆転するような立ち位置やったっていうのも見どころの一つではありますね。
うーん、なるほど。
で、ちなみになんですけども、このライオン仮面の弟のおしき仮面ね。
18:02
おしき仮面ね。
もうぽっと出てきて、使い捨てで殺されてしまったキャラクターね。
はい。
これね、絵的にすっごい適当な感じが出てるんですよ、漫画読んだ時に。
はい。
ライオン仮面っていわゆるかっこいいヒーローなんですけど。
うーん。
とりあえず出されていきなり殺されたお獅子仮面っていうのが、獅子舞に日本の足が覗いてるだけみたいな、すっげー世界観に合わへんタイプのキャラクターで。
で、わずかね、2コマしか登場してないにもかかわらず、そのネタの要素の強さがすごい人気で、一部ですごいファンができて。
えー、そうなんですか。
なんとフィギュアとかグッズまで出てるっていうね。
すごすぎる。
ちょっとあの、ネット界隈を通じて中心なんですけども、アスキーハトが作られたりとかね、燃やされてる姿のアスキーハトが作られたりとか。
なるほど。
なんかちょっとそういうサブカル方面でもちょっと人気のあるエピソードなんですよ、この綾牛ライオン仮面っていうのは。
えー、そうなんですね。
そう。
なんで漫画家が描いた漫画家っていう姿も見れるし、ドラえもんが無責任に未来へ行ったり来たりしたおかげで、タイムパラドックスが起こってる最後のオチとか。
はい。
まさに藤子先生その人やなみたいなとことか、短いお話やけどちょっと笑いどころがたくさんあるっていうのがこの綾牛ライオン仮面っていうエピソードですね。
なるほど。
あと、このライオン仮面を描いたフニャフコフニャオ先生は藤子藤親って言ったじゃないですか。
漫画を自動的に作ってくれる道具みたいなのが登場する別の話なんですけどね。
そこではバッチリ手塚治虫先生の漫画を描いてくれる道具みたいな実名で出てたりしますよ。
そうなんですね。
アイディアを描いた紙とかを機械にバンって入れて、手塚治虫風とか何々風とかって言ったらそれ風の漫画に仕上げて出してくれるんだみたいな道具が登場したりとか。
え、すごい。
なんかちょっとそういう、漫画を描いてる人ならではのアイディア道具みたいなのも登場してるんですよね、他のエピソードで。
もう一人ドラえもんの作品中に登場する漫画家で、
さっぱさんって、ドラゴンボールとかってわかります?
孫悟空。
孫悟空とか出てくる。
21:01
ベジータとか出てくるやつ。
少年ジャンプに連載されてたバトル漫画なんですけども、なんとドラえもんには島山あらら先生っていうのが登場するんですよ。
原作者は鳥山あきら先生なんですけどね。
鳥山あきら先生をもじった島山あらら先生っていうのが登場するんですよね。
なるほど。
先にパロディーを明かしますが。
島山あらら先生は漫画雑誌である少年ジャブン、ジャンプじゃなくてジャブンにドクターストップ暴れちゃんというのを連載してるっていうのをパロディー満載なんですけど。
この雑誌も子どもたちの愛読書なんですよ。週刊雑誌ね。
あるときジャイアンが最新号を持てたと。少年ジャブンのね。
隣町のある駅前の本屋さん、ここではちょっと数日でメンテに入ると。いわゆるフラゲっていうやつ。
そういうのはありますよね。
今あるじゃないですか、現実でも。
ありますあります。
一枚一枚してるシーンが始まって、見せてくれ見せてくれってみんな人だかりができるわけですよね。子どもたちにとって漫画って本当に最上の娯楽なんで。
そこへ来てスネ夫ね。もう1月号を先ねと思ってると。僕なんてと。
そんなことある?
マウント取ってくるわけですよスネ夫はね。
でパパが出版社の社長と友達なんだっていうスネ夫の自版パートがあって。
なるほど。
でジャイアント静香ちゃんには見せてあげるよみたいな感じでね、ドラえもん展開ですよここからね。
こっこの伸びたくんも笑えてね、ドラえもんって言った後の次の一言が、出版社の社長と友達のパパ出してっていう。
もう畳みかけるねギャグが。
フォコ?
そしてドラえもんはスルーするんですよこれは。
で暴れちゃんですよね暴れちゃん。暴れちゃんの続きが見たいと。
で伸びたがどうしても見たいぞってなった時に頭が働くんですよねこういうことに関しては。
一番初めにその作品を見るのは原作者とアシスタントだから、アシスタントになろうっていうぶっ飛んだ考えをね。
ほうほうほう。なるほど。
で住所がわからないから、さっき登場したフニャコ先生のところに行って。
島山先生の住所知ってるって言ったら知らんとかって言われて追い出されたりとかね。
24:02
ちょっとまあ一瞬出てくるんやけどフニャコ先生がここにも。
そりゃ追い出されますよ普通。
で最終的にはねその島山あらら先生のところに行くんやけど。
そっちも売れっ子漫画家で。
漫画で描いたらこういうシーンになるよなっていうのはお約束みたいなもんやけど。
担当の編集者に詰め寄られてるわけですよ。現行まだですかって言って。
うちの出版社が先やとかいやいやこっちが先やみたいな。
押し合いへし合いとかでね。
でこれじゃあもう進められないよっていうことになって。
どうしたかっていうとドラえもんとのび太くんは先生を違うところに連れて行って。
秘密道具を使ってすごい快適な漫画制作スタジオを作ってあげるんですね。
資料が欲しければ一声かければロボットアームでヒュイーンって伸びてその資料集を手元に運んできてくれたりとか。
いいですね。
アシスタントマシーンって人間じゃなくても機械が描きかけの絵を仕上げてくれたりとかね。完成するところまで仕上げてくれたりとか。
音楽がスタジオ中に流れてリラックスできたり。
お腹が空いたら出前が届いたりとかも至れる癖なんですよ。
さらに居眠りしそうになったら水を追いかけて起こしてくれると。
おー。
そういう超快適な漫画制作スタジオを作って先生をサポートするの。
それで描き上がった最新のアバレちゃんを読むことができて、2人で満足するっていうお話なんですよね。
さっきのフニャコフニャオ先生は藤子藤男先生その人やっていう話があったじゃないですか。
これは鳥山明先生だと思うんですよ、きっと。名前からするにね。
少年ジャンプじゃなくて少年ジャブンで連載してるから。
この2人の関係がどうやったかっていうのはちょっと僕はわかんないんやけど、
結局やっぱり漫画家って大変だよねと。売れっこになると余計にね。
なかなか人気すぎて連載を終わらせてもらえなかったみたいな話も聞きますしね、ドラゴンボールとかは。
そういう境遇に置かれがちな漫画家の人にこういう快適なスタジオというか、
理想的な制作環境っていうのを実現させてあげて、
図っている様子っていうのを描くっていうのは、
そういう同じ漫画家として思うところがあったんじゃないかなって思わせられるエピソードですね、これは。
27:04
そうですね。
僕らが漫画としてこのドラえもんとか読んでるじゃないですか。
うん、読みますね。
そうしたら、その中のキャラクターたちも同じように自分の世界の漫画を楽しみに待ってると。
次のお話はどんなんかなとか、何としても次の話を読みたいみたいな、
そういうエピソードが出てきたりとか、
すごく読んでる僕らとこの中に生活してるキャラクターたちって同じなんやなって思わせてくれるような、
そういう日常風景が出てくるので、
ちょっと二重構造みたいになってたりするんやけど先から言うみたいに、
漫画家の、描く漫画家みたいなね。
そういう部分と、
僕らと変わりない子供たちの生活がここにあるんやなって思わせてくれるような話っていうのが、
その二つのライオン仮面の話と暴れちゃんの話でした。
ちなみにですね、パロディーザーッといろいろ出てくるの面白かったやつを出していくと、
はい、教えてください。
少年漫画いっぱい現実にたくさんあると思うんですが、
どうやらドラえもんの世界にはですね、少年ちゃんぽんというのがあるらしいですね。
あれ?はい。
あとは少年よんでーとか。
よんでーね。
あとはテレビさんとかね。
なるほどね。
なんかそれぞれ何のパロディーかっていうのはもう説明しなくてもわかったと思うんですけども、
なんかそういう一コマ、編集者の人がザーッと並んで、
うちは何々、うちは何々って言ってるだけのコマがポンってあるだけやのに、
すごいそういうギャグで終わらせてくれるっていうのもちょっとお茶目な感じかなっていうふうに思いました。
いいですね。
漫画の、世界の中にある漫画の話、今回はお届けしました。
はい。
はい、というわけで第6回は漫画の中の漫画のお話をさせてもらいました。
はい。
さかさん、今日はどんな感想をお持ちでしょうか。
いやー、あのー、私とか、ゆうすけさんもそうですけど、
もう大人だから、漫画家の人がいかに大変かってわかってますよね。
けど、なんか子供の時にこれ読んだら、すごいなんか、
30:00
はぁ、漫画家さんって大変なんだーとか絶対思うし、
すごい仕事だなーって、だからより感じるんじゃないかなって思いますけどね。
そうやね、確かにね。
だからこんな感じで現場は大変なんだよっていうのをもしかしたら伝えたかったんかもしれないですよね、先生もなんか。
面白くね、面白いエピソードにアレンジして見せてくれるから。
これで漫画を描きたいって、もしかしたら心出した子供たちもいたかもしれませんね。
それもあるかもしれないですね。
じゃあ、えーと、今回も最後はね、お知らせの方で終わらせていただきます。
はい。
えーと、少し不思議ないとね、この番組では皆様からの感想、お便り、それから補足情報とか、
藤子F藤男、僕も好きなんです、私も好きなんですっていう方からのお便りをお待ちしてます。
一緒に楽しい番組が作り上げられたらいいかなって思ってますので、どうぞよろしくお願いします。
はい。
じゃあ、後先の方、茶っ葉さんお願いします。
はい、メールアドレスはfushigi7110 at gmail.com、不思議ないと at gmail.com です。
ツイッターのアカウント名は少し不思議ないと。
ハッシュタグは、ハッシュタグ不思議な、不思議はひらがな、なはカタカナです。検索してみてください。
はい、ありがとうございます。
それでは第6回、この辺りで終わらせていただこうと思います。また次のお話でお会いしましょう。
またねー。
さよならー。
31:57

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