2025-09-04 22:42

#4-1 「アミューズメント・デイサービス」が、人生の最終章を“楽しい物語”に変えるまで —— 26歳で起業。「地域の介護に、新たな選択肢」をつくる男(前田竜二・仕事編)

▼今回のトーク内容(※2~3行で端的に)
パチンコと麻雀が介護を変える?/「夕方5時まで」の小さな革命/若さと国家資格を背に挑む起業のリアル/地域に新しい“選択肢”を届けたい

📝番組概要
都会から福井へ——。
この番組は、移住者であり地域おこし協力隊の「つかちゃん」が、福井で出会った“ちょっと面白すぎる人たち”の人生に深く潜っていくポッドキャスト。
キーワードは「仕事立ち」「追い立ち」「ターニングポイント」。
人生の節目にあったあの瞬間を、ていねいにたどっていきます。

👤出演
ゲスト|前田竜二さん
アミューズメント・デイサービス「まんまる」経営者/作業療法士/MILKエージェント所属
https://www.instagram.com/maetyan0217/

ナビゲーター|つかちゃん
福井県地域おこし協力隊/こみかるユース福井・おふざけ代表

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若者の居場所(こみかるユース福井)
HP:https://comicalyouth.jp/

サマリー

前田竜二氏は、26歳で「アミューズメント・デイサービスマンマル」を起業し、楽しさを軸にした革新的な介護サービスを展開しています。彼は、バックグラウンドや事業理念、地域の男性利用者に配慮した取り組みについて語っています。前田氏は、アミューズメント・デイサービスを通じて新たな介護の選択肢を提供し、高齢者の生活を楽しい物語に変えることを目指しています。彼の起業の背景には、若い頃からの社会人経験や、地域の介護業界の選択肢の少なさへの思いがあり、認知症予防やコミュニケーションの重要性を強調しています。アミューズメント・デイサービスは、人生の最終章を楽しい物語に変える取り組みであり、特に地域の高齢者が自宅で望む形での生活を支援する大切さに焦点を当てています。

前田竜二の紹介
こんにちは、福井で転生、都会を離れた移住者が出会った、ちょっと面白すぎる人たちへようこそ。
この番組は、都会から福井に移住した地域おこし協力隊のつかちゃんが、福井で出会ったちょっと面白すぎる人たちの人生を探求していくポッドキャストになります。
キーワードは、仕事、老いたち、ターニングポイント。この3つの観点から、ゲストのこれまでとこれからを深掘っていきます。
それでは、今回のゲストはですね、まだ世間に見つかっていないだけのイケメン、
ハッシュタグ、福井県民の元カレ、前田竜二くんです。よろしくお願いします。
お待たせ。前田竜二です。
誰だよ。
誰だよですよね。これを聞いてる方たぶんすごく。
そう、じゃあちょっと先に、いきなり誰だよってなってると思うんで、
竜二くんの略歴をこちらでお話しさせてもらおうかなと思うんですけど、
1996年生まれ、北東内土市で福井の医療短期大学、現在の福井医療大学のリハビリテーション学科作業療法学専攻を卒業した後、
作業療法士として高齢者デイサービスの現場で5年間働いてました。
その後、わずか26歳の時に銀行から融資を受けて、サバイシンアミューズメントデイサービスマンマルという場所を立ち上げて、
地域に新しい介護の形を提示してきました。
さらに現在は福井のタレント事務所ミルクエージェントというところに所属をして、
デイサービスの経営者とタレントという二足のわらじを履きながら、地域と舞台の両方で挑戦を広げているという。
はい、その通りでございます。
今日呼んだのも同い年で、しかも僕と同い年の人が26歳の頃に起業してるっていう部分と、
そうですね、ちょっとしちゃってましたね、こんな感じで。
しかもやってる取り組みがかなり面白いので、そういった話を今日知っていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。
アミューズメント・デイサービスのコンセプト
じゃあ早速、マンマル、アミューズメントデイサービス、マンマル、何なのってところをリュウジ君から説明してもらいたいんですけど。
そうですね、名前の通りアミューズメントデイサービスということで、アミューズメントを本当に楽しんでもらうというところを軸に、
例えばなんですけれども、パチンコ台であったりマージャンであったりといった、普通のデイサービスに全部が置いてあるわけではないようなレクリエーションだったり、
お楽しみ要素を用意しつつ、運動であったりとか、認知症予防であったりとかっていうところをバランスよく鍛えていただけるという、
そういった施設のコンセプトになっております。
デイサービスにパチンコってあっていいのかみたいな。
もちろん、お金を入れて遊ぶわけではなくて、ゲームセンターに置いてあるようなメダルが出てくるタイプ。
メダルももはや出ないように設定はしてあるんですけど、ただただハンドルをひねったらパチパチ玉が中で回るだけの設定にはしてあるんですけれども、
そういったものを置いてます。
すごいよね、だって一般デイサービス、俺のイメージ、おじいちゃんとおばあちゃんがジェンガとかして遊んでるとか、
ジェンガもあるんですけど。
パチンコ、マージャン、世間一般で言うとあんまりデイサービスに置いてなさそうなものが置いてあるってところが、
なんでそれを置こうと思ったの?
僕が5年ぐらい働いてたデイサービスは、つかちゃんがイメージするような従来型と言いますか、
昔デイサービスの取り組みを行っているようなところで、
そうなると特質上女性のご利用者様がすごく多くなりがちというか、
大体8割9割ぐらいどこのデイサービスさんも女性が多くなりがちなんですけれども、
僕結構男だから、自分が男だからってのもあって、男性のご利用者様すごく、
女性の方も大事ですけど、男性のご利用者様も大事にしたいなっていうところで、
ちょっと男性の方を楽しめる取り組みないかなと思ったときに、
パチンコとかマージャン好きってよく聞くなと思って、単純な発想ですけど、
そういうので選択肢の一つとしてパチンコとかマージャンもできるし、
もちろん従来の遊びもできるしっていろんなことができたら、
男性も女性もバランスよく通えるようなデイサービスになるんじゃないかなと思って着想した感じで。
介護サービスの重要性
確かに。なんか確かに、おばあちゃんのイメージをすると、
おばあちゃんってなんかコミュニケーション能力高いから、
どこに行っても誰とでも喋ってる感じするけど、
おじいちゃんってなんか一人でいるイメージがちょっとあって。
結構やっぱね、女性はいきなり知らない場ポンって放り込まれても、
その場にいる人同士で仲良くしたりとかするけど、
日本の人って共通の何か話題があるとか、
そういったのがないとちょっとコミュニケーション取りづらいよねっていうのは結構よくある場面なので、
まあね、共通の話題としてパチンコマージャンがあったらいいんじゃないかなと思って。
確かに。行きたくなるしね。
実際お金かけて行ってるパチンコもマージャンもジャンソーもお金かけなきゃいけないってなってくると、
結構大変だったりするし、
それをデイサービスに入れることによってコミュニケーションツールの一個に落としていくみたいな。
そうですね。そんな感じのイメージです。
いやいや、オリジナルの発想というよりは他の県外での選考事例とかももちろん参考にしながらですけど、
考えていったっていう感じです。
すごい。
実際今は利用者さんでいうと半々ぐらいなの?
そうですね。男女比は半々ぐらいですね。
すごいね。じゃあ大体女性が9割みたいな、8割9割になるところが半々にちゃんと持ってっていいバランスになる。
そうですね。そこら辺は結構自分の当初の思惑通りじゃないですけど、多少なってくれているのかなと思います。
さすがですね。
ありがとうございます。
そもそも高齢者デイサービスっていうのが、聞いてる人もしかしたらイメージつかないかもしれないからそこも説明してほしいんだけど。
そうですね。高齢者デイサービスっていうのが基本的にご自宅で介護をされている方の介護保険というものを使っている方を対象にしているサービス、介護保険のサービスで、
日中ですね、基本的には日中、例えば7時間とか8時間とかを家でお預かりさせていただいて、朝を迎えに行って夕方にお送りするっていうところまでのサービスで、
デイサービスの中でご飯食べたりとかお風呂に入ったりとかっていう日常的なケアもサポートしていくという、
そういった中でリハビリであったりとか脳トレっていう、その方の能力を維持であったり向上してもらうような取り組みを行っていくという、そういった場所になります。
なるほど。
利用者さんからすると家以外の一個の居場所みたいな。
そうですね。かつ家族さんからすると、例えばお仕事行くんだけど日中見る人がいないよとか、
あとは本当に家族さんがちょっとでも介護から一時でも離れられて安心できる時間を作ってあげるとか、そういった家族さんへのケアっていう観点もものすごく大事な視点になるかなと思う。
なるとリハビリからすると、まずは利用者さんファーストで利用者さんがいかに楽しめるか、孤独感じないかみたいなところが一個ありつつ、家族の方もしっかり。
そうですね。うちはそこもちょっとこだわってる部分が一個あって、他のデイサービスさんって結構夕方4時ぐらいに終わって送迎、帰りの送り、家までの送りが始まっちゃうところって結構多いんですけど、
うちは夕方5時まで見ることによって家の家族さんが仕事終わってからとか、家事を一息ついてからぐらいのタイミングの夕方にご利用者さんが家に帰ってくるっていう、そういったようになるようにというか、5時まで見るっていうのをうちはやってまして。
じゃあちょうどそうだよね、確か4時とかだと買い物行けなかったりとか、料理作り始めるタイミングどうしようとか。
そういうのも結構前職の経験からやっぱちょっとあったので、ご利用者様に対しては楽しんで、あそこだったら行ってもいいかなと思ってもらえるようにする。
家族さんへはなるべくそういう長い時間見ることで、安心してその方を支える環境づくりをしてあげるっていう両方の観点を大事にしてはいますね。
すごいな。
ちょっと真面目な話になっちゃった。
最初のこんにちはみたいに言ってるやつとは思えないぐらい真面目なことが出てきて。
お待たせ言うてるね、誰が待っとんねんっていう状況が。
すごいな、すごいしか出てこないけど。
それは前職の働いてる時に、こうしたらもっと良くないみたいなのが自分の中にあって、それを実現してるっていう感じ?
そうですね、もちろん前職もすごい良い職場だったし、良いデイサービスだったんですけど、痒いところに手が届かないじゃないかけど、
どうしても自分の前職の会社って結構大きい会社だったので、うちの事業所だけの独断で何か変えられたりとか決められたりすることでもないよねっていう部分に、
実は地域のニーズが眠ってたりとか、そういう場面を結構自分の中では体感してきて、
自分がやるこういったちっちゃい事業所だったら、そういうところにも手を届かせてあげられるんじゃないかなと思って、やるしかねえかっていう感じで起業しちゃったっていうのもありますね。
すごいよな、自分の26を思うとさ、ちょうど俺東京で3、4年目ぐらいか。
俺大学卒業して、26だもんね、だから就職して3年目ぐらいか。
そろそろ一人で仕事できるようになってきたと思う。
そうか、まだ福井には来てない時か。
全然来てない。
若き起業家の経験
だから、そのタイミングでもう起業してるんだみたいな。
まあ結構ちょっと早かったかなと思いつつ、スカと俺でちょっと違うのは、1年も俺の方が早く社会には出てるというか、
他の短期大学で3年で卒業だったので、他の大学生と比べると1年早く社会にも出てるっていうところがあって、
それにもあって、ちょっと若干経験値じゃないですけど、社会人経験積んでいってやろうってなったのも若干あったりはします。
確かにそうか。ちょうど俺が会社辞めて福井に来たのも5年目ぐらいだったから。
ちょうど5年目ってなんか節目じゃないですけど、若干節目感はあるじゃん。
確かにそうだな。
そこはちょっとあったね。
なるほどね。
いやでも結構勇気いるじゃん。
いるね。
俺の場合は一応仕事として、一定の給料をもらえる立場で、しかもやりたいことでっていう、両方を叶えられる立場でしてるから。
リュウジの場合も起業して経営者になりますってなるとさ。
そうだね。同じフィールドではあるんだけど、やることって本当に全部が全部つながってることじゃないというか、新しいことも本当にいっぱいあるっていう感じだったから、
なかなか最初は大変でしたね。今も大変だけど。
もし言える範囲があれば、その経営者の苦悩みたいな、26歳から経営を始めるってなると、いろいろあんのかなと思って。
そう、なかなか言えない話もいっぱいあるはあるんだけど。
そこで言うとやっぱ人の部分、若くして始めるっていうのがいいこともいっぱいあると思うんだけど、
やっぱ若い人がやってるっていうので、もちろん自分のところの会社のスタッフもそうだし、周りからお客さんからの目もそうだし、やっぱ大丈夫かなみたいな。
確かに。
大丈夫かなみたいな目で見られがちなのはやっぱすごく今でもだけどあるかなっていう。
スタッフさんも利用者さんも当然年上みたいな。
アミューズメント・デイサービスの意義
全員年上、年上。基本僕が前職で5年間いたときも年下はほぼほぼいなかった。
介護業界自体が若干年齢層を高めというか、新卒であんまり入ってくる場所じゃないから。
そうなんだ。
そう、実はそうで。
特に僕みたいなリハビリのこの分野、作業療法して、分野でいきなりそういった高齢者の地域っていうところ、ディサービスとかそういったところを選ぶ。
介護保険の方に行くっていうのは結構珍しいケースというか。
珍しいケースの中でも珍しいことやってるから。
本当に変なやつなんですよ。
すげえな。
パチンコとかマージャンとかがあるといいなって、当然コミュニケーション以外の部分もあると思うんだけど、どういうメリットがあるんですか?
そうですね、マージャンなんかで言うと本当に次何を送るとか予測するだったり、相手の手を読むとか、単純に指先使うっていうので脳にいい刺激を与えるので、
本当に認知症予防ってところにもすごく役立つっていうのも最近の研究でよく言われてたりしていて、
パチンコなんかも一緒で脳に刺激が入るっていうのと、
あとは昔やってたことを高齢になってからまた改めてやるっていうので、
昔を思い出すっていう経験がすごく記憶に対していいアプローチをしてくれたり、それも認知症予防になったりとかする回想法とか言われたりするんですけど、
もちろんそれはパチンコだけじゃなくて、エピソード、昔話とかもそうですけど、
そういうのはすごく認知症予防であったり、認知症の改善にすごくいいんですよっていうのはよくある話、研究の話。
だから別にただただ遊ばせるためだけにやるっていうわけでもなかったりする。
ちゃんと狙いもあってコミュニケーションが一括になるし、認知症予防にもなるし、割とメリットがでかい。
そうですそうです。
でも他のところはあんまりやってない。
置いてるところももちろんホラホラとあると思うんですけど、一体的にこうやって大々的にアミューズメントデイサービスですって押し出してるのは結構うちが独自性は高いかなと思います。
介護業界の未来
確かにね。アミューズメントデイサービスちょっと謎の言葉だもんね。
あえてちょっと、まあでもアミューズメントって聞くとなんとなく遊びとかを楽しそうは連想されるけど、ちょっとなんだって思わせるような名前にしたかったっていう戦略としてあります。
流氏は結構意外と戦略家っていう。
意外や意外ね。
確かに。
確かにね。いろんな狙いのもとやって、どう2年間起業してからやってみて。
そうですね。まあ大変なことを7、8割。楽しいことを1、2、3割みたいな。そんな感じではありますね。日々大変って言って。
でも始めたからにはもう続けるしかないみたいな。
そうですね。もう本当に絶対心が折れても直してやろうぐらいの気持ちで。本当に倒れるときは前のめりに倒れてやろうっていう気持ちで。
もう最後まで自分は絶対戦うぞっていう覚悟はもう始めるときに持ったので、そこだけは折れないようにやってますね。
すげえな。なんか26でその覚悟を背負って走ってきて。
ある意味若気の至りじゃないですけど、若いからかその勢いだからやれたっていうのもあって。
これが例えば30代半ばとか40代前半で家庭とか持ってっていう中でチャレンジして、もし失敗したなとかって考えるよりはまだ俺の今のこの身軽な状況の方がまだチャレンジしてもいいのかなっていうのはありましたね。
俺も仕事辞めて神奈川から移住してるっていう時点で、確かに身軽だったから動きが結構あった。
作目ももちろんあるから。
確かに。しかも男だから結婚考えてもねみたいなところは正直あって。
俺も人気付きの仕事に入るってなったときに心配する人もいたけど、それでも自分なりにはやりたいことがそっちにあって。
人気付きだろうが3年間、むしろ3年間安全保ちつつそれだけで。
やりたいことやらせてもらいながらお金もらえるんだぐらいのね。
むしろ行かない方が変じゃねえみたいな。
だからしたらそうなんやなって。
それで来てたけど。
でもね、安全がない状態で突っ走るのは本当にすごいと思う。
ある意味一個安全っていうか、この日本という国は命までは取られないっていうのがまた一つ。
あとは自分の中で国家資格を持ってるっていうのもすごくでかくて。
もしダメになっちゃったとしても、もう一度その同じような職業体で再就職する場所は探せばあるんじゃないかなっていう。
3段もありつつで。
ところが資格を持ってるっていうのは一個大事な自分の中のセーフティーネットになってるかなと思います。
確かに。
俺も一応教員免許あると思う。
そうよね。
一応教員免許ある。
でかいでかい。
困ったら教員していければ。
なんとか。
なんとかいける。
それはある。
これ地味に大事だなと思う。
チャレンジするっていうのはもちろんめちゃくちゃ大事だけど、一個セーフティーネットを自分の中で張るっていうのもチャレンジする上で大事なことなのかなって思う。
マジでそう思う。
俺も寺井さんも前回寺井さんも出てるし、俺もずっとチャレンジ応援を今2年間やってきてるけど、ただただチャレンジしに行くと安全ない裸一貫チャレンジは結構困ったときに投げられるものがなくなっちゃうから。
そうなんだよね。
やっぱりある程度の担保を持ってた方がやりやすいなって感覚がずっとあって。
結構今の時代的にもあってるかなっていうか。
特に若い子たちってリフク、ヘッジみたいなところに重点を置くような子たち多いと思うから、そういう時に一個そういう視点を持っておくといいんじゃないかなと思う。
しかも安全を最低限知っておけばいいから安全って。
十分な生活を考えた時にどこまで下げられるのか。
確かに。
俺は結構考えて、まあまあ生きるかみたいな。
確かに確かに。
まあまあそういうセーフティーネットの作り方もあるし、次の就職があるだろうみたいなセーフティーネットの作り方もあるし。
なんか経営者として今後どうしていきたいとかはある?
僕の会社として掲げてるのが、地域の介護に新たな選択肢を掲げさせてもらってて。
今回のアミューズメントデイサービスっていうのもちょっと地域に今まではなかった形のデイサービスということですし。
他の地域にも同じようなアミューズメントデイサービスをバッと広げていきたいというわけでもなくて。
とにかくやっぱり福井県のデイサービスっていうところにおいては結構選択肢が若干少ないなと思ってて。
自分が高齢者になった時のことを考えて、まあ選択肢が少ないと。
なんかこっちかこっちに行くしかないかぐらいだとちょっと寂しいなっていうのも思ったりしたのもあって。
だから自分が選択肢を増やしていきたいなっていうのを思っての起用もあったので。
なんでそういったところを進めていきたいなっていうのが一応経営者のビジョンかなっていう感じです。
確かに選択肢はそうか。俺からすると、なんかその高齢者になった時の感覚が全くないから。
そうだね、普段触れないところだったりするから。
まあなんかその人生の、言ってしまえばそのもう本当に最後の、自分の人生という教科書じゃなくて人生という小説の中の一番最後の章っていうところで、
人生の最終章の楽しさ
なんかちょっと微妙な終わり方するってすごいその物語自体が微妙で終わっちゃうようで俺はすごく嫌だなって思うから、
そこでその場に関われるっていうのはすごい幸せな仕事だなと思うし、
そこをなんか盛り上げれる本当に最終章めちゃくちゃ楽しい物語にしてあげられるようななんか選択肢を増やしたいなっていうのは思いとしてすごくあります。
確かに。
だから確かにデイサービスは確か最終章って言葉が結構ぴったりハマってる感じがいまして、
なんかこのネタ切りになっちゃうともうどうしようもないというか。
そうですね、そのネタ切りの人を受け入れる施設であったりとかっていうのはもちろんあるし、
そういったところのことももちろん考えないとなと思ってるんですけど、
なるべくその人がその人らしくその方が生まれ育ったりとかずっと暮らしてきたなじみのある地域で最後を迎えてほしいなっていうのは僕、
特に僕の医療職がね、もともとデイサーの作業療法士っていうリハビリの資格はそういったところが大事な視点だったりもするんで、
そこの視点を大事にしながら最後まで住み慣れたところ、地域でいい終わり方を迎えてほしいなっていうのは思い出しております。
確かに。
そりゃそうだよね。
いや、まあ想像したらそうだわ。
自分が高齢者になってなんかもう寂しくて終わるってなった時に。
もちろんね、そういう本当にどうしようもない状況の時に受け入れる先っていう意味でやっぱ施設だったりとかっていうのはもちろん大事な役割なんだけど、
本人さんが望んで最後まで自宅で家でとかっていうんだったらそこをいかにサポートできるかっていうところに僕らは頑張っていかなきゃいけないなっていうふうに思ってますね。
だからなんだろう、なんかそうだな、なんかちょっと例え違うんだけど、例えば社会人になった時に高校と大学めっちゃ楽しかったなって言って、
なんか今どうなのみたいなね。
俺なんか定食考えた時それ結構あったんだけど、
で、まあ今移住してきて、まあ今が一番楽しいって言えるんだけど、
じゃあ高齢になった時に、高齢になった時にもあの社会人のあのところ楽しかったけど今はなって言ってるとなんかすごい寂しいなと思って。
常に今が一番楽しいっていう状況の人生で俺もありたいし。
なんかそういう意味でなんかめっちゃ大事だなって今思った。
ありがとう。
すごい、超いい話。
仕事の話もうちょっと聞いていきたいと思いつつ、時間がそろそろ来ているので、
これからリュウジの仕事に至るまでみたいなところを、
次回おいたち編を聞きたいなと思っているので、
ちょっと1回ここの仕事編はここまでにさせてもらって、
次回リュウジのなんでその選択をしたのかみたいな、
そもそもリュウジくんどういう子供だったのみたいな、
おいたちを聞いていきたいなと思います。
じゃあ最後にあの告知だけしたいなと思ってるんですけど、
この番組聞いていいなと思った人は、
ぜひお手持ちのホットキャストアプリで番組のフォローと、
あと友達のシェアをよろしくお願いします。
この番組はもう口コミでしか広がらないので、
いいなと思ったら本当にストーリーなりXなりポストしていただけると嬉しいです。
番組の感想は概要欄にある感想フォームから記入するか、
Xでハッシュタグふくいで転生をつけて送ってください。
この番組は毎週木曜日ビューの朝7時に更新しますので、
また来週の朝7時リュウジくんのおいたち編をお送りするので、
ぜひお楽しみにしてください。
それでは聞いていただきましてありがとうございました。
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